2016年10月のエントリー 一覧

2016/10/30 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 エイシンヒカリ 牡5 58.0 武豊
2 02   クラレント 牡7 58.0 内田博幸
2 03 アンビシャス 牡4 58.0 横山典弘
3 04   サトノクラウン 牡4 58.0 福永祐一
3 05   ロゴタイプ 牡6 58.0 田辺裕信
4 06   アドマイヤデウス 牡5 58.0 岩田康誠
4 07   サトノノブレス 牡6 58.0 シュタル
5 08 モーリス 牡5 58.0 ムーア
5 09 ルージュバック 牝4 56.0 戸崎圭太
6 10   カムフィー 牡7 58.0 蛯名正義
6 11   ヒストリカル 牡7 58.0 田中勝春
7 12 リアルスティール 牡4 58.0 M.デムーロ
7 13   ヤマカツエース 牡4 58.0 池添謙一
8 14 ステファノス 牡5 58.0 川田将雅
8 15 ラブリーデイ 牡6 58.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ
01が一応の逃げ。他馬を前に行かせる可能性あるも、ペースの鍵を握る。 超スローにまではならないと思われる。
信頼度
C
実力拮抗
実力伯仲の好メンバーも、抜けた馬の存在はなく、波乱の可能性も内在。
予想本文 

~ 粒ぞろい ~
 昨年の上位組に加え、復帰する実力馬に海外遠征帰りも合流し、フルゲートにこそ満たないものの、個性的なタレントが揃った今年の天皇賞・秋。ドゥラメンテが引退し、キタサンブラックが不在であってもこれなら十分楽しめそうだ。

 迷うメンバー構成ではあったが、モーリスの本命にはあまり躊躇いはなかった。前走、札幌記念はあっさり勝利してほしいところではあったが、勝ち馬に逃げ切られた展開では仕方がない。そこから少し間隔が空いての参戦となるので、スローの中距離戦では折り合い面を考慮すると多少不安は残る。ただ、予定通りのローテでもあり、そもそも今の充実ぶりなら、杞憂の範囲か。展開的には怖いのは後よりも前の馬。できるだけ前にはつけて、直線上がり勝負に持ち込みたい。

 リアルスティールは、状態がどこまで戻っているかがポイント。毎日王冠を回避し、ぶっつけでここに臨まざるを得なくなった点は痛い。折り合いに不安のある馬ゆえ、当日の状態についてはしっかり見極める必要がある。やはりかなりの割引は必要だが、それでも現役トップクラスの実力馬に、当代一の騎手が駆る。キタサンブラック、ドゥラメンテとクラシックで凌ぎを削った一翼。両馬が不在となれば、いきなりの好走があっても驚けない。

 前走は5馬身差完敗も、直線で前が塞がる不利があったステファノス。前が開いてからは十分伸びていたので、やはり中距離ではさすがの実力馬。今回は一叩きの効果も十分見込まれ、追い切りも絶好調。外枠の不利はあるが、昨年2着した際と同じで、それほど気になる材料とはならない。前走の大敗で多少でも人気が落ちるようなら旨味も大きい。

 毎日王冠でのルージュバックは、鮮やかな勝ちっぷり。落ち着いたペースだったにも関わらず、長い東京の直線を利して、後方待機から差し切った。牝馬らしい切れ味を活かした勝利。これだけの実力馬でありながらここまで無冠。牡馬混合戦ではあるが、東京2000mは絶好の舞台でここは要注目。

 脚質上、どうしても負けるときは大敗となるエイシンヒカリ。ただ、自分のペースに持ち込めれば実に強く、香港、フランスでのG1の勲章はその賜物。芝の重い英国では力を出せなかったが、当然、国内での巻き返しは見込める情勢。しかも同型不在の上、最内枠を引いたことも後押し。海外帰りで間が空いている点のみ気がかりではあるが、あっさり完勝してもおかしくはない。

