秋華賞 一覧

2022年10月16日(日) / 阪神 2000m 芝・右 内 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ☆ スタニングローズ  牝3 55 坂 井  1:58.6  3
2[4] 8  ☆ ナミュール     牝3 55 横山武  1/2     2
3[5] 9  ◎ スターズオンアース 牝3 55 ルメー  ハナ    1
4[3] 6     メモリーレゾン   牝3 55 古川吉  2      13
5[5] 10  △ アートハウス    牝3 55 川 田  ハナ    4
6[6] 11     エグランタイン   牝3 55 池 添  アタマ  11
7[8] 15     サウンドビバーチェ 牝3 55 岩田望  ハナ    12
8[3] 5     ストーリア     牝3 55 松 山  ハナ    9
9[8] 16  ▲ プレサージュリフト 牝3 55 戸 崎  3/4     5
10[1] 2  △ ライラック     牝3 55 デムー  1.1/2   6
11[1] 1     ウインエクレール  牝3 55 松 岡  クビ    7
12[6] 12  ☆ ウォーターナビレラ 牝3 55  武   ハナ    10
13[7] 13  ○ エリカヴィータ   牝3 55 福 永  クビ    8
14[2] 4     ラブパイロー    牝3 55 酒 井  1.3/4   16
15[2] 3     タガノフィナーレ  牝3 55 鮫島克  1      15
16[7] 14     ブライトオンベイス 牝3 55 秋山真  3.1/2   14
  
払戻金  [単 勝]  7 570円
        [複 勝]  7 150円/ 8 140円/ 9 130円
        [枠 連]  4-4 1040円
        [馬 連]  7-8 990円
        [ワイド]  7-8 360円 / 7-9 320円 / 8-9 300円
        [馬 単]  7-8 2430円
        [3連複]  7-8-9 1090円
        [3連単]  7-8-9 6900円
  

感想と言い訳?!

 スタニングローズが坂井瑠星騎手の中央G1初勝利をもたらしました。先行から力強い足取りで抜け出し、堂々たる競馬ぶり。春以降の成長がめざましいです。「薔薇一族」と強調されるのは、マスコミの無理やり感があって、実はあまり好きでもないです。それよりもキングカメハメハ最後の直仔であることをもっと取り上げてほしかったですね。ちなみに、同じ父をもつローズキングダムは叔父で、ロゼカラー、ローズバドは一世代前なのが、少々ややこしいところです。笑

 一方、本命にしたスターズオンアースは痛恨の出遅れ!鞍上も前での競馬を望んでいただけに、スタート数秒で終戦となりました。しかし、直線では馬群を捌いてきて、まさかの3着。2冠馬の凄みを見せつける、負けて強しの内容でした。あと、2着のナミュールも20キロの馬体増で、ちゃんと良い結果を出せたことは今後の見通しが非常に明るくなりました。

 それにしても、終わってみればオークスの1~3着決着。オークスの再戦と見ていながらも、その3頭ではすんなり決まってほしくなかったのですが、期待したエリカヴィータとプレサージュリフトが全然でしたので、ダメですね。

2022/10/16 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースで小回りとなる中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になり、やはりパワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ウインエクレール 牝3 55.0 松岡
1 02 ライラック 牝3 55.0 Mデムーロ
2 03   タガノフィナーレ 牝3 55.0 鮫島駿
2 04   ラブパイロー 牝3 55.0 酒井
3 05   ストーリア 牝3 55.0 松山
3 06   メモリーレゾン 牝3 55.0 古川吉
4 07 スタニングローズ 牝3 55.0 坂井
4 08 ナミュール 牝3 55.0 横山武
5 09 スターズオンアース 牝3 55.0 ルメール
5 10 アートハウス 牝3 55.0 川田
6 11   エグランタイン 牝3 55.0 池添
6 12 ウォーターナビレラ 牝3 55.0 武豊
7 13 エリカヴィータ 牝3 55.0 福永
7 14   ブライトオンベイス 牝3 55.0 秋山真
8 15   サウンドビバーチェ 牝3 55.0 岩田望
8 16 プレサージュリフト 牝3 55.0 戸崎圭
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
逃げ馬が3頭。ただ、バチバチにやりあうようにも見えず、流れは落ち着きそう。
信頼度
D
波乱含み
本命馬には一頓挫あり、その他主力も軒並み休養明けぶっつけ。すんなり本命決着の一方で、波乱の可能性も内在。
予想本文 

~ オークスの再戦 ~
 秋華賞ではここ4年連続オークスからの直行組が勝利しており、ぶっつけローテはすっかりトレンドとなった。今回のメンバーもオークス出走組は9頭にものぼり、前哨戦であるローズSは条件異なる中京コース。今年もやはりオークス直行組が中心となるか。

