2023年 一覧

2023/4/2 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースで小回りとなる中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になり、やはりパワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ジェラルディーナ 牝5 56.0 岩田望
1 02 マリアエレーナ 牝5 56.0 浜中
2 03   モズベッロ 牡7 58.0 西村淳
2 04 ノースブリッジ 牡5 58.0 岩田康
3 05   ワンダフルタウン 牡5 58.0 和田竜
3 06 ヴェルトライゼンデ 牡6 58.0 川田
4 07   マテンロウレオ 牡4 58.0 横山典
4 08   ラーグルフ 牡4 58.0 戸崎圭
5 09 ジャックドール 牡5 58.0 武豊
5 10   ポタジェ 牡6 58.0 坂井
6 11 スターズオンアース 牝4 56.0 ルメール
6 12   キラーアビリティ 牡4 58.0 団野
7 13 ダノンザキッド 牡5 58.0 横山和
7 14 ヒシイグアス 牡7 58.0 松山
8 15   ヒンドゥタイムズ セ7 58.0 池添
8 16   ノースザワールド 牡5 58.0 北村友
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
やはり09が先導。昨年の二の舞いは避けたく、ペースは落としてくる。他馬の動向次第か。
信頼度
C
地力決着
手薄ながら、それなりのメンバー。コース的にも大きな波乱はなさそうで、地力上位馬には一定の信頼。
予想本文 

~ 東京モンお断りやで! ~
 輸送が容易になり、ちゃんと結果も出るようになってくると、やはり賞金が高額な海外への参戦が増える。先週のドバイや、後の香港へ日本の主力ホースが大挙参戦。世界は狭くなり、国境などないに等しくなってきた。しかし、この「大阪杯」。レース名の通り、関東馬が勝てないことで有名。勝てないどころか、複勝圏にもほとんど来ない。国境すらボーダレス時代に関東馬、関西馬などと…と言いたいところだが、なかなか無視し難いほどの偏りあるデータでもある。今年はスターズオンアースやヒシイグアスなど関東馬の有力どころが揃ったが、はてさて…。

 昨年は早めのペースに苦しみながら大きくは崩れなかったジャックドール。2000mのスペシャリストといっていい逃げ馬も、大レースでマークされるとしんどい面がある。ただ、秋の天皇賞はパンサラッサの大逃げに対し、控える競馬を見せ、今や世界レベルのイクイノックス、ダノンベルーガに続く4着入線は立派。その地力はこのメンバーではやはり重みがある。香港がそうだったように、逃げからの脱却を図ってはいるが、今回はおそらくハナに立つだろうし、久しぶりに自分本来の競馬ができる展開。比較的マークは分散するだろうし、ペース配分に申し分ない名手を得て、今度こそ念願のG1タイトルが狙えるチャンス。

 秋華賞惜敗後、思わぬ一頓挫あったスターズオンアース。半年ほどの休養明けで注目された追い切りでは、不安一掃の動きを見せた。秋華賞では出負けと馬群に包まれながら、2冠馬の底力を見せる追い上げで負けて強しの内容。4歳牝馬ながらそのキレと勝負根性はこのメンバーでも随一といっていい。これもまた随一の相棒を背に春の再スタートを飾りそう。

 大レースでも安定した成績を持つヒシイグアス。前走の快勝はうまくハマった感もあり、人気的には旨味が薄いが、阪神2000mの舞台ならやはりその信頼度は高い。もう7歳馬ではあるが、そこはハーツクライ産駒。その成長力はまだまだ。やや外目の枠を引いたことと、早い時計への対応の点で、控えめの評価だが、上位2頭とそれほどの差は感じていない。

 ヴェルトライゼンデは安定した成績を残る反面、ときどきの大ポカがある。その大敗した3戦は皐月賞、菊花賞の大レースが含まれるものの、いずれも右回りコースだったことは、やはり懸念材料。全く不向きとまでは思っていないが、初の阪神コースへの対応がやはりカギとはなりそう。

 小倉記念で圧勝し、天皇賞・秋では穴人気ながら敗れたマリアエレーナ。不利もあって力は発揮できなかった。前走も包まれて脚を余す結果で、まるで競馬ができていない。ちぐはぐなところが続いているが、中距離スペシャリストとしての地力は確かで、阪神2000mなら見直していいはずのクロフネ産駒。

 前走は折り合いつかず、コーナーで力尽く大敗を喫したダノンザキッド。香港からの休養明けから1戦叩き台を置けたのは大きい。阪神コースは得意のコースで、前走の敗戦からガラリ一変も十分にありえる。

