エリザベス女王杯 一覧

2022年11月13日(日) / 阪神 2200m 芝・右 内 / 曇・重
3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 18  ◎  ジェラルディーナ  牝4 56 Cデム  2:13.0  4
2[7] 13  △  ウインマリリン   牝5 56 レーン  1.3/4   5
2[7] 15      ライラック     牝3 54 デムー  同着    12
4[7] 14      アカイイト     牝5 56  幸   2.1/2   11
5[6] 11      ナミュール     牝3 54 横山武  ハナ    3
6[2] 4  ☆  デアリングタクト  牝5 56 松 山  2      1
7[3] 6      ホウオウエミーズ  牝5 56 丸 田  3/4  18
8[6] 12      ルビーカサブランカ 牝5 56 横山和  ハナ    14
9[2] 3  ▲  ピンハイ      牝3 54 川 田  1.3/4   6
10[4] 7      イズジョーノキセキ 牝5 56 ルメー  ハナ    10
11[1] 1      クリノプレミアム  牝5 56  武   アタマ  17
12[8] 16      テルツェット    牝5 56 池 添  2.1/2   16
13[1] 2     Bローザノワール   牝6 56 田中勝  1.1/2   15
14[5] 10      スタニングローズ  牝3 54 坂 井  2      2
15[5] 9  ☆  ウインキートス   牝5 56 松 岡  1.1/4   13
16[8] 17  ○ Bウインマイティー  牝5 56 和田竜  1/2     7
17[4] 8  △  アンドヴァラナウト 牝4 56 ムーア  9      9
18[3] 5  ☆  マジカルラグーン  牝3 54 フォー  2.1/2   8
  
払戻金  [単 勝]  18 810円
        [複 勝]  18 330円/ 13 370円/ 15 1160円
        [枠 連]  7-8 1410円
        [馬 連]  13-18 1920円/ 15-18 15500円
        [ワイド]  13-18 1570円 / 15-18 9180円 / 13-15 8380円
        [馬 単]  18-13 3520円/ 18-15 23140円
        [3連複]  13-15-18 90210円
        [3連単]  18-13-15 206260円/ 18-15-13 289250円
  

感想と言い訳?!

 超良血ジュラルディーナがついに覚醒といえる鮮やかな差し切り勝ち。スタートから直線が長いとはいえ、終始、外を回らされる形になりましたが、今回は距離損よりも馬場の良いところを通ることができたことが大きかった。ライラックとアカイイトもかなりの後方から外を回って脚を伸ばしてきたように、内外の馬場差は明らかでした。そういう意味では今回一番強い競馬をしたのは、ウインマリリンだったかもしれません。荒れた馬場を通りながらも一旦は抜け出す形を作りましたが、最後には勝ち馬に差されましたが、2着を譲らなかったのは立派です。

 2着は同着で、上位がデムーロ兄弟を含む、すべてが外国人騎手。また、今回は入った方が負けというほど、内側の馬場が荒れており、天候が違えば、また結果も大きく違ったように思えます。大敗した人気馬もある程度、仕方ないと割り切れるところもあるレースでした。

 一方、こういう馬場を得意に思えたウインマイティーは力を発揮できず、英国馬マジカルラグーンに至っては、3コーナーで早々と力尽く形。人気の3歳2騎を外し、デアリングタクトを軽視するところまでは良かったのですが、もう一つ予想どおりには行きませんでした。それにしても、ライラックの激走には参りました。「やればできる子」なのは知ってますけど、何も今回、やらなくても…笑

2022/11/13 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2200m
    内・右回り

  • 見込み

内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。本来先行有利なコース形態も、仕掛けが早まりがちで、長い脚を使える差し馬の方が活躍の傾向。

馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   クリノプレミアム 牝5 56.0 武豊
1 02   ローザノワール 牝6 56.0 田中勝
2 03 ピンハイ 牝3 54.0 川田
2 04 デアリングタクト 牝5 56.0 松山
3 05 マジカルラグーン 牝3 54.0 フォーリー
3 06   ホウオウエミーズ 牝5 56.0 丸田
4 07   イズジョーノキセキ 牝5 56.0 ルメール
4 08 アンドヴァラナウト 牝4 56.0 ムーア
5 09 ウインキートス 牝5 56.0 松岡
5 10   スタニングローズ 牝3 54.0 坂井
6 11   ナミュール 牝3 54.0 横山武
6 12   ルビーカサブランカ 牝5 56.0 横山和
7 13 ウインマリリン 牝5 56.0 レーン
7 14   アカイイト 牝5 56.0
7 15   ライラック 牝3 54.0 Mデムーロ
8 16   テルツェット 牝5 56.0 池添
8 17 ウインマイティー 牝5 56.0 和田竜
8 18 ジェラルディーナ 牝4 56.0 Cデムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
02が内枠で楽に先手。道中は緩やかに流れるも、早い段階から各馬の仕掛けが始まり、ペースは早まる。
信頼度
D
実力伯仲
3歳馬と古馬が入り混じり、各馬横一線。ある程度の割り切りも必要か。
予想本文 

