天皇賞(秋) 一覧

2022年10月30日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ◎  イクイノックス   牡3 56 ルメー  1:57.5  1
2[2] 3      パンサラッサ    牡5 58 吉田豊  1      7
3[3] 5  ○  ダノンベルーガ   牡3 56 川 田  クビ    4
4[5] 9  △  ジャックドール   牡4 58 藤岡佑  1/2     3
5[5] 8  △  シャフリヤール   牡4 58 Cデム  2      2
6[2] 2      カラテ       牡6 58 菅原明  1      9
7[1] 1  ▲  マリアエレーナ   牝4 56 松 山  ハナ    6
8[8] 14      ユーバーレーベン  牝4 56 デムー  クビ    10
9[4] 6  ☆  ジオグリフ     牡3 56 福 永  クビ    5
10[7] 13      アブレイズ     牝5 56 マーカ  クビ    13
11[6] 10      ノースブリッジ   牡4 58 岩田康  アタマ  11
12[8] 15      カデナ       牡8 58 三 浦  クビ    15
13[3] 4  ☆  ポタジェ      牡5 58 吉田隼  クビ    8
14[6] 11      レッドガラン    牡7 58 横山和  1.1/2   14
15[7] 12      バビット      牡5 58 横山典  アタマ  12
  
払戻金  [単 勝]  7 260円
        [複 勝]  7 130円/ 3 470円/ 5 220円
        [枠 連]  2-4 1680円
        [馬 連]  3-7 3330円
        [ワイド]  3-7 1210円 / 5-7 320円 / 3-5 2260円
        [馬 単]  7-3 4930円
        [3連複]  3-5-7 4400円
        [3連単]  7-3-5 23370円
  

感想と言い訳?!

 いやもう、何をおいてもこのレースはパンサラッサの大逃げでしょう。マリアエレーナを無理めの上位評価しましたが、内心、イクイノックスとダノンベルーガ、ジャックドールで決まりそうと思っていただけに、パンサラッサにはやられました。ハイペースになって逃げ馬は厳しいだろうし、東京コースでもあるので、まさか残られるとは… 

 ただ、勝ったのはイクイノックス。最後の直線はものすごい脚。この馬にとっても初制覇ですが、ようやく1番人気馬がG1を制覇しました。キタサンブラックは種牡馬としてもかなりの活躍が見込まれそうですね。

 そして2着は大逃げしたパンサラッサ。ダノンベルーガ、ジャックドール、シャフリヤールと、有力馬がちゃんと差し込んで来ただけに、本当にただただパンサラッサにやられたレースでした。TV実況では「令和のツインターボ」なんて煽られてましたが、誰もが思い浮かべたのはサイレンススズカのはずです。少しだけ「If...」の世界を垣間見たように思います。

 結局、大逃げがあったものの、ペースはスローになって、勝ち馬が32秒台という完全に上がりの競馬。ジャックドールも他の差し馬とともに追い上げてきたことは、新境地を示したと言えるのですが、ある意味、この馬が鈴を付けにいかなかったことが、この結果を生んだのかもしれませんね。ただ、府中の1000mを57秒台で逃げられたら、誰でも躊躇しますわなぁ… 笑

2022/10/30 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 マリアエレーナ 牝4 56.0 松山
2 02   カラテ 牡6 58.0 菅原明
2 03   パンサラッサ 牡5 58.0 吉田豊
3 04 ポタジェ 牡5 58.0 吉田隼
3 05 ダノンベルーガ 牡3 56.0 川田
4 06 ジオグリフ 牡3 56.0 福永
4 07 イクイノックス 牡3 56.0 ルメール
5 08 シャフリヤール 牡4 58.0 Cデムーロ
5 09 ジャックドール 牡4 58.0 藤岡佑
6 10   ノースブリッジ 牡4 58.0 岩田康
6 11   レッドガラン 牡7 58.0 横山和
7 12   バビット 牡5 58.0 横山典
7 13   アブレイズ 牝5 56.0 マーカンド
8 14   ユーバーレーベン 牝4 56.0 Mデムーロ
8 15   カデナ 牡8 58.0 三浦
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
逃げる03を追って、12、09が続く。例年よりは多少流れる早めのペースか。
信頼度
B
軸馬信頼
少頭数で東京コース。概ね地力通りでの決着が濃厚。オッズ的に限定される絞り込みが難しいところ。
予想本文 

~ 躍進する3歳馬 ~
 3歳春のクラシック組、上位3頭が揃って参戦。迎え撃つは海外帰りの昨年のダービー馬を筆頭とする古馬勢。頭数少ないながらも、実力馬の揃った見ごたえいっぱいの今年の秋の天皇賞。3歳勢が加わって改めて世代間の力量を問われる。昨年はエフフォーリアがコントレイルとグランアレグリアに土をつけたが、今年の3歳世代の力量はどこまでか。