 前走、早め抜け出しから見事凌ぎきったノースブリッジも気になる存在。阪神2000mの舞台は絶対に合うはずで、内枠を引いたことも好感。近走の充実ぶりは納得の状態にあり、先行できる強みもある。

 エリザベス女王杯を制覇し、有馬記念でも3着に食い込み、いよいよ良血開花の兆しみせるジェラルディーナ。父と違って2000mはちょっと忙しい感もあるが、得意の阪神コースで、最内枠もうまく見方につければ、牡馬陣にも全くヒケはとらない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

09=11
→14,06,02,13,04,01
(36点)

09=14
→11,06,02,13,04,01
(36点)
多少、危うさも含むが、ここはジャックドールを信頼したい。今思えば超豪華メンバーだった天皇賞・秋でのレースぶりは地力上位。この馬にとってお誂え向きの舞台で、ここで勝てなければこの先は苦しくなる。少なくとも無様な競馬はしてほしくない。相手はやはりスターズオンアースの信頼度に委ねたい。休養明けでも力を出せる体勢にありそう。阪神なら信頼度高いヒシイグアスとともに、関東勢2機をジャックドールの相手として、3連単マルチながし馬券で臨む。
2023年3月26日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 小雨・不良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / (定量)
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13     Bファストフォース   牡7 58 団  野  1:11.5  12
2[7] 15  ◎  ナムラクレア       牝4 56 浜  中  1      2
3[1] 1      トゥラヴェスーラ   牡8 58 丹  内  1/2     13
4[3] 6      ナランフレグ       牡7 58 丸  田  1/2     9
5[8] 16      グレナディアガーズ 牡5 58 岩田望  3/4     10
6[4] 8  △  ロータスランド     牝6 56 岩田康  クビ    4
7[6] 12  ☆  アグリ             牡4 58 横山和  クビ    3
8[4] 7      ヴェントヴォーチェ 牡6 58 西村淳  クビ    7
9[2] 3     Bキルロード         セ8 58 和田竜  1 3/4   15
10[8] 18  △ Bウインマーベル     牡4 58 松  山  1/2     6
11[2] 4      ダディーズビビッド 牡5 58 秋山真  クビ    11
12[3] 5  ▲  メイケイエール     牝5 56 池  添  ハナ    1
13[6] 11  ☆  ピクシーナイト     牡5 58 戸  崎  2      8
14[5] 9      ディヴィナシオン   牡6 58 松  本  3/4     16
15[7] 14  ○  トウシンマカオ     牡4 58 鮫島克  ハナ    5
16[1] 2  ☆ Bウォーターナビレラ 牝4 56 吉田隼  1      14
17[5] 10      オパールシャルム   牝6 56 武  藤  クビ    18
18[8] 17      ボンボヤージ       牝6 56 川  須  2      17
  
払戻金  [単 勝]  13 3230円
        [複 勝]  13 660円/ 15 220円/ 1 770円
        [枠 連]  7-7 1690円
        [馬 連]  13-15 7920円
        [ワイド]  13-15 2360円 / 1-13 6520円 / 1-15 4290円
        [馬 単]  13-15 24330円
        [3連複]  1-13-15 81180円
        [3連単]  13-15-1 668280円
  

感想と言い訳?!

 終わってみれば、シルクロードS組の1、2着馬決着。しかし勝ったのは前走、2着馬だったファストフォース。力強い抜け出しでナムラクレアを凌いで見事な勝利。団野騎手にG1初制覇をもたらしました。

 それにしても、無印にした自身が言うことではないが、なぜこれほどまで人気薄だったのか。やはり地方馬転厩の高齢馬ということが頭にあったかもしれません。そういう意味では3着にはいったトゥラヴェスーラも同様。スピードの限界が求められるこのレースは7歳以上は用無しというのが定説だっただけに、みんなが「舐めてた」ということなのでしょう。不良馬場で時計がかかったことも大きかったですね。

・・・すんませんでしたぁ!笑

 余談ですが、ドバイのウシュバテソーロの快挙は見事でした。イクイノックスの衝撃の圧勝劇、UEAダービーの日本馬上位独占…素晴らしい結果に終わりました。野球のWBC、フィギュアスケートと、日本勢のスポーツ界は明るいニュースが続きますね。

