2013年 一覧

2013年12月22日(日) / 中山 2500m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  ◎  オルフェーヴル   牡5 57 池 添  2:32.3  1
2[2] 4  ×  ウインバリアシオン 牡5 57 岩 田  8      4
3[7] 14  ▲ Bゴールドシップ   牡4 57 ムーア  1.1/2   2
4[6] 11      ラブイズブーシェ  牡4 57 武 豊  2.1/2   12
5[4] 7      タマモベストプレイ 牡3 55 和 田  クビ    16
6[2] 3  ×  カレンミロティック セ5 57 戸 崎  アタマ  6
7[3] 5      デスペラード    牡5 57 横山典  ハナ    7
8[7] 13  ×  トゥザグローリー  牡6 57 ルメー  2.1/2   13
9[6] 12      テイエムイナズマ  牡3 55 Mデム  1.1/4   15
10[1] 2  △  ヴェルデグリーン  牡5 57 田 辺  クビ    8
11[5] 10  ○  アドマイヤラクティ 牡5 57 ウィリ  2.1/2   3
12[4] 8      ラブリーデイ    牡3 55 蛯 名  1.1/4   14
13[8] 15      ナカヤマナイト   牡5 57 柴田善  1.1/2   10
14[8] 16      トーセンジョーダン 牡7 57 内 田  1/2     5
15[1] 1  △  ダノンバラード   牡5 57 川 田  7      9
16[5] 9      ルルーシュ     牡5 57 福 永  大差    11
  
払戻金 単勝 6 160円
    複勝 6 110円 / 4 250円 / 14 170円
    枠連 2-3 610円
    馬連 4-6 860円 / 馬単 6-4 1020円
    3連複 4-6-14 1420円 / 3連単 6-4-14 5240円
    ワイド 4-6 350円 / 6-14 250円 / 4-14 950円
  

感想と言い訳?!

 「・・・」もはや言葉を継げぬ圧勝劇でした。いや、むしろ圧巻すぎて笑いが止まりませんでした。本来、マクリ戦法をとるゴールドシップを並ぶ間もなく3コーナーでまくり上げ、直線前に先頭に入って突き放す。もはや他馬には為す術無く、2着争いなんて誰も見ていない8馬身差でした。 これまでにも多くの伝説を残した馬でしたが、最後にまたとんでもない伝説を残しましたねぇ。そして、この馬をして世界を制すること叶わなかった。すなわち、今後、この馬以上でなければ世界に通用しない。

 これまでも何度も述べましたが、母父メジロマックイーンに、父ステイゴールドに、兄ドリームジャーニーですよ。本当に感慨深いです。引退は惜しまれますが、果たせなかった悲願は、あなたの仔に託しましょう。お疲れ様でした。

 2着にはまたまたウインバリアシオン。オルフェーブルがいなかったら何気にG1勝ちまくってますよね。ゴールドシップの復活も見事でしたが、オルフェーブル以外見てませんでした。そんな中で、武豊騎手のラブイズブーシェ、タマモベストプレイの好走が光ってました。

2013/12/22 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 10R
    中山 A
  • 芝2500m
    内・右回り

  • 見込み
コース図
内回りの5コーナーで、トリッキーなコースの上に加え、今の中山コースは時計がかかる。加えて前日までの雨の影響で、水を含む馬場。スピードよりも器用さとタフさを要求される。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ダノンバラード 牡5 57.0 川田 将雅
1 02 ヴェルデグリーン 牡5 57.0 田辺 裕信
2 03 × カレンミロティック セン5 57.0 戸崎 圭太
2 04 × ウインバリアシオン 牡5 57.0 岩田 康誠
3 05   デスペラード 牡5 57.0 横山 典弘
3 06 オルフェーヴル 牡5 57.0 池添 謙一
4 07   タマモベストプレイ 牡3 55.0 和田 竜二
4 08   ラブリーデイ 牡3 55.0 蛯名 正義
5 09   ルルーシュ 牡5 57.0 福永 祐一
5 10 アドマイヤラクティ 牡5 57.0 C.ウィリア
6 11   ラブイズブーシェ 牡4 57.0 武 豊
6 12   テイエムイナズマ 牡3 55.0 M.デムーロ
7 13 × トゥザグローリー 牡6 57.0 C.ルメール
7 14 ゴールドシップ 牡4 57.0 R.ムーア
8 15   ナカヤマナイト 牡5 57.0 柴田 善臣
8 16   トーセンジョーダン 牡7 57.0 内田 博幸
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
S
スロー
もともとスローになりがちなコース形態に加え、引く馬も見当たらない。必然的にペースは遅め。
信頼度
C
軸不動
軸不動も鉄板とまではいかない状態。だが、肝心の迎え撃つ他馬に頼もしさなく混戦気味。
予想本文 

 有馬記念ともなると通常ほとんどのメンバーはこれまでの実績をチェックせずとも頭に入っているクラスなので、通常は予想は楽だ。しかし昨年に続いて、今年もそうもいかないようだ。ジェンティルドンナはもちろん、エイシンフラッシュも急遽の引退。3歳主力陣もいない状態でグランプリと呼ぶには寂しいメンバーになった。オルフェーブルが有終の美を飾る舞台としての意味合いが強くなってしまったが、そう楽観できる状況でもない。