 昨年の覇者、ラブリーデイ。近走は好走止まりではあるものの、この馬自体の力のピークを超えているとみるか、単なる相手関係とみるかは微妙なところ。ただ、自身の競馬はしっかりこなし着実に着を拾う実績は信頼に足るもの。外枠は歓迎しないが、得意距離で再び花を開くことも。

 宝塚記念では期待に応えられなかったアンビシャス。前走の毎日王冠ではルージュバックと叩き合い、中距離では高い地力があることを再度アピール。大阪杯でキタサンブラックを降したその力は、折り合いさえつけばG1級。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

08
→12,14,01,09,15,03
(90点)
今回のメンバー感の実力差は拮抗しており、多分に展開による影響が大きい。やはり鍵となるのはエイシンヒカリ。ハナにはこだわらないがこの馬の出方次第のところは否めない。おおよそは平均以下のスローでの瞬発力勝負となる。前も止まらないため、あまり後方に位置しては届かない。理想は前に位置しながら、早い上がりを使えるタイプで、必然モーリスを中心視したい。ただ、相手候補はかなり絞りづらい。推奨としては3連単、モーリスの一頭軸マルチ馬券とする。
2016年10月23日(日) / 京都 3000m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 3  ◎  サトノダイヤモンド 牡3 57 ルメー  3:03.3  1
2[6] 11  ☆  レインボーライン  牡3 57 福 永  2.1/2   9
3[7] 13      エアスピネル    牡3 57 武 豊  ハナ    6
4[3] 6  ○  ディーマジェスティ 牡3 57 蛯 名  クビ    2
5[4] 8  △  ミッキーロケット  牡3 57 和 田  1.1/2   4
6[2] 4  △  シュペルミエール  牡3 57 北村宏  ハナ    7
7[8] 18      マウントロブソン  牡3 57 川 田  1.1/4   12
8[1] 1  ▲  カフジプリンス   牡3 57 岩 田  ハナ    3
9[4] 7  ☆  レッドエルディスト 牡3 57 四 位  クビ    5
10[8] 17      ジュンヴァルカン  牡3 57 Mデム  1.3/4   8
11[8] 16      プロディガルサン  牡3 57 田 辺  クビ    11
12[5] 10  ☆  ウムブルフ     牡3 57 浜 中  2      10
13[3] 5      ミライヘノツバサ  牡3 57 藤岡康  1/2     13
14[7] 14      アグネスフォルテ  牡3 57 松 山  2      18
15[1] 2      ジョルジュサンク  牡3 57  幸   2.1/2   14
16[6] 12      コスモジャーベ   牡3 57 丹 内  1.3/4   15
17[5] 9      イモータル     牡3 57 ヴェロ  8      17
18[7] 15     Bサトノエトワール  牡3 57 池 添  4      16
  
払戻金 単勝 3 230円
    複勝 3 130円 / 11 500円 / 13 430円
    枠連 2-6 2960円
    馬連 3-11 3510円 / 馬単 3-11 4720円
    3連複 3-11-13 17550円 / 3連単 3-11-13 69380円
    ワイド 3-11 1080円 / 3-13 950円 / 11-13 5460円
  

感想と言い訳?!

 サトノダイヤモンドが実に強い内容で完勝しました。懸念されていた距離や折り合い不安を圧倒する力量差でねじ伏せるといった形で、3強が3冠を分け合う心情的に望ましい結果となりました。

 後は2着、3着争いですが、ここが予想外といえば予想外の結果。2着は札幌記念でモーリスにクビ差攻め寄った実績馬、レインボーライン。3着には、3強でなく4強ならこの馬!といえるエアスピネル。どちらも実力はこのメンバーではトップクラスながら、距離不安があり軽視してしまった馬たちです。レースは比較的ハイペースだったのですが、それでも普通に距離を度外視しての力量馬が上位に来たという結果でした。特にエアスピネルはここまで無冠であることが気の毒なほどの好走でした。さすが長距離での武騎手ですね。

