2011年10月のエントリー 一覧

2011/10/30 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
コース図
やはり最重要ポイントは最初の急コーナー。ここで大外枠はかなりの不利をうけてしまう。直線長く、後方からも十分に間に合う算段。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シルポート 牡6 58.0 蛯名 正義
1 02   ダノンヨーヨー 牡5 58.0 後藤 浩輝
2 03   アクシオン 牡8 58.0 柴田 善臣
2 04 エイシンフラッシュ 牡4 58.0 ルメール
3 05 ブエナビスタ 牝5 56.0 岩田 康誠
3 06   ビッグウィーク 牡4 58.0 川田 将雅
4 07 ダークシャドウ 牡4 58.0 ベリー
4 08 ペルーサ 牡4 58.0 横山 典弘
5 09   ジャガーメイル 牡7 58.0 四位 洋文
5 10   メイショウベルーガ 牝6 56.0 池添 謙一
6 11 × ローズキングダム 牡4 58.0 メンディザ
6 12 × トーセンジョーダン 牡5 58.0 ピンナ
7 13 × ミッキードリーム 牡4 58.0 和田 竜二
7 14   シャドウゲイト 牡9 58.0 田中 勝春
7 15   シンゲン 牡8 58.0 田辺 裕信
8 16   ナリタクリスタル 牡5 58.0 武 豊
8 17   トゥザグローリー 牡4 58.0 福永 祐一
8 18 アーネストリー 牡6 58.0 佐藤 哲三
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
最内枠を引いた1がハナ。先行勢はつかず離れずの ミドルペース。各トライアルが超スローの上がりの競馬が目立ったが、それとは展開は異なものになりそう。
信頼度
C
混戦
地力ある好メンバーが揃ったが、休養明け実績場の動向は読みがたい。やや波乱含み。
予想本文 

 今年の天皇賞・秋は豪華な顔ぶれが揃った。
ただ、先を見据えてか、休養明けでここから始動という実績馬も多く見られ、夏の実績馬、初戦のトライアルを順調に勝ち上がった馬との力関係が難しい。
加えて、外国人ジョッキーを中心とした、騎手の乗り替わりも付加すれば、面白いが難しいレースとなった。

 昨年このレースを勝ってから、まさかアクシデントのない状態で全く勝利に遠ざかるとは夢にも思わなかったブエナビスタ。このとりこぼしがなければ、一体、どれだけG1のタイトルを重ねたことだろうか。陣営も今度こそとの意気込みではあろうが、今回は正直のところ、かなり暗雲が立ちこめている面は否めない。
昨年よりずっとメンバーが揃って、加えて休養明け初戦でもあり、調教過程も芳しくない。
それでも本命に置いたのは、やはり3,2,0,0のパーフェクト連対の東京コースだからこそ。
後からのキレで勝負する馬なので、どうしても取りこぼしが生じるのは仕方が無い。
それゆえ直線長い東京コースなら、その取りこぼしの可能性もぐっと減る。
事実、昨年このレースを完勝し、降着となってしまったが次のジャパンカップでは圧勝に近い内容だった。もちろん今回は休養明けで、そこまでの出来に戻っているとも思えない。
しかしこの馬は、惨敗は想像できなくなるほどに、常に一線級の舞台で長期に渡り結果を出してきている。 ドバイでは大敗したとはいえ、実際に国内での大敗をみるまでは、軸筆頭という面で本命は譲ることはできない。

 どうしても昨年のJCと有馬記念の惨敗が気になるところではあるのだが、エイシンフラッシュをこのメンバーでも抜擢してみる。ダービー馬という実績を出さずとも、本来、この馬は東京なら怖い存在だ。普通、一頓挫あった場合で、この馬のような復活の仕方は珍しいが、気性的に成長した今なら楽しみも持てそう。
正直なところ、もう少し下の評価でもよいのだが、ルメール騎手の乗り替わりが怖いというのが本音だ。事実、このレースで有力馬の外国人ジョッキーへの変更が目立つように、海外の騎手の力はもう無視はできなくなってきた。
有力馬の実力はかなり接近している。ならば後は騎手の力量に賭けるのは当然の流れ。
その中でも国内で実績をかなり残している鞍上の手腕に期待したい。

 ダークシャドウの評価はどこに置いて良いかには少し迷いもあった。
力量的に本命まで考えていたが、予想以上な人気もあるので、単穴候補とした。
大阪杯で、上記エイシンフラッシュに先着し、ヒルノダムールをハナ差まで追い詰めたことで一躍注目を集めた。その後、その地力通りに、エプソムCを楽勝して、一夏を超し迎えた前走の毎日王冠がまた素晴らしい内容。東京コースとはいえ、超スローペースの中、完全にリアルインパクトの手中の競馬を外から差しきった。間違いなくこのメンバーの上位陣と同等の力を備えており、東京コースであることに加え、さらにペースが上がればますますおあつらえ向き。
鞍上はこの馬をよく知っているはずだが、さらなる成長を遂げていることを感じることができるに違いない。

