阪神JF 一覧

2022年12月11日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 9  ◎  リバティアイランド 牝2 54 川 田  1:33.1  1
2[2] 3  ☆  シンリョクカ    牝2 54 木幡初  2.1/2   12
3[7] 13      ドゥアイズ     牝2 54 吉田隼  クビ    10
4[2] 4      アロマデローサ   牝2 54 イーガ  3/4     13
5[5] 10      ミシシッピテソーロ 牝2 54  原   1      16
6[8] 16  ☆  ドゥーラ      牝2 54 斎 藤  クビ    6
7[1] 1  ☆  サンティーテソーロ 牝2 54 横山和  2.1/2   5
8[4] 8      エイムインライフ  牝2 54 酒 井  1.1/4   17
9[3] 6      ミスヨコハマ    牝2 54 デムー  3/4     11
10[7] 14  △  ブトンドール    牝2 54 鮫島克  1.1/4   7
11[8] 18  △  ラヴェル      牝2 54 坂 井  1/2     4
12[3] 5  ▲  モリアーナ     牝2 54 武 藤  ハナ    2
13[6] 11      イティネラートル  牝2 54 岩田望  1.1/4   15
14[1] 2      キタウイング    牝2 54 和田竜  ハナ    8
15[8] 17  ○  ウンブライル    牝2 54 横山武  1.1/4   3
16[4] 7      ハウピア      牝2 54 菱 田  2      18
17[7] 15      ムーンプローブ   牝2 54 松 山  2      14
18[6] 12      リバーラ      牝2 54 石 橋  5      9
  
払戻金  [単 勝]  9 260円
        [複 勝]  9 140円/ 3 910円/ 13 560円
        [枠 連]  2-5 3920円
        [馬 連]  3-9 7550円
        [ワイド]  3-9 2540円 / 9-13 1580円 / 3-13 15800円
        [馬 単]  9-3 9980円
        [3連複]  3-9-13 64960円
        [3連単]  9-3-13 178460円
  

感想と言い訳?!

 リバティアイランドが危なげない横綱相撲で1番人気に応えました。4コーナーで大外回した時には不安もよぎりましたが、何のことはない、見事な末脚で完勝でした。なぜ前走敗れたんだと、首をかしげるほどの力の差を感じました。ここからの成長も必要とはなるでしょうが、来春以降も楽しみな逸材ですね。

 そして2着には密かに期待していたシンリョクカが激走してくれました。レース展開的には紛れは生じにくい形だったので、こちらも今後期待できそうなサトノダイヤモンド産駒です。問題は3着争いで、まさかウンブライルもモリアーナもラヴェルもブドンドールも大敗してしまうとは…。そしてよりにもよって、最後まで迷ったドゥアイズ。モリアーナやドゥーラに差をつけて負けていたため、無印に落としてしまいました。得てしてこういうパターンにハマるので、嫌な予感はしてたのですが…

 特に大外枠3頭が揃って出遅れたことも大きかった。外を回ったリバティアイランドでさえ、前目の位置でした。Bコースで内の芝コンディションもよかったのでしょう。出遅れで後方からの競馬となり、さらに外を回していてはとても届かない展開となりました。ただ、ドゥーラだけは、直線、内を選択して、馬群の中に突っ込みました。めげずにしっかりと伸びてきたので、人馬とも大したものだったと思います。

 いずれにせよ、私にとっては3連複で守りに入ったくせに、馬連勝負すべき結果だったという、目も当てられない惨状となってしまいました。でも、いいんです!香港で瑪蓮必勝(ウインマリリン)が救ってくれたから!笑

2022/12/11 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 サンティーテソーロ 牝2 54.0 横山和
1 02   キタウイング 牝2 54.0 和田竜
2 03 シンリョクカ 牝2 54.0 木幡初
2 04   アロマデローサ 牝2 54.0 イーガン
3 05 モリアーナ 牝2 54.0 武藤
3 06   ミスヨコハマ 牝2 54.0 Mデムーロ
4 07   ハウピア 牝2 54.0 菱田
4 08   エイムインライフ 牝2 54.0 酒井
5 09 リバティアイランド 牝2 54.0 川田
5 10   ミシシッピテソーロ 牝2 54.0
6 11   イティネラートル 牝2 54.0 岩田望
6 12   リバーラ 牝2 54.0 石橋脩
7 13   ドゥアイズ 牝2 54.0 吉田隼
7 14 ブトンドール 牝2 54.0 鮫島駿
7 15   ムーンプローブ 牝2 54.0 松山
8 16   ドゥーラ 牝2 54.0 斎藤
8 17 ウンブライル 牝2 54.0 横山武
8 18 ラヴェル 牝2 54.0 坂井
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
好枠01の逃げにあまり競りかけたくははい。2歳戦ゆえに、最後の坂を踏まえ、ペースは遅め。
信頼度
C
上位互角
未知の部分の多い2歳戦ではあるが、地力の格差が大きい面もある。人気上位陣の実力はある程度信頼できそう。
予想本文 