2016/10/23 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り

  • 見込み
スタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに、少しでも内に潜り込み距離を稼く必要がある。そのためにはスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイントとなる。当然、内枠はこの点においてかなり有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 カフジプリンス 牡3 57.0 岩田康誠
1 02   ジョルジュサンク 牡3 57.0 幸英明
2 03 サトノダイヤモンド 牡3 57.0 ルメール
2 04 シュペルミエール 牡3 57.0 北村宏司
3 05   ミライヘノツバサ 牡3 57.0 藤岡佑介
3 06 ディーマジェスティ 牡3 57.0 蛯名正義
4 07 レッドエルディスト 牡3 57.0 四位洋文
4 08 ミッキーロケット 牡3 57.0 和田竜二
5 09   イモータル 牡3 57.0 ヴェロン
5 10 ウムブルフ 牡3 57.0 浜中俊
6 11 レインボーライン 牡3 57.0 福永祐一
6 12   コスモジャーベ 牡3 57.0 丹内祐次
7 13   エアスピネル 牡3 57.0 武豊
7 14   アグネスフォルテ 牡3 57.0 松山弘平
7 15   サトノエトワール 牡3 57.0 池添謙一
8 16   プロディガルサン 牡3 57.0 田辺裕信
8 17   ジュンヴァルカン 牡3 57.0 M.デムーロ
8 18   マウントロブソン 牡3 57.0 川田将雅
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
長距離戦ゆえの当然のスローペースではあるが、位置取り争いの前半の流れは微妙。
信頼度
C
ヒモ穴注意
春の実績馬には引き続き一定の信頼がおけるが、別路線組の能力や成長度はまだ底が割れていない。
予想本文 

~ 3 - 1 = 2 ? ~
 史上最高とも言われた3強対決のダービーを制したマカヒキは遠くフランスの地で惨敗を喫するという結果に終わった。国内に残った2強はそれぞれ順当にトライアルを制し、残り1冠の長距離レース、菊花賞へ挑む。春から秋。3強から1頭減って2強対決となるのか、夏を越して他馬が割って入るのかが、注目ポイント。

 3冠は3強で分け合ってほしいという心情的な部分も手伝って、サトノダイヤモンドを本命。高いレベルのメンバーが揃った神戸新聞杯で、休養明けながらきっちり人気に答えての勝利は評価。長距離どんと来い!とまでは言い切れない面はあるが、地力最上位であることは間違いないだろう。好位から34秒台の脚で上がれる点にも安心感がある。仮に他馬に足元を救われたとしても、大敗する姿はちょっと想像できない。軸馬筆頭。

 対抗格にはやや迷いを残しつつもやはり2強の一角、ディーマジェスティ。セントライト記念のレベルにはやや疑問を残すも、3コーナーを外からまくって力でねじ伏せる競馬。着差以上に強さを見せつけた感。本番で同じ競馬をするかどうかはわからないが、折り合いに全く不安のない馬だけにこの距離への適性は疑いようがない。ただ、2強のうちどちらかが飛ぶとしたら…を想定した場合、難しい取捨ではあるが、やはり神戸新聞杯組が怖く、一歩譲った。

 神戸新聞杯ではサトノダイヤモンドに3馬身以上引き離されたカフジプリンス。だが、最後の末脚は目を見張るものがあり、脚を余した結果ともいえる。菊花賞で好走する穴馬タイプの夏の上がり馬のステイヤー。さらに最内枠を引き当てたとなれば、評価は当然の急浮上。追い切りの状態も絶好で、2強に割って入るムードが漂う。

 前走、サトノダイヤモンドをクビ差まで詰め寄ったミッキーロケット。血統的に距離の不安が残るが、2400mをこなしたことは大きい。スローからの瞬発力勝負は得意スタイルでもあるし、脚を貯めることさえできれば、この舞台でも上位は狙える地力の持ち主。

 夏の上がり馬としては、シュペルミエールも脅威の存在。長く良い脚が使えるタイプで、長距離向きの脚質。最初から長めの距離を意識して使われ、その中で大崩れしていない実績にも好感。内目の好枠を引き、相手は強いがここでも通用する可能性は十分ある。