 G1 1番人気の連敗が続くが、それでもここはイクイノックスを本命に据える。昨今の調教技術の進化はぶっつけローテを可能にしたとともに、若駒の早期完成をも促している。近年では3歳馬の完成は早く、秋になると古馬とそれほどの大差は感じない。しかし、斤量では恩恵を受けるとあらば、やはり3歳馬が有利となろう。その中でも「無冠の帝王」と化した同馬はやはり大将格。3歳馬の中でもキャリアは浅く、東京コース、鉄砲駆けにも実績。ある程度の自在性と、切れる末脚は鞍上にとっても御しやすいはずで、崩れるイメージがない。休養明けとしては、やや軽めの調整が気になるが、ある程度信用していい仕上がりレベルにはありそう。

 強力古馬陣を差し置いてやはり3歳馬のダノンベルーガ。こちらも期待されながら、春の2冠では無冠に終わった。特にG1での2戦はちぐはぐな競馬が続いており、本来の力を出し切ったとはいえない内容。3歳世代の中では本命馬とも大差ない地力があるはず。陣営も期するものがあるのか、入念な調整で、春よりも確実に成長が感じられる力強い追い切りをみせている。ここは春の鬱憤を晴らす舞台となりそう。

 小柄な牝馬ながらも、エリザベス女王杯ではなく、果敢にこちらに駒を進めたマリアエレーナの意気を買いたい。前走小倉で圧巻の5馬身差。展開、相手にも恵まれたとはいえ、簡単にできることではない。東京コースが初めてとはなるが、左回りに不安はなく、早い時計も持っている。420キロ台の小柄な牝馬だけに、初の56キロの斤量がどう響くかの懸念はあるが、最内枠を活かせれば牡馬相手でも、好走できる可能性は秘めている。

 前走、札幌記念を終えた段階ではこの馬を本命にとまで考えていたモーリス産駒のジャックドール。当然、ここは待ちに待った得意の舞台。脚質的には東京コースはどうかとも思いがちだが、じっかり高い実績を残している。全11戦はすべて2000m戦で、内9連対を誇るスペシャリスト。特に前走で控える競馬を覚えたことも大きい。ただ一方で、ややズブくなったのか、直線仕掛けの最終追いがもう一つ伸びきれず、その点で少しトーンを下げた。

 前走の海外戦で5頭立て4着と振るわなかったシャフリヤールは、古馬代表として迎え撃つ。前走は時計のかかる日本とは大きく異る舞台でこの馬の特性にまるで合わないものだった。しかし、その海外で揉まれたタフさを身にまとい、得意の東京での早い時計での決着。場合によっては圧勝もありうるほど条件が整っている。一方で海外帰りの初戦、ほぼ1年ぶりに日本競馬となれば慎重さも要する。人気馬でもあり、3歳馬に重きを置く以上、地力は認めつつも押さえまでの評価に留めたい。

 3歳勢はいずれも怖い存在で、当然ながら、皐月賞馬ジオグリフもその一翼を担う。前走のダービーでは7着と振るわぬ敗戦ではあったが、ゴール前まではいい形で伸びており、着順ほど大敗したという内容ではない。最後の最後で力尽きた印象があるので、距離的に厳しかったのかもしれない。適距離に戻ったここは見直しの一手。

 ここ2走で評価を落とし気味のポタジェも引き続き。2走前の宝塚記念はともかく、前走の毎日王冠ではマイルの強力メンバー相手に斤量を背負いながらよく戦った。一叩きで上積み余地はあり、適距離に戻れば巻き返しも。東京コースでの切れ味勝負は分が悪いが、混戦になれば。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

07=05
→01,09,08,06,04
(30点)