~ その名は残り続け... ~
 英国エリザベス二世女王陛下の崩御後、最初のエリザベス女王杯。奇しくも英国からただ1頭、マジカルラグーンが海外参戦する。かつて、このレースに英国から参戦し、衝撃の強さを見せつけたのがスノーフェアリー。凱旋門賞馬アルピニスタの電撃引退で、ジャパンCで見られなくなっただけに、同じ愛オークス馬には実力を見せつけてほしいもの。

 3歳勢の力量は承知の上で、本命には5歳馬ジェラルディーナを抜擢。ここに来て馬体も気性も著しい成長を見せている。いよいよ良血開花か?と思わせる充実ぶりで、実際にレースでも、結果が結びついている。2走前の小倉記念ではマリアエレーナの激走に屈したが、牡馬混合のオールカマーでは、並ぶ他馬を押しのけ、伸びてくる力強さを見せた。今回は大外枠とはなるが、スタート後直線の長いコースのため、位置取りで大きな不利はなさそうで、ここは1番手評価に推したい。

 比較的、スタミナ不安が伴うメンバーの中で、この距離では全く不安がないといってよいウインマイティ。加えて、重馬場も苦にしないので、当日の雨で馬場が悪化するようなら、さらにチャンスが広がる。早い時計決着は苦手も、2走前はマーメイドSを快勝し、続く前走では牡馬相手のG2を善戦。現状の状態の良さは言わずもがな。その上、舞台適性もあるとなれば、この相手でも期待を持って上位評価してみたい。

 3歳馬の中ではピンハイに期待したい。スタニングローズ、ナミュールには及ばなかったとは言え、桜花賞5着、オークス4着と、世代の中では十分力のあるところを見せた。特にこの馬は末脚がしっかりしており、へこたれずに最後まで伸びてくるところに好感が持てる。賞金不足で秋華賞には出ること叶わなかったが、自己条件をしっかり勝利。激闘をした2頭よりはフレッシュな状態で臨める。血統的にこの距離に不安はあるが、オークスでの実績を背景に、ここは鬱憤を晴らす絶好の舞台。

 今回のメンバーでもっともデキがいいのではないだろうかと思えるウインマリリン。長らく苦しんだ肘(前肢の付け根)の不安が解消。追い切りではド迫力の調教ぶりを披露している。ただ、この馬の場合、馬場が悪くなることは歓迎とはいえず、このレースに実績のない輸送が気になる関東馬でもある。不安要素は抱えるが、名手の腕がそのあたりは補いそう。

 初距離11ハロン戦がどうかは未知ではあるが、案外こちらの方があっているかもしれないアンドヴァラナウド。前走、府中牝馬Sでは、ソダシと壮絶な叩き合い。東京の長い直線で最後は屈したが、少なくともヴィクトリアマイルでの大敗は払拭できる内容ではあった。スター血統ながらG1に届かなかった母が得意としたのが阪神コース。それは自身の成績にもしっかり反映されている。

 昨年のこのレースに大敗後、2桁着順が続いたウインキートスだが、ここ2走で再度体制を立て直してきた。牡馬混合戦でずっと戦ってきた馬だけに目立ってはいないが、前走オールカマーでは、今回の本命馬とも差のない競馬を披露。阪神の2200mはこの馬には向きそうで、少しでもペースが緩むようなら、見せ場はあるはず。

 牝馬3冠馬デアリングタクトをこの評価に留めるのは少々忍びないが、それぞれ言い訳は効くとはいえ、ここまで未勝利が続けば弱気にもなる。宝塚記念では復調を印象付ける走りを見せたが、前走が不満の残る内容。大外を回らされた不利があったのは事実だが、それでももう少し直線での伸びがほしかった。ただ、もちろん地力は最上位。コース替わりと、ひと叩きでの変わり身は期待できるし、復権かける熱心な追い切りぶりも評価したい。

 当日は雨予報だけに英国馬マジカルラグーンにも1票。同じ愛オークス馬であってもスノーフェアリーとはその背景に差を感じるが、前走は後の凱旋門賞馬アルピニスタと接戦を演じた。日本の馬場対応はともかく、世界的レベルにはある馬。勝算なく来日はしないだろうし、極端な高速馬場でなければ通用する可能性はある。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

18
→17,03,13,08,09,04,05
(21点)