 ダービーでは不完全燃焼に終わったレッドエルディスト。しかし休養を挟んでの前走は大健闘の3着。末一手の難しい側面があるが、ハマれば面白い。

 ウムブルフは条件馬ながら、長距離路線で連勝中。折り合いには自身があり、この距離はお手の物。今なら皐月賞ほどの差はつかないはず。

 マイル戦も使われているだけに距離適性には不安が残るが、強力メンバーの札幌記念の好走が光るレインボーラインにも1票投じておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

03
→06,01,08,04,07,10,11
(42点)
軸2頭マルチ:
03=06
→01,08,04,07,10,11
(36点)
結局は、3-1=2。サトノダイヤモンドとディーマジェスティの一騎打ちは濃厚と考えざるを得ない。ただ、どちらかとなると、サトノダイヤモンドを推す。その意味でも本線はサトノの1着流し。2頭軸マルチながしはあくまで押さえとして。ただ、その場合のヒモの範囲は可能な限り広げておきたい。距離不安も地力あるエアスピネル、ミルコ駆るジュンヴァルカン等、その候補は事欠かない。
2016年10月16日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  △ ヴィブロス     牝3 55 福 永  1:58.6  3
2[2] 3  ▲ パールコード    牝3 55 川 田  1/2     4
3[7] 15  △ カイザーバル    牝3 55 四 位  1/2     8
4[1] 2  ○ ジュエラー     牝3 55 Mデム  クビ    2
5[3] 5     レッドアヴァンセ  牝3 55 武 豊  1.3/4   5
6[5] 9     クロコスミア    牝3 55 岩 田  1/2     10
7[2] 4  ☆ パーシーズベスト  牝3 55 ルメー  クビ    9
8[7] 14  ☆ ミエノサクシード  牝3 55 川 島  クビ    7
9[4] 8     デンコウアンジュ  牝3 55 内 田  クビ    6
10[5] 10  ◎ ビッシュ      牝3 55 戸 崎  クビ    1
11[8] 18     キンショーユキヒメ 牝3 55 松 若  1/2     14
12[6] 12     ウインファビラス  牝3 55 松 岡  3/4     15
13[3] 6     ゲッカコウ     牝3 55 和 田  アタマ  18
14[6] 11  ☆ フロンテアクイーン 牝3 55 蛯 名  1.1/4   12
15[8] 16     ダイワドレッサー  牝3 55 川 須  1.1/4   13
16[1] 1     エンジェルフェイス 牝3 55 浜 中  9      11
17[8] 17     ネオヴェルザンディ 牝3 55 松 山  1.1/4   17
18[7] 13     ワンダーピルエット 牝3 55 小 牧  1.1/2   16
  
払戻金 単勝 7 630円
    複勝 7 220円 / 3 380円 / 15 480円
    枠連 2-4 1870円
    馬連 3-7 3550円 / 馬単 7-3 6170円
    3連複 3-7-15 20940円 / 3連単 7-3-15 95520円
    ワイド 3-7 1110円 / 7-15 1790円 / 3-15 2950円
  

感想と言い訳?!

 主力不在の混戦模様の秋華賞は好位から直線で鋭く伸びたヴィブロスが戴冠。姉が涙を飲んだこのタイトルをあっさり獲ってしまいました。2着にはパールコード、そして3着はカイザーバルと、概ね有力どころが上位独占の結果になりましたが、1、2番人気が飛んだことでそれなりの配当になりました。特にビッシュは418キロと遠征もあって馬体重を落としたことも影響したか、不完全燃焼な内容となりました。

