天皇賞(春) 一覧

2022年5月1日(日) / 阪神 3200m 芝・右 内 / 晴・稍重
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 16  ▲  タイトルホルダー  牡4 58 横山和  3:18.0  2
2[8] 18  ◎  ディープボンド   牡5 58 和田竜  7      1
3[4] 7  ☆  テーオーロイヤル  牡4 58 菱 田  1      4
4[5] 9  ☆  ヒートオンビート  牡5 58 池 添  3.1/2   5
5[1] 1  △  アイアンバローズ  牡5 58 石 橋  2      3
6[6] 11      マイネルファンロン 牡7 58 松 岡  2.1/2   14
7[7] 13      ロバートソンキー  牡5 58 伊 藤  3/4     10
8[7] 14      ヴァルコス     牡5 58 三 浦  1/2     17
9[3] 6      メロディーレーン  牝6 56 岩田望  クビ    16
10[5] 10      トーセンカンビーナ 牡6 58 藤岡康  2.1/2   18
11[3] 5      マカオンドール   牡4 58 松 山  5      6
12[2] 3      ディバインフォース 牡6 58 田 辺  ハナ    12
13[2] 4      ユーキャンスマイル 牡7 58 藤岡佑  2.1/2   13
14[4] 8      クレッシェンドラヴ 牡8 58 内 田  2.1/2   15
15[6] 12     Bハヤヤッコ     牡6 58  武   クビ    11
16[1] 2      ハーツイストワール 牡6 58 ルメー  7      7
17[7] 15  ☆  タガノディアマンテ 牡6 58  幸   大差    9
-[8] 17  △  シルヴァーソニック 牡6 58 川 田  中止    8
  
払戻金  [単 勝]  16 490円
        [複 勝]  16 180円/ 18 120円/ 7 260円
        [枠 連]  8-8 450円
        [馬 連]  16-18 520円
        [ワイド]  16-18 270円 / 7-16 950円 / 7-18 500円
        [馬 単]  16-18 1230円
        [3連複]  7-16-18 1580円
        [3連単]  16-18-7 6970円
  

感想と言い訳?!

 タイトルホルダーが物凄い強い勝ち方で圧勝しました。予定通りハナを奪った後、1周目は引き離し、その後、引き付けてうまくペースコントロール。そして最後にまた、引き離す理想の競馬。逃げて、かつ、上がり最速で上がられては7馬身差もさにあらず。菊花賞馬はこのレースでの強さを改めて印象付けました。

 本命ディープボンドは今年も2着。4コーナーで、しごいてしごいて、ムチ入れしながらのまくりあげ。勝ち馬の手応えを見る限り、あの仕掛けは正解でしたが、いかんせん、相手に余力がありすぎました。それでも2着に入ったあたりは信頼に応えてくれたといえます。

 他では期待したマカオンドールですが、折り合いがつかず、位置取りが後ろすぎで人気以下の着順に沈んでしまいました。一方で、距離不足を懸念したヒートオンビートは頑張りました。後、驚いたのがシルヴァーソニックの落馬。ゴール後、派手にラチに激突した様もあって心配でしたが、異常なしとのことでよかったです。道中はこの空馬の動向が、後続馬に影響を与えたとも言えそうですね。

 それにしても、安い3連単馬券だ・・・(^^;

2022/5/1 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝3200m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
京都競馬場の代替えで、今年は阪神開催。やはりポイントは2周目が内回りになるということ。直線が短いことは頭に入れておく必要がある。内の状態にもよるが、道中包まれることなく、いかに内側に馬を置けるかが鍵。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 アイアンバローズ 牡5 58.0 石橋脩
1 02   ハーツイストワール 牡6 58.0 ルメール
2 03   ディバインフォース 牡6 58.0 田辺
2 04   ユーキャンスマイル 牡7 58.0 藤岡佑
3 05 マカオンドール 牡4 58.0 松山
3 06   メロディーレーン 牝6 56.0 岩田望
4 07 テーオーロイヤル 牡4 58.0 菱田
4 08   クレッシェンドラヴ 牡8 58.0 内田博
5 09 ヒートオンビート 牡5 58.0 池添
5 10   トーセンカンビーナ 牡6 58.0 藤岡康
6 11   マイネルファンロン 牡7 58.0 松岡
6 12   ハヤヤッコ 牡6 58.0 武豊
7 13   ロバートソンキー 牡5 58.0 伊藤
7 14   ヴァルコス 牡5 58.0 三浦
7 15 タガノディアマンテ 牡6 58.0
8 16 タイトルホルダー 牡4 58.0 横山和
8 17 シルヴァーソニック 牡6 58.0 川田
8 18 ディープボンド 牡5 58.0 和田竜
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
長距離レース特有のスローペース。阪神内回りで上がりもかかる展開。やはり先行勢に有利。
信頼度
C
ヒモ穴注意
本命馬の信頼度は高いが、ヒモ争いは熾烈。長距離、馬場悪化などの条件変化は思わぬ穴馬を呼び込む。
予想本文 