 宝塚記念を勝ってまさに今が充実期といえるアーネストリー
好メンバーとはいえ、土をつけた相手ばかりで、すでに勝負付けがすんだともいえる。
もちろん、当然の本命候補ではあったのだが、大外枠を引いたのはかなり痛い。
加えて先行脚質だけに東京コースではやや分が悪い。それは、この馬が東京コースが苦手ということでなく、この舞台でこその馬が比較的揃っている点においてだ。
ただ、この馬の素晴らしいところは、本命ブエナビスタと同じく、どんな場面でもきっちりと複勝圏内にからんでくる点だ。
今回、この馬にとっては最も厳しい競馬となるだろうが、それでもその持てる地力を信頼したい。

 今回私にとって一番怖いのはペルーサだ。穴人気するのか、それとも意外と人気がないかその辺りが読み切れない。前走、天皇賞・春で大敗してしまい、そこからの休養明け初戦。加えて長いこと勝利例もなく、通常ならかなりの割引きが必要で、実際人気落ちも見込めたところだ。だが、それをひっくり返す調教の好調さ。もともと関東からの人気が高い馬なので、人気次第のところはあるが、東京2000mで、この好枠なら一発はありえる。

 ローズキングダムの前走は59キロを背負ってのさすがの勝利ではあった。
ただ、あの相手では勝って当然の感もあり、ひとまずはようやく1着を取ったというところで順調度はアピールできたというところ。仏の名手、メンディザバルが駆ることになるが、それがプラスに出れば当然勝ち負けできる力量はある。

 穴ではトーセンジョーダン。といってもこのメンバーだからこその穴馬であってG1での敗戦を除けばずっと連勝している馬だ。しかも敗れた有馬記念は逃げてのものだし、宝塚記念は一頓挫明け。札幌記念から直行はこのレースに相性もよく、侮れない。

 同様に勢いがあるのがミッキードリーム
夏の上がり馬で毎日王冠でもダークシャドウと同等の競馬内容。
ここでどこまでのレースができるか興味深いところ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

05=04
→07,18,08,11,12,13
(36点)

05=07
→04,18,08,11,12,13
(36点)
 ほぼ宝塚記念のメンバーが揃ったが、その1,2着のアーネストリーとブエナビスタに不安要素が残る。
となれば当然、そのレースで接戦したエイシンフラッシュ、ローズキングダムに、いよいよG1の舞台まで昇ってきたダークシャドウと復活をかけるペルーサ。
なかなか選択に迷うメンバー構成だが、少々の不安があってもブエナビスタの軸でいきたい。
問題はその相手だが、順位をつけたものの、エイシンフラッシュ、ダークシャドウ、アーネストリーの3頭は同等で、当日の気配次第で左右されるほどまだ迷いがある。
ここでは、ブエナビスタからエイシンフラッシュ、ダークシャドウで3連単 2頭軸マルチながしとする。
2011年10月23日(日) / 京都 3000m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14  ◎  オルフェーヴル   牡3 57 池 添  3:02.8  1
2[7] 13  ▲  ウインバリアシオン 牡3 57 安藤勝  2.1/2   2
3[1] 1      トーセンラー    牡3 57 蛯 名  1.3/4   3
4[6] 12      ハーバーコマンド  牡3 57 木村健  クビ    14
5[6] 11  △  サダムパテック   牡3 57 岩 田  1.1/2   7
6[4] 7      ゴットマスタング  牡3 57 国分恭  アタマ  13
7[3] 5  ×  フェイトフルウォー 牡3 57 柴田善  1.1/4   4
8[8] 18  ×  ショウナンマイティ 牡3 57 武 豊  ハナ    8
9[2] 4      ユニバーサルバンク 牡3 57 田 辺  1.1/4   11
10[8] 17  △  フレールジャック  牡3 57 福 永  1.3/4   5
11[5] 10      ロッカヴェラーノ  牡3 57 川 田  2.1/2   17
12[1] 2      ルイーザシアター  牡3 57 岡 部  3      16
13[2] 3     Bスーサングレート  牡3 57 和 田  3.1/2   18
14[3] 6      シゲルリジチョウ  牡3 57 藤 田  1.3/4   15
15[8] 16  ×  ダノンマックイン  牡3 57 小 牧  3/4     9
16[5] 9      ダノンミル     牡3 57 浜 中  8      10
17[4] 8  ○  ベルシャザール   牡3 57 後 藤  2.1/2   6
18[7] 15      サンビーム     牡3 57 秋 山  大差    12
  
払戻金 単勝 14 140円
    複勝 14 110円 / 13 140円 / 1 230円
    枠連 7-7 320円
    馬連 13-14 330円 / 馬単 14-13 400円
    3連複 1-13-14 1050円 / 3連単 14-13-1 2190円
    ワイド 13-14 170円 / 1-14 320円 / 1-13 740円
  

感想と言い訳?!