07=01
→05,09,08,06,04
(30点)
ぶっつけローテが多く、力関係が難しいところだが、ここは3歳勢を中心視したい。人気であってもイクイノックスはやはり軸としての信頼度は高く、ここは本命揺るぎない。相手には同じく3歳馬、春の雪辱を果たしたいダノンベルーガを挙げたい。この2頭を厚めに、初G1、牡馬相手でも内枠魅力のマリアエレーナを加え、馬券は3連単2頭軸マルチながしで挑みたい。
2021年10月31日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 曇・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ▲  エフフォーリア   牡3 56 横山武  1:57.9  3
2[1] 1  ◎  コントレイル    牡4 58 福 永  1      1
3[5] 9  ○  グランアレグリア  牝5 56 ルメー  クビ    2
4[4] 8      サンレイポケット  牡6 58 鮫島克  1.3/4   10
5[8] 15  ☆  ヒシイグアス    牡5 58 松 山  1.3/4   7
6[2] 4  ☆  ポタジェ      牡4 58 川 田  クビ    5
7[7] 13      ペルシアンナイト  牡7 58 大 野  アタマ  13
8[6] 12      ラストドラフト   牡5 58 三 浦  1.1/2   14
9[8] 16      ユーキャンスマイル 牡6 58 藤岡佑  クビ    12
10[6] 11     Bムイトオブリガード 牡7 58 柴田善  3/4     16
11[4] 7      ワールドプレミア  牡5 58 岩田康  アタマ  6
12[7] 14  △  カレンブーケドール 牝5 56 戸 崎  1/2     4
13[2] 3      モズベッロ     牡5 58 池 添  1/2     9
14[5] 10     Bカイザーミノル   牡5 58 横山典  ハナ    11
15[3] 6      トーセンスーリヤ  牡6 58 横山和  1/2     8
16[1] 2      カデナ       牡7 58 田 辺  2      15
  
払戻金  [単 勝]  5 340円
        [複 勝]  5 120円/ 1 110円/ 9 110円
        [枠 連]  1-3 400円
        [馬 連]  1-5 390円
        [ワイド]  1-5 170円 / 5-9 200円 / 1-9 170円
        [馬 単]  5-1 850円
        [3連複]  1-5-9 350円
        [3連単]  5-1-9 2040円
  

感想と言い訳?!

 3強で決まるかもなぁ…思いつつも、私にとっては最も嫌な形での3強決着でした。勝ったのは人馬とも新鋭となる3歳馬エフフォーリア。文句のつけようのない完璧な競馬で、前のグランアレグリアを差し、後ろのコントレイルを押し切った。ある種、世代代表戦だったこのレースでの3歳馬の勝利は意味が大きい。現3歳世代が今後中心となっていきそうですね。

 一方、敗れたコントレイル。斤量差があるとはいえ、この敗戦はなかなかに堪える。好スタートを切りながら後方に下げ、結果エフフォーリアと同じ脚色どまりで並ぶことすらさせてもらえなかった。変わらず高い完成度は失われていないものの、あの弾けるような末脚が、ダービー以降は実はお目にかかれていない。ここまではまだそれなりの理由もあったが、今回はスロー展開だけでは苦しい。また、グランアレグリアはというと、コントレイルとは逆に、積極的に前に行く競馬。これは正解だったように思えるが、最後力尽きてしまったのは、展開のアヤ。ただ、これが距離の壁というならそうなのかもしれない。

 スローペースだったことも多分に影響したかもしれませんね。しかし結局、最もこの展開にきっちり適応してみせたのが、エアフォーリアだったと言えそうです。

2021/10/31 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
今週からCコース。今年はG1レースでも内の先行馬が残るケースが目立った。引き続きその傾向は続くが、大勢に影響をするほどでもなさそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 コントレイル 牡4 58.0 福永
1 02   カデナ 牡7 58.0 田辺
2 03   モズベッロ 牡5 58.0 池添
2 04 ポタジェ 牡4 58.0 川田
3 05 エフフォーリア 牡3 56.0 横山武
3 06   トーセンスーリヤ 牡6 58.0 横山和
4 07   ワールドプレミア 牡5 58.0 岩田康
4 08   サンレイポケット 牡6 58.0 鮫島駿
5 09 グランアレグリア 牝5 56.0 ルメール
5 10   カイザーミノル 牡5 58.0 横山典
6 11   ムイトオブリガード 牡7 58.0 柴田善
6 12   ラストドラフト 牡5 58.0 三浦
7 13   ペルシアンナイト 牡7 58.0 大野
7 14 カレンブーケドール 牝5 56.0 戸崎圭
8 15 ヒシイグアス 牡5 58.0 松山
8 16   ユーキャンスマイル 牡6 58.0 藤岡佑
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
生粋の逃げ馬不在で、流れは遅い。東京コースでも先行馬に利がありそう。
信頼度
B
上位安泰
主力級の力は抜けている感があり、舞台設定からも波乱要素は少ない。
予想本文 

~ 三冠馬の復権 ~
 三冠馬、コントレイルがこのレースとジャパンカップを最後に引退となる。三冠を制した後は、未勝利となってしまった。稀代の女帝が相手だったり、道悪だったりと、不運な面もあるが、現状、歴代三冠馬の中では地味な印象は拭えない。残り2戦をどのようなレースを見せるかで真価が問われる。