前回、3歳の早熟性と斤量の利を説いたばかりなのだが、今回は一転、3歳2強を印的に切り離す。もちろん圧倒する可能性も高いが、両馬とも前走がピークの仕上がりに思え、人気を考えると今回は古馬の方に食指が動く。強い5歳世代を中心とするも、デアリングタクトは今ひとつ。そこで大外枠でも良血ジェラルディーナに賭けてみたい。相手は舞台適性のあるウインマイティ。あと3歳馬ならビンハイを狙いたい。混戦メンバーで馬券は非常に難しく、ジュラルディーナ1頭軸で3連複ながしで勝負したい。
2021年11月14日(日) / 阪神 2200m 芝・右 内 / 晴・良
3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 16     アカイイト     牝4 56  幸   2:12.1  10
2[3] 5  ☆ ステラリア     牝3 54 松 山  2      7
3[1] 2     クラヴェル     牝4 56 横山典  クビ    9
4[6] 11  ☆ ソフトフルート   牝4 56 岩田望  クビ    11
5[2] 4     イズジョーノキセキ 牝4 56 和田竜  ハナ    12
6[1] 1  ◎ レイパパレ     牝4 56 ルメー  クビ    1
7[2] 3  △ アカイトリノムスメ 牝3 54 戸 崎  クビ    2
8[6] 12     デゼル       牝4 56  武   クビ    8
9[3] 6  ☆ ランブリングアレー 牝5 56 吉田隼  1      6
10[8] 15  ○ ウインキートス   牝4 56 丹 内  アタマ  5
11[4] 8  ▲ テルツェット    牝4 56 デムー  3/4     4
12[5] 10     ムジカ       牝4 56 秋山真  1/2     15
13[8] 17     コトブキテティス  牝4 56 柴田善  1      16
14[7] 13     リュヌルージュ   牝6 56 富 田  8      17
15[4] 7     シャムロックヒル  牝4 56 団 野  ハナ    13
16[5] 9     ウインマリリン   牝4 56 横山武  1.1/2   3
17[7] 14     ロザムール     牝5 56 池 添  大差    14
  
払戻金  [単 勝]  16 6490円
        [複 勝]  16 1180円/ 5 650円/ 2 810円
        [枠 連]  3-8 2610円
        [馬 連]  5-16 51870円
        [ワイド]  5-16 9600円 / 2-16 15440円 / 2-5 7450円
        [馬 単]  16-5 137500円
        [3連複]  2-5-16 282710円
        [3連単]  16-5-2 3393960円
  

感想と言い訳?!

 アカイアカイ馬券とか、赤いは赤いでも…とか、考えなかったわけではないのですが、それを踏まえて見ていても、「ないな」と判断してしまったアカイイト。終わってから省みると、時計のかかるレースでの末脚勝負という実にキズナ産駒らしいタイプで、このレースにぴったり。これが戦前は見向きもしないのですから競馬は難しいですね。そして、2着にもキズナ産駒、ステラリアが入り、なんと1~5番人気馬が全滅というものすごい大波乱となり、サンドピアリスなど、昔の荒れるエリザベス女王杯を思わず思い出しました。

 敗れた人気馬では、アカイトリノムスメはそれほど気にならないですが、レイパパレの敗戦の意味は大きいですね。ルメールを持ってしても叶わぬ距離の壁は、おそらく今後のローテーションにも影響を及ぼしそうです。

2021/11/14 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2200m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レイパパレ 牝4 56.0 ルメール
1 02   クラヴェル 牝4 56.0 横山典
2 03 アカイトリノムスメ 牝3 54.0 戸崎圭
2 04   イズジョーノキセキ 牝4 56.0 和田竜
3 05 ステラリア 牝3 54.0 松山
3 06 ランブリングアレー 牝5 56.0 吉田隼
4 07   シャムロックヒル 牝4 56.0 団野
4 08 テルツェット 牝4 56.0 Mデムーロ
5 09 ウインマリリン 牝4 56.0 横山武
5 10   ムジカ 牝4 56.0 秋山真
6 11 ソフトフルート 牝4 56.0 岩田望
6 12   デゼル 牝4 56.0 武豊
7 13   リュヌルージュ 牝6 56.0 富田
7 14   ロザムール 牝5 56.0 池添
8 15 ウインキートス 牝4 56.0 丹内
8 16   アカイイト 牝4 56.0
8 17   コトブキテティス 牝4 56.0 柴田善
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドルー
早め先行の本命馬に、逃げ馬が2頭。緩めが多いこのレースとしてはやや流れる展開。
信頼度
C
ヒモ穴注意
3歳馬、古馬が入り混じり、データの少ない阪神開催。思わぬ穴馬の好走も。
予想本文 

~ 1ハロンの壁 ~
 先の天皇賞・秋で覇を競ったコントレイルとグランアレグリア。この2騎を大阪杯で完封し、一躍、表舞台に躍り出たレイパパレ。しかし生憎、その後は連敗が続いた。囁かれるは2200mの距離の壁。わずか1ハロンの差が本当に存在しているのか、その真価が問われる1戦。

 阪神2200mは差し馬有利であるデータは、はっきり出ている。それでも、レイパパレを軸に据えたい。母系にソダシと同じく、クロフネが入り、やはり距離的に10ハロン以下が向いているのであろう。かといって、マイルではやや忙しすぎる印象もある。距離の壁といっても、2200m戦で大きくは負けておらず、血統的な部分より脚質的な部分が大きいとみる。どうしてもマークされやすい逃げ・先行タイプだけに、競り合いになると脆さも露呈する。今回の鞍上交代で、そのあたりを名手がどのように御するのかが見もの。また状態もこれまでで一番良いように思われる。多少のハンデがあっても、牝馬同士のここなら負けられない。ここはしっかり復権してほしい。