~ 31.4の衝撃 ~
 新馬戦の上がり3Fが31.4秒。この数字を叩き出したリバティアイランドはもちろんすごいのではあるが、こんなタイムが出てしまう今の日本競馬に不安も覚えてしまう。単純に馬の能力や、調教、馬場管理技術の向上も多分にあるのだろうが、年々加速する高速競馬のあり様は欧州競馬と異次元の道を進んでいっているようにも思い、喜んでいいのか、嘆くべきなのか、少し複雑な心境にさせてくれる。

 その記録を作ったリバティアイランドではあるが、やはり素直に本命視せざるをえない。1番人気で迎えた前走、アルテミスSでは、外のラヴェルに出し抜かれ完全に仕掛け遅れ。相手の力量を見誤ったともいえよう。それでも最後は猛追するも、あと一歩届かなかった。ただ、脚を余しながら、あそこまで追い詰める末脚はさすが。当時は前哨戦とあって、追い切りから無理しない感じがあった。本番となる今回では、直前追いでもしっかりと乗り込まれ、取りこぼしない万全の体制を整えてきている。ここは本領発揮してくる舞台となりそうだ。

 目移りするメンバーが揃っているが、ウンブライルを相手筆頭に据える。ルメール騎手からの鞍上交代となると、躊躇したくもなるものだが、ここ2戦のレース内容を顧みると、その思いも消し飛んでしまう。兄ステルヴィオも早くから活躍した馬だったが、この馬も現時点で抜きん出たスピードと瞬発力を持っている。このメンバー相手で、外枠となってしまったが、それでも差しきれそうと思えるポテンシャルの高さ。あとは1ハロン伸びた距離がどう影響するかだが、それも杞憂に終わりそう。

 底知れない雰囲気漂うモリアーナも面白そう。新馬戦は東京マイルで3馬身差楽勝。続く札幌1800mもドゥアイズを相手に先行押し切りと、実にセンスのいい競馬っぷり。エピファネイア産駒で早熟度も高いとあれば、現時点の主力格の一角には違いない。初となる阪神マイル戦も、むしろ期待感の方が高く、休養明けでも積極的に狙っていきたい一頭。このレースだけでなく、クラシックに向けても期待できそうで、ここでどんなレースを見せるか、試金石となる。

 前走、アルテミスSをで見事にリバティアイランドを打ち破ったラヴェル。いくら相手がもたついたとは言え、直線あっという間に置き去りにした瞬発力は特筆もので、半姉ナミュールを彷彿させる切れ味をみせた。戦績、血統、脚質と、このレース向きの好条件が揃っているが、いくら阪神外回りとは言え、大外枠を引いてしまった点はやや気にかかる。多少なりとも展開に注文がつくことと、高い人気も考え、少し割り引きをさせてもらった。

 ブトンドールはスプリント色が濃いが、その末脚は脅威。ややガクガクするような、ぎこちない走法ながら、鞍上の追いに一生懸命に応え脚を伸ばす姿は、まだ未完ゆえに伸びしろを感じるレースぶり。溜めれば切れるだけに、要は折り合いひとつ。前回より1ハロン伸びることで、ペースが緩むと持ち味が発揮できなくなる反面、各馬の仕掛け早で混戦となれば、まとめて一閃する魅力にもあふれている。

 札幌組ということで、少々遠慮気味の印となったが、ドゥーラも上位陣と遜色はない実力を秘めていそうだ。新馬戦こそ取りこぼしたが、そこでの上がり3Fは最速。その後は札幌で連勝し、重賞まで順当に制覇。ムチに怯んでよれたり、幼いところも見せていたが、久々の実戦でどこまで解消できているか。阪神の舞台でどのようなレースをみせるか、持てる素質は高いものがあり、成長の状態次第といったところ。

 最内枠を引いたサンティテソーロは、とにかく馬自身のダッシュ力が抜群で、やる気みなぎるタイプ。スタート後はグイグイと引いていきそうで、今回もほぼ間違いなくハナをとるだろう。阪神マイル戦で逃げ切りとなると、相当至難ではあるが、ここ2戦の楽勝での逃げ切り勝ちを見ていると、そのスピードでの押し切りもないとはいえない。

 1戦1勝ながら、そのレースぶりが妙に気になったシンリョクカ。馬場が渋った中でのスローなレース。それゆえ地力のほどはほとんどわからないのだが、しっかりと折り合っていて、その競馬センスはかなり高そうに見えた。サトノダイヤモンド初年度産駒でもあり、どこまでやれるか、1票投じる価値はありそうだ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

09
→17,05,18,13,16,01,03
(21点)

