安田記念 一覧

2022年6月5日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 曇・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ▲  ソングライン    牝4 56 池 添  1:32.3  4
2[5] 9  △  シュネルマイスター 牡4 58 ルメー  クビ    2
3[8] 17      サリオス      牡5 58 レーン  アタマ  8
4[7] 15  ○  セリフォス     牡3 54 藤岡佑  1/2     5
5[4] 7  ☆  ファインルージュ  牝4 56  武   クビ    3
6[2] 4  ☆  ダノンザキッド   牡4 58 川 田  ハナ    7
7[5] 10      エアロロノア    牡5 58  幸   1/2     16
8[4] 8  ◎  イルーシヴパンサー 牡4 58 田 辺  ハナ    1
9[8] 18      ナランフレグ    牡6 58 丸 田  3/4     12
10[2] 3      ロータスランド   牝5 56 デムー  クビ    11
11[8] 16      レシステンシア   牝5 56 横山武  クビ    9
12[3] 5      ホウオウアマゾン  牡4 58 坂 井  1/2     15
13[7] 14  ☆ Bソウルラッシュ   牡4 58 浜 中  クビ    6
14[6] 12      ダイアトニック   牡7 58 岩田康  1/2     17
15[1] 2      ヴァンドギャルド  牡6 58 岩田望  1.1/2   13
16[3] 6      カラテ       牡6 58 菅原明  クビ    14
17[1] 1      カフェファラオ   牡5 58 福 永  アタマ  10
18[6] 11     Bカテドラル     牡6 58 戸 崎  4      18
  
払戻金  [単 勝]  13 820円
        [複 勝]  13 260円/ 9 210円/ 17 520円
        [枠 連]  5-7 720円
        [馬 連]  9-13 1740円
        [ワイド]  9-13 830円 / 13-17 2770円 / 9-17 1470円
        [馬 単]  13-9 3740円
        [3連複]  9-13-17 11810円
        [3連単]  13-9-17 64140円
  

感想と言い訳?!

 いろんなタイプの馬が揃った今回の安田記念でしたが、終わってみれば相対的に勢いより、「格」が問われたレースに感じました。その最上位についたのはソングライン。前走ヴィクトリアマイルは後手を踏んだものの、今回は海外重賞ホースの力量を見せつける鮮やかな差し切りで、混戦を制しました。予想よりスロー目の流れで、最後は瞬発力勝負の叩き合いになりましたが、このメンバー相手によく伸びました。

 2着にはシュネルマイスター。こちらも状態今ひとつが伝えられながら、さすがの人馬。特にこういう混戦だったからこそ、より力を発揮できたように思います。個人的にはうれしいのはサリオスの好走。名コンビのレーン騎手に戻ったことも大きいでしょうが、何より-22キロまで減った馬体重が逆に何かやってくれそうな雰囲気を醸し出していました。

 なお、本命にしたイルーシヴパンサーは、直前での1番人気逆転にも驚きましたが、これまでと同じように最後方から進めたことが想定外。戦前の負けパターンの危惧通りの展開となりました。この馬と心中だった私は最初のコーナーで終戦。直線、行き場を失いながらも、上がり最速の脚を繰り出していただけに、少々もったいない競馬だったように思います。

2022/6/5 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   カフェファラオ 牡5 58.0 福永
1 02 ヴァンドギャルド 牡6 58.0 岩田望
2 03   ロータスランド 牝5 56.0 Mデムーロ
2 04 ダノンザキッド 牡4 58.0 川田
3 05   ホウオウアマゾン 牡4 58.0 坂井
3 06   カラテ 牡6 58.0 菅原明
4 07 ファインルージュ 牝4 56.0 武豊
4 08 イルーシヴパンサー 牡4 58.0 田辺
5 09 シュネルマイスター 牡4 58.0 ルメール
5 10   エアロロノア 牡5 58.0
6 11   カテドラル 牡6 58.0 戸崎圭
6 12   ダイアトニック 牡7 58.0 岩田康
7 13 ソングライン 牝4 56.0 池添
7 14 ソウルラッシュ 牡4 58.0 浜中
7 15 セリフォス 牡3 54.0 藤岡佑
8 16   レシステンシア 牝5 56.0 横山武
8 17   サリオス 牡5 58.0 レーン
8 18   ナランフレグ 牡6 58.0 丸田
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
メンバー的にも極端なハイペースは考えづらく、例年並みの平均ペース。上がりの瞬発力に秀でる馬に利。
信頼度
D
混戦
どの馬にもチャンスがありそうな横一線状態。こうなると騎手の力量も問われてくる。
予想本文 