2023/3/26 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 B
  • 芝1200m
    左回り
  • 不良
    見込み
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   トゥラヴェスーラ 牡8 58.0 丹内 祐次
1 02 ウォーターナビレラ 牝4 56.0 吉田 隼人
2 03   キルロード セ8 58.0 和田 竜二
2 04   ダディーズビビッド 牡5 58.0 秋山 真一郎
3 05 メイケイエール 牝5 56.0 池添 謙一
3 06   ナランフレグ 牡7 58.0 丸田 恭介
4 07   ヴェントヴォーチェ 牡6 58.0 西村 淳也
4 08 ロータスランド 牝6 56.0 岩田 康誠
5 09   ディヴィナシオン 牡6 58.0 松本 大輝
5 10   オパールシャルム 牝6 56.0 武藤 雅
6 11 ピクシーナイト 牡5 58.0 戸崎 圭太
6 12 アグリ 牡4 58.0 横山 和生
7 13   ファストフォース 牡7 58.0 団野 大成
7 14 トウシンマカオ 牡4 58.0 鮫島 克駿
7 15 ナムラクレア 牝4 56.0 浜中 俊
8 16   グレナディアガーズ 牡5 58.0 岩田 望来
8 17   ボンボヤージ 牝6 56.0 川須 栄彦
8 18 ウインマーベル 牡4 58.0 松山 弘平
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
短距離特有のスピードで押し切るタイプが不在。馬場悪化で足抜きよく、選考抜け出しが勝ち筋。
信頼度
D
波乱含み
軸馬不在の混戦模様。重馬場への対応と緩めのペースで折り合いも重要。
予想本文 

~ 雨中の電撃戦 ~
 ただでさえ出たとこ勝負で難しいスプリント戦。比較的有力馬ですんなりと決まる傾向のある高松宮記念だが、馬場が荒れると別。混戦模様でこれといって抜けた馬もいない電撃戦。当日の雨予報にさらなる不安な空気が漂う。

 なかなかの混戦メンバーだが、前走でしっかり答えを出したナムラクレアを信用したい。休養明けの前走はもう一つの雰囲気の中、激戦をねじ伏せる非常に強い内容。それだけに反動も心配されたが、順当に上積みを感じる追い切りを見せた。4歳牝馬だけに調整も難しいところがあるが、スプリント戦であればまず信用してもよさそうだ。

 トウシンマカオも魅力あふれる一頭。NHKマイルCを逃げて敗戦後、スプリント戦へと矛先を変え、末脚を活かした競馬っぷりでここまで安定した成績を残した。前走は上位と離れた4着となったが、余裕残しの仕上がりで無理をしなかった印象。やや外目の枠だが、大外続きだったこの馬には少しでも内は歓迎のはず。鮫島騎手のG1初制覇の光景もかなり現実味を帯びてきた。

 昨年で重馬場での対応力も示したが、できれば良馬場で挑みたかったメイケイエール。純スプリンターとして、その能力は常に高く評価されていながらも、どうもG1で噛み合わず、人気に応えることができてない。昨年のこのレースは外枠が響き、秋のスプリンターズSはそもそも中山が合わないよう。それでも、今回と同条件の舞台の3走前のレコード勝ちはやはり圧巻。良枠を引いた「今度こそ!」の想いはやはり強い。

 ウインマーベルは仕上がり不足の上、59キロを背負い、出負けした前走は度外視できる敗戦。それ以外のスプリント戦はG1も含め、9戦すべて3着以内の抜群の安定感を誇る。前走でひと叩きされて、今回は体勢十分。本来は上位評価していいところだが、やはり大外枠は気になる。コーナーをどうさばくかで結果に大きく影響しそうで、ややリスキーな面を嫌った。

 昨年このレース僅差2着のロータスランド。その後、振るわない成績が続いたが、前走は復調を告げる3着。後方から追い込んだもので、今回も同じ戦法とは限らぬが、少なくとも脚質に幅が出たことは大きい。その柔軟性を武器に昨年以来の1200mに戻って、面白みが増す。

 前走の初重賞を危なげなく押し切り、5連勝のかかるアグリをこの評価は少々過小すぎる気もするが、おそらく今回はハナに立たされる。1400m専科で、スプリント戦で目標とされる展開に少々不安を覚え、押さえまでの評価に留めた。

  一昨年のスプリンターズSの覇者、ピクシーナイト。ここは1年以上ものブランクがあるが、一応の臨戦態勢は整っているように見えた。今回の混戦メンバーなら、地力的に何とかしてしまう可能性もあり、中京巧者でもある。

