第65回 大阪杯 予想

予想
2021/4/4 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
内回りコースで小回りとなる中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になり、やはり先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   モズベッロ 牡5 57.0 池添
2 02 サリオス 牡4 57.0 松山
3 03   アーデントリー 牡5 57.0 和田竜
4 04   ブラヴァス 牡5 57.0 三浦
4 05   ペルシアンナイト 牡7 57.0 幸英明
5 06   ワグネリアン 牡6 57.0 吉田隼
5 07 コントレイル 牡4 57.0 福永
6 08 レイパパレ 牝4 55.0 川田
6 09   クレッシェンドラヴ 牡7 57.0 内田博
7 10   カデナ 牡7 57.0 鮫島駿
7 11   ハッピーグリン 牡6 57.0 団野
8 12 グランアレグリア 牝5 55.0 ルメール
8 13 アドマイヤビルゴ 牡4 57.0 岩田望

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
どうしても行きたい馬がおらず、ゆったりとした流れか。内回りコースゆえ、差し馬はうかうかしていられない。
信頼度
B
本命戦
豪華メンバーも、それゆえに少数頭。配当のつかない窮屈な戦略が強いられる。
予想本文 

~ コントレイル VS ルメール? ~
 無敗の三冠馬コントレイルは昨秋、アーモンドアイに敗れた。もちろんアーモンドアイは歴史的な大名馬であることには違いないが、もし主戦騎手がルメール騎手でなければ…という思いも誰しもが思うはず。そういう意味でもコントレイルとグランアレグリアの対決は強をそそるし、サリオス、レイパパレの競馬ぶりも楽しみ。

 初の2000m挑戦となるグランアレグリアだが、おそらくこの距離は何でもなくこなすだろう。むしろ1200mのスプリント戦の方が窮屈そうで、決して生粋のマイラーというわけでもない。ただ、いかんせん気性的な問題とコーナー対応の不器用さ。これがマイナス点となってくるのだが、5歳になってこのあたりに成長がみられてくるとすれば、やはりあの脚は驚異。安田記念でアーモンドアイに完勝したキレの持ち主。当日の馬場が気になるところだが、まず確実に差し込んではくるだろう。

 コントレイルには、休養明けという点以外なんの不安もない。元来中距離はもっとも得意とするところ。厳しい連戦で昨秋のジャパンカップでは不覚をとったが、間をあけてリフレッシュ。馬体も一回り成長し、心身ともに充実。4歳世代他馬の成績が振るわず、世代的な弱さを指摘されてこそいるが、そこは無敗の三冠馬。当然他の馬と一緒にしてはいけない。この馬の強みはある程度前に位置して、競り負けない強さ。まず安定して競馬できるはず。

 サリオスは昨秋のマイルCSで痛い敗戦を喫したが、この馬の器も相当なもの。コントレイルとは勝負付けが済んだ感は否めないが、このレースに限っては、馬場渋化の中で、先行できる利点がある。グランアレグリアは後方からの競馬となるはず。ペースも緩みがちで、そのまま先行押し切りも狙えそう。松山騎手との新コンビも楽しみ。

噂のアイツ。幻の秋華賞馬と呼ばれるレイパパレがついにG1の舞台に登場。その力がG1級であることはすでにその時計が示しているが、いきなりのこの相手でどこまで食い下がってくるか。4歳牝馬といえど、今の時代なんの不安もなく、むしろ斤量の恩恵がある分大きい。クロフネ×ディープインパクトの阪神の鬼配合も魅力的。

 2強+準2強の上記4頭構成だが、そううまく行かないのが競馬。なにか紛れが生じル可能性はもちろんある。その中では底の割れてないアドマイヤビルゴに魅力。時計的にもそれほど見劣りもなく、流れに乗れれば一発も。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

02
→07,02,08,13
(12点)
これだけのメンバーでこの少数頭。さすがに本命サイドでの決着が濃厚。馬券的には点数を絞る戦いを強いられるが、問題は頭となる勝ち馬の選定。先行で叩きあう4歳3強をまとめて差し切るとみて、グランアレグリアをその筆頭に据える。馬券は思い切ってグランアレグリアの3連単1着ながし。ただ、当日の馬場次第の面も余地を残す。
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