東京マイルで行われるアルテミスSは左回りとはいえ、広く長い直線での競馬で、やはりこのレースとの連動性は高そう。実際ハイレベルのメンバーが揃っていて、そこで1番強い競馬をしたリバティアイランドはやはり主軸筆頭。それに打ち勝ったラヴェルもそれだけの器と見ているが、今回はこの間に他馬が入り込む余地を探したい。そこに割って入りそうな馬として、ウンブライル、モリアーナを指名したい。3連単を買うなら、リバティからこの2頭を絡めたマルチ馬券。ただ、番手以降は混戦。ただ、ある程度の人気上位馬で決まりそうとみて、リバティアイランドの1頭軸の3連複馬券で勝負した方が無難といえそう。

2021年12月12日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  ☆  サークルオブライフ 牝2 54 デムー  1:33.8  3
2[6] 11  △  ラブリイユアアイズ 牝2 54 団 野  1/2     8
3[7] 13  △  ウォーターナビレラ 牝2 54  武   1/2     4
4[8] 17  ○  ナミュール     牝2 54 Cデム  クビ    1
5[1] 1      ナムラクレア    牝2 54 浜 中  1.3/4   6
6[8] 16  ▲  ベルクレスタ    牝2 54 松 山  3/4     5
7[4] 8  ◎  ステルナティーア  牝2 54 ルメー  ハナ    2
8[3] 5      スタティスティクス 牝2 54 和田竜  ハナ    9
9[6] 12      アネゴハダ     牝2 54  幸   1/2     11
10[4] 7      キミワクイーン   牝2 54 内 田  1.3/4   10
11[7] 14      サク        牝2 54 酒 井  1.1/4   15
12[5] 9      シークルーズ    牝2 54 岩田望  3/4     14
13[2] 4      トーホウラビアン  牝2 54 太 宰  1.1/4   18
14[7] 15  ☆  ダークペイジ    牝2 54 横山和  クビ    12
15[3] 6  ☆  タナザウィング   牝2 54 国分恭  1.1/4   16
16[8] 18      パーソナルハイ   牝2 54 藤岡康  1/2     7
17[1] 2      ナムラリコリス   牝2 54 泉 谷  1.1/4   13
18[2] 3     Bヒノクニ      牝2 54 長 岡  アタマ  17
  
払戻金  [単 勝]  10 560円
        [複 勝]  10 190円/ 11 770円/ 13 240円
        [枠 連]  5-6 7580円
        [馬 連]  10-11 12470円
        [ワイド]  10-11 2580円 / 10-13 620円 / 11-13 3440円
        [馬 単]  10-11 16540円
        [3連複]  10-11-13 16850円
        [3連単]  10-11-13 114300円
  

感想と言い訳?!

 印はつけていたものの、展開的に厳しいかなと思っていたサークルオブライフが前走と同じように、先団を外からまとめて差し切る鮮やかな競馬を見せました。一方、1番人気は弟デムーロのナミュールでしたが、痛恨の出遅れと外枠が響き、追い上げ届かず。決して力負けではなく、まだ、決着はついたとはいえないでしょう。

 後は、強めに買っていたラブリイユアアイズが頑張ってくれました。しかし、肝心の本命、ステルナティーアが馬群に沈む結果に…。道中、派手にぶつけられ、ポジションを落としたところを包まれて、少々気の毒な展開となってしまいましたね。

2021/12/12 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ナムラクレア 牝2 54.0 浜中
1 02   ナムラリコリス 牝2 54.0 泉谷
2 03   ヒノクニ 牝2 54.0 長岡
2 04   トーホウラビアン 牝2 54.0 太宰
3 05   スタティスティクス 牝2 54.0 和田竜
3 06 タナザウィング 牝2 54.0 国分恭
4 07   キミワクイーン 牝2 54.0 内田博
4 08 ステルナティーア 牝2 54.0 ルメール
5 09   シークルーズ 牝2 54.0 岩田望
5 10 サークルオブライフ 牝2 54.0 Mデムーロ
6 11 ラブリイユアアイズ 牝2 54.0 団野
6 12   アネゴハダ 牝2 54.0
7 13 ウォーターナビレラ 牝2 54.0 武豊
7 14   サク 牝2 54.0 酒井
7 15 ダークペイジ 牝2 54.0 横山和
8 16 ベルクレスタ 牝2 54.0 松山
8 17 ナミュール 牝2 54.0 Cデムーロ
8 18   パーソナルハイ 牝2 54.0 藤岡康
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
外回りコースで、最後に余裕があるからか、各馬ゆったりとすすめがち。好位から早い上がりが繰り出せる馬に利。
信頼度
D
実力伯仲
キャリア少ない2歳戦。彼我の実力比較は困難。将来性よりも現時点での完成度を重視。
予想本文 

~ 香港とともに ~
 先日、日本馬として初めてブリーダーズC制覇の快挙を果たしたラヴズオンリーユーをはじめ、豪華メンバーが香港シリーズに参戦。どうしても注目度はこちらが高くなるが、来年牝馬クラシックを占う意味でも必見のレース。何より実力差未確定の2歳牝馬によるフルゲート18頭のレース。馬券的にも楽しめそう。