~ ステイヤー頂上決戦 ~
 大阪杯がG1に昇格したことで、天皇賞・春は中距離王道路線からはやや外れつつある印象。例えば、前走敗れたエフフォーリアあたりが参戦してくれれば、また趣も変わったのだろうが、参戦はもちろんなく、いよいよこのレースの独立性が強まってしまった。だだ、その分、このレースは、ステイヤーとして、しっかりここを目標と定めた馬が多く集まる。今回も阪神大賞典と日経賞という、2大トライアルを経てきたたメンバーによる最強ステイヤー決定戦のゲートが開く。

 この馬がG1を獲るならここしかない!というディープボンド。大外枠を引いたが、長距離レースのため、その影響は少ない。このレース、過去10年でも、フェノーメノ、キタサンブラック、フィエールマンと連覇している馬が目立つ。2着馬にもシュバルグランがいる。適性と実績さえあれば安定して通用する傾向にあるのがこのレース。阪神の中長距離コースにおいて、4戦2勝、2着2回のほぼパーフェクトな実績のこの馬には、やはり文句のつけどころはない。凱旋門賞大敗後、国内復帰2戦で自信と信頼を得た。G1未勝利でも、ここは迎え撃つ立場であろう。

 4歳の新鋭、マカオンドールに注目したい。長めのレースを意図的に使われてきたステイヤー。万葉S勝利後、どうかな?と思われた阪神大賞典での一線級との対戦で、一定のメドを立てた。最後に伸びこそ欠いたが、折り合い不安も見せなかったところに成長の跡。叩いた上積みの効果か、状態も上向いてきており、さらに主戦騎手に戻り、前走の勝ち馬との差を詰めてくるはず。あまり後ろからだと届かない可能性があるので、今回はもう少し前がかりのレースを期待したいところ。

 菊花賞を5馬身差で逃げ切ったタイトルホルダー。有馬記念で一頓挫あったが、不調も伝えられてた日経賞を勝利して見せたことで、俄然、信頼度がUP。有馬記念ではハナを取れなかったが、今回は外からでもハナが濃厚。当然、目標にされる懸念は残るが、阪神コースであれば、馬場悪化も手伝って、そうそう上がりの競馬になる可能性は低い。前走で差し返しもみせていたように、この馬のペースで行ければ相当にしぶとく、逃げ切りは十分ありえそう。

 シルヴァーソニックは重賞未勝利ながら、常に堅実駆けが光る馬。前走の阪神大賞典では3着に敗れはしたものの、直線、やや進路が窮屈になる場面もあった。展開次第で、もっと詰められたはずの内容だった。マイラーの母系ながらも、父から適性を継いだか、ここ3戦ですっかり長距離レースにも難なくこなす。決定力こそ欠くが、混戦のヒモ争いには怖い存在。

 ここ2戦で長距離重賞を好走したオルフェーヴル産駒、アイアンバローズも面白い。最内枠はこの馬にとっては好枠と言えそうで、あわよくばハナをも奪う展開もありえそう。先行することで好結果が続いており、このレースにマッチするスタミナ豊富な先行馬。当然ここも勝負どころ。

 少し間隔が空いたが、条件クラスから4連勝ので重賞をもぎ取ったテーオーロイヤルも勢いがあって、怖さがある。特に前走3000m級の重賞を制したことは大きな自信。折り合い、脚質的にもこの条件は合うはず。

 このところ、ずっと2、3着続きの善戦マン、ヒートオンビート。母マルセリーナゆえ、血統的にこれだけの長距離には不安があるが、阪神コースでの高い実績は頼もしい。大崩れのない堅実な末脚は、展開次第で、上位浮上の大きな武器となる。

 長距離実績があり、スタミナ対決となると出番がありそうなタガノディアマンテ。重馬場実績はないのだが、当日の雨が時計のかかる持久力勝負の舞台を呼び込めば、案外面白そう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

18=05
→15,17,01,07,09,15
(36点)

