2021/12/12 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | ナムラクレア | 牝2 | 54.0 | 浜中 | 先 | |
1 | 02 | ナムラリコリス | 牝2 | 54.0 | 泉谷 | 差 | |
2 | 03 | ヒノクニ | 牝2 | 54.0 | 長岡 | 追 | |
2 | 04 | トーホウラビアン | 牝2 | 54.0 | 替太宰 | 逃 | |
3 | 05 | スタティスティクス | 牝2 | 54.0 | 替和田竜 | 差 | |
3 | 06 | ☆ | タナザウィング | 牝2 | 54.0 | 替国分恭 | 差 |
4 | 07 | キミワクイーン | 牝2 | 54.0 | 内田博 | 先 | |
4 | 08 | ◎ | ステルナティーア | 牝2 | 54.0 | 替ルメール | 先 |
5 | 09 | シークルーズ | 牝2 | 54.0 | 替岩田望 | 先 | |
5 | 10 | ☆ | サークルオブライフ | 牝2 | 54.0 | Mデムーロ | 差 |
6 | 11 | △ | ラブリイユアアイズ | 牝2 | 54.0 | 団野 | 差 |
6 | 12 | アネゴハダ | 牝2 | 54.0 | 幸 | 差 | |
7 | 13 | △ | ウォーターナビレラ | 牝2 | 54.0 | 武豊 | 先 |
7 | 14 | サク | 牝2 | 54.0 | 替酒井 | 先 | |
7 | 15 | ☆ | ダークペイジ | 牝2 | 54.0 | 替横山和 | 先 |
8 | 16 | ▲ | ベルクレスタ | 牝2 | 54.0 | 松山 | 先 |
8 | 17 | ○ | ナミュール | 牝2 | 54.0 | 替Cデムーロ | 差 |
8 | 18 | パーソナルハイ | 牝2 | 54.0 | 替藤岡康 | 逃 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
外回りコースで、最後に余裕があるからか、各馬ゆったりとすすめがち。好位から早い上がりが繰り出せる馬に利。 |
信頼度
D 実力伯仲 |
キャリア少ない2歳戦。彼我の実力比較は困難。将来性よりも現時点での完成度を重視。 |
予想本文
~ 香港とともに ~
先日、日本馬として初めてブリーダーズC制覇の快挙を果たしたラヴズオンリーユーをはじめ、豪華メンバーが香港シリーズに参戦。どうしても注目度はこちらが高くなるが、来年牝馬クラシックを占う意味でも必見のレース。何より実力差未確定の2歳牝馬によるフルゲート18頭のレース。馬券的にも楽しめそう。
本命にはスティルナティーア。前走、サウジアラビアRCでは2着と敗れ、まだ1勝馬の身。しかし、敗れた相手は来年のクラシック有力候補馬となるであろうコマンドラインだ。決して恥ずべき敗戦ではなく、むしろ人気的には旨味が増した。とはいえ、ルメール騎手が駆る以上、高い人気にはなるが、1番人気でないのなら、ここは積極的に狙ってみたい。デビュー戦では32秒台の末脚を披露し、ある程度の自在性もある。牝馬同士のここならば、まず勝ち負けとなるはず。
ナミュールが前走、赤松賞でみせた1.33.8のタイムは2歳牝馬としては破格の時計。それも余裕残しでのゴールで、かなり衝撃的な内容だった。折り合い面にも不安があるようにはみえず、早い上がりもある。初の阪神コースもおそらく問題ないだろう。前走を見る限りでは、地力はNo.1で、ここにC.デムーロ騎手が跨るとなれば、1番人気もうなずける。ただ、逆に言えば材料はその前走のみ。多数頭での外枠ということと、人気も嫌って1歩引いてみた。とはいえ、この評価以下にも下げることはできなかった。
同じく東京コースを好時計をマークしたベルクレスタ。2着と敗れたが、展開的に足元をすくわれた形で、勝ち馬よりも同馬の方を上位に評価したい。完成度の高い安定した競馬ぶりと奥深そうな血統も魅力で、将来性と成長力に期待が持てる。毎年、このレースはスローで流れる傾向があるので、いかな阪神外回りでも、ある程度の先行力が必要。その点、この馬はクリアできそうで、叩き合いに生き残れば、上位入線は期待できる。
ウォーターナビレラは、3戦無敗馬としては控えめな評価だし、実際、人気も思ったほどない。しかし、前走の内容は秀逸で、ナムラクレアに完全に差される流れながら、そのまま押し切ったのは、相当な地力差があってのもの。スローなら切れる脚もあり、マイル戦も不安はそれほどない。ただ、展開的には目標にされやすく、追い切りの状態も今ひとつに見え、この評価止まりとした。
前走の初重賞3着は見どころ十分のラブリイユアアイズ。馬群をじっと我慢し、外に出てからは追撃馬の勢いに合わせ、渋太く伸びてきた。ここはさらにレベルが上がり、マイルへの対応も要するが、先行しての我慢比べの展開に持ち込めれば、チャンスはあるはず。
1勝馬ながら、タナザウィングはどうか。本格化はまだ先のように思えるが、秘めた素質は高そう。前走では早め先頭に立つ中、並ばれそうな所を何度も差し返した勝負根性には光るものがあった。一気の相手強化でも、ここで青田買いは悪くない。
前走、目の覚めるような追い込みで重賞勝利をかっさらったサークルオブライフ。エピファネイア産駒で、ややムラがありそうな部分もあるが、スローにならずに流れる展開になれば、前走同様の大駆けも。
2戦2勝だが、マイル戦となると折り合い懸念が残るダークペイジ。距離が伸びた上に、このメンバー相手では厳しいところもあるが、阪神実績はあり、人気的にも一発穴狙いとしては面白そう。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 08=17 →16,13,11,06,10,15 (36点) 08=16 |
まだ底が割れてない2歳牝馬戦ではあるが、上位評価勢は他馬はと水を空けている感もある。その中でも特に、ステルナディーアとナミュールは顕著な存在。そのどちらを本命にするかには迷いも生じたが、ステルナディーアの方が人気的に旨味があり、より安定した競馬も望めるとみて中心視。馬券としてはこの2頭からの3連単マルチながしが本線。相手をベルクレスタに変えても狙ってみたい。 |