 本命にはスティルナティーア。前走、サウジアラビアRCでは2着と敗れ、まだ1勝馬の身。しかし、敗れた相手は来年のクラシック有力候補馬となるであろうコマンドラインだ。決して恥ずべき敗戦ではなく、むしろ人気的には旨味が増した。とはいえ、ルメール騎手が駆る以上、高い人気にはなるが、1番人気でないのなら、ここは積極的に狙ってみたい。デビュー戦では32秒台の末脚を披露し、ある程度の自在性もある。牝馬同士のここならば、まず勝ち負けとなるはず。

 ナミュールが前走、赤松賞でみせた1.33.8のタイムは2歳牝馬としては破格の時計。それも余裕残しでのゴールで、かなり衝撃的な内容だった。折り合い面にも不安があるようにはみえず、早い上がりもある。初の阪神コースもおそらく問題ないだろう。前走を見る限りでは、地力はNo.1で、ここにC.デムーロ騎手が跨るとなれば、1番人気もうなずける。ただ、逆に言えば材料はその前走のみ。多数頭での外枠ということと、人気も嫌って1歩引いてみた。とはいえ、この評価以下にも下げることはできなかった。

 同じく東京コースを好時計をマークしたベルクレスタ。2着と敗れたが、展開的に足元をすくわれた形で、勝ち馬よりも同馬の方を上位に評価したい。完成度の高い安定した競馬ぶりと奥深そうな血統も魅力で、将来性と成長力に期待が持てる。毎年、このレースはスローで流れる傾向があるので、いかな阪神外回りでも、ある程度の先行力が必要。その点、この馬はクリアできそうで、叩き合いに生き残れば、上位入線は期待できる。

 ウォーターナビレラは、3戦無敗馬としては控えめな評価だし、実際、人気も思ったほどない。しかし、前走の内容は秀逸で、ナムラクレアに完全に差される流れながら、そのまま押し切ったのは、相当な地力差があってのもの。スローなら切れる脚もあり、マイル戦も不安はそれほどない。ただ、展開的には目標にされやすく、追い切りの状態も今ひとつに見え、この評価止まりとした。

 前走の初重賞3着は見どころ十分のラブリイユアアイズ。馬群をじっと我慢し、外に出てからは追撃馬の勢いに合わせ、渋太く伸びてきた。ここはさらにレベルが上がり、マイルへの対応も要するが、先行しての我慢比べの展開に持ち込めれば、チャンスはあるはず。

 1勝馬ながら、タナザウィングはどうか。本格化はまだ先のように思えるが、秘めた素質は高そう。前走では早め先頭に立つ中、並ばれそうな所を何度も差し返した勝負根性には光るものがあった。一気の相手強化でも、ここで青田買いは悪くない。

 前走、目の覚めるような追い込みで重賞勝利をかっさらったサークルオブライフ。エピファネイア産駒で、ややムラがありそうな部分もあるが、スローにならずに流れる展開になれば、前走同様の大駆けも。

 2戦2勝だが、マイル戦となると折り合い懸念が残るダークペイジ。距離が伸びた上に、このメンバー相手では厳しいところもあるが、阪神実績はあり、人気的にも一発穴狙いとしては面白そう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

08=17
→16,13,11,06,10,15
(36点)

08=16
→17,13,11,06,10,15
(36点)
まだ底が割れてない2歳牝馬戦ではあるが、上位評価勢は他馬はと水を空けている感もある。その中でも特に、ステルナディーアとナミュールは顕著な存在。そのどちらを本命にするかには迷いも生じたが、ステルナディーアの方が人気的に旨味があり、より安定した競馬も望めるとみて中心視。馬券としてはこの2頭からの3連単マルチながしが本線。相手をベルクレスタに変えても狙ってみたい。
2020年12月13日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良
2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  ▲ ソダシ             牝2 54 吉田隼  1:33.1  1
2[4] 7  ◎ サトノレイナス     牝2 54 ルメー  ハナ    2
3[6] 11     ユーバーレーベン   牝2 54 デムー  クビ    6
4[8] 18  ☆ メイケイエール     牝2 54   武    1/2     3
5[4] 8     ヨカヨカ           牝2 54 福  永  1.1/2   10
6[6] 12     オパールムーン     牝2 54 横山典  3/4     5
7[2] 3  ☆ ジェラルディーナ   牝2 54 岩田康  アタマ  8
8[3] 5     サルビア           牝2 54 松  山  1.1/4   14
9[7] 13     アオイゴールド     牝2 54 団  野  1.1/4   17
10[1] 2     ルクシオン         牝2 54 西村淳  ハナ    16
11[7] 15     エイシンヒテン     牝2 54 松  若  クビ    7
12[2] 4     リンゴアメ         牝2 54 丹  内  1/2     15
13[1] 1     ウインアグライア   牝2 54 横山武  ハナ    13
14[8] 16  ○ インフィナイト     牝2 54 北村友  1.1/2   4
15[5] 9     ナムラメーテル     牝2 54 和田竜  ハナ    18
16[8] 17     フラリオナ         牝2 54 浜  中  クビ    12
17[5] 10     シゲルピンクルビー 牝2 54   幸    2      11
18[7] 14  △ ポールネイロン     牝2 54 藤岡佑  3.1/2   9
  