 そのオークスを完勝し、2冠を手にしたスターズオンアース。ただ、その後、軽度ながらも骨折が判明し、ぶっつけは予定通りではなかったかもしれないローテ。桜花賞、オークスとも1番人気だったわけではなく、それまでもやや勝ち味に遅いところがあった。2冠馬ではありながらも、その辺で抜けたイメージこそないが、好時計のオークスでの差し切りは、それらを打ち消すほどのインパクト。やや早熟傾向の血統背景、直線の短い阪神内回り、加えて骨折ブランク明けなどの不安要素は持ちながらも、すでに決着をつけたメンバーが相手。直前気配を見る限り、鞍上に任せておけば、大崩れまでは考えづらい状態まで仕上がっている。

 未知の部分に賭けるところはあるが、エリカヴィータを抜擢。オークスでは力及ばずの内容ではあったが、夏を超え、一回り大きくなって、心身ともに成長が伺える。まだキャリア4戦のフレッシュさと、今後の伸びしろに期待したい。血統的にはマイラータイプで、勝利歴のある2000mへの距離短縮も歓迎のはず。器用なタイプで阪神内回りも心配いらない。「間違いなくG1級」と鞍上が評する器の真価をここで見定めたい。

 外枠ながらプレサージュリフトもオークス以降の成長が楽しみな逸材。切れる脚が武器で、後方からの末脚には信用できるものがある。ただ、オークスでは先着馬たちに、最後キレ負けしたあたり、距離が少し長かったように思われる。そのため今回の2ハロン短縮はこの馬には大きいはず。ゲートがあまりうまくないので、スムーズに発馬することが条件にはなるが、上位陣とはそれほど差がなく、展開次第でオークスのリベンジも果たせる。

 オークスでは2冠馬より上位人気に支持されたアートハウス。生憎7着に破れはしたものの、直線では一旦抜け出す場面もあり、着順ほど悪い内容でもなかった。もともと阪神2000mには実績のある人馬。状態も申し分なく絶好。復帰戦のローズSもしっかり勝ってみせたことで、その実力に信頼性も増した。ただ、その分、人気に拍車もかかったため、やや控えめな評価となったが、半信半疑だったオークスよりもその実力の信用度は格段に向上している。

 一発ムード漂うのがライラック。この馬の2勝を果たした鞍上とのコンビも復活。スターズオンアースにも勝利しており、ハマれば思わぬ力を発揮してくる。春のG1は惨憺たる結果に終わったが、復帰戦の前走では外からよい伸びを見せており、追い込み一辺倒だったレースぶりから成長の跡が伺えた。ジリジリと長く脚を使うタイプで、時計のかかるレース向き。実績こそないが、阪神コースは本来向くはず。

 オークス2着馬、スタニングローズは前走混戦を制し、その貫禄みせつけるさすがの内容。ローテの順調度は申し分ない。デビューからしばらくは芽が出なかったが、今年になってから急成長。オークスでは鞍上がうまく乗ったところもあるが、今ではこの牝馬世代の主力格。もしスターズオンアースが凡走するようなことがあれば、昨年のアカイトリノムスメを彷彿させ、新鋭、坂井騎手にも中央G1初制覇のチャンスが訪れる。

 阪神JF、桜花賞では1番人気の期待を裏切り、人気を落としたオークスで好走したナミュールはちょっと判断が難しい。期待先行したため、案外な結果のイメージがつきまとうが、桜花賞以外は内容は悪くなく、流れひとつ。とにかく小さな馬だけに休養を経てどこまで馬体の成長があるか、そして、それがちゃんと好影響を及ぼしてくれるかが、カギとなる。

 ウォーターナビレラは出遅れたオークスはともかく、期待された前走がひどい内容で、直線まるっきり伸びずに馬群に沈んでしまった。ただ、牧場から直接入厩となった札幌での競馬で、仕上がり途上だったことも考えると、まだ短距離馬と見限るのは早計だし、逆に旨味もある。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

09=16
→13,10,02,07,08,12
(36点)

09=13
→16,10,02,07,08,12
(36点)
ローズSと紫苑Sとの両前哨戦もオークス組が制したこともあり、別路線組からは狙いづらい。ここは素直にオークスの再戦と見たい。逆らいたい気持ちもが生じたが、2冠馬には敬意を払って本命視。一頓挫あっただけに不安もあるが、2000m以上なら世代筆頭格。ここも連軸には応えてくれるだろう。代わりに相手に面白そうなところで素質馬エリカヴィータ、外枠のプレサージュリフトを抜擢。オークスでも注目していた両馬を引き続き追いかけたい。馬券はスターズオンアースからこの2頭の3連単マルチながしで勝負。
2021年10月17日(日) / 阪神 2000m 芝・右 内 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[6] 12  ▲  アカイトリノムスメ 牝3 55 戸  崎 2:01.2  4
2[7] 14  ○  ファインルージュ   牝3 55 ルメー 1/2     2
3[5] 9  △  アンドヴァラナウト 牝3 55 福  永 1/2     3
4[3] 5  ☆  エイシンヒテン     牝3 55 松  若 1.1/2   10
5[3] 6      スライリー         牝3 55 石  川 クビ    15
6[1] 2      ステラリア         牝3 55   武   クビ    9
7[5] 10  ☆  アールドヴィーヴル 牝3 55 松  山 クビ    6
7[8] 15  ☆  アナザーリリック   牝3 55 津  村 同着    8
9[8] 16      ミスフィガロ       牝3 55 藤岡康 1.1/4   12
10[2] 4  ◎  ソダシ             牝3 55 吉田隼 1/2     1
11[1] 1      スルーセブンシーズ 牝3 55 大  野 1      7
12[4] 7  △  サルファーコスモス 牝3 55 川  田 1/2     11
13[6] 11      ユーバーレーベン   牝3 55 デムー 1.3/4   5
14[4] 8     Bエンスージアズム   牝3 55 岩田望 クビ    16
15[2] 3      クールキャット     牝3 55 和田竜 10      13
16[7] 13      ホウオウイクセル   牝3 55 丸  田 1      14
  