 ここは負けられぬコントレイル。アーモンドアイに破れたJCはともかく、大阪杯の敗戦はショックが大きかった。前のレイパパレは仕方ないとしても、モズベッロに後ろから差されてしまう姿はちょっと想像できなかった。ただ、先着された2頭のその後を鑑みると、力の差というより、やはり道悪の要素が大きく響いたのだろう。宝塚記念も回避し、十分な充電期間を経てリフレッシュ。休養明けとはなるが、乗り込み量豊富で、相変わらず高い完成度を披露。切れ味勝負の東京2000mは願ってもない舞台。ここなら相手は誰であれ、譲ってはいけない。

 立ちはだかるは、やはりルメールとグランアレグリア。スプリント戦であれだけの強さを見せている以上、確かにこの距離は本来適正ではないのかもしれない。しかし、大阪杯ではしっかりと折り合い、コントレイルと互角の競馬。最後は重馬場の阪神の坂に力尽きたが、2000mへの対応は何ら問題ないことを示した。気になるのは、8月の喉ナリの手術だが、幸い、何らかの疾患ではなく、喉頭蓋エントラップメントと、軽度であったため、大きな影響はないと見てよさそう。差し脚が身上だけに、スローの展開は歓迎しないが、東京コースで、この鞍上なら、まず大崩れはないだろう。

 素直に力量を問うなら、3番手はやはり3歳世代筆頭エフフォーリア。菊花賞を回避してこちらに駒を進めたのは正解に思えるが、こちらは相手となる古馬2騎が強力。ただ、3歳馬ゆえ、斤量2キロ減の恩恵がある。これなら2強にも渡り合えると、陣営の自信も推して知るべし。さらにこの馬は比較的前で競馬ができるため、展開も向く。早め先行から出し抜けが決まれば、当該距離無敗の実績が黙ってはおらず、高らかに世代交代を告げることも可能。

 勝ちきれぬ弱さと、絶対に崩れない強さを併せ持つカレンブーケドール。重賞未勝利とはいえ、G1級の能力があることは誰しもが知るところ。ただ、惜しむらくはいい脚が一瞬しか使えない。そういう意味では、この舞台は力が発揮しやすいはず。外枠は気がかりだが、馬券対象からは外せない馬。宝塚記念以来となるが、仕上がり絶好で抜かりはない。

 久しぶりの復帰戦となるヒシイグアス。もう5歳馬だが、間隔を開けながら4連勝と、キャリア浅く、底も割れていない。中距離に実績が集中し、東京コースも得意。今の力でこの舞台をどこまでやれるか見届けたい。

 こちらも堅実、かつ中距離専科のポタジェ。重賞、リステッドレベルで勝ち負けレベルの好走が続き、休養明けで挑んた毎日王冠でも3着。東京コースでは切れる脚があり、この馬自身の能力は全開できるはず。後続勢が不発に終わる展開となれば、押し切りも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=09
→05,14,15,04
(24点)
3歳世代代表、エフフォーリアの強さは認めるものの、やはり、コントレイルとグランアレグリアの古馬2騎が抜けているか。この両者の差はつけられず、並んでの追い比べなら前者、並ぶ間もなく外から差すなら後者か、といったところ。要は展開一つだが、総合力でコントレイルを頭に据えたい。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。実力に開きがあるように思えるため、ヒモはあまり手広くいかずに、絞り込みたい。
2020年11月1日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 曇・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 9  ◎  アーモンドアイ     牝5 56 ルメー  1:57.8  1
2[5] 6  △  フィエールマン     牡5 58 福  永  1/2     5
3[6] 7  ▲  クロノジェネシス   牝4 56 北村友  クビ    2
4[8] 11  ○ Bダノンプレミアム   牡5 58 川  田  2      6
5[6] 8  ☆  キセキ             牡6 58   武    2.1/2   4
6[3] 3  ☆ Bダイワキャグニー   セ6 58 内  田  2.1/2   10
7[8] 12      ジナンボー         牡5 58 デムー  クビ    9
8[2] 2      カデナ             牡6 58 田  辺  1/2     11
9[7] 10      スカーレットカラー 牝5 56 岩田康  アタマ  8
10[5] 5      ウインブライト     牡6 58 松  岡  1.1/4   12
11[1] 1      ブラストワンピース 牡5 58 池  添  3/4     7
12[4] 4  △  ダノンキングリー   牡4 58 戸  崎  7      3
  
払戻金 単勝 9 140円
    複勝 9 110円 / 6 260円 / 7 140円
    枠連 5-7 780円
    馬連 6-9 970円 / 馬単 9-6 1180円
    3連複 6-7-9 960円 / 3連単 9-6-7 4130円
    ワイド 6-9 420円 / 7-9 180円 / 6-7 670円
  

感想と言い訳?!