 ウイン-ウインで決まったオールカマーの再現もないとは言えないウインキートス。しかも、今度は頭のウインになれる素質も秘めている。遅咲きのステイヤータイプで、力のいる阪神2200mのコースもピタリ。気性的に難しいところがあり、時々の大ポカが玉に瑕だが、今回のメンバーなら付け入る隙もあるとみて、対抗評価まで抜擢。上がり勝負となると少々分の悪いところもあるが、前走のような競馬ができるなら、期待感の方が大きい。外枠となった点については、この馬にとっては好都合のはずであまり心配はない。

 テルツェットの末脚はやはり魅力。正直、前走については、鞍上の好騎乗があったという点は否めず、その分、今回は割引きとなるが、一発要素が高く、ここは積極的に狙っていきたいところ。このレースでは上がりの競馬となりやすく、末脚自慢の馬としては、お誂え向きの展開となりやすい。まだ底を見せていない大きな魅力がある割に、意外と現時点では人気もそれほどない。気性的に、当日気配は要確認ではあるものの、展開ハマればここは面白い存在。

 ソダシ一本かぶりの秋華賞を鮮やかに勝ちきったアカイトリノムスメ。3歳代表として余勢を駆っての古馬挑戦。今年の3歳世代はハイレベル。その世代の牝馬クラシック路線を軒並み上位で駆け抜けたこの馬なら、まず大崩れする心配はなさそう。ただ、あまりキレで勝負するタイプではないだけに、今回の阪神内周りがどう影響するか。展開不問のタイプではあるが、ここは母アパパネも敗れた舞台。リベンジできるか、再度注目したい。

 昨年このレース4着で、前走オールカマーで鮮やかにレイパパレを差し切ってみせたウインマリリン。鞍上も今、絶好調の若手のホープとあれば、当然の有力馬の一角であろう。ただ、前走後の追い切りで、古傷の熱発というアクシデントがあった。大勢に影響はないとはいえ、調整が遅れたのは事実。かなりの人気を背負うことが予想される馬だけに、ここは少々控えめな評価止まりとした。

 昨年3歳馬の身でこのレースを6着と好走したソフトフルート。その後もまずまずの実績を積み重ね、前走の2着も評価できる内容。休養明けを叩いて、状態も良化。阪神コースに実績乏しいが、後ろからの競馬になればチャンスも。

 ランブリングアレーは長くいい脚を使うタイプ。しまいのかかる阪神芝とはいえ、このレースでは、あまり向くとは思えない。しかし前々走のヴィクトリアマイルでは、上がりの競馬に見事に対応し、その末脚には見るべきものがあった。前走の敗戦は包まれてのものだったし、ここは、もう一戦見てみたい。

 3歳馬ゆえの軽量を活かせるステラリアの大駆けにも注意。なかなか安定した競馬ができないではいるが、折り合いさえつけば、一変するだけの伸びしろはある。相手強化でかなり厳しい舞台ではあるが、追い切り好調で、穴ムード漂う。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=15
→08,03,09,11,06,05
(36点)

01=08
→15,03,09,11,06,05
(36点)
それぞれに不安もある中、レイパパレの地力を信頼したい。前に行って目標にされながら押し切るという難しいことを要求されるが、ここを勝てなければ先の道は開けない。鞍上が変わってとう言う競馬をするかも見もの。相手以下にはかなり迷いも生じたが、少し冒険をしてウインキートスとテルツェットの両馬を抜擢。馬券はレイパパレからこの2頭を相手に3連単マルチながし。
2020年11月15日(日) / 阪神 2200m 芝・右 内 / 晴・良
3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 18  ◎  ラッキーライラック 牝5 56 ルメー  2:10.3  1
2[7] 13  ☆  サラキア           牝5 56 北村友  クビ    5
3[6] 11  △  ラヴズオンリーユー 牝4 56 デムー  クビ    3
4[6] 12  ☆  ウインマリリン     牝3 54 横山武  1.3/4   9
5[4] 8  ○  センテリュオ       牝5 56 戸  崎  3/4     4
6[2] 4  ▲  ソフトフルート     牝3 54 福  永  クビ    6
7[3] 5      リアアメリア       牝3 54 川  田  クビ    7
8[1] 1  ☆  シャドウディーヴァ 牝4 56 内  田  1/2     14
9[1] 2      サムシングジャスト 牝4 56 松  山  3/4     15
10[8] 16      ミスニューヨーク   牝3 54 加  藤  ハナ    13
11[7] 14      サトノガーネット   牝5 56 坂  井  ハナ    10
12[2] 3      リュヌルージュ     牝5 56 団  野  1/2     16
13[7] 15      ウラヌスチャーム   牝5 56 斎  藤  ハナ    11
14[5] 9      ウインマイティー   牝3 54 和田竜  1/2     12
15[4] 7     Bロサグラウカ       牝5 56   幸    クビ    17
16[3] 6  △  ノームコア         牝5 56 横山典  1      2
17[8] 17      エスポワール       牝4 56   武    クビ    8
18[5] 10      カーロバンビーナ   牝5 56 浜  中  5      18
  
払戻金 単勝 18 330円
    複勝 18 150円 / 13 280円 / 11 200円
    枠連 7-8 1260円
    馬連 13-18 2290円 / 馬単 18-13 3610円
    3連複 11-13-18 4260円 / 3連単 18-13-11 21050円
    ワイド 13-18 930円 / 11-18 490円 / 11-13 1460円
  

感想と言い訳?!