払戻金 単勝 6 320円
    複勝 6 150円 / 7 170円 / 11 450円
    枠連 3-4 620円
    馬連 6-7 690円 / 馬単 6-7 1290円
    3連複 6-7-11 5020円 / 3連単 6-7-11 17260円
    ワイド 6-7 340円 / 6-11 1200円 / 7-11 1640円
  

感想と言い訳?!

 今年は本当になんという年だろうか。まさかの白毛馬のG1勝利がこのタイミングでみられるとは。一旦はかわされながらの差し返し。意地でもこの偉業を達成させる力が働いたかのようにも見えた、すごい強さでした。そしてまた1番人気の勝利でもあります。2着のサトノレイナスは直線差し切ったようにみえましたが、最後に失速してしまいました。

2020/12/13 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ウインアグライア 牝2 54.0 横山武
1 02   ルクシオン 牝2 54.0 西村淳
2 03 ジェラルディーナ 牝2 54.0 岩田康
2 04   リンゴアメ 牝2 54.0 丹内
3 05   サルビア 牝2 54.0 松山
3 06 ソダシ 牝2 54.0 吉田隼
4 07 サトノレイナス 牝2 54.0 ルメール
4 08   ヨカヨカ 牝2 54.0 福永
5 09   ナムラメーテル 牝2 54.0 和田竜
5 10   シゲルピンクルビー 牝2 54.0
6 11   ユーバーレーベン 牝2 54.0 Mデムーロ
6 12   オパールムーン 牝2 54.0 横山典
7 13   アオイゴールド 牝2 54.0 団野
7 14 ポールネイロン 牝2 54.0 藤岡佑
7 15 エイシンヒテン 牝2 54.0 松若
8 16 インフィナイト 牝2 54.0 北村友
8 17   フラリオナ 牝2 54.0 浜中
8 18 メイケイエール 牝2 54.0 武豊
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
坂の阪神コースでもあり、極端に早くはならない。2歳馬ゆえ、暴走する馬がいなければ、平均緩めにおさまりそう。
信頼度
C
混戦
本命馬の安定感には一定の信頼。脇も有力馬が固め、波乱は考えにくいがヒモ穴の突っ込みは要警戒。
予想本文 

~ 白馬の王女様 ~
 今回、3戦無敗のソダシが白毛初のG1奪取に挑む。白馬はやはり美しい。この馬が先頭で駆け抜ける姿にはやはり魅了されてしまう。アルビノ種ではないものの、やはり白毛馬は通常、体質が弱かったりで大成はしない。それどころか、まともな競走馬になることすら難しいレベル。しかし、ここに一つの可能性を残したのが、サンデーサイレンス産駒の白毛馬、シラユキヒメ。この系統を守るため、次々と優秀な種牡馬と掛け合わせ、シラユキヒメやブチコなどの牝系を残し、ついに3代目でG1に届くところまできた。やはりそこにはロマンを感じざるを得ない。

 ここに立ちはだかるのはサトノレイナス。キャリアは2戦だが、そのいずれも上がり最速の切れ味。瞬発力に優れ、阪神マイル戦はピッタリの印象。まだまだ課題が多く、幼さも目立つが、それだけに伸びしろもある。初コース、初遠征等を無事クリアできれば、阪神マイルは滅法強いディープ産駒の底力が黙っていない。差し馬タイプだけに長い阪神の直線での安定した差し込みが期待できる。

 インフィナイトはデビュー2戦、馬場に恵まれず、良馬場での力が不明なところはあるが、逆にその点が魅力に映る。正直、前走の勝ち馬には完敗の形だが、しっかりとした末脚と、高いレースセンスでG1レースような厳しい流れでこそ、力を発揮しそう。良馬場でより力を発揮できるようであれば、上位を狙えるはず。

 ソダシは白毛馬という人気要素がありつつ、デビュー2戦目までは1番人気にはなれず、実力的にはそこまで評価されていたわけではない。それが3戦無敗、重賞2勝、コースレコードも更新と、立派な実績を残し、実力的にも申し分ないG1レースでの1番人気馬だ。特に前走の勝ちっぷりは文句のないもの。マイル戦の瞬発力勝負となるとわからないところもあるが、欠点が少なく、現時点の完成度の高さは随一。

 ポールネイロンは新馬戦を8馬身差の完勝したかと思えば、次走でレコードV。いずれも中京コースの逃げ切りのレースだけに、この舞台でマッチするかといえば疑問も多少残るが、高い能力は感じる。ただ、今の阪神は前残りも目立っており、チャンスはあるはず。