18=15
→05,17,01,07,09,15
(36点)
やはりディープボンドは堅軸か。他馬も阪神大賞典組を中心とし、タイトルホルダーを加えた再戦模様とみている。しっかりとした長距離実績のある馬が揃っているため、それほど波乱の要素は少なそう。馬券はディープボンドから、マカオンドールとタイトルホルダーを相手に3連単マルチながしが基本線。マルチ馬券を推奨とはしたものの、ディープボンド1着ながしを厚めに、3着馬券は不要かもしれない。
2021年5月2日(日) / 阪神 3200m 芝・右 内 / 晴・良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 1  △  ワールドプレミア   牡5 58 福  永  3:14.7  3
2[6] 12  ○  ディープボンド     牡4 58 和田竜  3/4     1
3[2] 3  △  カレンブーケドール 牝5 56 戸  崎  2      4
4[1] 2  ▲  アリストテレス     牡4 58 ルメー  アタマ  2
5[7] 14  ☆  ウインマリリン     牝4 56 横山武  2.1/2   8
6[3] 5  ◎ Bディアスティマ     牡4 58 坂  井  クビ    7
7[4] 7  ☆  ユーキャンスマイル 牡6 58 藤岡佑  3.1/2   5
8[3] 6      マカヒキ           牡8 58 藤岡康  2      12
9[7] 13      ナムラドノヴァン   牡6 58 内  田  1/2     11
10[8] 17  ☆  オーソリティ       牡4 58 川  田  クビ    6
11[8] 16      メロディーレーン   牝5 56 池  添  4      16
12[5] 10      ゴースト           セ5 58 鮫島克  1/2     14
13[8] 15      オセアグレイト     牡5 58 横山典  クビ    9
14[6] 11      メイショウテンゲン 牡5 58 酒  井  3.1/2   13
15[4] 8      ディバインフォース 牡5 58   武    ハナ    10
16[2] 4     Bシロニイ           牡7 58 松  若  1.3/4   17
17[5] 9      ジャコマル         牡7 58 横山和  7      15
  
払戻金  [単 勝]  1 520円
        [複 勝]  1 160円 / 12 150円 / 3 200円
        [枠 連]  1-6 470円
        [馬 連]  1-12 940円
        [ワイド]  1-12 360円 / 1-3 500円 / 3-12 530円
        [馬 単]  1-12 2220円
        [3連複]  1-3-12 2040円
        [3連単]  1-12-3 11490円
  

感想と言い訳?!

 本命にしていたディアスティマは急遽の鞍上乗り替わり。これで戦略練り直しとなり、素直に2番手のディープボンドを信頼すればよかったのですが、パニックになるとダメですね。つい、困ったときのルメール様でアリストテレスを軸にしてしまいました。

 結果はやはり格が問われる春天なのか、菊花賞馬ワールドプレミアが見事な差し切り勝ち。やはり阪神3200mは素直に実力どおりに決まりやすいようで、有力馬決着となりました。ディープボンドも適性をみせ、カレンブーケドールはあわやのシーンがありましたが、やはり牝馬で56キロが響き、最後力尽きました。アリストテレスも道中ついていけなかった割にはよく頑張りましたね。

2021/5/2 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝3200m
    外→内
    右回り

  • 見込み
京都競馬場の代替えで、今年は阪神開催。やはりポイントは2周目が内回りになるということ。直線が短いことは頭に入れておく必要がある。内の状態にもよるが、道中包まれることなく、いかに内側に馬を置けるかが鍵。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ワールドプレミア 牡5 58.0 福永
1 02 アリストテレス 牡4 58.0 ルメール
2 03 カレンブーケドール 牝5 56.0 戸崎圭
2 04   シロニイ 牡7 58.0 松若
3 05 ディアスティマ 牡4 58.0 北村友
3 06   マカヒキ 牡8 58.0 藤岡康
4 07 ユーキャンスマイル 牡6 58.0 藤岡佑
4 08   ディバインフォース 牡5 58.0 武豊
5 09   ジャコマル 牡7 58.0 横山和
5 10   ゴースト セ5 58.0 鮫島駿
6 11   メイショウテンゲン 牡5 58.0 酒井
6 12 ディープボンド 牡4 58.0 和田竜
7 13   ナムラドノヴァン 牡6 58.0 内田博
7 14 ウインマリリン 牝4 56.0 横山武
8 15   オセアグレイト 牡5 58.0 横山典
8 16   メロディーレーン 牝5 56.0 池添
8 17 オーソリティ 牡4 58.0 川田
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
長距離戦らしく、流れはスロー。05は09を行かせる形をとり、各馬仕掛けも我慢する。
信頼度
D
混戦
環境データが少なく、加えて各馬の力も拮抗。思わぬステイヤー適性馬出現の可能性も。
予想本文 

~ 阪神 3200m ~
 淀の名物長距離レースが今年は阪神で行われる。阪神3200mとなると、やはりビワハヤヒデが勝った年のことが思い出させる。「もっとも好きな馬」を1頭だけ挙げるのは難しいが、ビワハヤヒデは間違いなく、その候補の一頭だった。今は、「ウマ娘」ブームで再び脚光を浴びているBNW。2着はそのBNWの一角、ナリタタイシン。中距離ホースでも十分通用することを証明した内容だった。メジロマックイーンやライスシャワーのような純然たるステイヤーが絶滅した中、さらに大阪杯新設の影響なども受け、このレースの出走馬がどんどん希薄になっていくことはやはり寂しさもよぎる。