 オルフェーブル3冠達成おめでとうございます。
もう、予想通りではなく、予定通りといったような圧勝っぷりでした。
母父メジロマックイーン、父ステイゴールド、兄にドリームジャーニー。
なんとも競馬ファンの心をくすぐる血統ですが、実に感無量です。
これ以上述べる言葉なないです。

 2着はなんと最後方待機という安藤勝騎手の大胆な騎乗でウインバリアシオン。
菊花賞での追い込みはかなり難度が高いだけにこれも凄いことだと思います。

 3着には私が敢えて見送っていたトーセンラーがあざ笑うかのように入選しました。
ベルシャザールとフレールジャックを相手本線としてたんですが、どちらも振るいませんでした。

 馬券は3連単1,2着の全流しを100円だけ買ってまして、購入した馬券の中で最も恥ずかしい、ひどい元本割れの堅い馬券となりました。
せめてハーバーコマンドが3着だったらよかったんですけど。(笑)

まぁ、とはいえ、この結果はしょうがないですね。

2011/10/23 3歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り
  • 稍重
    見込み
コース図
スタート後、すぐに1度目の3コーナー。やはり好位先行できる内枠の馬が有利といわざるを得ない。
折り合いも重要な要素。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   トーセンラー 牡3 57.0 蛯名 正義
1 02   ルイーザシアター 牡3 57.0 岡部 誠
2 03   スーサングレート 牡3 57.0 和田 竜二
2 04   ユニバーサルバンク 牡3 57.0 田辺 裕信
3 05 × フェイトフルウォー 牡3 57.0 柴田 善臣
3 06   シゲルリジチョウ 牡3 57.0 藤田 伸二
4 07   ゴットマスタング 牡3 57.0 国分 恭介
4 08 ベルシャザール 牡3 57.0 後藤 浩輝
5 09   ダノンミル 牡3 57.0 浜中 俊
5 10   ロッカヴェラーノ 牡3 57.0 川田 将雅
6 11 サダムパテック 牡3 57.0 岩田 康誠
6 12   ハーバーコマンド 牡3 57.0 木村 健
7 13 ウインバリアシオン 牡3 57.0 安藤 勝己
7 14 オルフェーヴル 牡3 57.0 池添 謙一
7 15   サンビーム 牡3 57.0 秋山 真一郎
8 16 × ダノンマックイン 牡3 57.0 小牧 太
8 17 フレールジャック 牡3 57.0 福永 祐一
8 18 × ショウナンマイティ 牡3 57.0 武 豊
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
S
スロー
長距離ゆえのスローペース直線で並びさえすれば、後は決め手勝負の公算高。
信頼度
B
3冠濃厚
14の地力上位は明らか。波乱があるならクラシック不出走の夏の上がり馬か。
予想本文 

 セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト…。 先日、皇帝シンボルルドルフが逝ったが、この史上6頭の3冠馬に比肩すべくオルフェーブルが王手をかけた。
オルフェーブルはデビュー直後は敗戦も多く、どちらかといえば最初から地力で圧倒していた歴代3冠馬とはちょっと印象が異なる。
強いて言えばクラシックまでは叩き上げだったナリタブライアンが近いといえば近いだろうか。
豪脚を持つものの、どうにも不器用という印象だった馬が完全な強さを手に入れ、いよいよ偉業に挑む。

 上述の通り、オルフェーブルは菊花賞は少し難しいのではという予感が強かった。
印象論でしかないが、過去の3冠馬と比べて、どうにも3冠を制するという想像が困難だったことや、後方一気の差し馬は長距離スローペースは向いてないことがその要因だったかもしれない。
そんな不安を払拭する前走の完勝劇。馬体が一回り大きくなり、スローの中しっかりと折り合い、5番手から競馬を進めて上がりは32秒台。 恐れ入ったと言わざるを得ない強さを見せつけた。
加えて晴雨不問でもあり、今回の相手とはすでに勝負付けは済んでいる感。
全く非のつけようがなく、アクシデントがない限りは偉業達成はかなり濃厚といわざるを得ない。

 絶対の本命馬がいる以上、問題は対抗格を努める相手となるが、ペルシャザールを抜擢。
ダービー3着馬の秋初戦は案外といえば案外の結果。思ったよりハイペースで直線で失速し、フェイトフルウォーやトーセンラーに差されての4着。本来であれば本番のここでここまで強く押せる成績ではないが、今回はスロー必至の菊花賞だ。となれば、一叩きされた先行脚質のこの馬の巻き返しは十分ありえるのではないだろうか。。
正直、本命馬以外は実力差は接近しており、乗り方や展開ひとつで変わってくる状況。
敗戦しているだけに人気的な旨味も大きく、ここは思い切って狙ってみたい。

 オルフェーブルに完敗とはいえ、ダービー2着の体裁は保った形のウインバリアシオン
当日の馬場がどこまで戻るかはわからないが、重馬場で著しく着順が乱れたダービーでの2着は相当の重み。前走においても、オルフェーブルに完敗とはいえ、最後はよく追い詰めていた。
実績的な部分を考慮しても、2番手候補の人気に異論はない。
ただ、本命馬に3連敗している以上、その人気を考慮すればやや魅力に乏しいことも否めない。

 外枠は痛いところだが、フレールジャックは前走3着だが恥ずべき内容ではない。
格下の身でありながら、ダービー1、2着馬相手に十分健闘した。
阪神から京都に舞台を移し、さらなる距離延長。すでに、ある程度の地力は証明されているので、プラスマイナスはともかく、未知の魅力に溢れる。