 私が最後に競馬場に脚を運んだのが、今年の大阪杯の阪神競馬場。そのオルフェーブルの完勝劇を目の当たりにして、この馬の国内次走が引退レースとなるとは、当時は想像すらしなかった。2年連続凱旋門賞2着。「世界」は簡単に勝たせてはくれなかったが、それでもこの馬がワールドトップクラスであることは認めさせることはできただろう。ムラ駆けのある馬なので、不安要素は確かにある。最大目標を終え、馬自身もテンションが下がってしまったかのような今ひとつな調教。今回のコース形態も決してこの馬向きではないだろう。それでもこの馬以外に◎を打つことはできない。私情を挟んで申し訳ないが、やはりそれすらも競馬なのだとも思う。幸いながらメンバーは弱体化。一本かぶり人気の中、絶対に負けられないプレッシャーが最大の敵となる。

 地味ながらG1でも上位実績を持つアドマイヤラクティ。今回は相手に恵まれ、最大のチャンスが巡ってきた。ここ2走の好走は言うに及ばず、このメンバーなら胸を張れる実績がある。だが、それよりも中山コースに対しても実績があるということことが大きな拠り所。また鞍上も前走から跨がっている点も好感。ただ、堅実な反面、パンチ力に欠け、勝ちきるイメージが沸かない点も否めない。

 ゴールドシップは最高速のスピードには限界がある。ロングスパートが可能なタフさを活かす競馬が身上なだけに、東京コースよりは今回の舞台の方が向いているのはあきらか。ただ、だとしても前走は負けすぎ。そろそろ見限りの声も聞こえつつあるが、この秋一連のG1レースでは、この馬に限らず、それまでの実績馬が大敗しているケースが目立っていた。そういう意味では東京から中山へ大きく舞台が変われば、あっさりの巻き返しありえるのではないか。また、今回からブリンカーを装着、さらに鞍上の乗り替わり。どちらに転ぶかはともかく、打てる手をすべて打ってきた陣営の意気込みも買いだ。

 天皇賞・秋で思わぬ大敗を喫したダノンバラードも巻き返す要素十分。スローペースが予想される今回のレース。そしてこの舞台だとやはり内枠先行馬は有利といえよう。右回りに変わるのも歓迎だし、先行有利の展開でゴール前混戦ともなれば、宝塚記念同様に上位食い込みもあるだろう。前走はさすがに負けすぎといえるが、逆に力負け以外の要素があったとも思え、引き続き要注意の存在。

 そのダノンバラードをオールカマーで破ったヴェルデグリーン。この1勝が初の重賞制覇となるが、とにかく調子は絶好といって良い状態。この勢いに加えて中山実績も豊富な背景を持つ。得意の中山とはいえ、差す競馬を身上とするので、今回のレースでは位置取りが重要となるが、中団につけることができれば、好結果を生み出せそう。

 休養明けを一叩きのウインヴァリアシオン。その結果は3着と上々ではあるが、この馬の力を考えれば、まだ十分とは言えぬ。長期明けだけに1戦だけでどこまで戻ってくるかだが、かつてオルフェーブルとは鎬を削った器。結局ずっと同馬の影を追うだけに終わったが、同期の花道に華を添えるどころか、最後の最後でリベンジする可能性もまだ秘めている。

 金鯱賞で重賞初制覇を成し遂げ、5歳ながら勢いのあるカレンミロティック。メンバー的にハナに立ってしまう可能性が高い点は微妙なところだが、底が割れていない分、楽しみは大きい。良くも悪くも今回のレースのカギを握りそうな存在で、後続馬に蓋をすることにでもなれば、自身の利だけでなく、レースそのものも相当な混戦となってしまうだろう。

 波乱があるならトゥザグローリーの激走か。この季節に走ることは周知の通りだし、有馬記念を2度3着している実績も光る。今年は不振といえる内容だが、鞍上の乗り替わりで大駆けムードが立ちこめてくる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

06
→10,14,01,02,04,03,13
(42点)
ここはどれだけ人気でもオルフェーブルの頭固定で勝負。この馬は負けるときは大敗までありえるだろうし、勝つか、派手に散るかの結果を望みたい。
2番軸は微妙なところで固定は危険。ひとまずはオルフェーブルの3連単1着ながしを本線。オッズ的には期待できないので、金額の強弱には気を配りたい。
2013年12月15日(日) / 中山 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  ▲ アジアエクスプレス 牡2 55 ムーア  1:34.7  4
2[6] 11  × ショウナンアチーヴ 牡2 55 後 藤  1.1/4   6
3[7] 14  ○ ウインフルブルーム 牡2 55 和 田  クビ    5
4[2] 4  △ マイネルディアベル 牡2 55 Mデム  1.1/4   9
5[2] 3  ◎ アトム       牡2 55 川 田  ハナ    1
6[8] 16     ショウナンワダチ  牡2 55 北村宏  1/2     7
7[7] 13  △ プレイアンドリアル 牡2 55 柴田大  アタマ  2
8[3] 5  × サトノロブロイ   牡2 55 松 田  1      10
9[5] 10     グリサージュ    牝2 54 江田照  アタマ  12
10[1] 1     ベルカント     牝2 54 武 豊  クビ    3
11[5] 9  × ツィンクルソード  牡2 55 福 永  クビ    8
12[8] 15     ハイアーレート   牡2 55 吉田豊  1.3/4   15
13[6] 12     アポロスターズ   牡2 55 勝 浦  3/4     14
14[4] 8     ニシノデンジャラス 牡2 55 田 辺  5      13
15[4] 7     エルカミーノレアル 牡2 55 川 須  クビ    11
16[1] 2     テイエムキュウコー 牡2 55 三 浦  5      16
  
