優駿牝馬(オークス) 一覧

2022年5月22日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 18  ◎ スターズオンアース 牝3 55 ルメー  2:23.9  3
2[1] 2     スタニングローズ  牝3 55 レーン  1.1/4   10
3[4] 8  ☆ ナミュール     牝3 55 横山武  1.1/4   4
4[7] 15     ピンハイ      牝3 55 高 倉  1      13
5[8] 16  ○ プレサージュリフト 牝3 55 戸 崎  クビ    8
6[2] 4  △ ルージュエヴァイユ 牝3 55 池 添  3/4     5
7[2] 3  ☆ アートハウス    牝3 55 川 田  1.3/4   2
8[8] 17     ニシノラブウインク 牝3 55 三 浦  3/4     14
9[5] 9  △ エリカヴィータ   牝3 55 福 永  クビ    6
10[6] 11     ベルクレスタ    牝3 55 吉田隼  1      9
11[6] 12     ライラック     牝3 55 横山和  1.1/4   12
12[3] 6  ▲ サークルオブライフ 牝3 55 デムー  2.1/2   1
13[1] 1     ウォーターナビレラ 牝3 55  武   2      7
14[7] 14     シーグラス     牝3 55 松 岡  クビ    16
15[5] 10     ラブパイロー    牝3 55 野 中  ハナ    17
16[7] 13  ☆ パーソナルハイ   牝3 55 吉田豊  1.3/4   11
17[4] 7     ホウオウバニラ   牝3 55 横山典  3.1/2   15
18[3] 5     サウンドビバーチェ 牝3 55 石 橋  除外
  
払戻金  [単 勝]  18 650円
        [複 勝]  18 230円/ 2 730円/ 8 340円
        [枠 連]  1-8 1420円
        [馬 連]  2-18 8150円
        [ワイド]  2-18 2890円 / 8-18 1210円 / 2-8 3850円
        [馬 単]  18-2 12750円
        [3連複]  2-8-18 19360円
        [3連単]  18-2-8 119010円
  

感想と言い訳?!

 1番人気がまたも敗れる結果となり、なんというか、人気を背負っている馬と、逆にその盲点となっている馬とのコントラストの強い内容となりました。桜花賞馬にもかかわらず、大外枠で3番人気と嫌われたスターズオンアースが、こんなに強かったのか!と再認識させる強い勝ち方。馬群の外でうまく折り合えるか不安でしたが、危なげない競馬ぶりで、牝馬3冠も視野に入ってきました。

 2着も想定より低評価だった10番人気のスタニングローズ。好位からよく脚を伸ばしましたが、勝ち馬の末脚には屈してしまいました。3着、4着はともに距離不安のあったナミュールとピンハイ。特にピンハイは父ミッキーアイルで、さすがにここは長いと思われていただけに今後が開ける好結果となりました。

 一方で人気馬としてはサークルオブライフは痛恨の出遅れ。アートハウスはやはりまだこれからの馬で、2番人気はちょっと人気しすぎだったようにも思います。

 予想としては外してしまいましたが、とにかくスターズオンアースさえ来てくれたら!という馬券の買い方をしていたので、この結果は大満足なレースでした。欲を言えばピンハイが絡んでくれたら言う事なかったのですが…(^^;

2022/5/22 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ウォーターナビレラ 牝3 55.0 武豊
1 02   スタニングローズ 牝3 55.0 レーン
2 03 アートハウス 牝3 55.0 川田
2 04 ルージュエヴァイユ 牝3 55.0 池添
3 05   サウンドビバーチェ 牝3 55.0 石橋脩
3 06 サークルオブライフ 牝3 55.0 Mデムーロ
4 07   ホウオウバニラ 牝3 55.0 横山典
4 08 ナミュール 牝3 55.0 横山武
5 09 エリカヴィータ 牝3 55.0 福永
5 10   ラブパイロー 牝3 55.0 野中
6 11   ベルクレスタ 牝3 55.0 吉田隼
6 12   ライラック 牝3 55.0 横山和
7 13 パーソナルハイ 牝3 55.0 吉田豊
7 14   シーグラス 牝3 55.0 松岡
7 15   ピンハイ 牝3 55.0 高倉
8 16 プレサージュリフト 牝3 55.0 戸崎圭
8 17   ニシノラブウインク 牝3 55.0 三浦
8 18 スターズオンアース 牝3 55.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
逃げて結果を出した13と10が引く。それなりに流れる展開で、逃げ切りは厳しく、先行馬も相当の貯金が必要。
信頼度
D
混戦
抜けた馬がいない上、大きな舞台替わりで、一筋縄には行かなさそう。どの馬にもチャンスがある。
予想本文 

~ 1番人気の行方 ~
 平地G1で1番人気が9連敗しており、今年はまだ1頭も勝利できておらず、いよいよ深刻な事態になってきた。一方で、このオークスに限っては、昨年こそ、ソダシが大敗したものの、1番人気馬は過去10年で5勝2着2回で連対率は7割もある。果たして負の連鎖は続くのか、混戦のメンバー構成がさらに迷いを生じさせる。