 穴狙いではウォーターナビレラはどうか。桜花賞以降、2桁着順が続いているが、自身初となるスプリント戦への挑戦。本命に据えたナムラクレアには桜花賞で先着。別路線を歩んだこの馬もあるいはスプリント適性を見せるやもしれない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

15=14
→05,18,08,12,11,02
(36点)

15=05
→05,18,08,12,11,02
(36点)
やはりシルクロードS組が舞台が同条件の中京1200mだけに、安心感がある。そのレースを不安がありながらも完勝してみせたナムラクレアを引き続き、素直に信頼。以下もトウシンマカオ、ウインマーベルが続きそうだが、ぶっつけの実績馬メイケイエールがここに割って入るか。この4頭の取捨は迷うところだが、ナムラクレアから、トウシンマカオ、メイケイエールの2頭軸3連単マルチで臨みたい。
2023年2月19日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ▲  レモンポップ    牡5 58 坂 井  1:35.6  1
2[8] 15  △  レッドルゼル    牡7 58 川 田  1.1/2   3
3[3] 6  ○  メイショウハリオ  牡6 58 浜 中  2.1/2   4
4[2] 4  ◎  ドライスタウト   牡4 58 戸 崎  1      2
5[4] 8     Bアドマイヤルプス  セ6 58 内 田  アタマ  14
6[7] 13  ☆  スピーディキック  牝4 56 御神本  1.1/2   6
7[7] 14     Bヘリオス      セ7 58  武   クビ    13
8[6] 11  ☆  ソリストサンダー  牡8 58 菅原明  1.1/2   9
9[1] 2  ☆  シャールズスパイト 牡6 58 モレイ  1.3/4   5
10[2] 3      ケンシンコウ    牡6 58 バシュ  1/2     12
11[6] 12     Bセキフウ      牡4 58 デムー  クビ    11
12[3] 5      オーヴェルニュ   牡7 58 福 永  クビ    10
13[8] 16      ケイアイターコイズ 牡7 58 横山和  3/4     15
14[5] 10      テイエムサウスダン 牡6 58 ルメー  3.1/2   8
15[5] 9      ショウナンナデシコ 牝6 56 横山武  4      7
16[1] 1      ジャスパープリンス 牡8 58 田中勝  2      16
  
払戻金  [単 勝]  7 220円
        [複 勝]  7 130円/ 15 230円/ 6 260円
        [枠 連]  4-8 1140円
        [馬 連]  7-15 970円
        [ワイド]  7-15 450円 / 6-7 470円 / 6-15 1180円
        [馬 単]  7-15 1420円
        [3連複]  6-7-15 2630円
        [3連単]  7-15-6 7700円
  

感想と言い訳?!

 レモンポップが終始危なげない形で圧勝押し切り。予想されたマークなど問題にしない圧勝っぷりでした。これは今後、今回不在だった海外遠征組との対決が楽しみになってきました。一方、本命にしたドライスタウトの方が距離延長が堪えた印象。いい形でコーナーは回ってきましたが、直線では脚色が鈍りました。ただ、あの形で4着に粘ったことは評価したいです。

 2着はレッドレゼルの復活の激走。やはりこれくらいできる馬だったのですね。それだけに重い印を打った前2年の敗戦が口惜しいです。メイショウハリオも派手に出遅れてダメだと思われたところからの強烈な追い込み。レモンポップは遥か前方できたが、十分見せ場を作ることができました。

 福永騎手は無事に国内G1ラストライドを終えました。さすがにオーヴェルニュでは難しいところがありましたが、無事に終えて良かったです。

2023/2/19 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ジャスパープリンス 牡8 58.0 田中勝
1 02 シャールズスパイト 牡6 58.0 モレイラ
2 03   ケンシンコウ 牡6 58.0 バシュロ
2 04 ドライスタウト 牡4 58.0 戸崎圭
3 05   オーヴェルニュ 牡7 58.0 福永
3 06 メイショウハリオ 牡6 58.0 浜中
4 07 レモンポップ 牡5 58.0 坂井
4 08   アドマイヤルプス セ6 58.0 内田博
5 09   ショウナンナデシコ 牝6 56.0 横山武
5 10 テイエムサウスダン 牡6 58.0 ルメール
6 11 ソリストサンダー 牡8 58.0 菅原明
6 12   セキフウ 牡4 58.0 Mデムーロ
7 13 スピーディキック 牝4 56.0 御神本
7 14   ヘリオス セ7 58.0 武豊
8 15 レッドルゼル 牡7 58.0 川田
8 16   ケイアイターコイズ 牡7 58.0 横山和
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
14の単騎逃げとはいかず、それなりに先行勢も前に。先行押し切り情勢も、後続勢にも出番はありそう。
信頼度
C
波乱含み
上位時陣の地力は確か。だが、舞台代わりによる波乱要素には警戒が必要。
予想本文 