 サダムパテックもまだ捨てきれない。
重馬場のダービー以外は安定した成績で、地力上位であることは疑いの余地はない。
ただ、最近は随分マシになったとはいえ、折り合い難を抱える馬だけに、長距離レースではどうしても不安は残ってしまう。それゆえに大きくは推しがたいが、連下には注意が必要。

 稀代のステイヤー、メジロマックイーンとは何の関係もないダノンマックインだが、この馬はいかにもな夏の上がり馬。スタミナ、長距離線の折り合いには自信があるタイプで、いわゆる菊花賞で波乱を起こす穴馬の典型的なタイプ。少々穴人気したとしてもやはり外せない1頭。

 ショウナンマイティは地味ながら、上位人気馬と遜色ない地力を有する。
大外枠を嫌って評価は落としたが、長距離レースではやはり名手が手綱を取る馬は怖いところ。

 このレースと連動性が薄いセントライト記念馬の取捨にはかなり迷ったが、フェイトフルウォーも最後に加えておく。本命馬とかなり似た血統だが、どちらかといえば、こちらの方がステイヤー色が強い。距離伸びてさらに伸びる要素に1票を投じたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

1着2着ながし:

1着:14
2着:08
→13,17,11,16,18,05
(6点)

1着3着ながし:
1着:14
3着:08
→13,17,11,16,18,05
(6点)

 大波乱の可能性も無きにしも非ずながら、ガチガチの本命馬券で決まる公算も非常に高く、馬券的な割り切りは非常に難しい。
神戸新聞杯でさらなる成長と凄みをみせたオルフェーブル。あのレースを見せられてはさすがに逆らう気は失せる。
複勝圏内は絶対視してよいだろう。ただ、3冠達成までは楽観視してよい状況でもない。

 それでも皐月賞、ダービーとこれまで比較的推してきた馬でもあるし、祝儀の意味と素直に応援したいという意図で臨みたい。
つまりは、オルフェーブルの1着固定。相手が難しいところだが、ペルシャザールの決め打ちで勝負する。
3連単、1着2着ながしと1着3着ながし。
私情を挟むのはあまり良い結果を生まない事は承知している。
またオッズ的な期待もないが、ここまで絞り込めば益も期待できるはず。

 ただ、軸を絞りこんだ分、後は出来るだけ手広くいきたい。
穴馬が紛れる要素も十分あるので、特にヒモは100円全流しも押さえたいところ。

2011年10月16日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・稍重
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  ▲ アヴェンチュラ   牝3 55 岩 田  1:58.2  2
2[1] 1  △ キョウワジャンヌ  牝3 55 飯 田  1.1/4   7
3[6] 12  ○ ホエールキャプチャ 牝3 55 池 添  1.1/4   1
4[7] 13     アカンサス     牝3 55 横山典  1/2     10
5[1] 2     リヴァーレ     牝3 55 江田照  クビ    12
6[4] 8     デルマドゥルガー  牝3 55 武 豊  1/2     6
7[8] 18  ◎ マルセリーナ    牝3 55 福 永  1.1/4   3
8[2] 3     リトルダーリン   牝3 55 秋 山  1.1/4   13
9[4] 7     マイネソルシエール 牝3 55 柴田大  1.1/4   18
10[5] 9  × エリンコート    牝3 55 後 藤  1/2     5
11[3] 5     フレンチボウ    牝3 55 和 田  3/4     16
12[8] 17  × レッドエレンシア  牝3 55 田中勝  1.1/4   11
13[5] 10     スピードリッパー  牝3 55 北村宏  4      14
14[8] 16     カルマート     牝3 55 安藤勝  クビ    8
15[7] 15  △ マイネイサベル   牝3 55 松 岡  1.3/4   4
16[6] 11     ゼフィランサス   牝3 55 柴 原  1/2     17
17[3] 6     ピュアブリーゼ   牝3 55 柴田善  1/2     9
18[7] 14     メモリアルイヤー  牝3 55 浜 中  ハナ    15
  
払戻金 単勝 4 310円
    複勝 4 130円 / 1 360円 / 12 110円
    枠連 1-2 2840円
    馬連 1-4 3100円 / 馬単 4-1 4250円
    3連複 1-4-12 1720円 / 3連単 4-1-12 12680円
    ワイド 1-4 860円 / 4-12 170円 / 1-12 590円
  

感想と言い訳?!

 馬が凄いのか、騎手が凄いのか…おそらくその両方なのでしょう。
未知の実力馬アヴェンチュラが完勝の結果に終わりました。
牝馬であれ、牡馬であれ、2歳時にすでにオープンクラスの実力馬が3歳のクラシック時期を怪我で棒に振った場合、まず一線級への復帰は無理と思っている私にとっては、この復活劇はかなりお見事でした。 関係者の努力に感服です。

 キョウワジャンヌが再度豪脚を披露し2着入選しました。
前走敗れたホエールキャプチャに先着しているので大したものです。
ホエールキャプチャは、無念の3着。優にG1級の力がありながら無冠に終わりました。
ただ、まだチャンスはあります。今後に期待。