~ バラエティボックス ~
 今年の安田記念はバラエティ豊かな顔ぶれ。ダートチャンプに短距離王、4連勝の上がり馬に、海外帰りの実績馬。全体的にこれといった本命馬はおらず、互いの実力差も図りにくい困難な一戦となった。

 4連勝馬イルーシヴパンサーを本命に抜擢する。このタイプは危険な人気馬のタイプとも言えるが、それも承知の上での本命。皐月賞大敗後、田辺騎手を背に東京コースで4連勝。タイム的にも優秀で、何より確実に使える上がり33秒台の末脚が大きな魅力。4ヶ月ぶりの実戦が気になるところだが、追い切りからは久々を感じさせない抜群の動き。混戦メンバーだけに確実に3着圏内を狙える馬としては、この馬に焦点が当たった。

 前走、久々ながら期待を裏切った3歳馬セリフォス。一叩きされた今回、前走負けてるが故に、あえてもう一度狙ってみたい。3歳馬ゆえの54キロの斤量は大きなアドバンテージ。後のダービー馬とG1の舞台で接戦を演じた素質馬。久々を叩いて上積みを得られれば、古馬相手でも勝負になるはず。末が甘くなる懸念があるが、前で競馬ができる点は出し抜けを狙いやすい。

 前走5着に敗れたソングラインの巻き返しにも期待したい。1着ソダシには完敗も、2着とはほとんど差のない団子入線。多少の不利もありながらのもので、前々走の海外勝利にうなずけるだけの十分な実力を示した。すでに牡馬相手に相当の実績を残している同馬に2キロ減の恩恵は大きく、ここでも鋭い差し込みが炸裂しそう。

 海外を転戦し、近走の国内実績には乏しいが、それ故に人気的盲点になっているヴァンドギャルドへの一発への期待感は大きい。過去、このレースで大敗しているが、国内マイル重賞勝ちをはじめ、マイル経験は豊富。その上で、海外戦での逞しさを備えた今なら、このメンバー相手でも、地力的に互角以上の力を秘めているかも。

 実績的にはシュネルマイスター。グランアレグリアがいなくなった以上、その実績はやはりメンバー随一。ただ、どうにも陣営のテンションが上がってこない。海外で大敗したこと自体は、それほど問題はないが、半年以上空けた国内での実戦を踏まえると、多少不安の方が先立つ。それでもルメール騎手ならなんとかしそうだが、1番人気馬がこれほど連敗しているだけに…。

 距離の長かったオークス以外、3着以下なしの堅実さが売りのファインルージュも引き続き。特に今回と同条件の前走で見せた末脚は見事で、久々を叩いて、今回はさらに前進が見込める。ここ3戦、2着続きではあるが、この辺でスパッと勝ってもおかしくはない。

 ソウルラッシュの前走の大外直線一気の脚には、誰もが目を見張った。ルーラーシップ産駒らしく、多少馬場が渋った方が良いかもしれない。当日の天候は微妙なところではあるが、こちらも4連勝馬。侮れない。

 こういうときに仕事しそうなのが、川田騎手とダノンの馬という雰囲気いっぱいのダノンザキッド。ホープフルS勝ち馬ではあるが、左回りのマイルがあっているという陣営の言質どおりなら、今回はピッタリの条件。3歳以降、勝利から遠ざかっているが、そろそろ復活の狼煙をあげるか?

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

08
→15,13,02,09,07,14,04
(21点)
今回も印が回りきれないほどの混戦メンバー。基本的にははやい上がりを使える好位差しタイプが優勢と見る。その点、イルーシヴパンサーは位置取り的に後ろすぎる不安もあるが、末脚には確実性があるとみて、軸馬として据える。他馬は実力差が図りにくく、絞り込みも困難。ひとまず推奨馬券としては、イルーシヴパンサーを1頭軸とした3連複馬券。相手は無印馬も含めて、できるだけ手広く備えたい。
2021年6月6日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 曇・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / (定量)
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 11  ☆ ダノンキングリー   牡5 58 川  田  1:31.7  8
2[4] 5  ◎ グランアレグリア   牝5 56 ルメー  アタマ  1
3[8] 13  △ シュネルマイスター 牡3 54 横山武  1/2     4
4[5] 8  ▲ インディチャンプ   牡6 58 福  永  クビ    2
5[6] 9     トーラスジェミニ   牡5 58 戸  崎  1.1/4   13
6[6] 10     カデナ             牡7 58   武    1/2     14
7[4] 6  ☆ ダノンプレミアム   牡6 58 池  添  1      6
8[1] 1  ○ サリオス           牡4 58 松  山  クビ    3
9[2] 2     ギベオン           牡6 58 西村淳  1.1/4   11
10[7] 12  △ ケイデンスコール   牡5 58 岩田康  アタマ  5
11[3] 3     ダイワキャグニー   セ7 58 石  橋  1      12
12[8] 14     カテドラル         牡5 58 田  辺  アタマ  9
13[3] 4     カラテ             牡5 58 菅原明  1.1/4   10
14[5] 7  ☆ ラウダシオン       牡4 58 デムー  9      7
  
