2021/4/18 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | ◎ | アドマイヤハダル | 牡3 | 57.0 | 替ルメール | 先 |
1 | 02 | ルーパステソーロ | 牡3 | 57.0 | 替木幡巧 | 追 | |
2 | 03 | ステラヴェローチェ | 牡3 | 57.0 | 替吉田隼 | 差 | |
2 | 04 | イルーシヴパンサー | 牡3 | 57.0 | 替大野 | 先 | |
3 | 05 | ▲ | ヴィクティファルス | 牡3 | 57.0 | 池添 | 差 |
3 | 06 | ☆ | ヨーホーレイク | 牡3 | 57.0 | 替岩田望 | 差 |
4 | 07 | △ | エフフォーリア | 牡3 | 57.0 | 横山武 | 先 |
4 | 08 | ○ | ダノンザキッド | 牡3 | 57.0 | 川田 | 先 |
5 | 09 | ☆ | ラーゴム | 牡3 | 57.0 | 北村友 | 先 |
5 | 10 | シュヴァリエローズ | 牡3 | 57.0 | 替三浦 | 差 | |
6 | 11 | △ | ディープモンスター | 牡3 | 57.0 | 替戸崎圭 | 差 |
6 | 12 | ワールドリバイバル | 牡3 | 57.0 | 菱田 | 逃 | |
7 | 13 | ☆ | タイトルホルダー | 牡3 | 57.0 | 替田辺 | 先 |
7 | 14 | アサマノイタズラ | 牡3 | 57.0 | 嶋田 | 差 | |
8 | 15 | グラティアス | 牡3 | 57.0 | 替Mデムーロ | 差 | |
8 | 16 | レッドベルオーブ | 牡3 | 57.0 | 福永 | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
M ミドル |
G1ゆえにそれなりに早くはなりそう。ただ、渋化が残る馬場で各馬の動向は読めないところもある。 |
信頼度
D 実力伯仲 |
良く言えば、揃って高いレベルでまとまっており、悪く言えば、抜けた馬がいない、各馬互角の混戦模様。 |
予想本文
~ 混迷の皐月 ~
中心視されていた馬が前哨戦で敗れ、他方無敗の新星が現れる。ただでさえ難しい中山の内回りに、前日の雨。非常に混迷極める今年のクラシック第一戦だが、ここである程度世代の勢力図が描かれることになりそう。
本命にはアドマイヤハダルを据える。前走のリステッド、若葉Sの勝ちっぷりにはインパクトがあった。好位から抜け出して好時計での完勝で、休養明けと思えぬ成長っぷりをみせた。前走、前々走と倒してきた相手のレベルも高く、ここでも勝ち負けする資格を保有している。加えて叩いての上積みと、鞍上に名手を得て、勢いもピーク。ただ、悩ましいのは最内枠を引いたため、荒れた内に閉じ込められる懸念が残ること。そのあたりは多少展開頼みの面もある。
ある意味、この馬が弥生賞に敗れたことで、一気に混戦に拍車がかかったといっていいダノンザキッド。ただ、スローペースの中、仕掛けが遅れた感もあり、3着と敗れたとはいえ、言い訳の効く敗戦。事実、上がり3Fはメンバー最速。どうもこの馬はエンジンがかかるまで少し時間がかかるようだが、一度点火して、ハミさえとれば、そこからグンと伸びる。中山2000mを経験し、結果を残していることは大きな強みで、やはりもっとも信頼できる軸馬と言えよう。
2走前ではエフフォーリアに完敗したヴェクティファルスだが、重馬場の中山に変わってここで見直し。敗戦後のスプリングSでは、中山の重馬場を力強い走りで快勝。特に差し脚には素晴らしいものがあり、たとえ重馬場であっても、跳びが小さく、ピッチ走法のこの馬にはそう苦にならないだろう。仕上がり良く、この舞台では積極的に狙っていきたい。
3戦無敗、加えて前走が非常に強い勝ち方だったエフフォーリア。当然、人気を集める分、少し控えめな評価としたが、その人気に見合うだけの実力馬であることは疑いようがない。前目につけて上がり33秒台の脚は圧巻。G1の早いペースと中山の荒れた馬場で同じことができるか、あと気性に課題があることなど、クリアすべき点は多いが、期待感は大きい。
長めの距離を使って4戦3勝のディープモンスター。唯一、負けた相手も今回本命のアドマイヤハダル。まだ未対戦の馬も多く、力関係的には測りにくいところもあるが、その素質は奥深く、そして高いものがある。あいにく武豊騎手の怪我で鞍上乗り替わりが生じたが、大事にここまで進めてきたことがわかるローテーション。一気の相手強化となるが、ここで真価を問いたい。
オルフェーヴル産駒、ラーゴムもこの舞台向き。切れる脚こそないが、タフな展開でもしっかりと力を発揮できる地力と勝負根性は父譲り。先行しての粘り込みは得意の展開。こういう混戦の舞台ではやはり魅力。
そのラーゴムに一歩及ばなかったヨーホーレイクも互角。こちらは逆に切れ味勝負。前走の後方から追い上げは素晴らしいキレで、2走前のG1での内容も秀逸。差し馬だが小回りコースもこなせる器用も持っている。
弥生賞馬をこの評価はいささか失礼かもしれないタイトルホルダー。今回はペースがあがるだろうし、前走の再現が可能かはわからないが、先行粘り込みはやはりこのレース向きではあり、安定勢力の一角を担うだろう。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 01=08 →05,07,11,09,06,13 (36点) |
今年の皐月賞はかなり難しい。混戦模様を象徴するように魅力ある馬が多数。その中で、2歳チャンピオン、ダノンザキッドの安定感と信頼度はやはり高い。ただ、それよりもアドマイヤハダルに一発の魅力を感じ、ここは本命視。馬券はこの2頭での3連単マルチながし。印はまわらなかったものの、前走だけで見限れぬステラヴェローチェ、未知の魅力グラディウスあたりなども圏内で、紐はできるだけ手広くもっておきたい。 |