 条件戦とはいえ、今回と同じ阪神3200mを逃げ切ったディアスティマを思い切って抜擢。逃げて連勝してきた馬だが、今回はハナに立つことはなさそう。それゆえの不安は少なからず残るが、控えての競馬には実績がある。何より前走すでに同コースを経験しており、そこでの時計が秀逸。ここで相手強化となることは確かで、ブリンカー装着馬ゆえ、直線後ろから迫られた際の勝負根性には心配な点もある。だが、スタミナ豊富で、先行できる点は、このレースにおいて安定した走りに繋がるはずで、不安より期待感の方が大きい。

 このレースと直結性の高い阪神大賞典。その上、今年は阪神開催。その阪神大賞典を5馬身差圧勝してみせたディープボンド。年明け初戦の中山金杯を期待を裏切る敗戦しただけに、前走の激走には正直驚いた。間違いなく長距離適性を持っており、先行力もある。阪神、重馬場も苦にせず、非常に死角の少ない有力馬。ただ、確かに成長は認められるものの、まだ、判断材料が前走だけという点は否めず、少し人気しすぎの感もある。ここで確かな競馬ができれば、その人気が名実伴うことになるだろう。

 ある意味、この馬が今回の混戦模様を引き起こしたといっていいアリストテレス。3冠馬を追い詰めた菊花賞2着から、復帰戦を見事勝利。さぁ!という前走でのまさかの大敗。折り合いを欠いたものと、敗因ははっきりしているだけに、巻き返しの要素は確かにある。ただ、長距離レースにおいて折り合いを欠くことは致命的。血統的にはスタミナ面は問題ないはずだが、当日気配には注意しておきたい。

 こと、このレースにおいては菊花賞馬には一定の敬意を払う必要がある。特に今年は阪神コースゆえに、例年よりスタミナが要求されることは間違いない。そこを踏まえると、菊花賞馬であり、有馬記念を連続上位入賞のワールドプレミアはやはり力上位。今年の始動戦はやや窮屈な競馬で3着。ただ、猛追しての僅差だった内容には問題はなく、上々の結果といっていい。差し馬だけに最内枠だけに包まれるリスクはあるものの、距離ロスなく運べる点はありがたい。

 このレースを牝馬が制すれば、いよいよ牡牝の差はないとはいえるが、その実現の可能性を秘めるのが、カレンブーケドール。なかなか勝ちきれず、善戦ガールに甘んじてきた。たが、上記ワールドプレミアには、ここ3戦、同じローテで負けなし。距離という点で一歩印を譲ったが、持てる地力は同等以上だ。

 このレース3度目となるユーキャンスマイル。過去2戦は5着、4着と好走。前走の2着も褒められるべきしっかりした内容。その堅実な末脚は、先行争い激化し、混戦になればなるほど真価を発揮する。タフな阪神コースに変わることも、パワーあるこの馬にとっては、有利に働くはず。

 日経賞で今回の有力馬を封じてみせたウインマリリンも侮れない。2500mの実績があるとはいえ、さすがにここまでの長距離だと気性的にも多少不安もあるが、ここを難なくこなしてくるようだと怖い存在。

 大外枠はさすがに分が悪いが、オーソリティも力のある一頭。有馬記念こそ大敗したものの、長めの距離で堅実な競馬ぶり。阪神コースがどうかという点はあるが、先行力があり、スタミナ勝負にも自信があるはず。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

05
→12,02,01,03,07,14,17
(126点)
波乱もよく起こるこのレース。ビワハヤヒデが勝った時は上位人決まったが、今年はかなりの混戦模様。加えて阪神コースというデータが少ないレースで、その予想は困難を極める。2週目が内回りコースという点も考えると、常識的にはスタミナとパワー兼備の先行馬。その点を考慮し、ディアスティマとディープボンドを有力視した。ただ、やはり菊花賞上位馬組は怖い。多少、手広くなってしまうが、ディアスティマの1頭軸マルチで勝負したい。
2020年5月3日(祝・日) / 京都 3200m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 14  ◎  フィエールマン     牡5 58 ルメー  3:16.5  1
2[4] 6      スティッフェリオ   牡6 58 北村友  ハナ    11
3[4] 5  ☆  ミッキースワロー   牡6 58 横山典  2.1/2   4
4[5] 7  ○  ユーキャンスマイル 牡5 58 浜  中  クビ    2
5[3] 3  ☆  トーセンカンビーナ 牡4 58 藤岡康  1.3/4   7
6[5] 8  △  キセキ             牡6 58   武    1/2     3
7[1] 1      モズベッロ         牡4 58 池  添  クビ    5
8[7] 11      メイショウテンゲン 牡4 58   幸    1/2     10
9[3] 4  ☆  ダンビュライト     セ6 58 松  若  3/4     8
10[2] 2  ▲ Bエタリオウ         牡5 58 川  田  2      6
11[6] 10      メロディーレーン   牝4 56 岩田望  1.3/4   13
12[6] 9      ミライヘノツバサ   牡7 58 木幡巧  3      12
13[8] 13      ハッピーグリン     牡5 58 和  田  大差    14
14[7] 12      シルヴァンシャー   牡5 58 デムー  1.1/4   9
  