 最後に本命マルセリーナは外枠はともかく、スタートの後手はやはり痛かったですね。
7着とはいえ、よく伸びて差は僅かだっただけに残念です。

2011/10/16 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
コース図
スタート後はすぐに1コーナーが待つ。やはり外枠が不利になりがちであることは否めないが、このコースでは、内は内で包まれる危険性も秘めている。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 キョウワジャンヌ 牝3 55.0 飯田 祐史
1 02   リヴァーレ 牝3 55.0 江田 照男
2 03   リトルダーリン 牝3 55.0 秋山 真一郎
2 04 アヴェンチュラ 牝3 55.0 岩田 康誠
3 05   フレンチボウ 牝3 55.0 和田 竜二
3 06   ピュアブリーゼ 牝3 55.0 柴田 善臣
4 07   マイネソルシエール 牝3 55.0 柴田 大知
4 08   デルマドゥルガー 牝3 55.0 武 豊
5 09 × エリンコート 牝3 55.0 後藤 浩輝
5 10   スピードリッパー 牝3 55.0 北村 宏司
6 11   ゼフィランサス 牝3 55.0 柴原 央明
6 12 ホエールキャプチャ 牝3 55.0 池添 謙一
7 13   アカンサス 牝3 55.0 横山 典弘
7 14   メモリアルイヤー 牝3 55.0 浜中 俊
7 15 マイネイサベル 牝3 55.0 松岡 正海
8 16   カルマート 牝3 55.0 安藤 勝己
8 17 × レッドエレンシア 牝3 55.0 田中 勝春
8 18 マルセリーナ 牝3 55.0 福永 祐一
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
内回りの京都コース。G1だけに淀みのないミドルペース。
信頼度
C
上位拮抗
上位陣で堅く収まる可能性が高いが、得てしてこういう時に大波乱は起きる。
予想本文 

 個人的にはやや小粒のメンバー構成に感じる今年の秋華賞。
常に主役級でありながら無冠の春に終わったホエールキャプチャがどのようなレースをするかが注目となる一戦。

 外枠を引いたのは気になるが、それでも叩き2走目のマルセリーナを本命とする。
いくら休養明けとはいえ、前走ローズSはちょっと残念な結果だった。
ただ、この馬には向かない流れで会ったことも否めない。
G1の早い流れ、そして京都コース変更で見なおしたい。
末はしっかりとしているだけに、前が止まらないという展開にさえならなければ勝ち負けになるはず。オークスでは末脚を過信しすぎた感があり、前走の敗戦も逆に旨味の方が増す。

 ダントツ1番人気でも、やはりホエールキャプチャを軸から外しての構想は困難すぎる。
常に一線級の舞台で戦いながら、複勝圏内を決して外さず、それでいてタイトルは無冠。
ただでさえ、票を集める背景を持ちながら、前走完勝までしてしまったとあってはさすがにこの人気は仕方がない。勝つという要素では不安も残り、困った存在ではあるが、軸としては鉄板。
信頼できる軸がいるのはありがたいともいえ、ここも必要以上に逆らう気はない。
どうせなら勝手戴冠してほしい思いも強いが、ここは一歩引いて連軸の意味での対抗とする。

 前走で古馬に完勝してみせたアヴェンチュラ
休養明けとはいえ、後に紫苑ステークス2着のデルマドゥルガーが大敗していたことを踏まえると相当の重み。阪神JFでも期待されていた素質馬が復活してきたとあれば、本命視となっても仕方ないところ。確かに圧勝してもおかしくはないが、これだけ人気だとやや躊躇も生じる。
圧倒的人気馬がいる中での2番人気となると、戦ってないと言う事はかえって不安点に映る。
単穴という候補に一番しっくりくる存在。

 ローズS組はやはりこのレースの主力を形成しそう。
その中ではキョウワジャンヌの末脚はかなり魅力的。敗れた過去のレースを含め、常に安定した上がりを残し、特筆すべきはその末脚がペースに依存していないこと。
夏を使いながら、休養明けのホエールキャプチャに敗れた点は気になるが、大崩れも少なそう。

 マイネイザベルは春から主力級と戦い、勝利こそないものの、多くずれなく大敗は少なかった。
それを支えたのは安定した末脚ではあったが、G1レベルのそれには今ひとつ足りないものがあった。しかし、前走ローズSで見せた末脚はスローとはいえ、33秒台。
自信の時計的な限界を超えて見せたところにこの夏の成長を感じた。

 前走の大敗は案外すぎたオークス馬エリンコート
父デュランダルにも係わらず、オークスを獲った異色の馬だが、成長力も晩成だった父の正反対の早熟におわるのか試金石の一戦。叩いた結果、ここでどこまでかわってくるか。

 どうしても無印にできなかったのがレッドエレンシア
無論距離的な不安があるので、外枠は歓迎材料ではない。
ただ、前走の勝ちっぷりがどうにも頭から離れない。
その時の鞍上から手綱が変わるが、穴狙いで一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