払戻金  [単 勝]  11 4760円
        [複 勝]  11 710円 / 5 110円 / 13 240円
        [枠 連]  4-7 720円
        [馬 連]  5-11 2950円
        [ワイド]  5-11 1160円 / 11-13 5460円 / 5-13 400円
        [馬 単]  11-5 12090円
        [3連複]  5-11-13 8860円
        [3連単]  11-5-13 110420円
  

感想と言い訳?!

  色々見どころの多かったレースですが、まずは勝ったダノンキングリーを褒めたい。Cコースとはいえ、内が荒れてきた馬場。外を回すときにうまく全馬を内に封じ込めました。結果、直線では14頭の少数頭に関わらず、ごちゃつきが生じました。外差しを決めたダノンキングリー、シュネルマイスターは自分の競馬に徹することを選択したゆえの好走です。長期休養明けにも関わらず、見事な復活劇でした。

  一方、敗れたグランアレグリア。安田記念とヴィクトリアマイルは同じコース設定でも全く違うレースになりがちですが、今回は同じような上がりの競馬。しかし、想定外だったのは、まさかこんな窮屈な競馬をさせられる展開に陥ったこと。それでも間を割ってきたのはさすがですが、最後わずかに力尽きたのは、連戦の疲れも多少あったのかもしれません。

 一番残念だったのは個人的に期待していたサリオス。道中はかかり、直線は塞がり、本命馬マークに徹するどころか、進路を譲って逆に不利を受ける有様。ここは絶対に巻き返さなければならない舞台だっただけに残念です。インディチャンプは本命馬に対し、前に行くことを選択したことが敗因にもつながったように思えますが、これは今まで後ろからでは叶わなかった訳ですし、仕方ないですね。

2021/6/6 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り
  • 稍重
    見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 サリオス 牡4 58.0 松山
2 02   ギベオン 牡6 58.0 西村淳
3 03   ダイワキャグニー セ7 58.0 石橋脩
3 04   カラテ 牡5 58.0 菅原明
4 05 グランアレグリア 牝5 56.0 ルメール
4 06 ダノンプレミアム 牡6 58.0 池添
5 07 ラウダシオン 牡4 58.0 Mデムーロ
5 08 インディチャンプ 牡6 58.0 福永
6 09   トーラスジェミニ 牡5 58.0 戸崎圭
6 10   カデナ 牡7 58.0 武豊
7 11 ダノンキングリー 牡5 58.0 川田
7 12 ケイデンスコール 牡5 58.0 岩田康
8 13 シュネルマイスター 牡3 54.0 横山武
8 14   カテドラル 牡5 58.0 田辺
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
早い時計の続く状態で、雨で多少の馬場渋化があっても傾向はかわらない。好位差しが必勝パターン。
信頼度
B
軸不動
まず、本命馬は安泰。焦点は2着争いだが、波乱は得てして…。
予想本文 

~ 死角なしという死角 ~
 昨年、アーモンドアイを完封したグランアレグリアが連覇を目指す。得意の東京マイルで、かつ少数頭、加えて前走は大楽勝と、ここは勝って当然の情勢。すでにマイル完全制覇を成し遂げ、ここまでくると逆に難しい面も出てくる。徹底マークにあうか、あるいは戦意を失わせるのか、他馬の戦い方も見ておきたい一戦。

 グランアレグリアの前走ヴィクトリアマイルの楽勝劇は大阪杯での敗戦を一気に杞憂とさせた。楽な相手だったとはいえ、最後は流す余裕の圧勝劇。やはり短距離では一段も二段も抜けているところを示した。今回はやや骨っぽい相手に変わり、かつてNHKマイルCで敗れた相手も参戦してくる。前回ほど楽ではなかろうが、それでもこの頭数ならゆうゆうと外を回していけるだろう。間隔の短い3戦目となる疲れが、強いての懸念になるが、前走あれだけ楽な競馬だっただけに、そう問題にもならないだろう。ここは2着も許されない舞台。