払戻金  [単 勝]  12 890円
        [複 勝]  12 260円/ 14 190円/ 9 240円
        [枠 連]  6-7 1330円
        [馬 連]  12-14 2250円
        [ワイド]  12-14 800円 / 9-12 1030円 / 9-14 710円
        [馬 単]  12-14 4890円
        [3連複]  9-12-14 4190円
        [3連単]  12-14-9 26410円
  

感想と言い訳?!

 大好きな馬なのにどうも相性が合わないソダシ。今回は危ない…とは思いつつ、勝たれてしまったら、きっと嫌いになってしまうとの想いからの本命。しかし結果は大敗。オークスと違って落ち着いていたし、展開も思い通りのスロー。道中はこれは勝ったかと思ったら、4コーナーで手応えがなってしまった。ゲートで顔をぶつけ、歯から流血していたというアクシデントはあったそうです。ただ、52キロだった前走とは異なり、距離的にはこのあたりがクロフネ産駒の限界なのかもしれません。次走での復活に期待したいです。(ダートG1走ってくれないかなぁ。 笑)

 さて、勝ったのは同じ金子オーナーの馬、アカイトリノムスメ。春の鬱憤を晴らすかのような見事な差し脚。見事アパパネとの親子制覇を成し遂げました。また、上位陣は有力馬がすんなりと入り、ソダシを除けば概ね波乱のない内容でした。

2021/10/17 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースで小回りとなる中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になる。当日は重馬場の可能性が高く、やはりパワー型の先行馬に利がありそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   スルーセブンシーズ 牝3 55.0 大野 拓弥
1 02   ステラリア 牝3 55.0 武 豊
2 03   クールキャット 牝3 55.0 和田 竜二
2 04 ソダシ 牝3 55.0 吉田 隼人
3 05 エイシンヒテン 牝3 55.0 松若 風馬
3 06   スライリー 牝3 55.0 石川 裕紀人
4 07   サルファーコスモス 牝3 55.0 川田 将雅
4 08   エンスージアズム 牝3 55.0 岩田 望来
5 09 アンドヴァラナウト 牝3 55.0 福永 祐一
5 10 アールドヴィーヴル 牝3 55.0 松山 弘平
6 11 ユーバーレーベン 牝3 55.0 M.デムーロ
6 12 アカイトリノムスメ 牝3 55.0 戸崎 圭太
7 13   ホウオウイクセル 牝3 55.0 丸田 恭介
7 14 ファインルージュ 牝3 55.0 C.ルメール
8 15 アナザーリリック 牝3 55.0 津村 明秀
8 16   ミスフィガロ 牝3 55.0 藤岡 康太
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
05の逃げを、04がつつく。であれば、それほど早いペースにはならないはず。
信頼度
C
穴馬注意
春からのぶっつけ組や、格下挑戦馬も多い。例年とは条件も異なることもあり、思わぬ波乱も警戒が必要。
予想本文 

~ 復権挑む白き女王 ~
 オークスで破れた白毛の女王ソダシ。復帰戦には夏の別路線を選択して見事勝利。今年、このレースは初の阪神開催、天候・馬場も微妙。そして、対するオークス1、2着馬はそろってぶっつけ。トライアル組はというと、鞍上入れ替えなどもあり、混戦模様に拍車をかけている。

 クロフネ産駒は距離に限界があると囁かれる中、挑んだオークスで、やはり惨敗を喫してしまったソダシ。しかし、前走、札幌記念では見事に2000mを克服。52キロという軽量とはいえ、先輩古馬G1馬3頭を力でねじ伏せた。オークスで見せていた行きたがる素振りも全くなく、これなら大丈夫!と思わせるに十分な内容。加えて今年は得意の阪神コース。重馬場予報も、先行馬たるこの馬には向くはず。とにかく弱点であった気性面の成長が見られたことは大きい。後は当然予測される徹底マークと、並んだら差し返す勝負根性が優れていることはすでに知られているだけに、外からの急襲に注意したい。