 終わってみればラッキーライラックの完勝でしたが、レースは予想外なことが起きました。まさかのノームコアの逃げ、そしてセンテリュオは後ろすぎ。大外枠が懸念されたラッキーライラックは阪神のスタートからの長い直線を活かし、すんなりと内に潜り込み、ゆうゆうの横綱相撲でした。

 先行勢が崩れる中、ラヴズオンリーユーが追い上げましたが、更にその外からサラキアが差すという見応えのある展開となりました。

 予想としては外れですが、幸い気配がよかったラヴズオンリーユーを買っていたため、馬券的には事なきを得ました。(ほっw

2020/11/15 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2200m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 シャドウディーヴァ 牝4 56.0 内田博
1 02   サムシングジャスト 牝4 56.0 松山
2 03   リュヌルージュ 牝5 56.0 団野
2 04 ソフトフルート 牝3 54.0 福永
3 05   リアアメリア 牝3 54.0 川田
3 06 ノームコア 牝5 56.0 横山典
4 07   ロサグラウカ 牝5 56.0
4 08 センテリュオ 牝5 56.0 戸崎圭
5 09   ウインマイティー 牝3 54.0 和田竜
5 10   カーロバンビーナ 牝5 56.0 浜中
6 11 ラヴズオンリーユー 牝4 56.0 Mデムーロ
6 12 ウインマリリン 牝3 54.0 横山武
7 13 サラキア 牝5 56.0 北村友
7 14   サトノガーネット 牝5 56.0 坂井
7 15   ウラヌスチャーム 牝5 56.0 斎藤
8 16   ミスニューヨーク 牝3 54.0 加藤
8 17   エスポワール 牝4 56.0 武豊
8 18 ラッキーライラック 牝5 56.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
引く馬がおらず、ペースは緩まる。小回り直線短く、先行馬が一応有利も、坂の存在も忘れてはならない。
信頼度
C
実力拮抗
古馬、3歳馬ともその地力差はわずか。展開面の影響も大きそう。
予想本文 

~ 阪神競馬場 ~
 京都競馬場の改修に伴い、今年は阪神での開催となったエリザベス女王杯。宝塚記念と同じく内回りの2200m。3歳三冠牝馬デアリングタクトも不在。秋G1戦線は大本命馬が目白押しで馬券も固い結果が続いただけに、ここで一波乱を期待する雰囲気も巷に渦巻いている。

 フルゲート18頭の大外枠を引いてしまったラッキーライラック。あまり良績がない休養明けで挑むだけに、さすがに少々こたえるところ。それでも得意といえる阪神コースで、ルメール騎手が鞍上なら、きっとなんとかするだろうの想いで本命視。前走の札幌では本命馬らしく、自ら動いてねじ伏せにいったが、格好の目標にされ、差されてしまった。前々走の宝塚記念もいまひとつ振るわぬ結果だっただけに、不安されるむきもあるが、牝馬戦のここは譲れない。

 昨年このレースで4着。その後も実績を重ね、派手さはないが、総合力で高いレベルにいるセンテリュオ。特に前走では、他場とはいえ、同距離の牡馬混合重賞を制した点は大きなアピールポイント。ようやく身が入ってきた感。阪神にも実績があり、このメンバーなら大崩れは考えにくい。

 条件クラスから勢いに乗り、一気に秋華賞3着までに上り詰めたソフトフルートに一発を期待したい。秋華賞では外を回りながらも3ハロン上がり最速の末脚。さらなる伸びしろを踏まえれば、やはり食指が動く。

 マイルで実績を残しているだけに、2200mは距離が微妙なノームコア。とはいえ、前走の札幌での勝利は見事。しっかりとした末脚は中距離域でも繰り出せることがわかった。阪神での実績がないが、こなせないということはないはずで、自分の競馬はしてくれるはず。

 前走が案外だったラヴズオンリーユー。休み明け、重馬場だったことを考えても、やはり不満の残る結果だった。ただ、ぶっつけで挑んだ昨年とは異なり、順調な過程で望めたことは大きく、なんといってもオークス馬。復調さえしていれば、ここでの地力は断然。

 秋華賞では先行して乱ペースに飲み込まれてしまったウインマリリン。ただ、重賞連勝しオークス2着した実績は、3歳馬筆頭格。巻き返しは十分ありえる。プラス12キロだった前走から、ひと叩き効果にも期待。

 連勝して勢いにのるサラキア。坂のある阪神はどうかも、直線短いのはよさそう。小回り実績はあるので、内回りも問題ない。相手関係は不明なところもあるが、昨年よりは前進が見込めそう。

 実績的には全然足らないが、最内のシャドウディーヴァは一発が狙えそうな雰囲気。堅実な末脚を武器に、混戦になれば馬券圏内の差し込みも狙える。穴で一考したい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

18=08
→04,06,11,12,13,01
(36点)