 桜花賞で述べたとおり、スターズオンアースはオークス向きと判断していたのだが、なんと桜花賞を勝利。ならば、ここは絶対視!と思っていたところが、まさかの大外枠を引く不運。このところの1番人気馬の不振には、この大外枠も多分に影響しており、ここもとてつもなく不安に襲われる。ただ、ここまで6戦3着以下なしの安定感は軸馬としては信頼できるものだし、血統的にも東京2400mは申し子レベル。外枠が影響してか、桜花賞馬としては案外人気的旨味もあり、鞍上の手腕に託し、大外克服はあると見る。

 とにかく出遅れだけは!のプレサージュリフトを思い切って対抗格に抜擢。桜花賞では致命的な出遅れで競馬にならなかった。2戦負けなし、それも本命スターズオンアースの差し切り勝ちもある東京の舞台で再度見直し。しかし、直線長く、追い込みでも勝負できる舞台設定でも、G1はそう甘くはない。やはりスタートはなんとか決めてほしい。逆にそれが叶えば、桜花賞からの大逆転は十分狙えるはず。

 桜花賞では外枠に泣いた2歳女王サークルオブライフ。最後は見せた猛追、メンバー最速の33.3の上がりタイムは東京コースでは大きな武器。エピファネイア産駒で距離が長いということもないだろうし、おそらくの一番人気にも納得。現状、さしたる欠点も見当たらない有力馬だが、今回は横一線のメンバーゆえ、逆にその人気を嫌って少し評価を下げた。とはいえ、前走と同じ脚を使われれば、やはり上位入線は濃厚。

 スタニングローズとともにキングカメハメハ最後の産駒となるエリカヴィータ。桜花賞組との力関係は未知数だが、前走のレースぶりはなかなか好感の持てる内容だった。3ヶ月ぶりの実戦ながら、東京の2000mにおいて、やや窮屈な場面からしっかり伸びてきた。血統的に長い距離に不安があったが、この内容なら十分やれそうだ。

 同じくフローラS組からはルージュエヴァイユも。前走は5着と敗れはしたが、ごちゃつきを抜けてからの末脚はさすがと唸らせるもの。ここ3戦、すべて最速の上がり時計で、この切れ味はやはり東京コースでは恐い。まだ本格化は先のようにも思えるが、決め手という点では、このメンバーでも現時点で見劣りはなく、一発を狙える資格は十分。

 桜花賞馬を捨てたジョッキーが選んだアートハウス。今回の乗り替わりには様々な理由があり、一概に能力で選んだ訳ではないが、それでも相応の素質は見込んでのことではあろう。このレースと相性のよい、忘れな草賞組でもあり、纏う雰囲気は大物感にあふれる。時計的には今ひとつ物足らないため、この評価に留めたが、どこまでやれるかは楽しみ。

 前走桜花賞で本命にしたナミュールはまさかの大敗を喫してしまった。さらに距離が伸びる今回はますます厳しくなるが、それでも東京コースなら、まだ見限れぬ。末は確実なタイプだけにペースが早まれば一閃を描く可能性も。

 今回、逃げ馬は苦しいとみているものの、楽逃げされると怖いのがパーソナルハイ。東京コースでの2戦は、今回の有力馬相手にいずれも2着に粘っており、侮れないディープ産駒。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

18
→16,06,09,04,03,08,13
(35点)
とにかく桜花賞が僅差の大接戦だっただけに、各馬横一線。素直に桜花賞馬を信用するには危険が伴うが、勝ち負けに関わらず、オークスではこの馬と思っていただけに、ここは心中したい。ただ、軸は決めても、他馬の取捨が本当に難しく総流しをしたいほど。馬券的には非常に難しく、当日の馬体重や気配でも変わりそうだが、現時点ではスターズオンアースを軸に3連複ながし馬券を推奨としておく。
2021年5月23日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 9  ○ ユーバーレーベン   牝3 55 デムー  2:24.5  3
2[4] 7  ▲ アカイトリノムスメ 牝3 55 ルメー  1      2
3[4] 8     ハギノピリナ       牝3 55 藤  懸  ハナ    16
4[2] 4     タガノパッション   牝3 55 岩田康  1.1/4   10
5[7] 15  △ アールドヴィーヴル 牝3 55 松  山  アタマ  7
6[6] 12     ミヤビハイディ     牝3 55 吉田豊  3/4     17
7[1] 1     ククナ             牝3 55 横山武  クビ    8
8[6] 11  ◎ ソダシ             牝3 55 吉田隼  3/4     1
9[1] 2     スルーセブンシーズ 牝3 55 戸  崎  1/2     9
10[2] 3     パープルレディー   牝3 55 田  辺  1/2     12
11[7] 13  △ ファインルージュ   牝3 55 福  永  1      4
12[8] 17  ☆ スライリー         牝3 55 石  川  クビ    15
13[8] 18  ☆ ステラリア         牝3 55 川  田  2.1/2   5
14[3] 5     クールキャット     牝3 55   武    1.1/2   6
15[3] 6     ウインアグライア   牝3 55 和田竜  1.1/2   13
16[8] 16  ☆ ニーナドレス       牝3 55 藤岡康  9      11
17[7] 14     ストライプ         牝3 55 柴田善  3.1/2   18
18[5] 10     エンスージアズム   牝3 55 岩田望  4      14
  