2016/10/16 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   エンジェルフェイス 牝3 55.0 浜中俊
1 02 ジュエラー 牝3 55.0 M.デム
2 03 パールコード 牝3 55.0 川田将雅
2 04 パーシーズベスト 牝3 55.0 ルメール
3 05   レッドアヴァンセ 牝3 55.0 武豊
3 06   ゲッカコウ 牝3 55.0 和田竜二
4 07 ヴィブロス 牝3 55.0 福永祐一
4 08   デンコウアンジュ 牝3 55.0 内田博幸
5 09   クロコスミア 牝3 55.0 岩田康誠
5 10 ビッシュ 牝3 55.0 戸崎圭太
6 11 フロンテアクイーン 牝3 55.0 蛯名正義
6 12   ウインファビラス 牝3 55.0 松岡正海
7 13   ワンダーピルエット 牝3 55.0 小牧太
7 14 ミエノサクシード 牝3 55.0 川島信二
7 15 カイザーバル 牝3 55.0 四位洋文
8 16   ダイワドレッサー 牝3 55.0 川須栄彦
8 17   ネオヴェルザンディ 牝3 55.0 松山弘平
8 18   キンショーユキヒメ 牝3 55.0 松若風馬
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
各馬、様子を伺いながらではあるが、京都内回りを意識すると、必然ペースが早まる。
信頼度
D
混戦
本命馬不在の混戦レース。京都内回りのコース形態も手伝い、波乱含み。
予想本文 

~ 主役欠席 ~
 トライアルで鬼脚を見せたシンハライト。間違いなくこの馬がこのレースの中心を担うはずが、まさかの屈腱炎。メジャーエンブレムも戦線離脱しており、非常に残念ではあるが、有力馬不在の混戦模様を呈してきた今年の秋華賞。2番手候補だったジュエラーもトライアル大敗でさらに混迷を極める。

 オークス3着、秋初戦の紫苑Sでは圧勝劇を見せたビッシュ。後方からコーナーで楽にまくって、直線では突き放す完勝で、実に強い内容。シンハライトら、クラシック組有力馬と、どこまでやれるか楽しみな素材ではあったが、軒並み不在となれば、ここは大きなチャンス。小柄な馬だが、馬体はしっかりしてきており、後は関西遠征がどうでるか。

 桜花賞馬、ジュエラー。骨折からの注目の復帰戦のローズSは大敗を喫した。無論、本番を見据えての叩き台であることは承知の上だが、暗雲が立ち込めたには違いない。ローズSは重馬場だったことの影響も多少はあるかもしれない。また、展開を見越して初めて先行という戦法もとった。シンハライトが後方に控えながら、それでも豪脚で差し切ったことに比べると、明暗の差が大きく出てしまった。大型馬ゆえ、当然、叩いての良化は十分に考えられるが、オークスを経験していない以上、どうしても「距離の壁」もちらつくのも否めない。

 秋初戦の前走は人気の割には案外な5着に終わったバールコード。叩いての上積みがどこまで見込めるかだが、今の情勢であれば期待感の方が大きい。瞬発力勝負となると、少々不安が残るが、本調子なら地力上位。

 前走紫苑Sでは不利がありながらも2着に食い込んだヴィブロス。ヴィルシーナの全妹で血統的な裏付けもあり、思った以上に器用なタイプのようだ。脚質的にも安定した競馬が望めるだろう。

 本来、このレースはデータ的にローズS組の方が相性がいい。そこで3着のカイザーバル。勝ち馬の圧倒的末脚に目を奪われたが、この馬も34秒台で上がっている。そして、その勝ち馬が不在となれば、必然注目の存在。

 春の大舞台を含めて、常に安定した成績を残してきたフロンテアクイーン。秋もまずまずの始動となり、相手なりに走る安定した末脚はここでも通用するはず。

 上がり馬ミエノサクシードも面白い。追い込み一手の脚質が京都内回りではネックとなるが、ここ2走の末脚をみると期待も高まる。

 条件馬ながら、鞍上に期待のパーシーズベスト。今回主力を形成する紫苑S組での4着は軽視できず要警戒。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