払戻金 単勝 14 200円
    複勝 14 130円 / 6 830円 / 5 290円
    枠連 4-8 1110円
    馬連 6-14 5770円 / 馬単 14-6 7410円
    3連複 5-6-14 13500円 / 3連単 14-6-5 55200円
    ワイド 6-14 1790円 / 5-14 510円 / 5-6 5160円
  

感想と言い訳?!

 もしかしたら勝つのでは?と思われたスティフェリオの激走でしたが、最後でハナ差フィエールマンが差し切りました。このあたりは、さすがです。スティフェリオは思った以上に人気なかったですが大健闘といっていいでしょう。さすがのステイゴールド産駒です。

 一方、ユーキャンスマイルは前走ほどのパフォーマンスではなく、ちょっと残念な結果。スタートうまく出たキセキもやはり気の悪いところをみせてリズムを崩してしまいました。

 それにしても、今年は調子が悪いです。一体いつ勝てるのやら…(^^;

2020/5/3 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝3200m
    外・右回り

  • 見込み
京都の坂越えが2回。上がりの競馬になりやすく、差し馬は勝負所ではある程度前につける必要もある。また、長距離コースゆえ、内の経済コースを回る必要があり、その点において外枠はやはり不利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   モズベッロ 牡4 58.0 池添
2 02 エタリオウ 牡5 58.0 川田
3 03 トーセンカンビーナ 牡4 58.0 藤岡康
3 04 ダンビュライト セ6 58.0 松若
4 05 ミッキースワロー 牡6 58.0 横山典
4 06   スティッフェリオ 牡6 58.0 北村友
5 07 ユーキャンスマイル 牡5 58.0 浜中
5 08 キセキ 牡6 58.0 武豊
6 09   ミライヘノツバサ 牡7 58.0 木幡巧
6 10   メロディーレーン 牝4 56.0 岩田望
7 11   メイショウテンゲン 牡4 58.0
7 12   シルヴァンシャー 牡5 58.0 Mデムーロ
8 13   ハッピーグリン 牡5 58.0 和田
8 14 フィエールマン 牡5 58.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
どうしてもの逃げ馬が不在で、他先行勢も少ない。 スローは明白で、このペースでじっとできない馬には厳しい。
信頼度
C
混戦
少数頭ゆえ、枠順の有利不利はなく、地力勝負の公算が高いが、各馬の実力差は僅か。
予想本文 

~ 令和切り開く天皇賞 ~
 春の天皇賞としては、令和初となる今年のレース。生憎世間は暗いムードの無観客レース。頭数も寂しいところだが、なんとか盛り上げてほしいところ。

 昨年に続き、またもや外枠のフィエールマン。とはいえ、少数頭でもあるし、昨年勝利している以上、その点は気になるところではない。相手関係も昨年と同じメンバーが主力形成しており、さすがにここは頭ひとつ抜け出た存在か。ただ、鉄砲は効くものの、それでも有馬記念以来のレースとなる。そのあたりで絶対視できぬ要素も。

 2番手も実績通り、ユーキャンスマイルか。重賞常連もG1では一歩足りないことが続いたが、ここは巡ってきたチャンス。特に前走の勝利は見事で、昨秋からの休養明けにも関わらず、好タイムでの完勝ぶり。長距離レースへの不安もなく、今の充実度なら安心して見ていられる。

 今回面白そうなのがエタリオウ。昨年、本命にした同馬だが、ずっと芳しくない成績が続く。しかし、今回、うまく内枠を引いたステイゴールド産駒。長距離適性は言うまでもなく、ここは待ちに待った舞台。3番手評価とはしたが、乗り替わりがいい方向に向けば、最強の1勝馬がついに2勝目を、それもG1の舞台であげることも…。

 キセキは1番人気の前走、阪神大賞典を快勝してから、ここに臨みたかったが、大きく出遅れた上、リズムを乱し、大敗という結果に。菊花賞馬ながら難しいところがあり、長距離レースではやはり折り合い不安も。それだけに長距離お任せの新コンビは心強く、ここは仕切り直し。