 前走紫苑Sで鮮やかな差し切りを見せたファインルージュ。桜花賞、オークスともにソダシより着順は下回ってこそいるが、あと一歩のところまで追い詰めた桜花賞での末脚はやはり怖い。福永騎手はアンドヴァラナウトを選んだが、無事元相棒のルメール騎手を確保。何よりきっちりトライアルを勝ってきた点も好感が持てる。敵は重馬場で、前を行くであろうソダシをどの位置から仕掛けるかが難しいところだが、そこは名手に任せたい。

 良血馬アカイトリノムスメも評価的には上位2頭とヒケをとらない。オークスは桜花賞と全く違う展開となり、桜花賞組は多くが惨敗を喫した中、両レースとも好走した点は評価したい。どんな展開・条件にも対応できる柔軟さは、休養明けの不安をも一掃する。春、もう一歩、届かなかった差分。それを埋める成長がこの夏にあったかが鍵とはなるが、併せ馬での熱心な追い切りを見る限り、その期待には応えてくれそう。おそらく、無様な競馬とはならないはず。

 エアグルーヴとディープインパクトの仔で、今回と同じ舞台、マーメイドS勝ちのあるグルヴェイグを母に持つアンドヴァラナウト。1勝馬クラスを勝ち上がったばかりの馬が、続いて非常に強い内容で、初重賞ローズSをも勝利。ローズSは中京コースということもあって、今回のレースとの親和性という点では例年よりは希薄ではあるが、それを差し引いても見事な勝ち方。前に行くこともできる自在性ある脚質も魅力だ。

 オークス馬、ユーバーレーベンはぶっつけでも仕上がり良好。ゴールドシップ産駒の影響か、中距離以上の距離でこそ能力発揮するタイプ。ならば、ソダシに完敗した過去も、マイル戦以下であったことを踏まえれば度外視できるか。問題は今回の阪神コースとその馬場状態。かなり後ろに位置するタイプなので、今回の情勢では、届かないという可能性は出てくる。

 少し視点を変えて、アナザーリリックも面白そう。2000mは初距離とはなるが、前走の勝ちっぷりがいい。牡馬混合のG1、NHKマイルでは着順を落としたが、その差は僅か。差し一辺倒の脚質ゆえ、展開面での不安はあるが、逆にハマれば思わぬ差し込みも。

 勝ちきれぬもどかしさこそあるものの、堅実な末脚を持つアールドヴィーヴルも連下には怖い存在。前走は1番人気に応えられなかったが、窮屈な競馬を強いられ、馬群を割るのに苦労した。一叩きの上積みに加え、スムーズな展開に恵まれれば、まだチャンスはある。

 逃げるエイシンヒテンは、前走が展開的にかなり恵まれた形であったため、今回も同じように都合よく事が運ぶかは微妙なところだが、なんと行っても単騎逃げが見込めるだけに、重馬場の阪神内回りコースなら、警戒は必要か。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

04=14
→12,09,11,15,10,05
(36点)

04=12
→14,09,11,15,10,05
(36点)
圧倒的1番人気が予想されるソダシには、正直迷いも生じたが、純粋に応援したい気持ちもあって、ここも本命視。もちろん十分にその実力は伴っていると判断してのもの。相手にはローズS組よりも舞台設定の似通った紫苑Sを勝ったファインルージュ。ぶっつけではあるが、アカイトリノムスメも同等の力があるとみて、馬券はソダシから両馬を相手に3連単マルチながしで挑みたい。
2020年10月18日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・稍重
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ デアリングタクト   牝3 55 松  山  2:00.6  1
2[6] 12     マジックキャッスル 牝3 55 大  野  1.1/4   10
3[4] 8     ソフトフルート     牝3 55 藤岡康  3/4     9
4[8] 16     パラスアテナ       牝3 55 坂  井  ハナ    12
5[7] 15     ミスニューヨーク   牝3 55 長  岡  3.1/2   16
6[7] 14     オーマイダーリン   牝3 55   幸    ハナ    14
7[2] 3  △ マルターズディオサ 牝3 55 田  辺  クビ    4
8[4] 7  ▲ ムジカ             牝3 55 秋山真  1/2     11
9[3] 5  △ ウインマイティー   牝3 55 和田竜  1.1/2   3
10[6] 11     フィオリキアリ     牝3 55 北村友  1.1/4   15
11[8] 18     アブレイズ         牝3 55 藤  井  1/2     17
12[3] 6     ダンツエリーゼ     牝3 55 太  宰  クビ    18
13[1] 2  ○ リアアメリア       牝3 55 川  田  1.1/4   2
14[1] 1  ☆ ミヤマザクラ       牝3 55 福  永  3      6
15[8] 17     ウインマリリン     牝3 55 横山武  1.1/2   5
16[5] 9  ☆ サンクテュエール   牝3 55 ルメー  クビ    8
17[5] 10  ☆ クラヴァシュドール 牝3 55 デムー  3.1/2   7
18[2] 4     ホウオウピースフル 牝3 55 池  添  6      13
  
払戻金 単勝 13 140円
    複勝 13 110円 / 12 540円 / 8 590円
    枠連 6-7 2580円
    馬連 12-13 2670円 / 馬単 13-12 3140円
    3連複 8-12-13 17920円 / 3連単 13-12-8 44110円
    ワイド 12-13 940円 / 8-13 750円 / 8-12 9310円
  

感想と言い訳?!