払戻金  [単 勝]  9 890円
        [複 勝]  9 250円 / 7 190円 / 8 2820円
        [枠 連]  4-5 1790円
        [馬 連]  7-9 1880円
        [ワイド]  7-9 700円 / 8-9 24940円 / 7-8 14430円
        [馬 単]  9-7 4690円
        [3連複]  7-8-9 109190円
        [3連単]  9-7-8 532180円
  

感想と言い訳?!

 このレースはソダシを買うか、買わざるかのレースでしたが、結果はやはりというか、馬群に飲まれる結果になりました。1番人気、桜花賞馬の活躍傾向と陣営の距離への自信から本命としましたが、根本的に差し馬タイプでないと難しいですね。この敗北はもちろん距離が影響していますが、東京コースも響いたように思えます。結果論になりますが、思い切って逃げて離していたら…とも思わずにいられません。

 そんな中、見事な差し切りを演じたのがゴールドシップ産駒、ユーバーレーベン。対照的にこの距離と東京なら!というところを見せてくれました。2着もアカイトリノムスメが入って、ソダシを買わなければ順当どころでしたが、ハギノピリナが外差しから大健闘をみせました。おかげでこれは絶対買えなかったなぁ…な馬券になったので、少し救われました。(^^;

2021/5/23 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ククナ 牝3 55.0 横山武
1 02   スルーセブンシーズ 牝3 55.0 戸崎圭
2 03   パープルレディー 牝3 55.0 田辺
2 04   タガノパッション 牝3 55.0 岩田康
3 05   クールキャット 牝3 55.0 武豊
3 06   ウインアグライア 牝3 55.0 和田竜
4 07 アカイトリノムスメ 牝3 55.0 ルメール
4 08   ハギノピリナ 牝3 55.0 藤懸
5 09 ユーバーレーベン 牝3 55.0 Mデムーロ
5 10   エンスージアズム 牝3 55.0 岩田望
6 11 ソダシ 牝3 55.0 吉田隼
6 12   ミヤビハイディ 牝3 55.0 吉田豊
7 13 ファインルージュ 牝3 55.0 福永
7 14   ストライプ 牝3 55.0 柴田善
7 15 アールドヴィーヴル 牝3 55.0 松山
8 16 ニーナドレス 牝3 55.0 藤岡康
8 17 スライリー 牝3 55.0 石川
8 18 ステラリア 牝3 55.0 川田
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
逃げ馬不在。場合によっては、1人気、11がハナを先導する可能性もある。スローは間違いなく、直線の瞬発力と位置取りが重要。
信頼度
C
ヒモ穴注意
本命馬以外は横一線。距離延長の要素より、桜花賞組と別路線の力関係次第か。
予想本文 

~ 白女王が臨む高み ~
 白毛馬が無敗で桜花賞を制し、さらなる高みを目指す。囁かれるは距離の壁。後押しするは昨年から続く無敗馬の勢い。最大のライバルは別路線に進み、勝ち負けうんぬんより、この馬がどんな競馬をするかが注目。

 確かにクロフネ産駒は2000m以上には分が悪い。桜花賞をレコード勝ちしたソダシを懐疑的にならざるを得ないのはその距離の壁。前走では、桜花賞では白毛人気を嫌って、評価を下げたが、それをあざ笑う見事な勝利。阪神JFぶっつけながら、早い時計に対応し、2秒縮めてみせた。デビューから、函館、札幌の1800mを経験し、かなり様々なロケーションを経験しながら常に結果を出した。ハナ、クビの地味な勝ち方ながらも、その適応力と勝負根性は世代随一。そもそも白毛馬がG1を勝つこと自体が奇跡に近く、いまさら距離の壁など、ささいな問題。確かにアタマは危ういかもしれないが、軸馬としてはこのメンバー相手なら不動。

 一方、ヒモ相手には頭を抱えたが、ユーバーレーベンを抜擢。別路線組ではあるが、この馬のさらなる上昇余地に魅力を感じた。ゴールドシップ産駒ながらも、ここまで短い距離でよく戦ってきた。ソダシには3度敗れるも、うち2戦はG1も含め、接戦を演じており、その地力は桜花賞組に遅れをとらない。前走の3着も、直線利して追い上げながら届かずのもの。ここでの東京2400mの舞台は飛躍の場となりそう。