 相手も順当にサリオスが務める。前走大阪杯では重馬場の特殊な競馬で5着と沈んだが、それはグランアレグリアも同じ。前々走のマイルCSも言い訳の効く敗戦だけに、ここは得意の舞台で巻き返すはず。朝日杯FS時よりマイルでの強さは比肩なきものと見ていた馬。ここは是が非でも世代代表としても頑張ってほしいところ。倒すべき相手が明確なだけに、競馬はしやすく、しっかりついていければ女王の失墜すら狙える。

 堅実性という点では6歳でも衰えないインディチャンプ。ここのところは、短いところを試してからの久しぶりのマイル戦となる。そのため、どちらに転ぶかわからないところはあるが、まだまだ力の衰えを感じさせない姿を見せており、このメンバーなら順当に胸を張れる存在。

 NHKマイルCでグランアレグリア先着の2着後、どうにも振るわなかったケイデンスコール。しかし、年明けの金杯勝利を皮切りに、走る度に進境を見せてきた。この勢いで、さらなる伸びがあれば、ここも好走ができそう。すでに東京コースも実績があることも心強い。

 今年のNHKマイルCを破格の時計で走破したシュネルマイスター。3歳馬ながら時計的には通用する計算が立ち、なんといっても斤量が大きな魅力。ルメール騎手の手を離れることはマイナス点にはなるが、ダービーで辛酸をなめた若きジョッキーの奮起にも期待したい。

 3歳G1こそ勝利したものの、その後のG1戦では大敗続くラウダシオン。ただ、前哨戦となる前走では鮮やかな好位抜け出しで勝ち名乗りを挙げた。東京コースは4戦3勝2着1回の完璧さ。早めに来られると脆い部分があるが、うまく抜け出しできればチャンスも十分。

 久々ダノンキングリー。思い切って間を開け、立て直しを図ったことには好感が持てるが、いかんせんぶっつけで挑むことになる。鉄砲実績はあるし、ここは復調次第ではあるが、地力は当然ある馬なので、要警戒。

 ダノンプレミアムは地力は上位ながら、なぜか過去2年このレースで大敗しており、強気にはなれない部分も。加えて香港遠征からの半年休養後のぶっつけ。一方で未知の魅力に溢れ、激走パターンもないとはいえない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=01
→08,12,13,07,11,06
(36点)
さすがにここはグランアレグリアの独壇場といえる舞台。競馬に絶対はないが、ここはまず勝利すべき舞台。堅実インディチャンプが気になるが、相手もサリオスで決め打ちしたい。推奨馬券は一応、本命、対抗の3連単マルチ馬券としたが、配当的には厳しい。細かくは、グランアレグリアとサリオスの1、2着ながしの裏表、および頭グランの1,3着固定まで絞りたい。
2020年6月7日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・稍重
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 11  ○ グランアレグリア   牝4 56 池  添  1:31.6  3
2[4] 5  ◎ アーモンドアイ     牝5 56 ルメー  2.1/2   1
3[4] 6  △ インディチャンプ   牡5 58 福  永  1/2     2
4[3] 3  ☆ ノームコア         牝5 56 横山典  クビ    7
5[5] 8     ケイアイノーテック 牡5 58 津  村  1.1/4   11
6[6] 9  ☆ アドマイヤマーズ   牡4 58 川  田  クビ    6
7[2] 2  ▲ ダノンキングリー   牡4 58 戸  崎  3/4     5
8[8] 14     ダノンスマッシュ   牡5 58 三  浦  ハナ    8
9[5] 7     ペルシアンナイト   牡6 58 田  辺  1.3/4   10
10[8] 13  ☆ ヴァンドギャルド   牡4 58 岩田望  クビ    9
11[6] 10     ミスターメロディ   牡5 58 北村友  3      12
12[7] 12     セイウンコウセイ   牡7 58 内  田  1      14
13[1] 1  △ ダノンプレミアム   牡5 58 レーン  1.1/4   4
14[3] 4     クルーガー         牡8 58 石  橋  1.1/4   13
  
払戻金 単勝 11 1200円
    複勝 11 180円 / 5 110円 / 6 130円
    枠連 4-7 590円
    馬連 5-11 650円 / 馬単 11-5 2840円
    3連複 5-6-11 840円 / 3連単 11-5-6 11240円
    ワイド 5-11 260円 / 6-11 590円 / 5-6 170円
  

感想と言い訳?!