 アーモンドアイが当たり前のように8冠達成…とはいかず、ゴール前、フィエールマン、クロノジェネシスにちょっと詰め寄られるシーンがありました。クロノジェネシスはともかく、フィエールマンは力のあるところを見せてくれました。

 それにしてもアーモンドアイの8冠達成はお見事です。今とはG1数も違うし、牝馬限定戦も含まれてるので、賛否はありますが、この馬の強さと凄さには変わりはありません。また、一方でこれまでの7冠馬たちの偉業も決して色褪せないものです。

 …っていうか、3冠レースは皐月賞だけで、古馬中距離G1を1年で全制覇したテイエムオペラオーは、改めてとんでもない馬ですねぇ。(笑)

2020/11/1 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。今年は例年床となり、時計のかかる馬場に変貌しつつある。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブラストワンピース 牡5 58.0 池添 謙一
2 02   カデナ 牡6 58.0 田辺 裕信
3 03 ダイワキャグニー セ6 58.0 内田 博幸
4 04 ダノンキングリー 牡4 58.0 戸崎 圭太
5 05   ウインブライト 牡6 58.0 松岡 正海
5 06 フィエールマン 牡5 58.0 福永 祐一
6 07 クロノジェネシス 牝4 56.0 北村 友一
6 08 キセキ 牡6 58.0 武 豊
7 09 アーモンドアイ 牝5 56.0 C.ルメール
7 10   スカーレットカラー 牝5 56.0 岩田 康誠
8 11 ダノンプレミアム 牡5 58.0 川田 将雅
8 12   ジナンボー 牡5 58.0 M.デムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
逃げ馬に乏しく、ペースは緩やか。さらに今の東京は時計のかかる馬場。加えてBコースでパワータイプの先行馬に注意。
信頼度
B
軸馬信頼
さすがにここは本命馬の相手探し。頭数少なく、配当とのにらみ合いとなる。
予想本文 

~ 史上初 8冠馬へ ~
 3歳クラシック牡牝の無敗の三冠馬に続き、今度はアーモンドアイの史上最多の8冠制覇がかかる天皇賞・秋。しかし、両三冠馬に比べると少しだけ手放しで喜べない側面もある。毎日王冠を勝ちながらサリオスは回避。グランアレグリア、サートゥルナーリアなども不在で、少数12頭立てのレース。アーモンドアイは決してここしか勝てないような馬ではないはずなのに、勝利と騎手の確保のために、同ファームライバル馬の回避が相次いだ…という点はやはりどこか腑に落ちない。とはいえ、アーモンドアイが歴史的名馬であることは異論はなく、この馬には今後も各ライバルが揃った舞台で9冠、10冠と積み重ねてほしい。

 この少数頭メンバー、リフレッシュされた万全の体調、加えて得意のコースと距離。さすがにこれだけの条件を整えられると、アーモンドアイはいわば勝って当たり前といえる情勢。8冠達成は濃厚ではあるが、案外、こういう時にこそすんなり決まらないのも競馬。前走、安田記念のようなアクシデントもあるかもしれない。当然マークもきつく、1着は案外難しいのではと懐疑的にもなったが、追いきりを見てその思いは消し飛んだ。昨年と変わらぬ、いやそれ以上のパフォーマンスを見せつけられ、ちょっと負ける姿は想像できなくなった。

 2年連続の安田記念大敗のおかげで、今一歩感のあるダノンプレミアムだが、2000m戦は4戦3着以下なし。安田記念からの直行は2着の昨年時も経験済み。休養明けに加え、ポカもあるタイプだけに、信頼できないところもあるのだが、集中して走れば結果は残せるタイプ。その点、今回装着のブリンカーはプラスの効果が期待できそう。場合によっては一変の結果も。不利な外枠とはいえ、少数頭ゆえそう影響もないはず。

 クロノジェネシスは骨っぽいメンバーのそろった宝塚記念での勝利の重みは相当。本来ならアーモンドアイ打倒の一番手だろう。当然の2番人気ではあるのだが、それの人気ゆえ、一歩引いた評価とした。というのも、オークス以来の東京コースが少し気になった。先行、もしくは早仕掛けによるパワータイプだけに、早い時計でのキレ勝負には疑問もある。ただ、幸い今の東京は時計がかかりやすい。今はこの馬にピッタリの条件でもあるので、やはりこれ以下の評価には下げられなかった。