 ソダシのライバルと目されたサトノレイナスがダービーへ。そして同厩舎のアカイトリノムスメはルメール騎手の手に渡った。やや節操がない感もするが、この馬にとってはこの上ない鞍上を得た。母アパパネはオークスのイメージが強烈だが、どちらかというとマイラー気質。しかし、この馬は気性的にも落ち着きがあり、長い距離の方が向きそう。加えて3戦3勝の東京コース。条件は整っており、死角もない。ただ、上がりの競馬になりがちなこのレースではあるが、今年はメンバー的にちょっと読めないところもあり、より上手な立ち回りも要求される。

 桜花賞3着のファインルージュは、久々だったことを思えば大健闘。それまで短距離を意識したローテだった上、いかんせん、キズナ産駒ゆえ、距離延長には良し悪しの部分もあるが、存外、折り合いもつくタイプで、むしろ距離はこなせそうに思える。であれば、この舞台向きの切れる脚もあり、上位食い込みは濃厚になってくる。

 1勝馬でもアールドヴィーヴルの再浮上も怖い。前走は後方に位置取りながらのキレ負けで、時計勝負では、上位陣にはまだ分が悪い。ただ、やや湿り気を帯びた力のいる馬場となった今の東京コースと、血統的に歓迎の距離延長がうまく絡めば、前走から一変の姿を見せても驚けない。

 時計的にはかなり物足りないが、2戦2勝で底は見えていないニーナドレス。ただ、前走の末脚には見るべきものがあり、現在の仕上がり状態もかなり良さそう。無敗馬だけに、ある程度人気を背負ってしまうが、それでも抑えておきたい一頭。

 大外のステラリア。1800m以上でしか勝っていないことから、距離延長には問題はなく、むしろより歓迎材料のはず。このレースに相性の良い、忘れな草組という点も好感が持てる。東京コースも経験済みで、それなりに切れる脚もある。

 正直、ソダシを除けば横一線の状況下ではどの馬がきてもおかしくはなく、ならば人気薄でスライリーはどうか。母系にディープインパクト、父オルフェーヴルと血統的にはこの舞台は最適。前走の先行策に光明。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

11=09
→07,12,15,16,18,17
(36点)

11=07
→09,12,15,16,18,17
(36点)
ソダシで外したなら仕方がない。そう思わせるだけの競馬を見せてくれた。展開的に一気に馬群に飲み込まれる可能性もないわけではないが、ここは人気でも、軸として任せたい。ただ、そうすると相手が人気どころだと少々困る。もともとオークスは1番人気が5年連続勝利しているものの、ヒモ荒れ傾向が顕著。ヒモは印がまわらなかった馬も含め、手広く抑えておきたい。相手には別路線組だが、ユーバーレーベンを筆頭とし、桜花賞組からは安定株アカイトリノムスメから3連単2頭軸マルチ。
2020年5月24日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  ◎ デアリングタクト   牝3 55 松  山  2:24.4  1
2[8] 16     ウインマリリン     牝3 55 横山典  1/2     7
3[4] 7     ウインマイティー   牝3 55 和  田  クビ    13
4[3] 6  ☆ リアアメリア       牝3 55 川  田  3/4     8
5[6] 12     マジックキャッスル 牝3 55 浜  中  3/4     14
6[7] 15     チェーンオブラブ   牝3 55 石  橋  クビ    17
7[5] 10     ミヤマザクラ       牝3 55   武    クビ    4
8[3] 5     ホウオウピースフル 牝3 55 内  田  クビ    10
9[6] 11  ☆ リリーピュアハート 牝3 55 福  永  1/2     6
10[8] 17  △ マルターズディオサ 牝3 55 田  辺  アタマ  12
11[1] 1  △ デゼル             牝3 55 レーン  ハナ    2
12[7] 13     ウーマンズハート   牝3 55 藤岡康  1/2     15
13[8] 18  ☆ サンクテュエール   牝3 55 ルメー  1.1/4   5
14[7] 14     フィオリキアリ     牝3 55 田中勝  1.1/2   16
15[1] 2  ○ クラヴァシュドール 牝3 55 デムー  3/4     3
16[4] 8     スマイルカナ       牝3 55 柴田大  クビ    9
17[2] 3  ▲ アブレイズ         牝3 55 藤  井  2      11
18[5] 9     インターミッション 牝3 55 石  川  3/4     18
  
払戻金 単勝 4 160円
    複勝 4 130円 / 16 420円 / 7 830円
    枠連 2-8 700円
    馬連 4-16 1800円 / 馬単 4-16 1950円
    3連複 4-7-16 15020円 / 3連単 4-16-7 42410円
    ワイド 4-16 770円 / 4-7 1750円 / 7-16 5740円
  

感想と言い訳?!