18=04
→08,06,11,12,13,01
(36点)
なかなか迷いの生じるメンバーが揃ったが、ひとまずラッキーライラックを中心視したい。大外枠、休み明けであっても実績的には最も信頼できる。相手筆頭にも完成度高いセンテリュオで。ただ3歳馬もからんできそうで、ソフトフルートも加え、3連単2頭マルチながし勝負。
2019年11月10日(日) / 京都 2200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ○ ラッキーライラック 牝4 56 スミヨ  2:14.1  3
2[3] 6     クロコスミア       牝6 56 藤岡佑  1.1/4   7
3[6] 11  ◎ ラヴズオンリーユー 牝3 54 デムー  クビ    1
4[6] 12  ▲ センテリュオ       牝4 56 ルメー  クビ    5
5[4] 8  △ クロノジェネシス   牝3 54 北村友  クビ    2
6[8] 17  ☆ サラキア           牝4 56 川  田  クビ    9
7[8] 16  △ スカーレットカラー 牝4 56 岩田康  1.1/4   4
8[5] 9     アルメリアブルーム 牝5 56   武    クビ    13
9[7] 13     サトノガーネット   牝4 56 坂  井  3/4     12
10[5] 10     フロンテアクイーン 牝6 56 津  村  クビ    10
11[2] 4  ☆ ウラヌスチャーム   牝4 56 マーフ  1.1/4   6
12[7] 14     ゴージャスランチ   牝4 56   幸    1.1/4   14
13[4] 7     レイホーロマンス   牝6 56 岩  崎  1      18
14[8] 18     レッドランディーニ 牝4 56 池  添  クビ    17
15[2] 3     シャドウディーヴァ 牝3 54 松  山  アタマ  11
16[3] 5  ☆ ポンデザール       牝4 56 藤岡康  1.3/4   8
17[7] 15     ミスマンマミーア   牝4 56 浜  中  1.1/4   16
18[1] 1     ブライトムーン     牝5 56 福  永  1.1/2   15
  
払戻金 単勝 2 540円
    複勝 2 190円 / 6 330円 / 11 140円
    枠連 1-3 2600円
    馬連 2-6 3380円 / 馬単 2-6 5440円
    3連複 2-6-11 4060円 / 3連単 2-6-11 26480円
    ワイド 2-6 970円 / 2-11 430円 / 6-11 940円
  

感想と言い訳?!

 スミヨン騎手が駆る父オルフェーブルの凱旋門賞での姿を彷彿させるように、娘のラッキーライラックが鮮やかな復活を遂げました。スローで前残りが懸念される中、やや控えてからの内強襲。見事なお手並みでした。昨年のリスグラシューといい、やはりこのレースは善戦しつつも勝ちきれない古馬が狙い目なのでしょうか。

 2着にはクロコスミアが逃げ残り。まさかの「2度あることは3度ある」でした。幸い馬券では最後の最後で押さえましたが、予想では逆に最後に切った馬。悔やまれます。3歳2強は善戦も、古馬には叶わなかった結果。1番人気ラヴズオンリーユーは積極的な競馬で前に進めましたが、あのスローでは当然の戦法だったと思われます。

2019/11/10 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 B
  • 芝2200m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまでの直線が長く、前半はスロー。基本的には先行有利。後方待機馬は早めのスパートが要求される。ここが遅くなると、逃げ馬の逃げ切りを誘発してしまう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブライトムーン 牝5 56.0 福永
1 02 ラッキーライラック 牝4 56.0 スミヨン
2 03   シャドウディーヴァ 牝3 54.0 松山
2 04 ウラヌスチャーム 牝4 56.0 マーフィー
3 05 ポンデザール 牝4 56.0 藤岡康
3 06   クロコスミア 牝6 56.0 藤岡佑
4 07   レイホーロマンス 牝6 56.0 岩崎
4 08 クロノジェネシス 牝3 54.0 北村友
5 09   アルメリアブルーム 牝5 56.0 武豊
5 10   フロンテアクイーン 牝6 56.0 津村
6 11 ラヴズオンリーユー 牝3 54.0 Mデムーロ
6 12 センテリュオ 牝4 56.0 ルメール
7 13   サトノガーネット 牝4 56.0 坂井
7 14   ゴージャスランチ 牝4 56.0
7 15   ミスマンマミーア 牝4 56.0 浜中
8 16 スカーレットカラー 牝4 56.0 岩田康
8 17 サラキア 牝4 56.0 川田
8 18   レッドランディーニ 牝4 56.0 池添
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
近年の流れと同様、スローペースはほぼ間違いなさそう。上がりの勝負濃厚。
信頼度
C
波乱要素あり
世代間レースとあって、一概に3歳馬に傾倒しては危険な可能性も。
予想本文 

~ オークス馬 vs 秋華賞馬 ~
 古馬混合の牝馬限定戦も今年は3歳馬が人気を集めそう。特に無敗のオークス馬と、先日の新女王の戦いに注目が集まっている。現3歳世代のレベルは少し懐疑的な面もあるが、迎え撃つ古馬陣も若干手薄感があり…