10=02
→03,07,15,11,14,04
(36点)
ともかくも、大本命馬が不在。トライアルでは紫苑SよりローズSの方が圧倒的に分がいいが、勝ち馬の強さばかりが目立ってこれといった候補がいない。必然的に叩いて変わり身期待のジュエラーに目が行く。一方の紫苑Sではやはりビッシュの強さが際立った。かなり押し出され気味だが、馬券はこの2頭から。3連単2頭軸マルチながし。相手は手広く。
2016年10月2日(日) / 中山 1200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ○ レッドファルクス  牡5 57 Mデム  1:07.6  3
2[8] 15  ▲ ミッキーアイル   牡5 57 松 山  アタマ  2
3[2] 4     ソルヴェイグ    牝3 53 田 辺  クビ    9
4[3] 5  △ シュウジ      牡3 55 川 田  クビ    5
5[4] 7     スノードラゴン   牡8 57 大 野  ハナ    12
6[8] 16  ☆ ネロ        牡5 57 内 田  アタマ  8
7[5] 9     サトノルパン    牡5 57 和 田  クビ    14
8[2] 3     ティーハーフ    牡6 57 池 添  ハナ    16
9[6] 12     レッツゴードンキ  牝4 55 岩 田  クビ    7
10[3] 6     ベルカント     牝5 55 蛯 名  クビ    11
11[1] 2  ☆ ブランボヌール   牝3 53 武 豊  クビ    6
12[1] 1  ◎ ビッグアーサー   牡5 57 福 永  1/2     1
13[7] 14  ☆ ウリウリ      牝6 55 戸 崎  アタマ  10
14[5] 10     レッドアリオン   牡6 57 川 須  クビ    15
15[6] 11  △ ダンスディレクター 牡6 57 浜 中  アタマ  4
16[4] 8     サクラゴスペル   牡8 57 横山典  1.1/4   13
  
払戻金 単勝 13 920円
    複勝 13 380円 / 15 290円 / 4 740円
    枠連 7-8 2000円
    馬連 13-15 4490円 / 馬単 13-15 8240円
    3連複 4-13-15 42230円 / 3連単 13-15-4 180060円
    ワイド 13-15 1470円 / 4-13 3470円 / 4-15 3450円
  

感想と言い訳?!

 短距離戦ですからこういうこともあるのですが、それにしても不完全燃焼に終わったビックアーサー。これが最内枠の怖さですね。コーナーでは行き場を失い、直線では力任せに進路をこじ開けようとしましたが、躓いてジ・エンドでした。

 勝ったのはやはりのミルコ、レッドファルクス。理想的な逃げを打ち、勝利確定気味だったミッキーアイルを見事に追い落としました。注目された3歳馬ですが、一番人気薄だったソルヴェイグが混戦捌いて3着。ビックアーサーを外していたとしても、ちょっと馬券的には難しかったかなぁ…という一戦でした。

2016/10/2 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 C
  • 芝1200m
    外・右回り

  • 見込み
常にコーナーとなるため、外枠は不利。テンからの早いペースについていき、直線の急坂でも耐えることができる先行馬が理想。差し馬は直線前には捉える必要がある。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ビッグアーサー 牡5 57.0 福永祐一
1 02 ブランボヌール 牝3 53.0 武豊
2 03   ティーハーフ 牡6 57.0 池添謙一
2 04   ソルヴェイグ 牝3 53.0 田辺裕信
3 05 シュウジ 牡3 55.0 川田将雅
3 06   ベルカント 牝5 55.0 蛯名正義
4 07   スノードラゴン 牡8 57.0 大野拓弥
4 08   サクラゴスペル 牡8 57.0 横山典弘
5 09   サトノルパン 牡5 57.0 和田竜二
5 10   レッドアリオン 牡6 57.0 川須栄彦
6 11 ダンスディレクター 牡6 57.0 浜中俊
6 12   レッツゴードンキ 牝4 55.0 岩田康誠
7 13 レッドファルクス 牡5 57.0 M.デムーロ
7 14 ウリウリ 牝6 55.0 戸崎圭太
8 15 ミッキーアイル 牡5 57.0 松山弘平
8 16 ネロ 牡5 57.0 内田博幸
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
外から15がかぶせての逃げる。おそらくはこれに競りかける他馬もなく、平均ラップを刻みそう。差すにしてもある程度前での競馬が必要か。
信頼度
C
混戦
波乱も多い電撃戦。1つ抜けた本命馬ですらも油断はできぬ状況。
予想本文 

