第68回 朝日杯フューチュリティS 予想

予想
2016/12/18 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   レヴァンテライオン 牡2 55.0 内田博幸
1 02   アシャカリアン 牡2 55.0 国分優作
2 03   リンクスゼロ 牡2 55.0 シュタル
2 04   ボンセルヴィーソ 牡2 55.0 松山弘平
3 05 タガノアシュラ 牡2 55.0 武豊
3 06 クリアザトラック 牡2 55.0 M.デムーロ
4 07   ビーカーリー 牝2 54.0 和田竜二
4 08 ダンビュライト 牡2 55.0 ルメール
5 09   ダイイチターミナル 牡2 55.0 北村友一
5 10 モンドキャンノ 牡2 55.0 バルザロ
6 11   トリリオネア 牡2 55.0 松田大作
6 12   トーホウドミンゴ 牡2 55.0 池添謙一
7 13 ミスエルテ 牝2 54.0 川田将雅
7 14   ブルベアバブーン 牡2 55.0 幸英明
7 15 レッドアンシェル 牡2 55.0 シュミノ
8 16 アメリカズカップ 牡2 55.0 松若風馬
8 17 サトノアレス 牡2 55.0 四位洋文
8 18   トラスト 牡2 55.0 柴田大知

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル

逃げ馬が複数いるものの、競り合う形にはならない。直線を考慮して各馬が控えるようだと、スローもありえる。

信頼度
D
波乱含み
各馬、実力差が少なく、横一線。それなりに人気も割れるが、波乱も十分ありえる情勢。
予想本文 

~ 軸馬不在の大混戦 ~
 重賞2勝で現時点の当世代トップと思われたブレスジャーニーが休養に入った。それに加え、ダート地方馬、牝馬も入り混じり、一気に混迷を極める今年の朝日杯FS。長らくこのレースから輩出されていないが、やはり来年クラシックを賑わすようなスターホースの出現を期待したいところ。
 
 本命にはトータルでマイナス面の少ないダンビュライトを据える。前走、サウジアラビアRCで敗れたブレスジャーニーはここは不在。このレースでは直線モタれた点ばかりが強調されるが、そのレースぶりや後続につけた着差を考えると、このメンバーでは頭一つ抜けている感。引き続きルメール騎手が鞍上であることも心強く、軸としての安心感が高い。

 連勝馬レッドアンシェルはここ2戦のセンスあるレースぶりに好感。どの位置からでも競馬ができそうで、切れる脚があることも前走で証明してみせた。鞍上交代がどちらに影響するかは微妙なところもあるが、逆にそれ以外の不安点もあまり見当たらない好素材。マイラーとしての資質は高く、安定した競馬ぶりが期待できる。未経験の阪神の坂もうまくこなせそう。

 牝馬といえど、臆する必要はなく、むしろそのキレの味の良さが目立つミスエルテ。わざわざ阪神JFを見送ってここまで待っての調整。ヨーロッパ史上最強ホース、フランケルの産駒で、ここは注目したいところ。実力的にもここではトップクラスといえるが、気になるのは押さえの効かない気性。人気しすぎの面を嫌ったが、折り合いさえつけば勝ち負け必至だろう。

 先の阪神JFで3着入線したレーヌミノルに土を付けたモンドキャンノ。上がりタイムも秀逸。初夏の活躍後、休養を挟んでの勝利は大きく、その地力は信頼に足る。後は気性面と血統的に距離が持つかどうか。

 札幌2歳Sでは1番人気を裏切ってしまったタガノアシュラ。しかし続く黄菊賞では一転大逃げ勝ちで地力を証明。阪神マイルでの逃げ切りは想像し難い面もあるが、意外とここで1年遅れの武豊騎手、G1完全制覇達成の可能性もありえそう。

 阪神マイルはとにかくディープインパクト。そして騎手ではM.デムーロ。その2つを兼ね備えたクリアザトラックは1勝馬だろうが、追えてなかろうが、とにかくここは買い。

 同じくディープインパクト産駒、サトノアレスもバランスが良く、センスもありそう。特に前走は時計的にも優秀で、このレースの好走パターンにも当てはまる。

 うるさいところがあるだけに期間が空いたことは気になるが、アメリカズカップは並んでからの渋とさが売り。いきなりの好走があっても驚けない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

08=15
→13,10,05,06,17,16
(36点)

08=13
→15,10,05,06,17,16
(36点)

キャリア浅い2歳馬に加え、抜けた馬もおらず、どの馬が勝ってもおかしくない情勢。この中ではダンビュライトが軸としては最も信頼できそう。それ以外は全くの横一線といってよく、できればダンビュライトの1頭軸で臨みたい。しかし、ヒモを手広くとなると、3連単ではもう一頭相手を指定した2頭軸マルチが妥当。このレースは単勝と馬連に5%ボーナスがつくので、そちらで大きく勝負するのも一興。
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