 アーモンドアイに勝てるとしたらこの馬だろうというグランアレグリアが完勝。無観客でグランアレグリア(大歓声)がなかったことが寂しいですが、これだけのメンバーで完勝したことは意味があります。
 
 アーモンドアイは懸念された出負けが響きました。ただ、それは微々たるもので、しっかり2着したように、ちゃんと力は見せました。それ以上にグランアレグリアが強く、完璧なレースをしただけのように思えます。でも、もしヴィクトリアマイルCにグランアレグリアが出ていても、やっぱりアーモンドアイが勝ったようにも思えます。同じ東京マイル戦でも不思議なものです。まぁたらればを言えばキリがありませんが…(^^;

 3着インディチャンプもさすがの強さでした。終わってみれば1~3番人気の決着で固い結果なんですが、ちょっと波乱ムードでしたね。

 先週に続き、ようやく勝てるようになってきました。アーモンド1着ながしでしたが、グランアレグリアだけは裏表買ってたので、大きめの勝利となりました。3着ノームコアだったらもっと幸せでしたが、まぁ、ここらへんで。

2020/6/7 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ダノンプレミアム 牡5 58.0 レーン
2 02 ダノンキングリー 牡4 58.0 戸崎圭
3 03 ノームコア 牝5 56.0 横山典
3 04   クルーガー 牡8 58.0 石橋脩
4 05 アーモンドアイ 牝5 56.0 ルメール
4 06 インディチャンプ 牡5 58.0 福永
5 07   ペルシアンナイト 牡6 58.0 田辺
5 08   ケイアイノーテック 牡5 58.0 津村
6 09 アドマイヤマーズ 牡4 58.0 川田
6 10   ミスターメロディ 牡5 58.0 北村友
7 11 グランアレグリア 牝4 56.0 池添
7 12   セイウンコウセイ 牡7 58.0 内田博
8 13 ヴァンドギャルド 牡4 58.0 岩田望
8 14   ダノンスマッシュ 牡5 58.0 三浦
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
これといった逃げ馬が不在で、スローは濃厚。上がりは相当に早くなる可能性あり。
信頼度
B
軸不動
本命馬の安定感には一定の信頼。脇も有力馬が固め、波乱は考えにくいがヒモ穴の突っ込みは要警戒。
予想本文 

~ 打倒アーモンドアイ ~
 前走も圧勝し、圧倒的人気が予想されるアーモンドアイ。出走頭数は14頭ながら、うちG1馬は11頭と超豪華メンバー。すなわち打倒女王へ本気のメンバーが揃ったと言える。同じ舞台ながら前走よりはるかに骨っぽいメンバーを相手に女王がどう立ち回るかが見どころ。

 アーモンドアイにとって、前走はある種、勝って当たり前の前哨戦。本来、海外で活躍するはずだったが、思わぬ形での国内専念。そこで巡ってきた史上最多8冠を目指すにあたって、一叩きで万全の体勢に望む。とはいえ、それほど甘いメンバーではない。不利があったとはいえ、前年は敗戦を喫したいわくつきの舞台でもあり、ここはすっきりと勝利しておきたいだろう。前走と同じレースができれば何ら不安はない。今の東京では、怖いのはスタートで後手を踏むことだけ。この馬としては珍しい中2週のローテも前走楽勝のため、そう気にならない。

 前走、決してベスト距離ではないスプリント戦で、強烈な末脚を披露したグランアレグリア。前が止まっていたのは事実だが、その末脚には戦慄を覚えた。今回、相手が揃っているのは承知の上で、それでもこの馬に期待せずにはいられない。気性的な難しさはあるものの、本来マイルがベスト。後方からの競馬では届かない可能性もあるが、この馬も並の馬ではないはず。明け4歳の勢いも買い。

 ダノンキングリーはやはりその安定感を買いたい。昨秋のマイルCSこそ5着に敗れたが、クラシックを含めて、大レースで常に上位の安定勢力。前走など、思わぬ形で逃げることとなったにもかかわらず、3着に粘ってみせた。今回は待ちに待った大得意の東京を舞台に、内枠も引けた。以前の相方も復帰し、G1馬11頭を相手に無冠のこの馬が挑む。

 昨年のこのレース大敗後、未勝利であることが気にかかるダノンプレミアム。海外含むG1 3連戦をすべて上位入線しているのだから、本来文句はないはずなのだが、アーモンドアイ、インディチャンプ両馬にそれぞれ力負けした2着は少々苦しい。ただ、今回は鞍上変わって新味が出る可能性もあり、昨秋のデキにあれば好勝負するはず。

 やはり国内マイルG1連覇の実績は素直に尊重したいインディチャンプ。前走も危なげなく勝利し、非常に順調な仕上がりを見せている。昨年アーモンドアイを破ったことを含め、その実力はこの評価には見合わないが、アーモンドアイの人気を考えると、この馬に来られると馬券的につまらなくなる側面も。それゆえ、謙虚な印となったが、取り立てて欠点は見当たらない上、意欲的な追いきりを消化し、万全の体勢で臨む。