 着々と実績を重ね、前走の阪神大賞典で2着と奮闘したディープインパクト産駒のトーセンカンビーナ。しぶとく徐々に伸びてくるタイプの馬だけに、長距離は向くように思える。何より特筆すべきはその折り合いの良さ。ここも大崩れはないはず。

 ミッキースワローはまだ長距離適性には疑問符が残るものの、重賞において、この安定した成績を残した点は立派。あまりに速い上がりになると苦しいが、今の充実度なら展開ひとつ。

 今回、ダンビュライトはハナに立つ公算が大きい。長距離戦ゆえ、それなりに出入りは予想されるが、スローペースは間違いない。極端な上がりの競馬にさえ、ならなければ前残りが怖い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

14=07
→02,08,03,05,04
(30点)
休養明けでも、このメンバーならフィエールマンは結果が求められる舞台。文句なく本命。相手候補は頭を抱えたが、順当にユーキャンスマイルで勝負したい。一応、マルチ馬券を推奨としたが、あまり配当が期待できないため、固定決め打ちが望ましいかも。
2019年4月28日(日) / 京都 3200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[7] 10  ○  フィエールマン     牡4 58 ルメー 3:15.0  1
2[5] 7  △  グローリーヴェイズ 牡4 58 戸  崎 クビ    6
3[6] 8  ☆  パフォーマプロミス 牡7 58 北村友 6      8
4[2] 2  ◎ Bエタリオウ         牡4 58 デムー クビ    2
5[6] 9  ▲  ユーキャンスマイル 牡4 58 岩田康 3      3
6[1] 1      チェスナットコート 牡5 58 坂  井 1.1/2   10
7[5] 6      カフジプリンス     牡6 58 中  谷 3      9
8[3] 3  ☆  リッジマン         牡6 58 蛯  名 3/4     11
9[7] 11      ケントオー         牡7 58   幸   1.1/4   13
10[8] 12      クリンチャー       牡5 58 三  浦 3/4     4
11[4] 5  △  メイショウテッコン 牡4 58 福  永 7      5
12[8] 13      ロードヴァンドール 牡6 58 横山典 大差    7
-[4] 4      ヴォージュ         牡6 58 和  田 中止    12
  
払戻金 単勝 10 280円
    複勝 10 150円 / 7 320円 / 8 630円
    枠連 5-7 1480円
    馬連 7-10 1780円 / 馬単 10-7 2470円
    3連複 7-8-10 16410円 / 3連単 10-7-8 49110円
    ワイド 7-10 710円 / 8-10 1660円 / 7-8 4260円
  

感想と言い訳?!

 終わってみれば、普通にフィエールマンが勝利する結果でした。やはり春天は菊花賞馬が強いですね。これで同馬はまたひとつ責任を背負うことになります。凱旋門賞に向けて頑張って欲しいですね。

 問題は本命に据えたエタリオウ。まさかの最後方からのマクリの競馬でした。当初からの作戦だったのかもしれませんが、さすがに強引な競馬に映りました。3着馬とは僅差とは言え、複勝圏内にからまないのは誤算でした。

2019/4/28 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝3200m
    外・右回り

  • 見込み
京都の坂越えが2回。上がりの競馬になりやすく、差し馬は勝負所ではある程度前につける必要もある。また、長距離コースゆえ、内の経済コースを回る必要があり、その点において外枠はやはり不利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   チェスナットコート 牡5 58.0 坂井
2 02 エタリオウ 牡4 58.0 Mデムーロ
3 03 リッジマン 牡6 58.0 蛯名
4 04   ヴォージュ 牡6 58.0 和田
4 05 メイショウテッコン 牡4 58.0 福永
5 06   カフジプリンス 牡6 58.0 中谷
5 07 グローリーヴェイズ 牡4 58.0 戸崎圭
6 08 パフォーマプロミス 牡7 58.0 北村友
6 09 ユーキャンスマイル 牡4 58.0 岩田康
7 10 フィエールマン 牡4 58.0 ルメール
7 11   ケントオー 牡7 58.0
8 12   クリンチャー 牡5 58.0 三浦
8 13   ロードヴァンドール 牡6 58.0 横山典
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
通例であれば間違いなくスローになる長距離戦だが、今年は少数頭の上に逃げ馬3頭。流れは早くなる。
信頼度
C
混戦
4歳馬が中心となりそうも、その実力差は僅か。
予想本文 