払戻金 単勝 6 870円
    複勝 6 390円 / 11 470円 / 14 400円
    枠連 3-6 4160円
    馬連 6-11 7710円 / 馬単 6-11 13000円
    3連複 6-11-14 27430円 / 3連単 6-11-14 162960円
    ワイド 6-11 2400円 / 6-14 1890円 / 11-14 2060円
  

感想と言い訳?!

 やはりこのレースは外国人ジョッキーなんでしょうか。ムーア騎手駆るダート無敗馬アジアエクスプレスが完勝でした。4着、M.デムーロのマイネルディアベルも好走といっていいでしょう。

 また、これだけきれいに印並べて、肝心の◎本命アトムが5着。概ね予想通りなのに肝心の軸馬を間違えました。もったいない。ちょっと窮屈な競馬になってしまいましたね。

2013/12/15 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
スタートすぐのコーナー。その後は長い下り。先行激化必至だが、最後には急坂。差し馬有利には違いないが、直線は短く、外も回れぬジレンマを抱える。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベルカント 牝2 54.0 武 豊
1 02   テイエムキュウコー 牡2 55.0 三浦 皇成
2 03 アトム 牡2 55.0 川田 将雅
2 04 マイネルディアベル 牡2 55.0 M.デムーロ
3 05 × サトノロブロイ 牡2 55.0 松田 大作
3 06 アジアエクスプレス 牡2 55.0 R.ムーア
4 07   エルカミーノレアル 牡2 55.0 川須 栄彦
4 08   ニシノデンジャラス 牡2 55.0 田辺 裕信
5 09 × ツィンクルソード 牡2 55.0 福永 祐一
5 10   グリサージュ 牝2 54.0 江田 照男
6 11 × ショウナンアチーヴ 牡2 55.0 後藤 浩輝
6 12   アポロスターズ 牡2 55.0 勝浦 正樹
7 13 プレイアンドリアル 牡2 55.0 柴田 大知
7 14 ウインフルブルーム 牡2 55.0 和田 竜二
8 15   ハイアーレート 牡2 55.0 吉田 豊
8 16   ショウナンワダチ 牡2 55.0 北村 宏司
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
短距離路線組がカギ。特に最内01が逃げる展開も、スピードで押し切るか、距離を考慮で控えるかの鞍上の判断に依存されそう。
信頼度
D
混戦
若駒のレースだけに材料が乏しい。無敗の人気馬も少なく、どの馬にもチャンスはありそう。
予想本文 

 牝馬が参戦するという一風変わった今回の朝日杯フューチュリティS。しかも重賞勝ち馬もその牝馬のうちの一頭。無敗馬も少なく、いささかG1と呼ぶにはいささか興を削がれるメンバーではあるが、ここから出世してゆく登竜門であるこも相違ない。

 一抹の不安を抱えつつも、安定感を買ってアトムを本命。地力的には他馬とも差を感じないが、トータルバランスが優秀。前走のデイリー杯では、先行するホウライアキコを捉えきれずの敗戦だが、レコード決着のもの。中団中目から差せる脚質でもあり、勝ち負けはともかく、上位好走する可能性はかなり高そう。

 金髪で大流星という派手な出で立ちのウインフルブルーム。一生懸命に走るタイプだが、反面、行きたがるところがある点が気に掛かる。控える競馬も可能なはずだが、G1の舞台でどこまで我慢してレースできるかが最大のポイントとなりそう。坂のある阪神コースでの実績が光るし、地力は高いものがあると感じる。

 ダート戦からいきなりの芝転向となるアジアエクスプレス。十分芝もこなせる走法ではあるが、やはりこればかりは実際走ってみないとわからない。ここまでの勝ちっぷりがすごいので、それゆえに大きな期待感と逆に怖さも残る。しかしオッズ的には勝負していいだけの旨味はあるとみる。

 このレースとの連動性が高い東スポ杯組。このレースを2着したプレイアンドリアルはレベル的にはこのメンバーでトップといってもよいだろう。敗れたとはいえ、先団から速い脚を繰り出し、レコード決着のクビ差。地方馬であるヒケ目が感じさせない内容だが、その1戦のみで背負う人気の高さを嫌い、やや控えめな評価とした。

 各馬の力関係が均衡してるなら、騎手の技量大きくなってくる。ならば、M.デムーロ駆るマイネルディアベルがクローズアップされてくる。鞍上だけでなく馬の方も軽視はできず、6戦と多いキャリアの中、着々と地力強化を感じる足跡。