 前々走、富士Sで大きく株を落としたアドマイヤマーズ。しかし、続く海外遠征となった香港マイルCで、インディチャンプを押しのけての勝利。マイル戦では力のあるところを証明した。一流馬古馬が揃う今回、改めてこの馬の地力が試される。

 前走、マイラーズCで、派手に出遅れたヴァンドギャルド。しかし、最後方から大外猛追を見せた内容は、ここでもハマれば面白いと思わせるに十分。無欲の突っ込みが怖い。

 ノームコアは前走、アーモンドアイにはまるで敵わなかったとはいえ、昨年チャンプの貫禄を見せつける3着。東京マイル戦ではしっかり走ることを印象づけた。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=11
→02,01,06,09,13,03
(36点)

05=02
→11,01,06,09,13,03
(36点)
アーモンドアイにとって、確かに前回より楽な相手ではない。それでもアクシデントがない限り、ちょっと負ける姿は想像できない。こういう時に波乱は起きるものでもあるが、頭固定は致し方ないだろう。問題は相手探しとなるが、上位陣の地力は互角。ちょっと穴馬介在の余地はなさそうだが、それでもヒモ穴には注意しておきたい。馬券はもちろんアーモンドアイから。推奨はマルチ馬券としているが、頭固定でグランアレグリアとダノンキングリーを相手としての流しが本線。
2019年6月2日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 曇・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  △ インディチャンプ   牡4 58 福  永  1:30.9  4
2[1] 2  ☆ アエロリット       牝5 56 戸  崎  クビ    3
3[7] 14  ◎ アーモンドアイ     牝4 56 ルメー  ハナ    1
4[3] 6     グァンチャーレ     牡7 58 松  岡  1.1/2   13
5[2] 4  △ サングレーザー     牡5 58 岩田康  ハナ    6
6[4] 7     モズアスコット     牡5 58 坂  井  クビ    7
7[1] 1     ケイアイノーテック 牡4 58   幸    1/2     10
8[4] 8  ☆ ステルヴィオ       牡4 58 レーン  ハナ    5
9[8] 16     ロジクライ         牡6 58   武    1/2     11
10[7] 13  ☆ ペルシアンナイト   牡5 58 デムー  2.1/2   8
11[2] 3     サクラアンプルール 牡8 58 横山典  1/2     15
12[6] 12     ロードクエスト     牡6 58 石  川  ハナ    16
13[5] 9     スマートオーディン 牡6 58 池  添  3/4     12
14[5] 10     フィアーノロマーノ 牡5 58 北村友  1/2     9
15[6] 11     エントシャイデン   牡4 58 田  辺  1/2     14
16[8] 15  ○ ダノンプレミアム   牡4 58 川  田  4      2
  
払戻金 単勝 5 1920円
    複勝 5 290円 / 2 240円 / 14 110円
    枠連 1-3 4010円
    馬連 2-5 5670円 / 馬単 5-2 13660円
    3連複 2-5-14 3690円 / 3連単 5-2-14 43720円
    ワイド 2-5 1460円 / 5-14 600円 / 2-14 470円
  

感想と言い訳?!

 2強が並んで外枠発送に懸念がなかったわけではありませんが…
 スタート後、ロジクライが大きく斜行、大きく煽りをくったダノンプレミアムは後方からのレースとなり、アーモンドアイも影響を受けました。そしてレースはやはり前が止まらない。逃げ粘るアエロリットをインディチャンプが差し切りを決めました。

  絶望的なポジションから追い上げたアーモンドアイはさすがですが、それでもここの敗戦は予想外。ダービーに続いて大本命が敗れるという結果になってしまいました。

2019/6/2 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ケイアイノーテック 牡4 58.0
1 02   アエロリット 牝5 56.0 戸崎圭
2 03   サクラアンプルール 牡8 58.0 横山典
2 04 サングレーザー 牡5 58.0 岩田康
3 05 インディチャンプ 牡4 58.0 福永
3 06   グァンチャーレ 牡7 58.0 松岡
4 07   モズアスコット 牡5 58.0 坂井
4 08   ステルヴィオ 牡4 58.0 レーン
5 09   スマートオーディン 牡6 58.0 池添
5 10 フィアーノロマーノ 牡5 58.0 北村友
6 11 エントシャイデン 牡4 58.0 田辺
6 12   ロードクエスト 牡6 58.0 石川
7 13   ペルシアンナイト 牡5 58.0 Mデムーロ
7 14 アーモンドアイ 牝4 56.0 ルメール
8 15 ダノンプレミアム 牡4 58.0 川田
8 16   ロジクライ 牡6 58.0 武豊
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
02の逃げペースは速いが、単騎逃げとなれば、多少は落ち着く。それでも差し馬有利はかわらぬか。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬に不安要素がないわけではないが、それを介在させない圧倒的な実績。ここは負けられない。
予想本文 

