第159回 天皇賞(春) 予想

予想
2019/4/28 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝3200m
    外・右回り

  • 見込み
京都の坂越えが2回。上がりの競馬になりやすく、差し馬は勝負所ではある程度前につける必要もある。また、長距離コースゆえ、内の経済コースを回る必要があり、その点において外枠はやはり不利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   チェスナットコート 牡5 58.0 坂井
2 02 エタリオウ 牡4 58.0 Mデムーロ
3 03 リッジマン 牡6 58.0 蛯名
4 04   ヴォージュ 牡6 58.0 和田
4 05 メイショウテッコン 牡4 58.0 福永
5 06   カフジプリンス 牡6 58.0 中谷
5 07 グローリーヴェイズ 牡4 58.0 戸崎圭
6 08 パフォーマプロミス 牡7 58.0 北村友
6 09 ユーキャンスマイル 牡4 58.0 岩田康
7 10 フィエールマン 牡4 58.0 ルメール
7 11   ケントオー 牡7 58.0
8 12   クリンチャー 牡5 58.0 三浦
8 13   ロードヴァンドール 牡6 58.0 横山典

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
MS
ミドルスロー
通例であれば間違いなくスローになる長距離戦だが、今年は少数頭の上に逃げ馬3頭。流れは早くなる。
信頼度
C
混戦
4歳馬が中心となりそうも、その実力差は僅か。
予想本文 

~ 平成最後の天皇賞 ~
 今、平成の幕を閉じようとしているこのタイミングで、天皇賞が開催されることは何とも感慨深い。古くは、明治時代、The Emperor’s Cup(エンペラーズカップ)に始まり、長い歴史をもつこのレースも、令和の新時代を迎える。さて、平成最後の盾を手にするのはどの馬か。

 1勝馬ながら、菊花賞に続き、再度エタリオウを本命抜擢。どうにも勝ちきれぬもどかしさはあるが、長距離適性抜群のステイゴールド産駒、そして内枠と、好条件が揃った。菊花賞はロングスパートが裏目に出た感もあるが、今回はそこまでのスローにはおそらくなるまい。ただ、前走少々行きたがる面を見せたことは気がかりといえば気がかり。叩き2走目でそのあたりが改善すれば、このメンバーで恥ずかしい競馬はしないはず。

 外枠にはなったものの、やはり菊花賞馬フィエールマンはここでは力量上位には違いない。前走は敗戦を喫したが、ほぼ差のない形でのもの。勝ち馬のその後の活躍を考えれば、そう悲観するものではない。少し間が空いていることが懸念材料ではあったが、状態はかなり上向き、絶好調の様子。極端な馬体の増減がない限りは信頼できそう。

 今回はこの3番手の選択がキモになるが、素直にユーキャンスマイルか。菊花賞3着後、代表的長距離レースを2連対。やはり、この舞台での信頼感は高い。京都コースにも不安なく、折り合いにも問題なし。ただ、今回はスローの瞬発力勝負という得意の形にはおそらくならないため、そのあたりの対応が鍵となる。

 このレースを逃げ切るのは至難の業。距離にも不安が残るメイショウテッコンだが、今回は他にも行く馬がいるので、これが吉凶どちらに転ぶか。他に行かせて番手で折り合いながら競馬ができれば、菊花賞馬に勝利した実績もあるだけに、面白いところまで来れそう。

 前走を勝利し、勢いに乗るグローリーヴェイズ。父はディープインパクトで、母系はメジロのステイヤー家系。昨年からの成長を大きく感じさせる馬で、伸びしろが一番大きい。やや人気先行の感もあるが、大駆け注意。

 高齢馬ではあるが、パフォーマプロミスはステイヤー血統で、前走の結果も上々。相手は揃うがここでも立ち回りひとつ。

 前走案外だったリッジマン。しかし、それゆえの人気落ちが逆に旨味も。一叩きの変わり身は十分期待できる地方の星。

馬券と総評
推奨馬券 総評

3連単
軸2頭マルチ:

02=10
→09,05,07,08,03
(30点)

02=09
→10,05,07,08,03
(30点)

古馬の代表格だったシャケトラ不在は非常に残念。少数頭ということもあり、必然的に明け4歳馬が中心となりそう。度々波乱の起きる同レースゆえ予断を許さぬが、やはり菊花賞上位組が主力形成。中でもエタリオウには、今回は大きなチャンス。勝ちきれぬイメージを払拭してほしいところ。目下の相手は、菊花賞馬フィエールマン。馬券はこの2頭からの3連単マルチながしが本線。
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