18=12
→04,01,15,09,17
(30点)
 やはりホエールキャプチャの軸は不動といったところ。
他馬陣がやや手薄で、アヴェンチュラとの一騎打ちムードも漂うが、マルセリーナの巻き返しを狙いたい。
馬券は、3連単マルセリーナとホエールキャプチャの2頭軸マルチながしで勝負。それでも高配当は期待できないので、相手はある程度絞りたい。
2011年10月10日(祝・月) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (混合)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[6] 11  ○ トランセンド    牡5 57 藤 田 1:34.8  1
2[4] 6  ◎ ダノンカモン    牡5 57 福 永 アタマ  3
3[5] 8  ▲ シルクフォーチュン 牡5 57 藤岡康 1/2     7
4[4] 7  △ エスポワールシチー 牡6 57 松 岡 1.1/2   2
5[7] 12     ダイショウジェット 牡8 57 柴 山 3.1/2   9
6[3] 5  × ランフォルセ    牡5 57 横山典 1/2     4
7[1] 1  × バーディバーディ  牡4 57 ピンナ 1.1/2   8
8[8] 14     クリールパッション 牡6 57 津 村 1.3/4   10
9[3] 4     ブラボーデイジー  牝6 55 北村友 1/2     11
10[5] 9     オーロマイスター  牡6 57 吉田豊 クビ    6
11[8] 15  △ ボレアス      牡3 55 武 豊 8      5
12[6] 10     ゴールドマイン   セ7 57 斎 藤 9      13
13[2] 2     イーグルビスティー 牡7 57 赤 岡 5      15
14[2] 3     ワキノカイザー   牡11 57 倉 兼 大差    14
-[7] 13     ロックハンドスター 牡4 57 菅原俊 中止    12
  
払戻金 単勝 11 160円
    複勝 11 110円 / 6 190円 / 8 410円
    枠連 4-6 240円
    馬連 6-11 600円 / 馬単 11-6 800円
    3連複 6-8-11 3610円 / 3連単 11-6-8 8790円
    ワイド 6-11 260円 / 8-11 720円 / 6-8 1610円
  

感想と言い訳?!

 主役トランセンドは直線で差され、これは◎-○-▲できれいに的中かと思ったんですが、さすがでした。まさか、あそこから差し返すとはあきれる強さです。もっとも、見せ場をつくったエスポワールシチーを始め、周りが耐えきれずに力尽きた感もありますが。

 概ね、予想通りの結果になりましたがボレアスが大敗しましたね。
ダートでは3歳馬では力の差があるのかもしれませんね。

2011/10/10 3歳以上オープン 定量 指定
施行コース
  • 11R
    東京
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
スタート後、芝コースがある独特のコース形態。
芝もこなせる馬なら、芝が長い外枠も有利になることも。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 × バーディバーディ 牡4 57.0 ピンナ
2 02   イーグルビスティー 牡7 57.0 赤岡 修次
2 03   ワキノカイザー 牡11 57.0 倉兼 育康
3 04   ブラボーデイジー 牝6 55.0 北村 友一
3 05 × ランフォルセ 牡5 57.0 横山 典弘
4 06 ダノンカモン 牡5 57.0 福永 祐一
4 07 エスポワールシチー 牡6 57.0 松岡 正海
5 08 シルクフォーチュン 牡5 57.0 藤岡 康太
5 09   オーロマイスター 牡6 57.0 吉田 豊
6 10   ゴールドマイン セン7 57.0 斎藤 雄一
6 11 トランセンド 牡5 57.0 藤田 伸二
7 12   ダイショウジェット 牡8 57.0 柴山 雄一
7 13   ロックハンドスター 牡4 57.0 菅原 俊吏
8 14   クリールパッション 牡6 57.0 津村 明秀
8 15 ボレアス 牡3 55.0 武 豊
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
Ms
ミドルスロー
1人気、トランセンドが先行するだけにそうそうペースは緩まない。
ただ、極端に早い展開もなさそう。
信頼度
C
上位拮抗
一応、地力通りも、後方差し馬が台頭する展開になれば大波乱もありえる。
予想本文 

 盛岡の代替開催として、今年の南部杯は東京競馬場で開催される。
本来なら地方ダート戦は、例年は予想掲載しないし、私も馬券は買わない。
だが、トランセンドの凱旋復帰戦、加えて前王者エスポワールシチーとの直接対決、そして震災復興開催とくれば、これは是非参戦したい。

 1400m専科の感もあるがダノンカモンを抜擢。
後方すぎず、前すぎない好位で差し込める点はこのコース形態では有利。
力的にはあとひとつパンチが欲しいが、中央の舞台で安定した成績は評価に値する。
フェブラリーSと同じ舞台なら、トランセンドへのリベンジは不可能ではない。

 まず、無様な競馬はすまいと意味でのトランセンド
フェブラリーSを逃げ切った同馬だが、最後フリオーソに猛追されたように東京マイル戦はどちらかというと付けいる隙のある舞台。
ドバイ帰り初戦ということもあり、本命こそ譲ったが、それでも現状ダート最強馬。

 2走前のプロキオンSでは、本命馬ダノンカモンを並ぶ間もなく置き去りにしたシルクフォーチュン。折り合い不安がペースが早くなることで解消されれば、かえってこのくらいの距離の方が力を出せそう。一発注意。

 3歳馬だが、ディープインパクト産駒、ボレアスも力のある差し馬。
芝コースを長く通れる外枠はこの馬にはよさそう。
軽量である点も有利。東京マイルなら怖い。

 やや勢いに陰りが見えたとはいえ、エスポワールシチーは前ダート王。
海外帰り後も安定した成績は残しており、トランセンドと同型である分、評価を少し落としたが、地力はもちろん上位。