 鹿毛ではあるが、実はメイケイエールもシラユキヒメ→ユキチャン→シロインジャーの白毛の系譜を継ぐもの。しかも同じく3戦無敗馬でもある。前走では、かなり折り合いを欠いていたので、この距離にはやや不安があるが、ファンタジーS勝ち馬には一目置きたい。

 勝ち上がるまでキャリアを要したが、エイシンヒテンの連勝の勢いも怖いところ。前走の逃げて33秒台の脚はスローとはいえ、特筆もので本来控える競馬もできるはず。そう軽視できない力があると見る。

 ジェンティルドンナとモーリスの仔、ジェラルディーナ。超良血馬ながら勝ち味に遅く、前走もなんとかハナ差で未勝利脱出。ただ、そこではとても届かない距離から懸命に詰めた点は評価したい。さらなる上積みに期待して一票投じたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

07=16
→06,14,18,15,03
(30点)

07=06
→06,14,18,15,03
(30点)
ここまできたら、白毛馬ソダシのG1制覇も見てみたいが、阪神のマイル戦ということを考えると、やはりサトノレイナスの方がイメージしやすかった。相手筆頭にも未知の部分も多いが、インフィナイトを抜擢したい。もちろんソダシの高い完成度も捨てがたく、馬券はサトノから両馬を軸に3連単マルチながしで勝負。
2019年12月8日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  △ レシステンシア     牝2 54 北村友  1:32.7  4
2[5] 9  ☆ マルターズディオサ 牝2 54 田  辺  5      6
3[5] 10  ○ クラヴァシュドール 牝2 54 藤岡佑  ハナ    3
4[2] 3  ▲ ウーマンズハート   牝2 54 ビュイ  2.1/2   2
5[1] 1     ヤマカツマーメイド 牝2 54   武    クビ    7
6[8] 15  ◎ リアアメリア       牝2 54 川  田  2      1
7[1] 2     カワキタアジン     牝2 54 鮫島克  クビ    13
8[3] 6  △ クリスティ         牝2 54 福  永  クビ    5
9[7] 13     ジェラペッシュ     牝2 54   幸    1.3/4   11
10[3] 5     ボンボヤージ       牝2 54 岩田望  4      10
11[4] 8  ☆ オータムレッド     牝2 54 松  山  1/2     12
12[4] 7  ☆ ロータスランド     牝2 54 藤岡康  クビ    8
13[6] 12     ヒメサマ           牝2 54 川  須  6      15
14[7] 14     スウィートメリナ   牝2 54 和  田  クビ    16
15[8] 16     エレナアヴァンティ 牝2 54 岩田康  1/2     14
16[6] 11     ルーチェデラヴィタ 牝2 54 池  添  7      9
  
払戻金 単勝 4 1120円
    複勝 4 310円 / 9 670円 / 10 170円
    枠連 2-5 600円
    馬連 4-9 10000円 / 馬単 4-9 20410円
    3連複 4-9-10 8560円 / 3連単 4-9-10 86720円
    ワイド 4-9 2480円 / 4-10 510円 / 9-10 1210円
  

感想と言い訳?!

ていなかったレシステンシア。すんなり先手をとって、直線突き放し、後続はなす術もありませんでした。2着マルターズディオサ、3着クラヴァシュドールはこれくらいはやれるでしょうが、もう一方の驚きは、リアアメリアの大敗。ここまで何もできないとはこれまた予想外でした。やはり2歳牝馬は難しいです。

2019/12/8 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ヤマカツマーメイド 牝2 54.0 武豊
1 02   カワキタアジン 牝2 54.0 鮫島駿
2 03 ウーマンズハート 牝2 54.0 ビュイック
2 04 レシステンシア 牝2 54.0 北村友
3 05   ボンボヤージ 牝2 54.0 岩田望
3 06 クリスティ 牝2 54.0 福永
4 07 ロータスランド 牝2 54.0 藤岡康
4 08 オータムレッド 牝2 54.0 松山
5 09 マルターズディオサ 牝2 54.0 田辺
5 10 クラヴァシュドール 牝2 54.0 藤岡佑
6 11   ルーチェデラヴィタ 牝2 54.0 池添
6 12   ヒメサマ 牝2 54.0 川須
7 13   ジェラペッシュ 牝2 54.0
7 14   スウィートメリナ 牝2 54.0 和田
8 15 リアアメリア 牝2 54.0 川田
8 16   エレナアヴァンティ 牝2 54.0 岩田康
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
そこまで速い流れにはならなさそうではあるが、例年どおり、直線の速い上がりは必須。内の良好な馬場を考慮しても差し馬有利か。
信頼度
C
軸信頼
ある程度、本命馬は信頼できそう。それでも、2歳牝馬戦。何が起きるかはわからない。
予想本文 