 無敗のオークス馬ラヴズオンリーユー。秋華賞がオークスでの2、3着馬での決着だっただけに、オークス馬への注目は当然高まる。しかし、ぶっつけで挑む点が気になる所。休養明けで古馬との対戦はなかなか甘くはない。実力は当然認めつつも、圧倒的人気には少し躊躇もあった。だが、もともと秋華賞に照準をあわせていた中での蹄不良ゆえ、状態についてはそれほど不安はなく、20キロ近い馬体増も、仕上がり課程をみると杞憂のようだ。特にデビュー以来、4戦でみせている上がりの切れ味は秀逸で、これなら変速ローテも克服できるとみた。

 3歳オークス馬の相手は古馬が務める。その代表格、ラッキーライラックを思い切って抜擢したい。勝ちきれない苦しいレースが続いており、前走も久々の勝利が見えたと思った後の失速。さらに距離が伸びる今回は強気になりづらいところだが、その実、内容はそれほど悪くはない。折り合いはつくので、距離もこなせるだろうし、ここは鞍上の乗り替わりが良い効果を生まないか、期待してみたい。

 前走案外も、センテリュオが面白そう。このコース、距離に実績があり、G1請負人たる名手を再度ヤネに迎えることができた。確かに実績的には見劣りするが、京都外回りで、追い比べになれば十分勝負になるはず。調教でも軽快な動きを見せており、人気薄の狙い目としてはうってつけ。スタミナ勝負の展開に持ち込みたい。

 近走での活躍がめざましく、一躍古馬の有力候補にのし上がったスカーレットカラー。その切れ味は目をみはるものがあり、決め手は十分。すっかり充実期を感じさせる状態で、この勢いを維持したままG1奪取も。長めの距離実績に乏しく、今回が初距離にもなるので、その点には多少不安も残るが、どこまでやれるか期待感の方が大きい。

 先の秋華賞馬、クロノジェネシスもその力は素直に信頼したい。プラス20キロの馬体重でぶっつけで挑んできた前走の勝ちっぷりは見事。春以上の成長を見せつけ、叩いて状態は万全。G1 4戦を含め、3着以下なしの堅実味は素晴らしく、ここを連勝すれば大きな飛躍にもなるだろう。問題は、さらに1ハロン伸びる距離。加えて切れ味勝負となると分が悪い面もある。3歳馬への人気の集中を考えれば少し控えめにしておきたい。

 まだ、未知の部分が多いウラヌスチャーム。ここ2戦の敗退は、後ろすぎて届かなかった感もあり、G1の流れと得意距離を活かし、展開次第での一発は狙えそう。

 未勝利から4連勝と勢いにのるボンデザール。ちょっと距離は短くなるが、前走の牡馬混合オープン戦での大差勝ちはやはり無視できない。

 少し距離的には厳しい気もするがサラキアも押さえておきたいところ。逃げる可能性もあるが、おそらく控えるはずで、ここで新味が出るかも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

11=13
→12,16,06,04,05,17
(36点)

11=12
→02,16,06,04,05,17
(36点)
 やはり、3歳G1馬2騎が人気を集めるのは仕方がない。ただ、今年の3歳勢は総じてハイレベルとは言い難く、絶対視はできない。古馬陣が強力であれば軽視したいところだが、生憎、こちらもそこまでのメンバーは揃っていない。不安要素の割に人気すぎるきらいはあるが、それでも、ラヴズオンリーユーを中心視。相手には古馬という見方で挑み、3連単マルチながしで、ラッキーライラックの復活と、センテリュオの一発に期待。
2018年11月11日(日) / 京都 2200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ◎  リスグラシュー   牝4 56 モレイ  2:13.1  3
2[5] 9      クロコスミア    牝5 56 岩 田  クビ    9
3[4] 7  △  モズカッチャン   牝4 56 デムー  3      1
4[3] 5  △  レッドジェノヴァ  牝4 56 池 添  クビ    4
5[7] 13  ▲  ノームコア     牝3 54 ルメー  クビ    2
6[4] 8  ○  カンタービレ    牝3 54 Cデム  クビ    5
7[1] 2  ☆  フロンテアクイーン 牝5 56 蛯 名  ハナ    7
8[8] 16  ☆  コルコバード    牝5 56 浜 中  クビ    6
9[6] 11  ☆  スマートレイアー  牝8 56  武   1/2     8
10[5] 10     Bヴァフラーム    牝6 56 川 又  クビ    14
11[7] 14      ワンブレスアウェイ 牝5 56 津 村  クビ    13
12[8] 17      ミスパンテール   牝4 56 横山典  クビ    10
13[2] 3      レイホーロマンス  牝5 56 福 永  1/2     12
14[3] 6      アドマイヤリード  牝5 56 藤岡康  アタマ  11
15[8] 15      エテルナミノル   牝5 56 四 位  1.1/4   15
16[1] 1      ハッピーユニバンス 牝6 56 松 若  3.1/2   17
17[2] 4      プリメラアスール  牝6 56 藤岡佑  2      16
  
払戻金 単勝 12 470円
    複勝 12 170円 / 9 570円 / 7 150円
    枠連 5-6 7480円
    馬連 9-12 9800円 / 馬単 12-9 12450円
    3連複 7-9-12 8660円 / 3連単 12-9-7 56370円
    ワイド 9-12 2630円 / 7-12 360円 / 7-9 1590円	
  

感想と言い訳?!