~ 未練はファンにあり ~
 まだ早いという声が聞こえる中、騎手引退と調教師転身を決めた福永祐一がついに鞭を置く。プリモディーネの桜花賞は今でも色褪せず、キングヘイロー、シーザリオ、エピファネイア、ワグネリアン…そして3冠馬コントレイル。数々の名馬が彼とともに歴史に残り、感慨深いものがある。国内最後となるが、まだサウジアラビアでの騎乗が残っている。奇しくもこのレースの昨年度覇者カフェファラオ、チャンピオンズC馬ジュンライトボルトのダート王者も同行。王者不在となったこのレースは、最後のひと花のチャンスもあながち…な情勢となった。

 ドライスタウトは敗れた前走の内容が秀逸だった。コーナーで包まれたことが結果的に脚が貯まることになり、届きはしなかったが力強い伸びを見せた。ここで無理をしなかったことと、ゆとりあるローテで、かなりいい状態で東京マイルに挑めそうだが、マイルは川崎の2歳G1のみの実績しかなく、そのキャリアの点では不安は残る。ただ、伸びしろの見込める高い素質があり、いきなりの中央G1の舞台でも、勝利を期待してもよさそうだ。

 比較的、短距離色の濃いメンバーだけに、中距離実績豊富なメイショウハリオにとっては大きな強みになりそう。大きなコーナーが一つだけの中央の舞台も、この馬には競馬がしやすい。しっかりとした末脚があるので、いくら先行有利傾向があるレースであっても、長い東京の直線を利して差し込んでくれそう。1着争いとなると疑問符もつくが、複勝圏内には食い込んでくれそうだ。

 全戦2着以下なし、東京コースも8戦7勝2着1回と、戦績的には群を抜くレモンポップ。この馬の取捨が今回難しいところ。1400mの圧勝ぶりに対し、マイルでは苦しいところみせているが、武蔵野Sでの内容をみれば、所詮あら探しのレベル。先行脚質でどうしても目標にされがちなところはあるが、近年のこのレースはこのタイプが押し切る例が多い、そういう意味では相当の堅軸候補ではあるのだが、前走が激闘だっただけに、タイトなローテでの消耗が気になる。実力的には圧勝の可能性もあるが、1番人気を考慮すれば、一歩引いた評価が妥当か。

 2年連続で人気を裏切ったレッドルゼルも随分惑わせてくれる。マイルは長いと見る向きもあるが、歳を重ねた今なら、ゆるい流れにも対応できそうだ。そもそも過去2年のこのレースは敗れたとはいえ、いずれも明確な展開要因があり、言い訳が効くもの。もう7歳馬だが、今回のメンバー相手なら、2度あることは…よりも、3度めの正直がありそうに思える

 近2走の成績がひどいが、それだけにいきなりの復調の目も残るテイエムサウスダン。どこまで立て直せるかが鍵となるが、前年2着時の状態を取り戻せば、昨年より弱体化していると思える今年のメンバー相手で一発も…。

 中央の舞台ではちょっと荷が重い気もする地方牝馬のスピーディーキック。ただ、地方では負け知らずの勢いは怖い。前走も完勝で東京の舞台でどんな競馬をするか、楽しみの持てる1頭。

 8歳馬ながらまだ衰えの感じないソリストサンダー。昨年はこのレース4着と好走し、ドバイでも善戦。高齢馬だけに休養明けはマイナス材料だが、実績的にはあなどれない。

 正直わからない海外参戦馬のシャールズスパイトだが、米国での実績はなかなかのもの。日本だとダートより芝向きな感もあるが、モレイラ騎手が鞍上だけに、無視もできない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

04=06
→07,15,10,13,11,02
(36点)

04=07
→06,15,10,13,11,02
(36点)
レモンポップの強さは認めつつも、ここでモロさを露呈する可能性もあり、ここは逆らってみる。ならば…となると、やはりドライスタウトの前走で見せた末脚が脳裏から離れない。実績としてはまだ足りないが、ここは将来性に期待して軸とする。相手は堅実に上位に顔を出してくれそうなメイショウハリオ。あとやはり地力的にはレモンポップは外せない。この2頭を相手に3連単マルチながし。正直、格下馬は出番はなさそうで、流す相手は限定してもよさそう。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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