~ 上位強力? ~
 まだ数戦しかこなしていない2歳馬にもかかわらず、重賞組の上位陣の力が抜けているように思えるメンバー構成。得てしてこういうときに大波乱が起きたりするものでもあるが、果たして…。

 前走の道中では派手に頭を上げる仕草を見せていたリアアメリア。完成度の点ではまだ不安が残るも、それでもあのレースができるスケールの大きさに本命視。このレースに強いめっぽう強いディープ産駒で、速い上がりも持っている。外枠と気性面を差し引いても総合力はもっとも高い。

 前走、サリオスには敗れはしたものの、非常に強い内容だったクラヴァシュドール。デビュー以来、2戦とも33.1の上がりはこの舞台では非常に頼もしい。まともに走れば勝ち負け必至だろう。この馬も本命馬同様、気性面では少し気がかりも、2歳牝馬ならこんなものだろう。

 上記2頭に割って入るなら、休養明けのウーマンズハート。夏以来というのはさすがに大きなハンデではあるが、底を見せていない魅力がある。何より新潟で披露したあの末脚は魅力的。馬体重と当日気配は気にしておきたい。

 キズナ産駒のクリスティ。前走は3馬身差で敗れる結果も、直線仕掛けを遅らせ、その分外に出さざるを得なかった内容。牡馬相手ではあるし、重馬場も踏まえれば十分及第点。スムーズに運べば面白い。

 ファンタジーS組はこのレースとの連動に乏しくなってしまったが、レシステンシアは距離伸びてもやれそうだ。G1で早めの流れになれば、それほど前につけることもなく丁度いい位置から差し比べに持ち込める。内目の枠を活かせれば。

 オータムレッドの前走の敗戦はまだ巻き返しが効く内容。人気はガクッと落ちる分、旨味があり狙い目。G1の流れに対応できれば。

 マルターズディオサもキズナ産駒。母系からはあまりこのレース向きの血統でもないように思えるが、速い上がりはここまで見せており、案外適性はあるのかもしれない。

 まだまだ未知の部分が多いが、前走、重い馬場でも頑張ったロータスランドにも一票投じておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

15=10
→03,06,04,08,09,07
(36点)

15=03
→10,06,04,08,09,07
(36点)
キャリア少ないとはいえ、ちょっと上位2頭の内容は抜けている感がある。人気でもリアアメリアとクラヴァシュドールを中心。割って入るなら休養明けでもウーマンズハートか。中でもリアアメリアは無様なレースはしないと見て、この馬を頭に3連単 2頭軸マルチで勝負。
2018年12月9日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ダノンファンタジー 牝2 54 Cデム  1:34.1  1
2[5] 9  △ クロノジェネシス  牝2 54 北村友  1/2     2
3[6] 11  ▲ ビーチサンバ    牝2 54 福 永  クビ    4
4[2] 4  △ シェーングランツ  牝2 54  武   3/4     3
5[2] 3     プールヴィル    牝2 54 秋 山  1/2     14
6[3] 5  ☆ メイショウショウブ 牝2 54 池 添  2      7
7[5] 10  ○ タニノミッション  牝2 54 浜 中  1/2     5
8[7] 14     サヴォワールエメ  牝2 54 藤岡康  クビ    15
9[6] 12  ☆ レッドアネモス   牝2 54 戸 崎  ハナ    6
10[8] 17     トロシュナ     牝2 54 北村宏  クビ    12
11[8] 18     メイショウケイメイ 牝2 54 古 川  クビ    17
12[7] 15     ローゼンクリーガー 牝2 54 藤岡佑  1.3/4   13
13[4] 7  ☆ ウインゼノビア   牝2 54 松 若  2.1/2   10
14[4] 8     ラブミーファイン  牝2 54 丸 山  クビ    16
15[8] 16     グレイシア     牝2 54 田 辺  クビ    8
16[1] 2     ジョディー     牝2 54 四 位  3.1/2   11
17[1] 1     ベルスール     牝2 54 アヴド  1.1/2   9
18[3] 6     スタークォーツ   牝2 54 荻野極  1.1/2   18
  
払戻金 単勝 13 260円
    複勝 13 120円 / 9 140円 / 11 160円
    枠連 5-7 520円
    馬連 9-13 640円 / 馬単 13-9 1190円
    3連複 9-11-13 1310円 / 3連単 13-9-11 5020円
    ワイド 9-13 270円 / 11-13 320円 / 9-11 430円
  

感想と言い訳?!