 他馬も展開ひとつといったところだが、まだ底みせていない感のあるツインクルソード、中距離ローテに好感もてるサトノロブロイ、距離不安も安定した末脚のあるショウナンアチーヴをヒモ候補に加えておく。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着流し:

03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)
2着流し:
03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)
今回のメンバーで2頭軸固定は難しい。安定感を買ってアトムを本命とはしたが、対抗馬の固定ができそうにない。堅くいくならアトムを頭とした3連複馬券が適当だろう。ただ、それでは得られる利も少ないので、個人的には3連単、アトムからの1、2着ながしで勝負したい。
2013年12月8日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 8     レッドリヴェール  牝2 54 戸 崎  1:33.9  5
2[5] 10  ○ ハープスター    牝2 54 川 田  ハナ    1
3[3] 6     フォーエバーモア  牝2 54 蛯 名  クビ    8
4[6] 12  × クリスマス     牝2 54 Mデム  1.1/2   7
5[7] 13  ◎ マーブルカテドラル 牝2 54 田 辺  1.1/4   4
6[4] 7     マジックタイム   牝2 54 後 藤  アタマ  6
7[8] 18  × ホウライアキコ   牝2 54 和 田  アタマ  2
8[8] 16  × モズハツコイ    牝2 54 バルザ  3.1/2   10
9[1] 1  ▲ レーヴデトワール  牝2 54 福 永  アタマ  3
10[7] 15  △ グランシェリー   牝2 54 浜 中  1.1/4   9
11[5] 9     エクスペリエンス  牝2 54 四 位  クビ    18
12[8] 17     ダイヤモンドハイ  牝2 54 武 幸  1.3/4   11
13[7] 14     スイートガーデン  牝2 54 太 宰  クビ    17
14[6] 11     ヤマニンアリエッタ 牝2 54 高 倉  1/2     16
15[1] 2     トーセンシルエット 牝2 54 江田照  1.1/2   12
16[2] 3     マイネグラティア  牝2 54  幸   2.1/2   15
17[3] 5     ニホンピロアンバー 牝2 54 酒 井  5      14
18[2] 4     メイショウアサツユ 牝2 54 池 添  大差    13
  
払戻金 単勝 8 1460円
    複勝 8 340円 / 10 120円 / 6 460円
    枠連 4-5 670円
    馬連 8-10 1240円 / 馬単 8-10 4250円
    3連複 6-8-10 6220円 / 3連単 8-10-6 42130円
    ワイド 8-10 570円 / 6-8 2660円 / 6-10 860円
  

感想と言い訳?!

 レッドリヴェールにはちょっとダマされたっ!!感が…w。マイナス8キロの418キロではとても買えないなぁと軽視したら、見事な勝利です。札幌2歳Sとこの勲章を合わせれば、世代代表馬を自負できる立派な実績です。

 1番人気、ハープスターは猛追し、最後は狭いところをこじ開けての届かず2着。十分凄みは見せたと言える内容で、ある意味勝ち馬よりも目立ったといえるでしょう。今後楽しみの持てる内容です。

 3着にフォーエバーモアが入り、終わってみれば結局(旨味のない?!)無敗馬決着となりました。後はクリスマスがハナきれず、後方からの競馬で道中ははやくも鞭の入る始末で、絶対ダメだと思っていたら、4着まで突っ込んできました。実におそろしい。

2013/12/8 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
ある程度ペースが落ち着いたとしても、やはり差し馬有利は変わりない。ゴール前の急坂もポイントで適性が問われる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レーヴデトワール 牝2 54.0 福永 祐一
1 02   トーセンシルエット 牝2 54.0 江田 照男
2 03   マイネグラティア 牝2 54.0 幸 英明
2 04   メイショウアサツユ 牝2 54.0 池添 謙一
3 05   ニホンピロアンバー 牝2 54.0 酒井 学
3 06   フォーエバーモア 牝2 54.0 蛯名 正義
4 07   マジックタイム 牝2 54.0 後藤 浩輝
4 08   レッドリヴェール 牝2 54.0 戸崎 圭太
5 09   エクスペリエンス 牝2 54.0 四位 洋文
5 10 ハープスター 牝2 54.0 川田 将雅
6 11   ヤマニンアリエッタ 牝2 54.0 高倉 稜
6 12 × クリスマス 牝2 54.0 M.デムーロ
7 13 マーブルカテドラル 牝2 54.0 田辺 裕信
7 14   スイートガーデン 牝2 54.0 太宰 啓介
7 15 グランシェリー 牝2 54.0 浜中 俊
8 16 × モズハツコイ 牝2 54.0 M.バルザロ
8 17   ダイヤモンドハイ 牝2 54.0 武 幸四郎
8 18 × ホウライアキコ 牝2 54.0 和田 竜二
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
これといって行く馬が不在で、この距離にしては比較的ゆったり流れそう。 とはいえ、2歳牝馬戦ゆえ、かかる馬も少なからず出てきそう。
信頼度
D
混戦
1人気馬は休み明け、他馬の力関係も計れず混戦模様。波乱要素も内在。
予想本文 

