2021/11/21 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ☆ | ホウオウアマゾン | 牡3 | 56.0 | 坂井 | 逃 |
1 | 02 | クリノガウディー | 牡5 | 57.0 | 替岩田望 | 差 | |
2 | 03 | ▲ | シュネルマイスター | 牡3 | 56.0 | 替横山武 | 差 |
2 | 04 | △ | サリオス | 牡4 | 57.0 | 松山 | 差 |
3 | 05 | サウンドキアラ | 牝6 | 55.0 | 替武豊 | 差 | |
3 | 06 | ケイデンスコール | 牡5 | 57.0 | 岩田康 | 差 | |
4 | 07 | ○ | インディチャンプ | 牡6 | 57.0 | 福永 | 差 |
4 | 08 | ダーリントンホール | 牡4 | 57.0 | 替和田竜 | 追 | |
5 | 09 | ☆ | グレナディアガーズ | 牡3 | 56.0 | 替池添 | 先 |
5 | 10 | ロータスランド | 牝4 | 55.0 | 田辺 | 先 | |
6 | 11 | ☆ | カテドラル | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭 | 差 |
6 | 12 | ◎ | グランアレグリア | 牝5 | 55.0 | ルメール | 先 |
7 | 13 | △ | ダノンザキッド | 牡3 | 56.0 | 川田 | 先 |
7 | 14 | リプレーザ | 牡3 | 56.0 | 幸 | 差 | |
8 | 15 | サウンドカナロア | 牡5 | 57.0 | 替藤岡康 | 差 | |
8 | 16 | レインボーフラッグ | 牡8 | 57.0 | 小崎 | 先 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
近年、このレースはスローが続く。 1、10が逃げる展開が予想されるが、それでも早い流れにはならず、末脚一手では分が悪い。 |
信頼度
C 軸馬信頼 |
本命馬中心のレース。他馬については混戦。極端な波乱は考えにくいが、有力各馬にチャンスあり。 |
予想本文
~ 躍動する3歳世代 ~
秋一連の混合G1を3歳世代が席巻。同世代の強さをまざまざと見せつけている。このマイルCSSにも有力3歳馬が大挙参戦。引退を控えた女王に挑戦状を叩きつけたが、ここからは斤量の恩恵は1キロ差。その勢いを保てるかどうかが問われる。
このメンバーなら負けられぬグランアレグリア。ここが引退レースとなるだけに有終の美を飾りたい。ただ、囁かれるは中2週の強行ローテ。前走、天皇賞・秋も獲りに行った仕上げだっただけに、その反動が心配されている。ただ、それは絶対視されていた安田記念が中2週だったことに起因しており、当時は途中で追いきれない一頓挫があった。今回は、むしろ一叩きされた上積みに期待したい。ベストの距離に戻ったこの舞台。骨っぽい3歳馬に挑まれることとなるが、マイルG1、4勝の実績は伊達ではない。前走と同じく好位からの差し切り勝ちに期待する。
年齢的にもう上積みは厳しいとはいえ、やはりマイルでのインディチャンプの堅実さは信頼がおける。安田記念では、堂々と早め先頭に立ち、一瞬は押し切るかとさえ思わせたが、長い直線で最後一気に3頭にかわされて4着。今回はそれ以来の実戦となり、敗れた相手は順当に秋1戦を終えての対戦となる点はやはりハンデとなる。だが、東京の安田記念よりも、阪神の方がこの馬にとっては向く舞台。近走は勝ちきれていない結果も伴って、人気的な旨味があることは大きい。6歳馬ゆえ、間隔が空いていることはどうしても気になるところだが、国内レース全戦4着以上の堅実さをここは信頼したい。
立ち向かうは3歳の新鋭、シュネルマイスター。世代限定のNHKマイルCを制したことよりも、あの時期で古馬と戦った安田記念での3着の評価が高い。ひと夏を越し、そこで敗れたダノンキングリーに、すぐさまリベンジしてみせた毎日王冠は素晴らしく、さらなる進境を示した。名実ともに3歳マイル王といっていい素材が、統一マイル王の座に挑む。状態も文句なし。ただ、気になるのは後ろから早い上がりで攻める脚質。安田記念や毎日王冠のように東京コースでは大きな武器となるが、初となる阪神コースでは前に届かない可能性も少し残されてはいる。
サリオスは昨年のこのレースから、どうにも結果が出せないでいる。コントレイルと覇を競った春、そして秋初戦の毎日王冠も勝利し、万全の状態で挑んだ昨年のこのレース。大外枠も響いて最後方からの競馬となってしまった。これではこのレースは勝てない。その後未勝利のままだが、強力メンバーで特異な馬場であった大阪杯を除けば、実質の敗戦は安田記念のみ。ただ、この敗戦が問題で、不利はあったとはいえ、直線の勢いはまるでなかったことは気がかり。今回もその時敗れたメンバーが揃っている。まだ1戦だけでは断じられないため、去年のこのレースの状態まで戻っているならば、一変も期待できるか。
ホープフルSを勝った直後は、現3歳世代はダノンザキッドを中心に回ると思われたが、弥生賞の3着からケチがついた。思い返せば、その際敗れた2頭はともにG1ホースなった訳だから、そう恥ずべきことでもない。イレ込みひどく大敗した皐月賞と骨折休養を経て、マイル戦へ矛先を変えての参戦。前走4着の結果は微妙と言わざるを得ないが、従来とは異なる後方からのレースに対応してはみせた。ペース慣れ見込める今回は、少し見直すべきかもしれない。
昨年の2歳チャンプ、グレナディアガーズ。フランケル産駒は成長力にやや疑問が残るものの、ここ阪神コースでは2戦2勝。前走案外も、折り合いさえつけば、叩いた効果と、得意舞台で復活も期待できる。
安田記念での6馬身差12着の大敗は気になるところだが、それ以外のGⅢレース4戦を1勝2着3回の堅実さを見せたカテドラル。このレースでは安田記念より時計はかかるはずで、その堅実さで戦えるはず。軽視はできない。
やはり3歳馬は怖く、最内ホウオウアマゾンも侮れない。マイルを中心に堅実な成績。G1では大敗しているだけに、大きなことはいえないが、阪神マイルは向くはずで、逃げて粘れる展開になれば面白い一頭。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単 軸2頭マルチ: 12=07 →03,04,13,09,11,01 (36点) 02=03 |
女王グランアレグリアに、3歳新鋭馬が挑む形だが、古豪インディチャンプが間に入る形を狙ってみたい。グランアレグリアの軸はやはり不動で、インディチャンプ以外はやはり3歳馬が中心。その中でもやはりシュネルマイスターが筆頭格か。馬券はグランアレグリアから、この両馬を介した3連単マルチながし。 |