 プラス18キロ増で挑んできたデアリングタクト。京都内回りにもかかわらず、外々を回って、これぞ横綱相撲という終始余裕の競馬。着差以上に圧巻の無敗の3冠達成でした。

 あまりにもすんなりの完勝でしたが、ヒモ争いは若干荒れましたね。前日の雨の影響もあって、内の馬場は傷み、加えてデアリングタクトに併せて後続馬が一気の早めの仕掛けとあって、先行勢は全滅してしまいました。デアリングタクトを除く他の人気馬は先行タイプが多かっただけに、2着にマジックキャッスル、3着にソフトフルートと軽視していた差し馬が突っ込みました。文句のない…完敗です!笑

2020/10/18 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ミヤマザクラ 牝3 55.0 福永 祐一
1 02 リアアメリア 牝3 55.0 川田 将雅
2 03 マルターズディオサ 牝3 55.0 田辺 裕信
2 04   ホウオウピースフル 牝3 55.0 池添 謙一
3 05 ウインマイティー 牝3 55.0 和田 竜二
3 06   ダンツエリーゼ 牝3 55.0 太宰 啓介
4 07 ムジカ 牝3 55.0 秋山 真一郎
4 08   ソフトフルート 牝3 55.0 藤岡 康太
5 09 サンクテュエール 牝3 55.0 C.ルメール
5 10 クラヴァシュドール 牝3 55.0 M.デムーロ
6 11   フィオリキアリ 牝3 55.0 北村 友一
6 12   マジックキャッスル 牝3 55.0 大野 拓弥
7 13 デアリングタクト 牝3 55.0 松山 弘平
7 14   オーマイダーリン 牝3 55.0 幸 英明
7 15   ミスニューヨーク 牝3 55.0 長岡 禎仁
8 16   パラスアテナ 牝3 55.0 坂井 瑠星
8 17   ウインマリリン 牝3 55.0 横山 武史
8 18   アブレイズ 牝3 55.0 藤井 勘一郎
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
取り立てて引く馬不在で、前半はスローか。ただ、コース特性を考えると、各馬早仕掛けの可能性があり、後半は一気にペースがあがる。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬の能力は世代随一。アクシデントがなければ、大きく崩れることはなさそう。
予想本文 

~ ぶっつけの3冠チャレンジ ~
 春の二冠馬、デアリングタクトがトライアルを使わずに、3冠に挑む。今後のことを考えてではあるが、無敗馬だけにこういうことをされると判断材料に乏しく、非常に悩ましい。また、今年は牡牝とも無敗の三冠馬が見れるかもしれない。その点は非常に楽しみ。

 デアリングタクトに死角はあるのか?と問われれば、休養明けという以外にも難しい点がいくつかある。特に末脚自慢の差し馬だけに、京都の内回りはリスクがある。前走オークスでの追い込みは圧巻だったが、何度も方向転換しながら馬群を抜け出せたのは、東京コースだったからこそ。少なくとも、前走よりは競馬が難しくなることは間違いない。ただ、いかんせん対抗勢力がちょっと弱い。結局は勝負付けのすんだ春の規制勢力が中心となりそうで、春に見せつけた力量差のおつりで、多少のハンデがあってもどうにかなりそうな情勢。

 一連のG1戦線ですっかり株を落としてしまったリアアメリアが、前走で見事復活。それも積極的に前々に進めて、そのまま押し切ったのだから収穫が大きい。これで距離については完全に目処がついた。直線の短い京都。内回りでごちゃつき、他馬の仕掛けが遅くなれば、本命馬を出し抜けることも可能。ローズSを制している点も信頼度においてかなり大きい。

 3番手評価に思い切ってムジカはどうか。未勝利戦を勝っただけの馬が、まさかの重賞2着。本命馬と同じ父エピファネイアの遅咲きの血を彷彿させる魅力ある一頭。前走ではリアアメリアに大きく離されたとはいえ、直線でのグイッと伸びる追い上げにはなかなか見どころがあった。相手強化で、さらなる伸びが必要とはなるが、その堅実な末脚には混戦で活きてくる。

 チューリップ賞を勝利しながら、桜花賞で振るわなかったマルターズディオサ。オークスでは完全に距離が長すぎて惨敗。しかし、ひと夏を越しての前走、紫苑Sでは鮮やかに快勝して再浮上。先行して抜け出す戦法はこのコースには向くはず。調子も絶好で、一介の早熟馬ではないことをここで証明してほしい。

 オークス3着後の復帰戦の前走、期待されたウインマイティーは6着と敗れた。とはいえ、発馬で後手を踏んだことに加え、不向きな展開でもあった。道中もたつきながらも、一旦エンジンがかってからは、最後までよく伸びてはいたので、そう悲観する内容ではない。ひと叩きの効果は必ず見込めるはずで、オークスに続く上位進出は十分に期待できそう。