 まだこれといった中心馬が確定しておらず混沌としている阪神ジュベナイルF。牝馬と言えば関西馬も昔の話。今年のメンバーは関東馬も負けていない情勢。まだ力関係が明瞭出ない中の予想は至難を極めるが、どうしても人気となる無敗馬に対しての見極めがポイントとなりそう。

 マーブルカテドラルの脚質はこのレースでは理想的と言えよう。中団につけ、そこから速い脚が繰り出せる。今回は関西遠征となるため馬体チェックは必要だが、相手が揃ったここでも良い勝負ができそうだ。ハイレベルといわれた新潟2歳Sでは確かに5着に破れてはいる。しかしその後レースを重ねることで、脚質に幅が出てきた。ローテ的にも好感だし、今の順調度を買いたい。

 前走、新潟2歳Sのレース内容は秀逸で、1番人気は順当と思うハープスターではあるが、やはり3ヶ月明けは気になる材料。この時期の牝馬にとって3ヶ月の実戦離れは相当大きい。現状、100%の状態は望めないだろう。他馬が積み重ねた上積みとの差し引きを考慮すれば、普通は手が出せないのだが、あの調教を見せられては考えも変わる。じっくりと乗り込まれ、今は古馬OP馬に先着するほど。ここを難なく勝利するようなら相当の器だろう。

 阪神コースの経験がないだけに、坂のあるコース対応の懸念は残るが、レーヴデトワールも、脚質、枠順と理想的な要素が揃っている。敗戦経験があるのも、人気的には逆に旨味がある。牝馬のマイル戦はおまかせの鞍上でもあり、安定したレース振りが期待できそう。ローテーション的には詰まっているので、当日の馬体減には注意。

 このメンバーでの実力は未知なところがあるが、一叩きされたグランシェリーが人気的にも面白そう。マイルは初経験となるが追い切りではよく動いており、何より阪神向きのパワータイプ。あっと言わせる下地はある。

 ファンタジーS 2着のモズハツコイも軽視できない存在。すでに有力他馬との勝負付けが済んでいるといえる実績だが、前走のレースぶりには見るべきものがあった。引き続き同鞍上ということもあり、1票投じておきたい。

 持てるスピードを考慮すれば、もっと評価を高めて良いホウライアキコ。ただ、やはり先行脚質と大外枠はいただけない。地力的に無視はできぬがここは押さえまでとした。

 復帰初戦の大敗は気になるところだが、クリスマスの巻き返しはないだろうか。アルテミスSでは1番人気を裏切る形になったが、一概に距離とはいえないだろう。ただ今回は場合によってはハナを切る展開。このレースで逃げ切るのは至難といえ、鞍上の手腕に託すことになる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=10
→01,15,16,18,12
(30点)
ハープスターが前評判通りの強さを見せるかどうかがポイントとなる一戦だが、正直その判断は難しいところ。
順調度を信頼し、マーブルカテドラルを上位評価にした。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。
信頼度が低いレースでもあるし、あまり手を広げたくないところではあるが、高配狙いならマーブルーレーヴのマルチながしも悪くはないだろう。
2013年12月1日(日) / 阪神 1800m ダート・右 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ×  ベルシャザール   牡5 57 ルメー  1:50.4  3
2[4] 8  ×  ワンダーアキュート 牡7 57 武 豊  クビ    6
3[3] 6  ◎  ホッコータルマエ  牡4 57  幸   1/2     1
4[4] 7      ブライトライン   牡4 57 福 永  3      7
5[7] 14  ○  ニホンピロアワーズ 牡6 57 酒 井  1.1/4   5
6[7] 13      グランドシチー   牡6 57 津 村  アタマ  15
7[2] 4      エスポワールシチー 牡8 57 後 藤  1      4
8[8] 16      テスタマッタ    牡7 57 ホワイ  クビ    16
9[6] 11      ソリタリーキング  牡6 57 戸 崎  ハナ    12
10[2] 3      メーデイア     牝5 55 浜 中  アタマ  13
11[1] 2     Bグレープブランデー 牡5 57 Mデム  1.1/4   11
12[5] 9  △  ナイスミーチュー  牡6 57 小 牧  3/4     14
13[1] 1  △  ローマンレジェンド 牡5 57 岩 田  1/2     2
14[8] 15  ▲  インカンテーション 牡3 55 大 野  1.1/4   9
15[3] 5      クリソライト    牡3 55 内 田  1/2     8
16[5] 10      パンツオンファイア 牡5 57 スティ  3.1/2   10
  
払戻金 単勝 12 840円
    複勝 12 250円 / 8 260円 / 6 110円
    枠連 4-6 2490円
    馬連 8-12 4850円 / 馬単 12-8 9810円
    3連複 6-8-12 2160円 / 3連単 12-8-6 24440円
    ワイド 8-12 1360円 / 6-12 380円 / 6-8 340円
  

感想と言い訳?!