 函館、札幌で連勝のランフォルセも差はない。
高いレベルでの安定感があり、上位キープは堅そう。

 前走大敗で人気落ちのバーディバーディの巻き返しも警戒。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

06=11
→08,15,07,05,01
(30点)

 ポイントはやはり東京コースであること。
エスポワールシチーやトランセンドなど、近年は逃げ切り勝ちも珍しいことではないが、それでも本来は差し馬が有利。
地方をはじめ、他舞台では先行馬有利だけに、馬券的にもここでは差し馬狙いの方が旨味がある。

 そういった意味で、トランセンドは別格としても、相手回りは差し馬を主体とする。
その中でもダノンカモンにフェブラリーSに続き、懲りずにもう一度本命を打つ。
スマートファルコンがいないとはいえ、かなり骨っぽいメンバーが揃っており、トランセンドにしても絶対視は危険かもしれない。
とはいえ、複勝圏内までは死守するとみて、ダノンカモンとトランセンドの3連単、2頭軸マルチながしで勝負。

2011年10月2日(日) / 中山 1200m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  × カレンチャン    牝4 55 池 添  1:07.4  3
2[2] 3     パドトロワ     牡4 57 安藤勝  1.3/4   9
3[7] 14  × エーシンヴァーゴウ 牝4 55 福 永  ハナ    7
4[3] 5  ◎ ロケットマン    セ6 57 コーツ  1/2     1
5[1] 1  ○ ラッキーナイン   セ4 57 プレブ  クビ    4
6[4] 7  △ フィフスペトル   牡5 57 横山典  クビ    6
7[3] 6  △ サンカルロ     牡5 57 吉田豊  クビ    5
8[8] 16     グリーンバーディー セ8 57 アング  ハナ    8
9[6] 11     トウカイミステリー 牝5 55 北村友  1      13
10[2] 4     エーシンリジル   牝4 55 田 辺  クビ    10
11[4] 8  ▲ ダッシャーゴーゴー 牡4 57 川 田  クビ    2
12[8] 15     サンダルフォン   牡8 57 酒 井  1.1/4   15
13[6] 12     アーバニティ    牡7 57 北村宏  クビ    14
14[5] 9     ヘッドライナー   セ7 57  幸   クビ    11
15[1] 2     ケイアイアストン  牡6 57 後 藤  2      12
-[7] 13     ビービーガルダン  牡7 57 佐 藤  除外
  
払戻金 単勝 10 1120円
    複勝 10 420円 / 3 1050円 / 14 610円
    枠連 2-5 7260円
    馬連 3-10 13030円 / 馬単 10-3 30430円
    3連複 3-10-14 25610円 / 3連単 10-3-14 212610円
    ワイド 3-10 3330円 / 10-14 1260円 / 3-14 4690円
  

感想と言い訳?!

 圧倒的人気のロケットマンを本命にする以上、絶対勝ってもらわないと恥ずかしいなぁ…と思ったら、恥ずかしい結果になりました。(笑)
ただ、ロケットマンもラッキーナインもまさかの直線が壁のブロック。
短距離戦なので、不可抗力だとは思いますし、ロケットマンも本来先行抜け出しのタイプなので、あの展開も回避できたはずです。
圧倒的海外実績馬に対し、日本馬が勝利したことはうれしいのですが、少し後味が…。
ロケットマンの連続連対記録もここで途切れてしまったわけですが、来年以降もこれに懲りずに是非来て欲しいです。

 さて、勝利したのは夏の上がり馬、カレンチャン。
ロケットマンがいつものレースができたとしてもいい勝負だったのではと思える完勝でした。
いやぁ、今年の池添騎手はすごいです。
3着にもエーシンヴァーゴウですので、夏の勢いそのままに牝馬による上位独占です。

 腑に落ちないのはダッシャーゴーゴーです。
もっとやれていい馬のはずなんですが…。

2011/10/2 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 C
  • 芝1200m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
Cコースは逃げ馬に利が生じるが、直線は短いとはいえゴール前は急坂。G1レベルだとさすがに逃げ切るのは相当の実力差が必要。
理想は先行から好位差し馬。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ラッキーナイン セン4 57.0 プレブル
1 02   ケイアイアストン 牡6 57.0 後藤 浩輝
2 03   パドトロワ 牡4 57.0 安藤 勝己
2 04   エーシンリジル 牝4 55.0 田辺 裕信
3 05 ロケットマン セン6 57.0 コーツィー
3 06 サンカルロ 牡5 57.0 吉田 豊
4 07 フィフスペトル 牡5 57.0 横山 典弘
4 08 ダッシャーゴーゴー 牡4 57.0 川田 将雅
5 09   ヘッドライナー セン7 57.0 幸 英明
5 10 × カレンチャン 牝4 55.0 池添 謙一
6 11   トウカイミステリー 牝5 55.0 北村 友一
6 12   アーバニティ 牡7 57.0 北村 宏司
7 13 × ビービーガルダン 牡7 57.0 佐藤 哲三
7 14 × エーシンヴァーゴウ 牝4 55.0 福永 祐一
8 15   サンダルフォン 牡8 57.0 酒井 学
8 16   グリーンバーディー セン8 57.0 アングラン
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
9がハナを切り、後続が追いかける短距離特有のハイラップ。
息をいれる場所はなくG1戦らしいシビアな展開。
信頼度
C
上位拮抗
マギレの生じやすい短距離戦であることに加え、外国馬の不確定要素もある。
強気の勝負は手を出しづらい状況。
予想本文 