 菊花賞、春の天皇賞連覇と、その足跡はステイヤーそのもののフィエールマンだが、気性的、血統的にも本質的には中距離馬といえよう。それゆえ、10ハロン戦が理由で割り引く理由はどこにもない。ただ、一方で主戦騎手の力量による戦歴も大きいようにみえるだけに、例え3冠ジョッキーといえど、乗り替わりには少し不安も。ここでどのような競馬をするかは楽しみ。

 久々でも鉄砲実績のあるダノンキングリーも面白い存在。G1には届いてないものの、G1戦線で上位入選が何度もある実力馬。特に東京コースでは、前走の安田記念を除けば、安定した実績。距離的にも守備範囲で、流れに乗れれば一発も。

 歴戦の雄、キセキは年齢を重ね、ここにきてかなり気性的には落ち着いてきた。その良し悪しはともかく、安定した競馬ができるようにはなってきており、力を出せる舞台。本番前に前走を一度叩いたことも好感。

 穴では今回おそらく逃げるであろうダイワキャグニー。前走はサリオスには完敗も、先行しぶとい堂々とした競馬ぶり。東京コースにはすこぶる相性がよく、今の馬場なら逃げ粘れる可能性も十分。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

09
→11,07,06,04,08,03
(30点)
いくらある程度のG1ホースが揃ったとはいえ、アーモンドアイには負けられない舞台だろう。推奨としてはやはりアーモンドアイの3連単1頭軸ながし。ただ、秋華賞、菊花賞の両3冠馬とは異なり、今回この馬の1着ながしには多少躊躇いもあったのも事実。まず負けないとは思うが、2着、3着馬券もオッズ次第では面白いかもしれない。
2019年10月27日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ◎  アーモンドアイ     牝4 56 ルメー  1:56.2  1
2[5] 9  ▲  ダノンプレミアム   牡4 58 川  田  3      3
3[3] 5  △  アエロリット       牝5 56 戸  崎  クビ    6
4[3] 6  △  ユーキャンスマイル 牡4 58 岩田康  クビ    7
5[7] 14  ☆  ワグネリアン       牡4 58 福  永  クビ    4
6[5] 10  ○  サートゥルナーリア 牡3 56 スミヨ  1.1/2   2
7[2] 4      スワーヴリチャード 牡5 58 横山典  ハナ    5
8[8] 15      ウインブライト     牡5 58 松  岡  1.1/4   12
9[2] 3      ケイアイノーテック 牡4 58   幸    1      14
10[4] 8      マカヒキ           牡6 58   武    3/4     8
11[6] 11     Bゴーフォザサミット 牡4 58 北村宏  3/4     16
12[4] 7      スティッフェリオ   牡5 58 丸  山  1.1/4   11
13[1] 1      カデナ             牡5 58 藤岡佑  3      10
14[8] 16  ☆ Bアルアイン         牡5 58 北村友  2      9
15[7] 13     Bランフォザローゼス 牡3 56 デムー  2.1/2   13
16[6] 12      ドレッドノータス   セ6 58 坂  井  6      15
  
払戻金 単勝 2 160円
    複勝 2 110円 / 9 260円 / 5 270円
    枠連 1-5 220円
    馬連 2-9 920円 / 馬単 2-9 1170円
    3連複 2-5-9 3210円 / 3連単 2-9-5 8860円
    ワイド 2-9 400円 / 2-5 400円 / 5-9 1740円
  

感想と言い訳?!

 アーモンドアイが強すぎる内容。休み明けなどなんのそのでした。直線で前がふさがるも、急な進路変更にもしっかり応え、内から力強く抜け出した。ダノンプレミアム、アエロリットの先行勢もしっかり残り、差し馬勢からはユーキャンスマイルとワグネリアン。ほぼ印どおりに並ぶも…うーむ。困ったのはサートゥルナーリア。終始入れ込みが目立ち、懸念された若さを露呈してしまいました。やはり、2強対決はどちらかが負けてしまいますね。今度こそは…とも思ったのですが。

2019/10/27 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   カデナ 牡5 58.0 藤岡佑
1 02 アーモンドアイ 牝4 56.0 ルメール
2 03   ケイアイノーテック 牡4 58.0
2 04   スワーヴリチャード 牡5 58.0 横山典
3 05 アエロリット 牝5 56.0 戸崎圭
3 06 ユーキャンスマイル 牡4 58.0 岩田康
4 07   スティッフェリオ 牡5 58.0 丸山
4 08   マカヒキ 牡6 58.0 武豊
5 09 ダノンプレミアム 牡4 58.0 川田
5 10 サートゥルナーリア 牡3 56.0 スミヨン
6 11   ゴーフォザサミット 牡4 58.0 北村宏
6 12   ドレッドノータス セ6 58.0 坂井
7 13   ランフォザローゼス 牡3 56.0 Mデムーロ
7 14 ワグネリアン 牡4 58.0 福永
8 15   ウインブライト 牡5 58.0 松岡
8 16 アルアイン 牡5 58.0 北村友
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
5は2000mだと逃げるかどうかはわからない。いずれにせよ、ペースは緩み、上がりの勝負の公算大。
信頼度
B
ニ強盤石