 大方の予想通り、差し馬には厳しい流れとなりましたが、それでもまたしてもデアリングダクトが一蹴しての2冠達成。ちょっと人気しすぎと思っていたのですが、それを裏付ける強さでした。また、この圧倒的人気の中、動じることなくこの馬の競馬をしてみせた松山騎手も真のG1ジョッキーになったといえそうです。
 
 それにしても、デアリングダクト以外はボロボロの内容でした。基本的には桜花賞敗戦組の巻き返しがあるのではと思っていたのですが、全くいいところなしでしたね。マルターズディオサやクラヴァシュドールが大敗するとは、ちょっと予想外でした。ただリアアメリアの善戦は良かったですね。

2020/5/24 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 デゼル 牝3 55.0 D.レーン
1 02 クラヴァシュドール 牝3 55.0 M.デムーロ
2 03 アブレイズ 牝3 55.0 藤井勘一郎
2 04 デアリングタクト 牝3 55.0 松山弘平
3 05   ホウオウピースフル 牝3 55.0 内田博幸
3 06 リアアメリア 牝3 55.0 川田将雅
4 07   ウインマイティー 牝3 55.0 和田竜二
4 08   スマイルカナ 牝3 55.0 柴田大知
5 09   インターミッション 牝3 55.0 石川裕紀人
5 10   ミヤマザクラ 牝3 55.0 武豊
6 11 リリーピュアハート 牝3 55.0 福永祐一
6 12   マジックキャッスル 牝3 55.0 浜中俊
7 13   ウーマンズハート 牝3 55.0 藤岡康太
7 14   フィオリキアリ 牝3 55.0 田中勝春
7 15   チェーンオブラブ 牝3 55.0 石橋脩
8 16   ウインマリリン 牝3 55.0 横山典弘
8 17 マルターズディオサ 牝3 55.0 田辺裕信
8 18 サンクテュエール 牝3 55.0 C.ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
特に引く馬はいないが、それなりに流れる。後続馬も早め仕掛けが必要で、やはり上がりは速くなりそう。
信頼度
C
上位混戦
有力各馬の差は拮抗。前走大敗からの巻き返しの可能性も。
予想本文 

~ 重の桜から良の樫 ~
 桜花賞との連動性は高いオークスだが、今年の桜花賞は重馬場の中で行われた。そこで際立った強さをみせたデアリングダクトだが、この舞台に変わって、他馬の巻き返しがどこまであるのか、はたまた別路線組の無敗馬か。

 デアリングタクトが桜花賞でみせたパフォーマンスはやはり評価しなければならない。ぬかるむ馬場をあの位置から届かせた豪脚。その内容には十分な説得力があるし、距離うんぬんを問うレベルでもないだろう。どちらかといえば、気になるのは今の高速東京コース。いくら直線長くとも、前がとまらない今の東京コースでは桜花賞のような勝ち方は難しい。初遠征も含めて、乗り方は案外難しいはず。その課題がクリアできれば当然、勝ち負け。

 安定感を買ってクラヴァシュドールを相手筆頭。前走、桜花賞4着は、他馬が軒並み着順を落とした中、不利もありながら、むしろよく頑張ったと言えよう。距離については微妙なところだが、ハーツクライ産駒で血統的にはこなせる下地。追い切り内容も素晴らしく、1勝馬ながら、この完成度の高さはこのメンバーでは抜けており、高い安心感がある。

 無敗馬の中では一番地味なアブレイズが意外に面白い。キズナ産駒らしく、ちょっとチャカチャカしたところが目立つし、左回り、東京コースに対応できるかも疑問。ただ、先行して押し切る形は今の東京にぴったりで、スタミナも十分あり、実にオークス向き。別路線組だが、折り合いつけば上位賑わす可能性はあるはず。

 桜花賞では期待していたマルターズディオサだが、案外な結果に終わってしまった。チューリップ賞での勝ちっぷりとは程遠い内容で、やはり馬場が堪えたとしか思えない。であれば当然今回は巻き返しが期待できるはずなのだが、距離不安のせいか、人気的には盲点になっており、逆に馬券的には旨味がある。

 2戦無敗のデゼル。すでに東京コースを経験しており、信頼できる鞍上も得た。3ハロン32.5という驚異的な上がりを記録した前走は圧巻の一言。ただ、スローの上がり勝負になっての結果だっただけに、淀みなくペースが流れるG1の舞台に対応できるのか一抹の不安も残る。間隔も詰まっているので、少し割り引いたが、かなりの素質馬であることは間違いない。

 桜花賞が特殊な条件だけに、サンクチュエールも十分巻き返しの余地がある。大外枠はいただけないが、東京コースに実績があり、牡馬混合重賞2着は立派で、何より強力な鞍上。

 桜花賞も惨敗してしまったリアアメリア。かつての実力馬も、早熟の声が上がっているが、良馬場の左回りでもう一度。ここは正念場だけに仕上げには抜かりないはず。

 当初から、このオークスを目標に調整されてきたリリーピュアハートも怖い。すでにこのコースで勝利実績があり、適性はいわずもがな。前走の内容も侮れないもの。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

04=02
→03,17,01,18,06,11
(36点)