~ 牡牝4歳世代最強決戦 ~
 牝馬だけでなく、牡馬を含めた世代、いや全世代最強馬といえるアーモンドアイ。それに対し、4歳牡馬の方ではまだトップとは名乗れないが、順調ならその立場だったかもしれないダノンプレミアム。両馬の激突を多士済々のG1ホースが取り巻く興をそそる一戦。

 現材料で逆らう要素はないアーモンドアイ。ドバイでの完勝は文句のつけようもないが、国内戦は昨秋以来となる。それも桜花賞以来のマイル戦。その点不安要素には違いないが、このタイミングで主戦が間に合ったのは大きい。マイル専科の相手でも、紛れ少ない東京コースなら負けられない。

 相手も素直にダノンプレミアムを信頼。敗れたダービーから慎重すぎるとも言えるローテでここに照準。復帰戦、マイル戦と、順調に課題をこなし、結果を出してきたことも好感。ここで、現役最強馬に土をつけることができれば復権は確固たるものになる。

 3番手には連勝中のフィアーノロマーノを買う。ここはチャレンジャーの立場となるが、時計的な裏付けはある。長くいい脚を使えるタイプで今の高速馬場の東京には合いそう。未知の魅力に惹かれる。

 前走4着と敗れはしたがその差は僅か。インディチャンプは東京コースでの変わり身は見込めるはず。比較的前目につけることのできる差し馬で速い上がりを持っている。東京コースでの重賞勝ちはやはり光る。

 前走大敗も言い訳は効く敗戦のサングレーザー。2戦目でもあり、それまでの実績を考えると、侮れない存在。やはり今の東京はディープ産駒は怖い。

 得意距離に戻ったステルヴィオ。東京コースもプラス。巻き返しの下地は揃っている。鞍上も魅力だ。

 東京マイル戦ではとにかく強いアエロリット。うまくペースに乗れた時の強さは周知の通り。

 近走振るわぬものの、G1ホース、ペルシアンナイトの底力にも一応、注意を払っておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

14
→15,10,05,04,08,02,03
(42点)
純粋に力関係だけなら、アーモンドアイとダノンプレミアムの2強の争い。ただ、アーモンドは自身の競馬に徹する事に対し、ダノンはやはり挑戦者の立場、一か八かの戦いを強いられることもあり、両雄並び立たない展開もありえる。ここは、固くともアーモンドの3連単、1着ながし。ダノンがらみは厚めに抑えたいところ。
2018年6月3日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10     モズアスコット   牡4 58 ルメー  1:31.3  9
2[2] 4  ☆ アエロリット    牝4 56 戸 崎  クビ    5
3[1] 1  ◎ スワーヴリチャード 牡4 58 デムー  3/4     1
4[1] 2  ☆ サトノアレス    牡4 58 蛯 名  1/2     7
5[8] 15  ▲ サングレーザー   牡4 58 福 永  クビ    3
6[3] 5  △ ペルシアンナイト  牡4 58 川 田  1.1/4   2
7[8] 16     ウインガニオン   牡6 58 津 村  2      14
8[7] 14  ○ リスグラシュー   牝4 56  武   クビ    6
9[5] 9     レッドファルクス  牡7 58 田 辺  クビ    8
10[4] 7     ウエスタンエクスプ セ6 58 クリッ  1.1/4   11
11[4] 8  ☆ キャンベルジュニア 牡6 58 石 橋  1/2     10
12[3] 6     レーヌミノル    牝4 56 和 田  3/4     15
13[6] 12     ヒーズインラブ   牡5 58 藤岡康  1      12
14[2] 3     ダッシングブレイズ 牡6 58 北村宏  アタマ  16
15[6] 11     リアルスティール  牡6 58 岩 田  アタマ  4
16[7] 13     ブラックムーン   牡6 58 秋 山  アタマ  13
  
払戻金 単勝 10 1570円
    複勝 10 410円 / 4 290円 / 1 160円
    枠連 2-5 4170円
    馬連 4-10 7370円 / 馬単 10-4 15290円
    3連複 1-4-10 6560円 / 3連単 10-4-1 63280円
    ワイド 4-10 2100円 / 1-10 1020円 / 1-4 680円
  

感想と言い訳?!