逆らいたい気持ちも、やはり2強の死角は少ない。願望含みの一騎打ちの期待。

予想本文 

~ G1馬10頭 ~
G1馬が実に10頭という有馬記念でもあまりない超豪華メンバーが顔を揃えた。特に3歳筆頭格のサートゥルナーリアが菊花賞回避でこちらに進み、アーモンドアイとのルメール騎手のお手馬対決となった。

 アーモンドアイは安田記念以来という、ぶっつけが不安材料といえばそうだが、それを踏まえ、まだ現時点ではピークでないとしても、やはりこの馬が主軸か。特に前走の安田記念は初めての敗戦ながら、大きな不利がありながらの3着。これは驚嘆のレベルといえよう。逆にいかなる理由であれ、一度土がついたら…という懸念も生じていたが、調教でみせた姿で、それもあっさり杞憂に終わってしまった。この馬に牡馬との2キロのハンデは果たして必要なのだろうか。

 鞍上手替わり覚悟の上で、サートゥルナーリアは菊花賞を回避し、こちらに臨んだ。その理由は距離適性うんぬんより、気性的な不安の方が大きかったのではなかろうか。超良血の血統背景に加え、前走での超スローでは考えられない着差での圧勝劇は、この馬に本命を打ってもよいくらいだったが、やはりここでの主戦交代と、若さゆえの完成度の点で一歩譲った。

 前走、安田記念では大きな不利を受けて大敗したダノンプレミアム。ただ、その内容は不利を差し引いても悪く、状態はよくなかったのだろう。ダービーでも破れており、ディープ産駒の割に、どうにも東京コースでの実績が悪い。だが、この馬にとって2000mという距離はベストのはず。ここで巻き返しを期待したい。

 前走、新潟記念でステイヤーの印象を一変させたユーキャンスマイルが面白そうだ。そのタイムも優秀で、このメンバーでもヒケをとるものではない。しっかり追われ、いよいよ本格化の兆しを見せており、ここは一つ、狙ってみたい。

 東京2000m、それもG1の逃げ切りは至難の技だが、それでもアエロリットは期待したくなる。以前は確かにマイラー気質ではあったが、最近では落ち着きが出てきたのか、必ずしも逃げなくてもよくなってきた。ペースのカギを握る馬だけに要警戒。

 もうひとつ波に乗れないワグネリアン。だが、なんといっても前年のダービー馬。近走内容もさして大きく評価を落とすものでもなく、引き続き。

 アルアインは大外が痛い。スローになった場合の瞬発力勝負になると分が悪く、左回りも実績的に厳しい。ただ、先行して大崩れしないタイプだけに連下候補には加えておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着2着ながし:

1着:02
2着:10
→09,06,05,14,16
(5点)

1着3着ながし:
1着:02
3着:10
→09,06,05,14,16
(5点)

1着2着ながし:
1着:10
3着:02
→09,06,05,14,16
(5点)
アーモンドアイとサートゥルナーリア。やはりこの2頭のロードカナロア産駒はモノが違う。豪華メンバーではありながら、素直に2強対決を支持したい。中でもアーモンドは1着固定、敗れるとすればサートゥルナーリアで、3連単をそれぞれの1-2着の裏表と1-3着の固定流し馬券で厚めに勝負。
2018年10月28日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 4  ○ レイデオロ     牡4 58 ルメー  1:56.8  2
2[6] 9  ▲ サングレーザー   牡4 58 モレイ  1.1/4   4
3[7] 10  ☆ キセキ       牡4 58 川 田  ハナ    6
4[5] 7  △ アルアイン     牡4 58 北村友  1      5
5[7] 11     ミッキーロケット  牡5 58 和 田  ハナ    8
6[8] 12     サクラアンプルール 牡7 58 田 辺  2.1/2   10
7[5] 6  ☆ マカヒキ      牡5 58  武   3/4     3
8[3] 3     ヴィブロス     牝5 56 福 永  ハナ    7
9[1] 1     ステファノス    牡7 58 オドノ  2.1/2   9
10[4] 5  ◎ スワーヴリチャード 牡4 58 デムー  1.1/2   1
11[8] 13     アクションスター  牡8 58 大 野  8      12
12[2] 2     ブラックムーン   牡6 58 横山典  2.1/2   11
-[6] 8     ダンビュライト   牡4 58 戸 崎  除外
  
払戻金 単勝 4 310円
    複勝 4 150円 / 9 310円 / 10 300円
    枠連 4-6 720円
    馬連 4-9 1520円 / 馬単 4-9 2370円
    3連複 4-9-10 6420円 / 3連単 4-9-10 24230円
    ワイド 4-9 640円 / 4-10 690円 / 9-10 1630円
  

感想と言い訳?!