 どうしても距離という壁が気になるが、2000mならまだなんとかなるのではないかというクラヴァシュドール。前走は敗れているが、叩いての上積みに一発を期待。

 最内、ミヤマザクラも少々怖い存在。桜花賞、オークスのG1 2戦こそ振るわなかったが、中距離では抜群の実績を持ち、京都2000mも経験済み。休養明けからどこまで成長があるかは未知数も、いきなりの好走があっても驚けない。

 サンクテュエールは桜花賞、オークスでは振るわぬも、まだ見限れぬ余地を残している。加えて当代一の鞍上だけに、やはり押さえてはおきたいところ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

13
→02,07,03,05,10,01,09
(42点)
休養明けぶっつけの不安はあるものの、現状デアリングタクトに敵いそうな馬がいない。ここはあっさりと3冠達成か。相手をリアアメリアとすると、1、2番人気での馬券となるため、馬券としては3連単、デアリングの1着ながしで勝負したい。
2019年10月13日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・稍重
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ▲ クロノジェネシス   牝3 55 北村友  1:59.9  4
2[4] 8  △ カレンブーケドール 牝3 55 津  村  2      2
3[7] 14     シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田  1.1/2   10
4[5] 9     シャドウディーヴァ 牝3 55 松  山  1/2     13
5[4] 7  △ ビーチサンバ       牝3 55 福  永  クビ    6
6[3] 6     ローズテソーロ     牝3 55 横山典  1      14
7[2] 3  ☆ ブランノワール     牝3 55 浜  中  1.1/4   11
8[1] 1  ○ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田  1/2     1
9[8] 17  ◎ エスポワール       牝3 55 シュタ  アタマ  3
10[8] 16     パッシングスルー   牝3 55 戸  崎  クビ    9
11[5] 10     シェーングランツ   牝3 55   武    3.1/2   12
12[2] 4     トゥーフラッシー   牝3 55   幸    1/2     17
13[7] 13  ☆ サトノダムゼル     牝3 55 デムー  1/2     7
14[8] 18     シングフォーユー   牝3 55 藤岡佑  クビ    15
15[7] 15  ☆ コントラチェック   牝3 55 ルメー  3/4     5
16[6] 11     フェアリーポルカ   牝3 55 三  浦  2.1/2   8
17[6] 12     レッドアネモス     牝3 55 藤岡康  大差    16
-[1] 2     メイショウショウブ 牝3 55 池  添  取消
  
払戻金 単勝 5 690円
    複勝 5 240円 / 8 190円 / 14 550円
    枠連 3-4 1680円
    馬連 5-8 2180円 / 馬単 5-8 4950円
    3連複 5-8-14 15170円 / 3連単 5-8-14 70970円
    ワイド 5-8 710円 / 5-14 2120円 / 8-14 2170円
  

感想と言い訳?!

 1000m通過が58秒台というかなり早いペースとなりました。直線脚色落ちる先行馬を置き去りにする見事な勝利がクロノジェネシス。いやぁ馬体重20キロ増でなかなか強気になれない私をあざ笑うような見事な勝利でした。差したといっても比較的前目に位置していたので、やはり地力上位ですね。本命、対抗馬は馬群に沈み、完敗ですっ!

2019/10/13 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田
1 02   メイショウショウブ 牝3 55.0 池添
2 03 ブランノワール 牝3 55.0 浜中
2 04   トゥーフラッシー 牝3 55.0
3 05 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友
3 06   ローズテソーロ 牝3 55.0 横山典
4 07 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永
4 08 カレンブーケドール 牝3 55.0 津村
5 09   シャドウディーヴァ 牝3 55.0 松山
5 10   シェーングランツ 牝3 55.0 武豊
6 11   フェアリーポルカ 牝3 55.0 三浦
6 12   レッドアネモス 牝3 55.0 藤岡康
7 13 サトノダムゼル 牝3 55.0 Mデムーロ
7 14   シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田
7 15 コントラチェック 牝3 55.0 ルメール
8 16   パッシングスルー 牝3 55.0 戸崎圭
8 17 エスポワール 牝3 55.0 シュタルケ
8 18 シングフォーユー 牝3 55.0 藤岡佑
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
直線短い内回りコース。差し馬の仕掛けは早く、流れ早い。とはいえ、馬場は渋く、これといった逃げ馬も不在。
信頼度
C
混戦
各メンバーの力量差はそれほどない。コースや当日の馬場も踏まえると、一筋縄ではいかない情勢。
予想本文 

~ 混戦の秋女王争い ~
 桜花賞馬、オークス馬の姿のいない、秋の3歳女王決定戦。実績的にはダノンファンタジーが中心も、他馬に付け入る隙は十分。

 格下の身の上、鞍上の乗り替わり、加えて外枠と、なかなか厳しい要素が揃ったが、それでも本命にはエスポワールを抜擢。キャリア5戦ながら、逃げ差し自在で、晴雨不問。高い柔軟性を見せており、京都内回りは最適。前走は重馬場を完勝しており、ここでも臆することはないはず。さらに一段上の成長をみせる必要はあるが、期待感の方が大きい。