 なんか印象としては、ルメールが無理やり勝ってしまったという感じもなくなないですが、連闘で挑んだモズアスコットが、前をいくアエロリットを捉えての勝利。1番人気、スワーヴリチャードは敗れはしましたが、3着死守するあたりさすがです。

 期待したリスグラシューは展開不向きということもあったものの、マイルならもう少しやれると踏んでいたのですが、牡馬の壁は厚かった…ということですかね。

2018/6/3 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 スワーヴリチャード 牡4 58.0 Mデムーロ
1 02 サトノアレス 牡4 58.0 蛯名
2 03   ダッシングブレイズ 牡6 58.0 北村宏
2 04 アエロリット 牝4 56.0 戸崎圭
3 05 ペルシアンナイト 牡4 58.0 川田
3 06   レーヌミノル 牝4 56.0 和田
4 07   ウエスタンエクスプレス セ6 58.0 クリッパー
4 08 キャンベルジュニア 牡6 58.0 石橋脩
5 09   レッドファルクス 牡7 58.0 田辺
5 10   モズアスコット 牡4 58.0 ルメール
6 11 リアルスティール 牡6 58.0 岩田
6 12   ヒーズインラブ 牡5 58.0 藤岡康
7 13   ブラックムーン 牡6 58.0 秋山
7 14 リスグラシュー 牝4 56.0 武豊
8 15 サングレーザー 牡4 58.0 福永
8 16   ウインガニオン 牡6 58.0 津村
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
マイル戦ながら、流れはスロー。今の東京は差しが辛い傾向で、さらに先行有利に拍車がかかる。
信頼度
C
混戦
粒ぞろいのメンバーではあるが、混戦模様。展開も大きく影響しそう。
予想本文 

~ スプリント王 VS マイル王 VS 中距離王 ~
 中距離馬、短距離馬双方が活躍できる舞台であるマイル戦。スプリント、マイルの両G1馬が揃い、加えて2000mの大阪杯覇者も参戦してマイル戦線は活気づいてきた。大阪杯のG1昇格の好影響と言えよう。

 スワーヴリチャードは本来、右回りではモタれ癖がある。それにも関わらず、大阪杯を制した。今回、初のマイル戦とはなるが、それは些細な問題であり、左回りである東京コースであることの方が遥かに大きいメリット。最内枠を利して出遅れることなく、前で競馬を進めてほしいところ。折り合い面も課題があるが、このあたりは鞍上の手腕に期待したい。

 混戦メンバーではあるが、マイルならリスグラシューは牡馬相手でも十分通用する実力がある。前が残る傾向のある東京コースだけに、差し届かない懸念はあるが、確実な末脚で差し込んでくるのは間違いなく、これまでの実績から、3位入線を考えた場合には信頼度が高い。

 前走のマイラーズCを快勝のサングレーザー。直線の末脚は見事で、短距離戦での高い適性を見せつける内容だった。叩き2走目の今回はさらに好走への期待がかかるが、気になるのはやはり初の東京コース。直線の長いコースではあるがあまり悠長にもしていられない。

 昨年はドバイから戻って迎えたこのレースで大敗を喫したリアルスティール。だからといってこのレースには向いてないと断じるのは早計だろう。国内レースは久々ゆえに、不安がないわけではないが、馬も大人になったことだろうし、元来折り合い難を抱えるだけに早い流れは歓迎のはず。

 G1 2着2回のマイルCS馬ペルシアンナイト。実績的には申し分なく、当然このメンバーなら胸を張れるはずではあるが、東京マイル戦となると少し不安もある。成績的にもムラがあるタイプなので、ここは少し控えめに考えたい。

 落鉄がありながら前走ヴィクトリアマイルでの好走が光るアエロリット。今回はハナを切る形も考えられるが、先行有利の舞台で一発も。

 直一気型の末脚が展開的に気になるが、サトノアレスは瞬発力に優れた典型的なディープ産駒。ひと叩きを経て状態も上向き。

 ことマイラーとしての純度ならキャンベルジュニア。相手は揃うが、得意距離で楽しみの方が大きい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=14
→15,11,05,04,02,08
(36点)

01=15
→14,11,05,04,02,08
(36点)
最内枠が気になるものの、やはりスワーヴリチャードの軸が妥当なところ。ただ、相手候補はかなり悩みどころではあるが、マイル戦での安定感を買ってリスグラシューを抜擢。馬券はこの2頭の3連単マルチながし。できればサングレーザーからも押さえておきたい。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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