 やっと、ようやく、リスグラシューがG1勝ちました。もともとその能力はあっただけに喜びはひとしお。ちょっと斜行ぎみでしたが、見事な差し切り勝ちでした。
ただ、馬券はというと、2番手以降の人気どころながら、軽視していたクロコスミアとモズカッチャン。3歳馬がからむとの思惑は見事に外れてしまいました。
うーむ。全然調子悪くて、気合いれないとヤバイです。

2018/11/11 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 B
  • 芝2200m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまでの直線が長く、前半はスロー。基本的には先行有利。後方待機馬は早めのスパートが要求される。ここが遅くなると、逃げ馬の逃げ切りを誘発してしまう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ハッピーユニバンス 牝6 56.0 松若 風馬
1 02 フロンテアクイーン 牝5 56.0 蛯名 正義
2 03   レイホーロマンス 牝5 56.0 福永 祐一
2 04   プリメラアスール 牝6 56.0 幸 英明
3 05 レッドジェノヴァ 牝4 56.0 池添 謙一
3 06   アドマイヤリード 牝5 56.0 藤岡 康太
4 07 モズカッチャン 牝4 56.0 M.デムーロ
4 08 カンタービレ 牝3 54.0 C.デムーロ
5 09   クロコスミア 牝5 56.0 岩田 康誠
5 10   ヴァフラーム 牝6 56.0 川又 賢治
6 11 スマートレイアー 牝8 56.0 武 豊
6 12 リスグラシュー 牝4 56.0 J.モレイラ
7 13 ノームコア 牝3 54.0 C.ルメール
7 14   ワンブレスアウェイ 牝5 56.0 津村 明秀
8 15   エテルナミノル 牝5 56.0 四位 洋文
8 16 コルコバード 牝5 56.0 浜中 俊
8 17   ミスパンテール 牝4 56.0 横山 典弘
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
それなりに先行馬は揃うものの、例年の傾向からはスローの瞬発力勝負が濃厚。
信頼度
D
混戦
古馬、3歳馬の入り交じる牝馬限定戦。そえ以上にメンバー的にも横一線で、混戦模様。
予想本文 

~ 女王不在 ~
 3冠制したアーモンドアイはここには目もくれず、あっさりとジャパンカップへと駒を進めた。女王の名を冠するこのレースへの魅力が半減してしまったが、その反面混戦模様で馬券的には面白くなった。

 リスグラシューを本命抜擢する。昨年このレースでは大敗を喫しているが、昨年はこの馬の流れではなかった。マイラーイメージが強い同馬だが、気性面での影響が大きく、決してマイラーではない。大人になった今なら、2200mは十分守備範囲。G1未勝利であることが不思議なほどの世代代表馬。このメンバーで、魅力的な鞍上も得た今なら、今度こそ初戴冠のチャンス。

 ローズSを勝ち、秋華賞でもその地力の高さを証明したカンタービレ。アーモンドアイが不在のここでは3歳馬代表格。王道ローテで期待度はかなり高い。おそらくスローで流れるこのレース。ディープ産駒のこの馬にはお誂え向きの流れ。あとは距離がこなせるかどうかがポイントか。

 紫苑S快勝後、秋華賞は回避した3歳馬ノームコア。この馬にとってはそれが正解だったのかもと思わせる現在の仕上がりの良さ。先行して早い脚が使え、強力な鞍上も得た。遠征の影響さえなければ…の条件はつくが、その点がクリアできれば好勝負できるはず。

 前走、京都大賞典でサトノダイヤモンドも追い詰め、大いにアピールしたレッドジェノヴァ。牝馬同士のここなら胸を張れる存在。前走は少々うまく行き過ぎた感もあるため、少し評価を下げたものの、その先行力は魅力的。

 昨年の覇者モズカッチャン。熱発明けの状態がそれほど悪いとは思えないが、叩き良化型ゆえに間が空いたことは気にかかる。陣営のトーンももう一つで今回はこのあたりの評価が妥当か。

 重賞戦線でも好走をみせ、相手なりに走りそうなフロンテアクイーン。意外に距離にも適性がありそうだ。

 外枠ながらコルコバードも気になるところ。一気の相手強化でもそれほど侮れる存在ではない。

 年齢的にも厳しいか…と思いつつもこのメンバーならとも思わせるスマートレイアーにも注意を払いたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=08
→13,05,07,02,16,11
(36点)

12=13
→08,05,07,02,16,11
(36点)
なかなか実力比較の難しいメンバー構成ではあるが、このメンバーならリスグラシューが最上位の力を持つと信じての本命。昨年大敗の上、距離実績がないだけに不安がないわけではないが、今の精神面での成長を信用したい。相手も難しいところだが、3歳馬がからむとみて、カンタービレ、ノームコアを相手に3連単2頭軸マルチで勝負したい。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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