 桜花賞、オークス馬が姿を見せてこないここは当然の人気馬、ダノンファンタジー。ただ、やはり気になるのは距離の壁。もちろん2000mは守備範囲ではあろうがベストとは言えない。とはいえ、復帰初戦であるローズSをしっかりと人気に応えて勝利してみせた点は高く評価したい。春はやや不完全燃焼に終わっただけに、ここで恥ずかしいレースはできまい。

 G1を3戦含みながらも3着以下なし。クロノジェネシスの安定感はメンバー随一。だが、やはりオークス以来のぶっつけは悩ましいところ。早熟傾向の強いバゴ産駒だけに、一度叩いてほしかった。ここで大敗するリスクも伴うが、鉄砲は効くタイプ。休養明け要因で力を出せないということはないだろう。今回のところはまだ、実績を信頼したい。

 オークスでクビ差2着となったカレンブーケドール。始動となった紫苑Sでは人気を裏切る3着も着差的には僅かで、まぁ上々といえる内容。やはりこのメンバーでは地力的には上位と言えよう。先行しての粘り腰は、京都内回りでも不安は少ない。一方で一発の魅力には欠ける部分もあるが、先行押し切りは十分可能だ。

 前走、ローズSでダノンファンタジーを追い詰めたビーチサンバ。春のチャカチャカした感じが鳴りを潜め、ずいぶん大人びたレースぶりで、春よりも一回り完成度を高めた成長を感じた。春の実績より、ローズSでの内容を素直に評価すべき馬。

 3連勝負けなしでここまで来た上がり馬、サトノダムゼル。現状は、格下であることは否めないが、重馬場経験もあり、伸びしろ見込める高素質馬で、無下にはできない。

 オークス大敗については、やや距離が長すぎたか、コントラチェック。それ以前までの実績を考慮すると、休養明けでもいきなり好走しても決して驚けない。

 連勝の勢いを駆って臨むブランノワールにも注意を払っておきたい。さらに1F伸びるのは歓迎ではないが、距離にも一定の目処はつけている。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

17=01
→05,08,07,13,15,03
(36点)

17=05
→01,08,07,13,15,03
(36点)
ダノンファンタジーの死角は少なそうだが、それでもエスポワールに賭けてみたい。タイム的にはこのメンバーでも通用するはずで、ここでどこまでの競馬ができるか見てみたい。馬券は3連単マルチで、相手は当然のダノンファンタジーと、クロノジェネシスの春の実績馬2頭を。
2018年10月14日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11  ◎ アーモンドアイ   牝3 55 ルメー  1:58.5  1
2[7] 13  △ ミッキーチャーム  牝3 55 川 田  1.1/2   5
3[1] 2     カンタービレ    牝3 55  武   1      3
4[3] 5  ▲ サラキア      牝3 55 池 添  3/4     4
5[1] 1     ラテュロス     牝3 55 秋 山  ハナ    13
6[2] 4     ランドネ      牝3 55 戸 崎  クビ    8
7[8] 16  △ プリモシーン    牝3 55 北村宏  ハナ    6
8[7] 14     ゴージャスランチ  牝3 55 横山典  1.1/4   10
9[4] 7  ○ ラッキーライラック 牝3 55 北村友  クビ    2
10[5] 9  ☆ サトノガーネット  牝3 55 浜 中  クビ    15
11[4] 8  ☆ トーセンブレス   牝3 55 藤岡佑  アタマ  11
12[3] 6     パイオニアバイオ  牝3 55 柴田善  3.1/2   9
13[8] 18  ☆ ダンサール     牝3 55 デムー  1/2     7
14[5] 10     オールフォーラヴ  牝3 55  幸   1.1/4   12
15[7] 15     ハーレムライン   牝3 55 大 野  4      17
16[6] 12     オスカールビー   牝3 55 川 須  2.1/2   14
17[8] 17     サヤカチャン    牝3 55 高 倉  3.1/2   16
-[2] 3     スカーレットカラー 牝3 55 岩 田  取消
  
払戻金 単勝 11 130円
    複勝 11 110円 / 13 280円 / 2 220円
    枠連 6-7 710円
    馬連 11-13 880円 / 馬単 11-13 1000円
    3連複 2-11-13 2360円 / 3連単 11-13-2 5600円
    ワイド 11-13 420円 / 2-11 340円 / 2-13 1500円
  

感想と言い訳?!