 今回、本命をスワーヴリチャードに打ちましたが、まさかの出負け。それだけならまだしもマカヒキと接触してしまう始末。それだけが敗因とも言えないが、競馬にはなっていませんでした。ただ、スワーヴの軸は、おそらく2番人気じゃないかなと思っていたので、あれほど人気を集めるとは思ってませんでした。当然、死角がもっとも少なかったレイデオロが1番人気だろうと思ってたので、それ自体が意外でしたね。

 ともかくもレースは、とにかくルメールを買っておけば問題ないといわんばかりに、レイデオロの完璧な勝利となりました。以降の入線も概ね想定どおりだっただけに、軸の選択ミスが悔やまれる一戦となってしまいました。

2018/10/28 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ステファノス 牡7 58.0 Cオドノヒ
2 02 ブラックムーン 牡6 58.0 横山典
3 03   ヴィブロス 牝5 56.0 福永
4 04   レイデオロ 牡4 58.0 ルメール
4 05 スワーヴリチャード 牡4 58.0 Mデムーロ
5 06   マカヒキ 牡5 58.0 武豊
5 07   アルアイン 牡4 58.0 北村友
6 08   ダンビュライト 牡4 58.0 戸崎圭
6 09   サングレーザー 牡4 58.0 モレイラ
7 10 キセキ 牡4 58.0 川田
7 11 ミッキーロケット 牡5 58.0 和田
8 12   サクラアンプルール 牡7 58.0 田辺
8 13 アクションスター 牡8 58.0 大野
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
頭数少なく、逃げ馬不在。押し出され気味で05のハナか?
信頼度
B
地力決着
東京コースで少数頭。紛れは少なく、地力上位馬での決着が濃厚。
予想本文 

~ 少数精鋭?! ~
頭数はわずか13頭、しかし、うちG1馬は7頭という華のあるメンバー。ただ、G1馬が多いということは、裏を返せばG1を複数勝つような抜けた馬がいないとも言える。各馬、実力的には拮抗しており、見応えある一戦を期待したい。

 東京2000mならば、やはりスワーヴリチャードだろう。安田記念以来という長期休養明けではあるが、鉄砲実績はあり、仕上がりからもそれほどの不安はない。大阪杯の時のようなハナに立つ展開はあまり歓迎しないが、スローペースゆえ先行できるのは大きな強みとなる。

 こちらもこの舞台設定は最高といえるダービー馬、レイデオロ。しかも前走をしっかりと貫禄勝ちした点も大きい。叩いた上積みにより適正のある舞台設定。ノリにノッてる鞍上が引き続きで、非の打ち所がない。今回本命は譲ったが、ダービーの再現は十分ありえる。

 心情的には最も期待したいのがサングレーザー。マイラーイメージが強い同馬ゆえに札幌記念での勝利は大きな意味を持つ。キレが自慢の馬だが、あまり後方すぎると届かない不安も残るが、そこは鞍上の手腕に期待したい。

 休養明け初戦としては上々の滑り出しを見せたアルアイン。2200mをこなせたという点も評価したい。左回りの適正に気になるところがあるものの、絶好調の仕上がりで好走が期待できそう。

 菊花賞後はどうにも振るわないキセキ。前走、毎日王冠では先行しての粘り込みという新たな一面を見せた。競馬に幅が出たのは収穫で、スローペースが見込まれる今回にあたっても視界が広がったと言える。

 こちらも前走の札幌記念で、復活を印象付けたマカヒキ。3歳時のようなキレは多少なりを潜めたようにも思えるが、その分、安定感が増してきた。名手との新コンビで親味が出るかも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=04
→09,07,18,06
(24点)
思ったほど各馬の実力差はなく、一筋縄ではいかないようにも思うが、やはり鞍上重視になってしまう。当然、人気的に不利ではあるが、少数頭ゆえにそれを承知での勝負。馬券の点数は絞りたいところ。ひとまずはスワーヴリチャードとレイデオロの2頭軸マルチを推奨としておく。

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一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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