 これが地方競馬場から中央に移った時の怖さ。万全の体制と思われたホッコータルマエが、先行策から後続馬に差されてしまいました。1頭くらいならありえるかと思っていましたが、まさかの3着。そしてレースを制したのは新星ペルシャザール。有力馬未対戦にも関わらずの人気を嫌いましたが、昨年の上位馬を軒並みねじ伏せる強い競馬をみせました。ダービー3着。決して落第組とはいいませんが、芝転向組がダート界を蹂躙されるとあまり立場がないんですが、この馬の場合は自身のダート適性も多分にあったのでしょう。

 他では気になったのはローマンレジェンドが大敗したことでしょうか。あとやはりダートに限っては海外組はしんどいですね。

 それにしても、今回は1-3着すべて印打ったとはいえ、個人的には予想は大ハズレ。とても恥ずかしいです。もちろん馬券はいうまでもありません。

2013/12/1 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神
  • ダート
    1800m
    右回り

  • 見込み
コース図
先行有利な地方競馬から、中央に戻って差し馬が穴をあけるケースには一定の警戒を要する。ただ、阪神に舞台を移してからは抜けた馬がいたとはいえ、逃げ、先行が結果を残している。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ローマンレジェンド 牡5 57.0 岩田 康誠
1 02   グレープブランデー 牡5 57.0 M.デムーロ
2 03   メーデイア 牝5 55.0 浜中 俊
2 04 × エスポワールシチー 牡8 57.0 後藤 浩輝
3 05   クリソライト 牡3 55.0 内田 博幸
3 06 ホッコータルマエ 牡4 57.0 幸 英明
4 07   ブライトライン 牡4 57.0 福永 祐一
4 08 × ワンダーアキュート 牡7 57.0 武 豊
5 09 ナイスミーチュー 牡6 57.0 小牧 太
5 10   パンツオンファイア 牡5 57.0 G.スティーヴ
6 11   ソリタリーキング 牡6 57.0 戸崎 圭太
6 12 × ベルシャザール 牡5 57.0 C.ルメール
7 13   グランドシチー 牡6 57.0 津村 明秀
7 14 ニホンピロアワーズ 牡6 57.0 酒井 学
8 15 インカンテーション 牡3 55.0 大野 拓弥
8 16   テスタマッタ 牡7 57.0 D.ホワイト
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
04の単騎逃げ濃厚。ペースを落としに掛かるが、先行勢には有力馬がずらり。各馬の仕掛けによっては乱ペースも。
信頼度
C
軸不動
有力馬勢をことごとく破ってきた06は、相手も崩れてないだけに信頼度は高い。中央への舞台替わりは気になるが、この馬が中心。
予想本文 

 主だった有力馬が全て揃った好メンバーのジャパンカップ・ダート。ダート界では、選択できる路線が多く、基本的には安定した実績を残す馬が多数。そしてこのレースではそれらの頂上決戦となる。また長く活躍する古豪も多いのも特徴。芝とは異った趣があり、今年は久しぶりに外国馬の参戦(しかも珍名馬?!)もあって特に面白くなりそうだ。

 昨年のこのレースでは波乱の立役者となったホッコータルマエ。その後の充実度は凄まじい。既成有力馬を相手に大舞台で軒並み土をつける大きな成長ぶり。しかも敗れた相手も本来の競馬ができている結果だけに、より価値が高い。先行抜け出しというレースぶりに加え、競り合って最後まで脚が持つことがしっかり勝利できる事に繋がっている。2走前の南部杯で連勝こそとまったが、相手を侮った面があり、力負けではない。現状、考えられる最高といっていいメンバーがそろった今レースだが、やはりこの馬が筆頭候補には違いない。1着固定で勝負したいほどでもあるが、地方競馬場から戦いの場を移したことで差し馬にも目が出てくる。今回は南部杯と逆に、思わぬ外差しを喰らうことがあるため、頭固定だとやや怖さも残る。

 やや人気次第という面も含むが、休養明けぶっつけでもニホンピロアワーズを狙いたい。さすがに急仕上げで調教はいまひとつ。景気の良い話も聞こえてこないが、元来鉄砲は効く馬だし、実績的にはこの豪華メンバーでもNo.2くらいだろう。負けることはあっても、しっかり成績はまとめてくるし、ちょっとこの馬の大敗する姿が想像できない。人気も落ちるここでは逆に積極的に狙いたい。

 3番手には思い切って3歳馬、インカンテーションを抜擢する。古馬陣の顔ぶれはそうそうたるもので、少々荷が重いのは承知。だがそれでも期待感を抱かせる前走、みやこSでの好走。鞍上の好騎乗で見事に仕掛けが決まった勝ち馬よりも、ハナ差まで怒濤の差しをみせた同馬の方に魅力を感じた。そもそも連動性の高いトライアルレース組。今の勢いを合わせ、ここは評価を高めたい。

 末脚自慢のナイスミーチューの突っ込みが怖いところ。専ら中央でレースを続けた猛者。それゆえ阪神コースに変わっての不安は全くない。当然ながら先行勢が多い今回、広い阪神コースなら自慢の末脚を見せつける展開に恵まれる可能性は高い。ペースや展開に大きく影響を受けることになるため、位置取りと仕掛けどころは重要。ハマれば一発…といったところか。

 実績、安定感ではやはりローマンレジェンド。さすがに2番人気までとなると手は出しにくいところだが、有力馬の一頭であることは今更述べるまでもない。復帰初戦のみやこSでは1番人気に応えられず、帝王賞での大敗も気になるところで、やや陰りを感じなくはない。最内枠が吉凶どちらに転ぶかも微妙なところではあるが、少なくとも前走叩いた上積みは見込めるはず。