~ 平成最後の天皇賞 ~
 今、平成の幕を閉じようとしているこのタイミングで、天皇賞が開催されることは何とも感慨深い。古くは、明治時代、The Emperor's Cup(エンペラーズカップ)に始まり、長い歴史をもつこのレースも、令和の新時代を迎える。さて、平成最後の盾を手にするのはどの馬か。

 1勝馬ながら、菊花賞に続き、再度エタリオウを本命抜擢。どうにも勝ちきれぬもどかしさはあるが、長距離適性抜群のステイゴールド産駒、そして内枠と、好条件が揃った。菊花賞はロングスパートが裏目に出た感もあるが、今回はそこまでのスローにはおそらくなるまい。ただ、前走少々行きたがる面を見せたことは気がかりといえば気がかり。叩き2走目でそのあたりが改善すれば、このメンバーで恥ずかしい競馬はしないはず。

 外枠にはなったものの、やはり菊花賞馬フィエールマンはここでは力量上位には違いない。前走は敗戦を喫したが、ほぼ差のない形でのもの。勝ち馬のその後の活躍を考えれば、そう悲観するものではない。少し間が空いていることが懸念材料ではあったが、状態はかなり上向き、絶好調の様子。極端な馬体の増減がない限りは信頼できそう。

 今回はこの3番手の選択がキモになるが、素直にユーキャンスマイルか。菊花賞3着後、代表的長距離レースを2連対。やはり、この舞台での信頼感は高い。京都コースにも不安なく、折り合いにも問題なし。ただ、今回はスローの瞬発力勝負という得意の形にはおそらくならないため、そのあたりの対応が鍵となる。

 このレースを逃げ切るのは至難の業。距離にも不安が残るメイショウテッコンだが、今回は他にも行く馬がいるので、これが吉凶どちらに転ぶか。他に行かせて番手で折り合いながら競馬ができれば、菊花賞馬に勝利した実績もあるだけに、面白いところまで来れそう。

 前走を勝利し、勢いに乗るグローリーヴェイズ。父はディープインパクトで、母系はメジロのステイヤー家系。昨年からの成長を大きく感じさせる馬で、伸びしろが一番大きい。やや人気先行の感もあるが、大駆け注意。

 高齢馬ではあるが、パフォーマプロミスはステイヤー血統で、前走の結果も上々。相手は揃うがここでも立ち回りひとつ。

 前走案外だったリッジマン。しかし、それゆえの人気落ちが逆に旨味も。一叩きの変わり身は十分期待できる地方の星。

馬券と総評
推奨馬券 総評

3連単
軸2頭マルチ:

02=10
→09,05,07,08,03
(30点)

02=09
→10,05,07,08,03
(30点)

古馬の代表格だったシャケトラ不在は非常に残念。少数頭ということもあり、必然的に明け4歳馬が中心となりそう。度々波乱の起きる同レースゆえ予断を許さぬが、やはり菊花賞上位組が主力形成。中でもエタリオウには、今回は大きなチャンス。勝ちきれぬイメージを払拭してほしいところ。目下の相手は、菊花賞馬フィエールマン。馬券はこの2頭からの3連単マルチながしが本線。
2018年4月29日(祝・日) / 京都 3200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ○  レインボーライン  牡5 58 岩 田  3:16.2  2
2[6] 11  ▲  シュヴァルグラン  牡6 58 ボウマ  クビ    1
3[4] 8      クリンチャー    牡4 58 三 浦  1/2     4
4[1] 1  ☆  ミッキーロケット  牡5 58 和 田  クビ    9
5[1] 2  ☆  チェスナットコート 牡4 58 蛯 名  3/4     7
6[8] 15  ☆  トーセンバジル   牡6 58 デムー  1.1/2   8
7[8] 16      スマートレイアー  牝8 56 四 位  1/2     12
8[7] 14  ◎  アルバート     牡7 58 ルメー  ハナ    6
9[2] 3     Bシホウ       牡7 58 浜 中  2.1/2   14
10[3] 5      ヤマカツライデン  牡6 58 松 山  1/2     11
11[7] 13      トウシンモンステラ 牡8 58 国分恭  クビ    17
12[5] 10  △  サトノクロニクル  牡4 58 川 田  3/4     5
13[5] 9      ソールインパクト  牡6 58 福 永  3      13
14[3] 6  △  ガンコ       牡5 58 藤岡佑  1/2     3
15[4] 7      ピンポン      牡8 58 宮 崎  1/2     16
16[2] 4      カレンミロティック セ10 58 池 添  1.1/2   10
17[8] 17      トミケンスラーヴァ 牡8 58 秋 山  大差    15
  
払戻金 単勝 12 600円
    複勝 12 190円 / 11 140円 / 8 240円
    枠連 6-6 1020円
    馬連 11-12 1030円 / 馬単 12-11 2510円
    3連複 8-11-12 2060円 / 3連単 12-11-8 11650円
    ワイド 11-12 400円 / 8-12 810円 / 8-11 530円	
  

感想と言い訳?!