 行くべき馬が行かず、レースはミッキーチャームが引くゆったりとした流れ。アーモンドアイには苦しい展開かと思われましたが、別次元の末脚で悠々と3冠制覇してしまいました。これは、エリザベス女王杯はもったいない。ぜひ、JC、有馬へと駒を進めてほしいですね。2着はミッキーチャームがそのまま残り、3着争いが激しくなりましたが、乗り替わりで軽視していたカンタービレが入りました。ローズSを勝ちは伊達じゃなかったですね。

 問題はラッキーライラック。成長分とはいえ、+18キロ増の510キロは頂けない。レース前の入れ込みもあり、道中早々に脱落してしまいました。次走は正念場ですね。

2018/10/14 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・左回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ラテュロス 牝3 55.0 秋山
1 02   カンタービレ 牝3 55.0 武豊
2 03   スカーレットカラー 牝3 55.0 岩田
2 04   ランドネ 牝3 55.0 戸崎圭
3 05 サラキア 牝3 55.0 池添
3 06   パイオニアバイオ 牝3 55.0 柴田善
4 07 ラッキーライラック 牝3 55.0 北村友
4 08 トーセンブレス 牝3 55.0 藤岡佑
5 09 サトノガーネット 牝3 55.0 浜中
5 10   オールフォーラヴ 牝3 55.0
6 11 アーモンドアイ 牝3 55.0 ルメール
6 12   オスカールビー 牝3 55.0 川須
7 13 ミッキーチャーム 牝3 55.0 川田
7 14   ゴージャスランチ 牝3 55.0 横山典
7 15   ハーレムライン 牝3 55.0 大野
8 16 プリモシーン 牝3 55.0 北村宏
8 17   サヤカチャン 牝3 55.0 高倉
8 18 ダンサール 牝3 55.0 Mデムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
内回りコースとあって、比較的流れは早くなりがち。それに加え、逃げ馬2頭。スローは考えづらいか。
信頼度
B
相手探し
休み明けとはいえ、本命馬は強力。完全な相手探しの様相。
予想本文 

~ 牝馬三冠 ~
 牝馬クラシック戦線の春の2強、アーモンドアイとラッキーライラック。その2頭が揃ってぶっつけで挑んできた。春に圧倒的な強さをみせつけたアーモンドアイの3冠達成は濃厚とみられているが、果たして…。

 休み明けとはいえ予定どおり。そして注目の追い切りで圧倒した姿をみせたアーモンドアイの本命は不動と言わざるを得ない。3歳馬においては、春の一線級であっても、その後の成長がなければ秋には埋もれてしまうことが多いが、この馬が春にみせたパフォーマンスは仮にその後の成長がなかったとしても、依然トップレベルのそれ。不向きと言われた2400mを克服し、先行力もみせた完成度はかなり高い。3冠達成はそう簡単なものではないが、その可能性は高いだろう。

 本来主役を張るはずだったオルフェーヴルの仔、ラッキーライラック。アーモンドアイさえいなければ…という悔しい想いはあるだろう。ここでリベンジといきたいところだが、この馬の方が本命馬よりも条件的には厳しい。同じぶっつけでもローズSを回避してのもの。加えて、主戦騎手の乗り替わり。春につけられた差を埋めるには、やはり痛手ではある。ただ、救いは京都内回り2000mというこの舞台設定。展開頼みとはなるが、うまく先行できれば本命馬を出し抜くことは不可能ではない。

 3番手以降は悩ましく、今回の予想のキモとなりそう。迷いは生じたが、やはりローズS組からサラキアに白羽の矢。春にもそこそこの実績を持ち、ディープ産駒らしい持続力ある末脚をもっている。たくましく夏を超えてきたその成長度に期待したい。

 前走では古馬混合重賞を勝利してみせたプリモシーン。距離延長は微妙なところだが、持てるスピード能力はここでは上位。出遅れや脚を余すことの多い不安定さが逆に魅力でもある。上位食い込みは十分ありえる。

 未勝利から3連勝でここに挑む、典型的上がり馬のミッキーチャーム。その状態はまさに上り調子で勢い十分。信頼できる鞍上も得て、臨戦態勢も整った。逃げ馬2頭が多少気になるところもあるが、うまく折り合えればチャンスもある。

 前走ローズS大敗のトーセンブレスだが、それなりに言い訳もあった敗戦。一叩きされて、どこまで上向くか未知数ではあるが、G1善戦の実績はあり、侮れない。

 外枠で、実績も皆無なダンサール。しかし、前走は奥手の素質開花を思わせる5馬身差の圧勝劇をみせた。名手を背に不気味な存在。

 軽量とはいえ前走の勝ちっぷりに光るものがあったサトノガーネット。実績的にも人気は皆無だが、もしかしたらもしかするかも…という大穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭ながし:

1着:11
2着:07
→05,16,13,08,18,09
(6点)

1着:11
3着:07
→05,16,13,08,18,09
(6点)

春の実績馬2頭はやはり抜けていたと判断する。特にアーモンドアイは今回のメンバーでも、この相手なら楽に勝てるのではないかと思えるほど。競馬に絶対はないだけにまさかの結末もないとは言えないが、やはり軸としては不動。ラッキーライラックの方はやはりやや躊躇いは生じたが、この馬も春時点の能力は突出しており、今回のメンバーなら本命馬以外には譲れぬと判断した。

馬券はこの2頭の2頭軸マルチといきたいが、配当的に期待できないので、アーモンドアイの1着固定を本線としたい。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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