~ 秋G1戦線開幕告げる電撃戦 ~
 遠くフランスでは日本のダービー馬が悲願に挑むが、こちらも秋のG1シリーズが開幕する。近年は荒れる傾向の強い同レース。今年は先行の本命馬が最内枠。一定の信頼は置けるも伏兵陣は多彩で予断は許せない。

 それでもここは素直にビックアーサーを信頼。休養明けの前哨戦をしっかりと貫禄の勝利。 それも果敢にハナを切って押し切る形で、力の違いを見せつけた。ただ、一方で行きたがる面も見せており、一叩きされたことでこの点の改善がどこまで見込めるかがポイントにはなりそう。それがクリアできれば、最内からの先行できる強みを活かして、スプリント春秋連覇も手が届くはず。

 対抗格には少々迷ったが、レッドファルクスを抜擢。右回りに実績がなく、評価できる芝の実績もほぼ前走のみ。だが今の状態ならすべて克服できるのではなかろうかと思えるほどの充実ぶり。調教の状態は最高潮に近い状態で、ここに前走に引き続いての名手を得たとあらば、狙ってみる価値は十分。差し馬だけに、前が止まらない展開とならなければ、このメンバーでも通用するはず。

 外枠を嫌って評価をやや下げたが、高松宮記念2着馬、ミッキーアイルも当然の実力馬。今回のメンバー構成では外からでも楽にハナに立つ展開が濃厚。高松宮記念からのぶっつけは決して歓迎できる材料ではないが、うまく自身のペースに持ち込めれば簡単には潰れない。やはりスプリント戦ならこの馬は有力馬の一頭。

 ダンスディレクターは本命馬に2度先着しており、春の時点では実績も上位だった。高松宮記念は出走していれば、かなりの人気も背負ったであろう。そんな中、注目された復帰戦だが、さすがにその末脚は不発に終わった。ただ、終始、叩き台としてのレースに専念していた節もあり、この本番で本領を発揮してくる可能性は高い。後方待機型ゆえ、末脚不発のリスクがあるものの、ハマれば当然首位争い。

 古馬陣が混戦模様ゆえ、やはり新鋭の3歳馬に食指が動く。その筆頭には好調維持するシュウジを推す。父を彷彿させるかの如く、スプリント戦で輝きを放ちはじめた。古馬を相手に北海道での連続重賞2着は評価に値する内容。前で競馬ができる点も強み。

 こちらも3歳馬、ブランボヌール。3歳牝馬の53キロの斤量も魅力。秋始動の前走では、クラシック戦線からスプリントへ目先を変え、開眼思わせる快勝となった。勢いに乗って連勝してしまう可能性も十分。

 実績的にウリウリもまだ捨てきれぬ。同日に全弟マカヒキが凱旋門賞に挑戦。兄弟G1制覇の場面がどうにもちらつく。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着固定ながし:

01
→13,15,11,05,02,16,14
(42点)

2着固定ながし:
01
→13,15,11,05,02,16,14
(42点)
やはり、基本的にはビックアーサーを信頼したい。ここに向けての死角が少なく安定した競馬が望めそう。軸馬としての信頼には応えてくれるだろう。問題は2番手以下。実力的に拮抗してるなら、鞍上の腕にもかけてレッドファルクスを相手筆頭に据える。とはいえミッキーアイルや、ダンスディレクター、加えて3歳勢もほとんど差はない。そのため、馬券としては、ビックアーサーの3連単 1着固定ながしを推奨。余裕があれば2着固定ながしも抑えで。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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