 エスポワールシチーには本当に頭が下がる。今回で引退レースとなり、ご祝儀馬券も踏まえるとあまり買いたくないが、依然まだ安易に衰えたと切り捨てられない。昨年のこのレースでは大敗したが、今年は単騎逃げが見込め、ペースは落とせそう。むしろ問題は近走での好走はすべてマイル戦以下ばかりなので、距離的不安要素は残る点。

 ワンダーアキュートも古豪の一頭。年齢的に魅力は乏しく、上積みもないだろう。だが、大崩れないその足跡にはやはり敬意を払いたい。特に小回りのローカル競馬場では先行して粘り込み、差しが有効な場面では後方からも競馬ができるとう自在性がある点は大きい。混戦なら目が出る。

 一方、新興勢力として勢いのあるベルシャザール。別路線を歩んだきただけに、その力関係はまだ未知数。芝から転向後、あっという間にここまで昇ってきた。もちろん魅力溢れる一頭だが、その分人気を背負うのが難点。今回は押さえまでとし、様子を見たい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

06
→14,15,09,01,04,08,12
(42点)

2着ながし:
06
→14,15,09,01,04,08,12
(42点)
ホッコータルマエの信頼度はかなり高い。ただ、今回は他馬のレベルも高く、無視できる馬が少ない。本来、ヒモは手広く、全ながしまで考慮したい。となると、3連単2頭軸マルチながしの場合、2番軸の選定が重要になってくる。ニホンピロアワーズを2番手としたがやや不安も伴う。ここはホッコーの1着固定ながしがよいかもしれない。もちろんその場合はヒモの絞り込みが必須とはなり、ホッコーの2着はありえるので、押さえも必要だろう。
2013年11月24日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ◎ ジェンティルドンナ 牝4 55 ムーア  2:26.1  1
2[5] 9  × デニムアンドルビー 牝3 53 浜 中  ハナ    7
3[3] 5     トーセンジョーダン 牡7 57 ビュイ  クビ    11
4[3] 6     アドマイヤラクティ 牡5 57 ウィリ  3/4     4
5[5] 10     ドゥーナデン    牡7 57 スペン  クビ    13
6[6] 11  × ルルーシュ     牡5 57 福 永  クビ    6
7[1] 1     ヴィルシーナ    牝4 55 岩 田  ハナ    9
8[2] 3  △ アンコイルド    牡4 57 後 藤  クビ    5
9[1] 2     ナカヤマナイト   牡5 57 柴田善  1/2     10
10[2] 4  ○ エイシンフラッシュ 牡6 57 Mデム  1/2     3
11[8] 16     ヒットザターゲット 牡5 57 武 豊  ハナ    8
12[6] 12     ホッコーブレーヴ  牡5 57 三 浦  クビ    16
13[7] 14  × シメノン      セ6 57 ヒュー  ハナ    15
14[8] 15     スマートギア    牡8 57 戸 崎  1.1/4   17
15[7] 13  ▲ ゴールドシップ   牡4 57 内 田  3.1/2   2
16[4] 8     ファイヤー     牡5 57 横山典  3      14
17[8] 17     ジョシュアツリー  牡6 57 ムルタ  クビ    12
  
払戻金 単勝 7 210円
    複勝 7 120円 / 9 510円 / 5 1220円
    枠連 4-5 2090円
    馬連 7-9 2500円 / 馬単 7-9 3330円
    3連複 5-7-9 63800円 / 3連単 7-9-5 224580円
    ワイド 7-9 950円 / 5-7 2890円 / 5-9 20770円
  

感想と言い訳?!

 ジェンティルドンナがやや危なげながらも貫禄の2連覇を達成しました。2着に3歳牝馬デニムアンドルビー、トーセンジョーダンの大変身の3着でそこそこの高配当になりました。

 ジェンティルドンナのみを頭として信頼するか、エイシンフラッシュ、ゴールドシップとの2頭軸とするかの選択には迷いがありましたが、前者が正解でした。3連単の配当は案外でしたので、3連複でジェントルドンナ流しがもっとも取りやすくおいしい馬券でしたね。それにしても安易に3強と決めつけてしまったのは大反省です。とはいえ、ゴールドシップはともかく、エイシンフラッシュは意外でした。ハナに立たされる展開が響いたのか、それともダービー馬ながら2400m以上はもう厳しいのか…。