 ちょっと位置取り的に後ろすぎないか?と懸念されたダノンファンタジー、そしてクロノジェネシスの1、2番人気馬がそのまま外から差し切りを演じました。さらにはシェングランツも続きましたが、ここは先に抜けたビーチサンバが粘ってくれて何とか馬券は事なきを得ました。それにしても、勝ったダノンファンタジーは完勝でした。やっぱり、外国人ジョッキー+ディープインパクトなんですねぇ。(^^;

 個人的に期待していたタニノミッションは7着。未知の可能性にかけましたが、まぁ仕方ないですね。これからに期待したいです。

2018/12/9 2歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベルスール 牝2 54.0 アヴドゥラ
1 02   ジョディー 牝2 54.0 四位
2 03   プールヴィル 牝2 54.0 秋山
2 04 シェーングランツ 牝2 54.0 武豊
3 05 メイショウショウブ 牝2 54.0 池添
3 06   スタークォーツ 牝2 54.0 荻野極
4 07 ウインゼノビア 牝2 54.0 松若
4 08   ラブミーファイン 牝2 54.0 丸山
5 09 クロノジェネシス 牝2 54.0 北村友
5 10 タニノミッション 牝2 54.0 浜中
6 11 ビーチサンバ 牝2 54.0 福永
6 12 レッドアネモス 牝2 54.0 戸崎圭
7 13 ダノンファンタジー 牝2 54.0 Cデムーロ
7 14   サヴォワールエメ 牝2 54.0 藤岡康
7 15   ローゼンクリーガー 牝2 54.0 藤岡佑
8 16   グレイシア 牝2 54.0 田辺
8 17   トロシュナ 牝2 54.0 北村宏
8 18   メイショウケイメイ 牝2 54.0 古川
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
差し有利が明白なコース設定だけに、各馬控えがちのようで、そこは2歳牝馬。そこまで落ち着いた流れにはならないだろう。
信頼度
D
波乱含み
1勝馬が7頭もいる不安定なメンバー構成で、思わぬ穴馬の台頭もありえる。
予想本文 

~ 香港に負けるな ~
 同日には香港国際競走があり、日本馬が大挙参戦。主要ジョッキーも不在がちとなる。
どうしても注目度が下がりがちではあるが、今年の2歳牝馬戦は混戦模様。馬券的にはなかなか面白い。

 本命には迷いに迷ってダノンファンタジー。とにかく阪神マイルはディープ産駒。そして、G1レースではヤネは外国人ジョッキー。背中を押したのは、この2点であることが大きい。前走のファンタジーSは完勝の内容で、特に文句のつけようもない。ただ、やはりファンタジーSとこのレースの近年の相性の悪さ、あと当のこの前哨戦のレベルがそれほどでもない点が不安要素として残る。ただ、この馬、その完成度はかなり高く、状態もかなりいい。相手がそろう今回でも大きく崩れることは考えにくい。その点を買って連軸としての本命。

 心情的には今回の本命はこちらかもしれないタニノミッション。新馬あがりの1勝馬で少々無理目の狙い所ではあるが、前走の勝ちっぷりには好感が持てる圧勝劇。母、ウォッカを彷彿される末脚。時計的には足らないが、まだ伸びしろがありそうで、将来性の高さにも期待したい。ちょっと気性面でのムラっ気が気になるが、それでもここで先物買いしたくなる高素材。

 こと前哨戦のレベルを問えば、もっとも高いのはアルテミスSに思える。そこで好位抜け出しから、一旦は先頭に立ったビーチサンバを単穴候補に。勝ち馬のキレに屈した形だが、自ら動いての抜け出しにはこのレースでも信頼がおけそう。特にこういう混戦レースではなおさら。

 上述、ビーチサンバを大外強襲で下したシェーングランツも当然引き続き。阪神マイル戦はお誂え向きのディープ産駒。しかもこのレースを制したソウルスターリングの半妹だ。人気を背負うのと、いくら差し有利の阪神でもあまりに後方だと危険この評価に留めたが、当然の注目株。

 前走の内容がいい2戦2勝馬、クロノジェネシス。別路線組で、他馬との比較が難しいが、持っている能力は非常に高そう。時計的にも十分で、このメンバーでも上位と何ら遜色はない。ある程度前につけて決め手もある有力馬。

 同じく2戦2勝のレッドアネモス。番手の競馬を強いられそうで、阪神マイルでは少し割引きも、その粘り腰はやはり脅威。

 メイショウショウブはその力強い走りが魅力。時計勝負での不安はあるが、芝の重賞でも好走できたことは大きい。

 直線力尽く形になったが、一叩きの上積みを考えればウインセノビアも切り捨てられない存在。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=11
→10,04,09,12,05,07
(36点)

13=10
→11,04,09,12,05,07
(36点)
さすがに自信を持っての軸馬という存在もなく、軸馬選びにはかなり難しい。レースレベルに不安があるものの、トータル評価でバランスのいいダノンファンタジーを本命。
2番軸にも難航するが、勝負のタニノミッション、抑えのビーチサンバで、それぞれ3連単、2頭軸マルチながし。

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Profile

bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

About

中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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  115. 2010年12月 [8]
  116. 2010年11月 [7]
  117. 2010年10月 [7]
  118. 2010年6月 [4]
  119. 2010年5月 [10]
  120. 2010年4月 [4]
  121. 2010年3月 [2]
  122. 2010年2月 [2]

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