04=03
→02,17,01,18,06,11
(36点)
現時点で、あまりに圧倒的人気であることにはやや辟易しているものの、あの桜花賞をみたら、やはりデアリングダクトの本命は仕方ない。ただ、絶対の頭本命視はやや危険で、馬券上の連軸的要素が強い。したがって3連単はマルチで。相手が難しいところだが、安定感あるクラヴァシュドール、一発あるアプレイズで勝負。個人的にはマルターズディオサ、デゼルともまだ決めかねており、当日気配にも注目したいところ。
2019年5月19日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ラヴズオンリーユー 牝3 55 デムー  2:22.8  1
2[5] 10     カレンブーケドール 牝3 55 津  村  クビ    12
3[1] 2  ○ クロノジェネシス   牝3 55 北村友  2.1/2   2
4[6] 12  △ ウィクトーリア     牝3 55 戸  崎  クビ    6
5[4] 8  ▲ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田  アタマ  4
6[4] 7     シャドウディーヴァ 牝3 55 岩田康  クビ    7
7[2] 4     シェーングランツ   牝3 55   武    3/4     10
8[3] 6     アクアミラビリス   牝3 55 藤岡佑  2.1/2   13
9[2] 3  △ コントラチェック   牝3 55 レーン  3.1/2   3
10[8] 18     フィリアプーラ     牝3 55 丸  山  1.1/2   17
11[3] 5  ☆ エールヴォア       牝3 55 松  山  2      8
12[6] 11  ☆ シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田  1.1/4   5
13[5] 9     ウインゼノビア     牝3 55 松  岡  クビ    18
14[1] 1     ジョディー         牝3 55 武  藤  3.1/2   14
15[8] 16  ☆ ビーチサンバ       牝3 55 福  永  クビ    9
16[7] 14     フェアリーポルカ   牝3 55   幸    2      11
17[8] 17     メイショウショウブ 牝3 55 池  添  1.3/4   16
18[7] 15     ノーワン           牝3 55 坂  井  3/4     15
  
払戻金 単勝 13 400円
    複勝 13 200円 / 10 1400円 / 2 170円
    枠連 5-7 8420円
    馬連 10-13 25140円 / 馬単 13-10 28210円
    3連複 2-10-13 28240円 / 3連単 13-10-2 179960円
    ワイド 10-13 6430円 / 2-13 470円 / 2-10 4960円
  

感想と言い訳?!

 リアルスティールの半妹、ラヴズオンリーユーが無敗でオークスを制しました。有力各馬が先行して、直線凌ぎを削る中、後ろから切り裂く形で実に理想的な勝ち方でした。

 この馬と接戦の上、2着に入ったのが無警戒だったカレンブーケドール。この馬、なんでこんなにに人気がなかったの?と終わってみれば好走条件が揃っていることに気づくという有様…。3着にちゃんとクロノジェネシスが来ただけに、非常に悔しい一戦となりました。

2019/5/19 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ジョディー 牝3 55.0 武藤 雅
1 02 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村 友一
2 03 コントラチェック 牝3 55.0 D.レーン
2 04   シェーングランツ 牝3 55.0 武 豊
3 05 エールヴォア 牝3 55.0 松山 弘平
3 06   アクアミラビリス 牝3 55.0 藤岡 佑介
4 07   シャドウディーヴァ> 牝3 55.0 岩田 康誠
4 08 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田 将雅
5 09   ウインゼノビア 牝3 55.0 松岡 正海
5 10   カレンブーケドール 牝3 55.0 津村 明秀
6 11 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田 竜二
6 12 ウィクトーリア 牝3 55.0 戸崎 圭太
7 13 ラヴズオンリーユー 牝3 55.0 M.デムーロ
7 14   フェアリーポルカ 牝3 55.0 幸 英明
7 15   ノーワン 牝3 55.0 坂井 瑠星
8 16 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永 祐一
8 17   メイショウショウブ 牝3 55.0 池添 謙一
8 18   フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山 元気
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
今の東京コースは異常に時計が出る。おそらく今回も道中から早めのラップになりそう。
信頼度
D
実力伯仲
実力互角で混戦模様の桜花賞組に別路線組が加わる。距離の対応とレースの流れ次第。
予想本文 

~ 桜花賞馬不在のオークス ~
圧倒的な差で桜花賞を制したグランアレグリアがNHKマイルに駒を進め、さらにそこで敗れてしまった。案外こちらに進めておけば勝ったのか、あるいは…

 オークスは原則桜花賞組がセオリーではあるが、圧勝した桜花賞馬が不在の今年は、やはり別路線組に目が行ってしまう。その中でも無敗で臨むラヴズオンリーユーを人気でも本命視。トライアルを勝ったとは言え、まだ多頭数での一線級との対戦はなく、このメンバーでどこまで・・・という不安はあるが、良血馬だけあって、まだかなりの奥深さを秘めている。キャリアの薄さは伸びしろの期待感の裏返し。状態には問題なく、折り合い、距離にも不安はない。あとは早い流れの中、どれだけの脚を使えるか次第。