 混戦メンバーだったため、多少の中波乱を狙ったんですが、1、2番人気の一騎打ちになりました。復調どこまで…のシュバルグランがさすがの貫禄か?!というところを内からレインボーラインが差し切り。レース後の下馬が気になりましたが、大事ないそうでよかったです。

 本命、アルバートはやはり外を回らされたのが痛かったですね。まぁ仕方ない敗戦でしょう。

2018/4/29 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝3200m
    外・右回り

  • 見込み
京都の坂越えが2回。上がりの競馬になりやすく、差し馬は勝負所ではある程度前につける必要もある。また、長距離コースゆえ、内の経済コースを回る必要があり、その点において外枠はやはり不利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ミッキーロケット 牡5 58.0 和田
1 02 チェスナットコート 牡4 58.0 蛯名
2 03   シホウ 牡7 58.0 浜中
2 04   カレンミロティック セ10 58.0 池添
3 05   ヤマカツライデン 牡6 58.0 松山
3 06 ガンコ 牡5 58.0 藤岡佑
4 07   ピンポン 牡8 58.0 宮崎
4 08   クリンチャー 牡4 58.0 三浦
5 09   ソールインパクト 牡6 58.0 福永
5 10 サトノクロニクル 牡4 58.0 川田
6 11 シュヴァルグラン 牡6 58.0 ボウマン
6 12 レインボーライン 牡5 58.0 岩田
7 13   トウシンモンステラ 牡8 58.0 国分恭
7 14 アルバート 牡7 58.0 ルメール
8 15 トーセンバジル 牡6 58.0 Mデムーロ
8 16   スマートレイアー 牝8 56.0 四位
8 17   トミケンスラーヴァ 牡8 58.0 秋山
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
長距離特有のスローペースも、近年はそれなりにスタミナ戦にもなっている。上がりの瞬発力だけでは苦しい。
信頼度
D
混戦
前哨戦から舞台も変わり、展開も影響。各場の実力差も測り難く、波乱要素も高い。
予想本文 

~ ロングディスタンス ~
 大阪杯が新設された影響も多少あるが、本来、最強馬決定戦クラスの格を求めるこのレースも今年はG1馬1頭という寂しいメンバー構成。長距離戦とあって、阪神大賞典組と日経賞組にスポットがあたる。

 外枠が気になるところではあるが、休み明けでの前走の伸びに目を見張ったアルバートを本命。内の先行馬有利なレース形態ではあるが、今の京都は差しも決まりやすい状況。一叩きで状態は上向き。スタミナや折り合いにも不安はない。道中距離ロスなく運べれば、まとめて差し切りも。

 今回の主力メンバーがそろった阪神大賞典での勝者、レインボーライン。前走はやや展開に恵まれた感もあったが、それでもメンバーが揃った中での勝利は評価したい。過去このレースで大敗しているが、菊花賞2着に実績がある。実績どうこうよりも今の調子の良さを信頼したい。

 前走大敗を喫したシュヴァルグランの取捨が難しい所。前走の結果はある程度度外視できる要素もあったが、それでも負けすぎ。まるで行きっぷりがなかっただけに、今回どこまで闘志が戻っているのかは不安はある。ただ、実績的には無視できず、昨年の今回のメンバーで唯一のG1馬の意地を見せるか。

 好枠を引いたガンコが魅力的。阪神大賞典に比べると手薄だった日経賞組で初重賞を獲ったばかりで、実績的には見劣るものの、先行しての粘りは特筆すべきもの。内枠ですんなり先行ポジションをキープできるだけに、スムーズに力を発揮できそう。

 サトノクロニクルは菊花賞と有馬記念を大敗してるだけに長距離適性に不安があったが、前走で払拭。3200mもこなせるだろうし、中距離実績があることは存外心強い。前走は不利もあってのものだし、勝ち馬とは逆転も十分に可能だ。

 チェスナットコートは血統的に距離は多少不安も現在の充実ぶりと勢いが怖い。

 外枠がかなり痛いがトーセンバジルも要警戒。2走めで上積みも見込める。

 最内枠を利せば、ミッキーロケットの目も。このレースの有利点である内枠先行を素直に顕現できれば。

馬券と総評
推奨馬券 総評
馬連
ながし:

15
→12,11,06,10,02,15,01
(7点)
混戦で難しい所だが、やはりレベル的にもメンバー的にも阪神大賞典組を主軸とした。本命にしたアルバートからサトノクロニクルまでは正直甲乙つけがたい。今回はアルバートながしの馬連で勝負したい。3連単ならボックス馬券がよさそう。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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