2013/11/24 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
コース図
Cコースとなるが、基本的にはあまり変わらない。内が有利で、大外一気はかなり難しい。予想ペースを考えても、ロス無くコーナーを回った先行、中団差し馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ヴィルシーナ 牝4 55.0 岩田 康誠
1 02   ナカヤマナイト 牡5 57.0 柴田 善臣
2 03 アンコイルド 牡4 57.0 後藤 浩輝
2 04 エイシンフラッシュ 牡6 57.0 M.デムーロ
3 05   トーセンジョーダン 牡7 57.0 W.ビュイック
3 06   アドマイヤラクティ 牡5 57.0 C.ウィリアム
4 07 ジェンティルドンナ 牝4 55.0 R.ムーア
4 08   ファイヤー 牡5 57.0 横山 典弘
5 09 × デニムアンドルビー 牝3 53.0 浜中 俊
5 10   ドゥーナデン 牡7 57.0 J.スペンサー
6 11 × ルルーシュ 牡5 57.0 福永 祐一
6 12   ホッコーブレーヴ 牡5 57.0 三浦 皇成
7 13 ゴールドシップ 牡4 57.0 内田 博幸
7 14 × シメノン セン6 57.0 R.ヒューズ
8 15   スマートギア 牡8 57.0 戸崎 圭太
8 16   ヒットザターゲット 牡5 57.0 武 豊
8 17   ジョシュアツリー 牡6 57.0 J.ムルタ
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
S
スロー
逃げ馬不在。最内枠01が押し出され気味にハナ。必然的にペースは緩み、直線での瞬発力勝負となりそう。
信頼度
C
三つ巴
一応は、3強構成。それぞれ不安点があるとはいえ、堅実さには一定の信頼がおけそう。ヒモ穴に注意。
予想本文 

 海外勢の大物ホースの参戦はなく、日本馬中心となりそうな今回のジャパンカップ。今や、海外と国内の馬自身のレベルうんぬんを評する時代ではない。だが、芝を含めたコース形態やレースの質の違いは存在し、その意味で地の利は大きいと言わざるを得ないし、日本馬優位は動かない。ならば、海外参戦馬はむしろこれまで地味な成績だった方がここで思わぬ適性を発揮してくる怖さはあるとはいえるが、果たして。

 勝負の世界は厳しいと感じざるを得ないジェンティルドンナの乗り替わり。前走、天皇賞・秋を休養明け初戦として望んでの2着はまずまずといっても良い内容だが、やはり今年未勝利が気になるか、万全を期してきたということだろう。昨年の年度代表馬もピークの維持が難しい牝馬。自分の競馬こそきっちりとはこなしてはいるが、正直その勢いに陰りが見えてきたのも確か。ここでさらなる飛躍を求めるならば、ムーア騎手への手替わりは頷ける一手。ただ、反面、凶と出た場合の大敗が怖いところ。この馬の成績の安定感を買っての本命だけに余計な不安点ともとれる。スロー必至な流れで、先行できる利点はあるが、それ以上に折り合いがつくかが勝利の別れ目となろう。

 このレース、これまで挑んだ3度ともすべて大敗しているエイシンフラッシュ。それでも今の充実度なら十分信頼がおけそうだ。今年は大きく崩れることはなく安定したレースぶり。秋3走目となり、そろそろ疲れも懸念したが、その不安を吹き飛ばす最高潮の仕上がりを見せた。6歳にして今がピークとも思わせる状態。今回はスローペースが予想され、2走前の毎日王冠同様、得意の切れ味勝負に持ち込める。それでも後方過ぎる位置取りの場合には届かないケースが考えられるが、この鞍上ならその点にも抜かりはないはず。例年のような大敗はちょっと想像しにくい。

 こと「勝ちきる」という点ではやはりゴールドシップがもっともイメージしやすい。ただ、一方で極端な戦法ゆえに生じる時々のポカに対し、どうしても不安を覚えるのも事実。長くいい脚が使えるが、瞬発力勝負では分が悪いのは周知の事実。今回はおそらくスローペースで、苦手な展開となることがミエミエである。また、ダービー敗戦の印象が強いため、同じ舞台のここでは腰が引けてもしまう。ただ、前走京都大賞典にはまくり戦法にこだわった結果、おつりがなくなったという見方もできる。実績的にはここでは筆頭格。宝塚記念同様、あっさりの場面があっても無論、不思議はない。勝つか、大敗かという意味での単穴候補とした。

 前走、天皇賞・秋でのアンコイルドの好走には、当初軽視していただけに予想外のインパクトがあった。紛れの生じにくいレースでの結果だけに評価できる内容で、ここでも引き続き警戒は必要だろう。自在性があるのも強みでいかにも混戦向き。

 3歳牝馬はその軽量ゆえ、一概に軽くは扱えない。デニムアンドルビーにとっては、相手強化はともかくもこのコース代わりは喜ばしいはず。ただそれでも直線一気は苦しい。手替わりで思い切った騎乗を期待したい。

 東京巧者ルルーシュもやはり押さえておきたい一頭。さすがにここは一気の相手強化となるが、東京コース全7戦すべて3着以内という実績は意識しておく必要がある。

 海外勢は基本的には不要とみているが、一応シメノンを挙げておく。日本の軽い馬場にはとても適性があるようには思えないが、各国での堅実なレースぶりを評価。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

07=04
→13,03,09,11,14
(30点)
07=13
→04,03,09,11,14
(30点)
概ね、ジェンティルドンナ、エイシンフラッシュ、ゴールドシップの3強構成に異論はないが、3頭とも前走は敗戦しており、それぞれ不安点を持つ身。この3頭ですんなり決まるとも思えない。3頭の中では安定度を買ってジェンティルドンナを抜擢。やはりここから、エイシンフラッシュ、ゴールドシップを相手とした2頭軸マルチ馬券が妥当なところだろう。高配は期待できないが仕方ないところか。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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