 国際化に伴い、近年の海外馬の活躍が他のどのレースよりも目立つのがこのスプリンターズS。
今年の目玉はなんといってもロケットマンの参戦。
まず勝ち負けを別として、これだけの名馬が参戦してくれたことに敬意を払いたい。
シンガポールが誇る最強スプリンターに日本馬がどのようなレースするかが興をそそる。

 どうにか少し抵抗してやろうとあら探しをしたが、逆に強さを認識させられるばかり。
ブラックキャビアがいるとはいえ、もしかすると現役世界No1スプリンターかもしれないロケットマン。21戦して連対パーフェクトうち17勝というとんでもない実績。
シンガポールでの圧勝だけならまだ懐疑的にもなろうものだが、ドバイや香港も含んで時計も優秀となればここでの圧倒的1番人気は当然といえば当然。日本の高速馬場や右回り対応など、不安点がないわけではない。だが、サイレントウィットネスや、テイクオーバーターゲットの事を思えば、期待に応えそうなムードがかなり高い。
もしこの馬が本当に世界的名馬であるなら、ここでは期待に応える圧勝が要求される場面。

 ラッキーナインの前走には正直驚きがあった。
結構、派手に出負けしたが、ゴール前では馬群を割って急追の2着。やはり最近の香港転戦馬はこのレースでは脅威に映る。
純スプリンターではなく、もう少し長い距離をこなしているだけに究極レベルで時計が早くなると不安も残る。前走から2㌔減で、外枠から内枠へ。最内枠は諸刃の剣的なリスクもあるが、今回プラス要素が多く高めの評価。

 一叩きされたダッシャーゴーゴーがやはりどうしても気になる。
ポカも目立つが国内スプリントでは地力は最もあるのではないだろうか。
意外にもサクラバクシンオー産駒はスプリントに実績はないが、33秒台の末脚はやはり魅力。
確実に差し込める点では春の高松宮記念より、このレースの方が展開が向く可能性もある。
無論、海外馬はかなり強力だが、国内代表としてはこの馬を支持したい。

 スプリント実績には乏しいが、中山は得意のフィフスペトル
別路線組と言っていい存在だが、それゆえに新鮮味がある。
正直、現状の国内スプリントメンバーでロケットマンに太刀打ちできない可能性もある。
前走はメンバー的には手薄ではあったがレースレベルは高く、切れる脚があるのでこの距離でも面白い存在。

 サンカルロはこういう大舞台ではやはり無視できぬ怖さがある。
追い込み一手だが、それだけに大レースでペースが早くなるのは歓迎材料。
すでにこのクラスでは常連の地力馬が一叩きでどこまで変わり身を見せてくれるか。

 カレンチャンは典型的な軽いスピード馬で、あまり大レース向きではないという印象も強い。
だが、その先行力は侮れず、父クロフネ、母父トニービンから受け継いだ血を前に大レース向きでないとは決して言えない。
特に並んでの渋とさももっており、11戦9連対の堅実性はそのたまもの。
過去のレースレベルも非常に高く、侮ってはいけない1頭。

 サマースプリントシリーズ覇者のエーシンヴァーゴウ。
今回のメンバーのほとんどが参戦した前走セントウルSを勝ったことで、一躍人気にと思ったが、意外にも人気がない。その理由は中山での大敗が影響しており、また外枠を引いたことで陣営のトーンも上がってこない。
だが、地力的な見劣りはなく、充実した今の状態で、鞍上も福永騎手となれば、旨味要素も高い存在といえよう。

 混戦になれば古豪ビービーガルダンにも芽がないわけではない。
気性的にどうにも安定しない成績が続いたが、スプリント戦できちんとレースをすればまだまだやれる地力がある。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1、2着ながし:

1着:05
2着:01
3着:
→08,07,06,10,14,13
(6点)
1着:05
2着:08
3着:
→01,07,06,10,14,13
(6点)

1、3着ながし:
1着:05
2着:
→08,07,06,10,14,13
3着:01
(6点)
1着:05
2着:
→01,07,06,10,14,13
3着:08
(6点)

 今回のレースの主役は良くも悪くもロケットマンが握る。
確かに強さをはかる「ものさし」に乏しいが、あれだけのレースぶりを見せられてはその実力は本物と言わざるを得ない。
何があるがわからないのが競馬ではあるが2着ですら許されぬ。
当然の1着、それも圧勝が要求される舞台であろう。
馬券は人気でも1着固定は揺るぎない。

 相手は混戦だが、他の海外馬も強力で国内ホースは出番がない可能性すらある。 特にラッキーナインはその相手筆頭。
国内ホースでは中心はダッシャーゴーゴーを指名。

 馬券はロケットマンとラッキーナインの1着-2着ながし、1着-3着ながし。ラッキーナインをダッシャーゴーゴーに変えて押さえとする。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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