 本命馬に別路線組を譲ったが、基本的には桜花賞組が中心となるのがこのレース。その中での1番手はクロノジェネシス。桜花賞では勝ち馬には大敗したものの、しっかり自分の競馬を行い、最後はよく伸びてきた。東京コースは経験済みで、1800mの中距離経験があることも心強い。好走例の多い内枠を引いたこともあり、実力僅差の桜花賞組の中でもっともマイナス要素が少ない。対抗格にふさわしい安定したレースぶりが期待できそう。

  この世代の中心馬はダノンファンタジーだった。1番人気で迎えた桜花賞では、とんでもない馬が出現し、堂々勝負を挑んだが最後は屈してしまった。今回、さらに距離が伸びるという不安要素を抱え、厳しい目で見られるが、昔からオークスというレースは、マイラーでも桜花賞で戦える実力があれば通用する舞台でもある。この馬の地力はやはり世代屈指のもの。今回はチャレンジャーの立場であることも手伝い、自身の競馬に徹することができる。復権は十分ありえるはず。

 逃げきり勝利を収めた前走から、一転、東京の舞台、フローラSで追い込み勝ちしてみせたウィクトーリアがなんとも不気味。距離不安もなく、前走でみせた32秒台の末脚があるなら、G1勝利まで一気にステップアップすることも、あながちないわけではない。今の勢いは非常に怖い。

 勢いという点では、ルメール騎手不在の中、代わって存在感を増しているレーン騎手の駆るコントラチェック。ずば抜けたスピードで逃げ切り勝ちを重ね、ついには重賞も勝利。その前走など、かなり余裕のある勝ち方で、能力の高さは疑うべくもない。ただ脚質的には東京コースでどこまでやれるか、一抹の不安も残す。

 桜花賞では力を発揮できなかったが、この舞台なら!と意気込めるのはエールヴォア。マイルの忙しい流れでは、後方からの競馬となってしまったが、ここではある程度前での競馬もできる。

 ビーチサンバは桜花賞をはじめ、常に上位争いしている堅実味のある差し脚が武器。マイル以上の経験がなく、外枠をひいたことは痛いが、案外、距離伸びて新味を表す可能性も。

 チューリップ賞、桜花賞と異なる流れとなった2戦をともに2着したシゲルピンクダイヤ。それもわずか4戦のキャリアなのだから驚き。距離には不安が残るが、切れる脚をもっているので、ここも対応してきてもおかしくない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=02
→08,12,03,05,16,11
(36点)

13=08
→02,,12,03,05,16,11
(36点)
とにかく桜花賞は勝ち馬以外は混戦だったし、それまでの対戦成績を見ても、その実力差はかなり伯仲している。当然、距離への適性が鍵とはなりそうだが、現在の異常に時計が出る東京コースも気がかり。新勢力も加わりそれまでの勢力図がガラリ変わる可能性もある。迷いはあったが、ラブズオンリーユーの伸びしろに賭けてみたい。相手は安定感のあるクロノジェネシスと、復権企むダノンファンタジーからで3連単マルチながし。
2018年5月20日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎  アーモンドアイ   牝3 55 ルメー  2:23.8  1
2[1] 1  △  リリーノーブル   牝3 55 川 田  2      4
3[1] 2  ○  ラッキーライラック 牝3 55 石 橋  1.3/4   2
4[5] 10      レッドサクヤ    牝3 55 福 永  1.3/4   11
5[2] 3  ☆  マウレア      牝3 55  武   1/2     6
6[4] 8  ▲  サトノワルキューレ 牝3 55 デムー  1.3/4   3
7[6] 11      パイオニアバイオ  牝3 55 北村宏  クビ    9
8[7] 15      ウスベニノキミ   牝3 55 三 浦  1/2     12
9[3] 6  ☆  オールフォーラヴ  牝3 55 和 田  1      5
10[8] 17  ☆  ロサグラウカ    牝3 55 戸 崎  1/2     8
11[7] 14      ランドネ      牝3 55 内 田  1.1/2   10
12[5] 9      シスターフラッグ  牝3 55 岩 田  1.1/4   16
13[3] 5      カンタービレ    牝3 55 田 辺  クビ    7
14[4] 7      トーホウアルテミス 牝3 55 松 若  1.1/4   13
15[8] 16      ウインラナキラ   牝3 55 大 野  1.1/4   17
16[6] 12     Bサヤカチャン    牝3 55 松 岡  1.1/2   14
17[8] 18     Bオハナ       牝3 55 藤岡康  1.1/2   15
-[2] 4      トーセンブレス   牝3 55 柴田善  取消
  
払戻金 単勝 13 170円
    複勝 13 110円 / 1 200円 / 2 120円
    枠連 1-7 260円
    馬連 1-13 1190円 / 馬単 13-1 1410円
    3連複 1-2-13 750円 / 3連単 13-1-2 3360円
    ワイド 1-13 370円 / 2-13 160円 / 1-2 390円
  

感想と言い訳?!

 アーモンドアイが予想に反して、好位付け。こうなると他馬は太刀打ちできないなぁ…と皆が思った通りの結果となりました。2400mを制したことで、ロードカナロアの評価はますます高まりますね。

 ラッキーライラックもさすがの力量をみせてくれましたが、頑張ったのはリリーノーブル。まさか先着するとは思いませんでした。

2018/5/20 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 リリーノーブル 牝3 55.0 川田
1 02 ラッキーライラック 牝3 55.0 石橋脩
2 03 マウレア 牝3 55.0 武豊
2 04   [取消]トーセンブレス 牝3 55.0 柴田善
3 05   カンタービレ 牝3 55.0 田辺
3 06 オールフォーラヴ 牝3 55.0 和田
4 07   トーホウアルテミス 牝3 55.0 松若
4 08 サトノワルキューレ 牝3 55.0 Mデムーロ
5 09   シスターフラッグ 牝3 55.0 岩田
5 10   レッドサクヤ 牝3 55.0 福永
6 11   パイオニアバイオ 牝3 55.0 北村宏
6 12   サヤカチャン 牝3 55.0 松岡
7 13 アーモンドアイ 牝3 55.0 ルメール
7 14   ランドネ 牝3 55.0 内田博
7 15   ウスベニノキミ 牝3 55.0 三浦
8 16   ウインラナキラ 牝3 55.0 大野
8 17 ロサグラウカ 牝3 55.0 戸崎圭
8 18   オハナ 牝3 55.0 藤岡康
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
12が逃げるが距離延長もあり、各馬折り合い専念に徹し、追いかける馬は少ないだろう。前残りも視野。
信頼度
B
上位陣強力
桜花賞馬の牙城は高いが、3歳牝馬戦ゆえにまだ何が起きるかはわからない。
予想本文 

~ 第2ラウンド ~
桜花賞で完璧な競馬をしたラッキーライラック。それをまさに次元の違う脚で差し切ったアーモンドアイ。その後、たった1戦でここまで...というくらい評価が逆転してしまった。舞台を変え、主役は挑戦者となり、再戦を挑む。返り討ちか、あるいはそれを阻む第三勢力の影もちらつく女王決定戦。

 正直、完成度という点ではまだまだなアーモンドアイ。ロードカナロア産駒ゆえの距離不安ももちろん残る。だが、それでも本命にせざるを得ないほど、前走の内容は異次元のもの。距離延長はさしたる問題ではなく、能力で相殺できる。前走の力を出せれば東京コースなら十分届くだろう。しかし、もちろん追い込み馬ゆえの怖さもあり、前残りや末脚不発の懸念はないわけではない。

 相手もラッキーライラック。桜花賞では期待に応える見事な競馬をしてみせた。先行抜け出しから押し切りを図ったが、まさかの相手の出現であっという間にかわされてしまった。それでも差し返そうとした根性は父譲りか。距離延長の対応は本命馬よりこちらが上手だろう。これまでの実績からも上位入線への信頼度も高い。距離延長そのものより、それによる先行有利の展開になれば、逆転も可能だ。

 今回のレースのキーになりそうな3番手候補はサトノワルキューレ。こちらは逆に2400m戦専科でありながら、前走2000mに参戦し、楽に差し切った姿が好感。スピード競馬に対応可能な下地を作って満を持しての参戦。当然の一角崩し筆頭。

 桜花賞では一時、ラッキーライラックを捉える場面もよぎったリリーノーブル。これで同馬には3連敗で、さらにその上をいく馬も現れてしまった。持てる地力は当然の評価だが、前走が完璧なレースだっただけに今回の上がり目の部分で一歩譲った。

 やはり、別路線組に目が行く中、2000m以上で2戦2勝の無敗馬、ロサグラウカには未知の魅力がある。距離に不安なく、成績のいいルーラーシップ産駒。このメンバーでどこまでやれるか。

 忘れな草賞からはオールフォーラブ。2000mをこなせた下地はやはり安心感がある。これまでが接戦で、ここで一気の相手強化となるが、まだ底は見せていない。

 勝負付けは済んだ気もしないが東京コースに代わってマウレアも見直しておきたい。連下への食い込みなら十分ありえる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=02
→08,01,17,06,03
(30点)
やはり桜花賞1、2着馬は抜けた印象が強い。ラッキーライラックとは他馬との勝負付けが済んでいる中、アーモンドアイの完勝はそれだけ高い能力の証でもある。ここはこの2頭の一騎打ちが濃厚で、素直にこの2頭からの勝負。ただ、3連単マルチだと配当的に苦しい。そのためヒモを絞ったが、金額的にもメリハリは付けたほうがよさそうだ。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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  102. 2012年2月 [2]
  103. 2012年1月 [1]
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