2022/12/4 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ○ | グロリアムンディ | 牡4 | 57.0 | 替ムーア | 差 |
1 | 02 | サンライズホープ | 牡5 | 57.0 | 幸 | 先 | |
2 | 03 | ハピ | 牡3 | 56.0 | 横山典 | 差 | |
2 | 04 | スマッシングハーツ | 牡6 | 57.0 | 鮫島駿 | 追 | |
3 | 05 | △ | ジュンライトボルト | 牡5 | 57.0 | 石川 | 差 |
3 | 06 | レッドガラン | 牡7 | 57.0 | 替斎藤 | 追 | |
4 | 07 | オーヴェルニュ | 牡6 | 57.0 | ルメール | 先 | |
4 | 08 | サンライズノヴァ | 牡8 | 57.0 | 松若 | 追 | |
5 | 09 | ☆ | ノットゥルノ | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 差 |
5 | 10 | ▲ | クラウンプライド | 牡3 | 56.0 | 福永 | 先 |
6 | 11 | ☆ | バーデンヴァイラー | 牡4 | 57.0 | 替レーン | 先 |
6 | 12 | ◎ | テーオーケインズ | 牡5 | 57.0 | 松山 | 差 |
7 | 13 | △ | シャマル | 牡4 | 57.0 | 川田 | 先 |
7 | 14 | ☆ | タガノビューティー | 牡5 | 57.0 | 石橋脩 | 差 |
8 | 15 | サクラアリュール | 牡7 | 57.0 | 替酒井 | 追 | |
8 | 16 | レッドソルダード | セ4 | 57.0 | 替丸山 | 逃 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
MS ミドルスロー |
外からかぶせる16に内から先行勢も隙を窺う。 やや前半ラップが早まりがちではあるが、その後は中央舞台も意識され、ペースは緩みそう。 |
信頼度
B 軸不動 |
人気でも本命馬には逆らい難い。極端な穴馬も考えづらく、比較的平穏に収まるか。 |
予想本文
~ 全日本的なダート競走の体系整備 ~
一時はジャパンカップダートと銘打っていたこのレースも、思うように海外参戦馬が集まらず、全体としても、今ひとつ盛り上がりに欠けていたダート界。ならばと、いよいよ本腰をいれてきたのか、翌年から地方競馬のNRAとともに、国内ダートGI・JpnI競走が一斉整備される。特に3冠レースをはじめ、3歳馬の路線が充実したことは大きく、今後のダート路線の盛り上がりを期待してもよさそうだ。
昨年のこのレースを6馬身の差をつけて勝利したテイオーケインズ。海外挑戦は残念な結果も、帰国後、平安Sを快勝。続く帝王賞での若干不可解な敗戦があったが、大井で先行した中、他馬に絡まれ、リズムを崩したか。盛岡での前走ではしっかり巻き返し、貫禄をみせつける勝利を経て、昨年よりもいい状態でここに臨めた。未対戦の新興勢力が多いとは言え、広い中央の舞台、それも得意の中京で、このメンバー相手なら不覚はとれない。
相手も人気馬となるが、内枠引いたグロリアムンディ。重馬場期待で出場した宝塚記念は思うようにいかず、その後のダメージが残って長期休養を余儀なくされたが、ここへ向けて入念に乗り込み、準備は万端。ダート転戦後の快進撃と、ムーア騎手を配したことで主役を喰う可能性も十分。すでに中京1800mで実績があることも頼もしく、初重賞でオメガパフュームに渡り合った地力の高さも信頼に足るもの。
リーチザクラウン産駒の3歳馬、クラウンプライドは早くから頭角を現し、いきなり海外に挑んで、UAEダービーを制してしまった。さらに米国に渡り、ケンタッキーダービーに挑戦。結果は残せなかったが、国内に戻ったあとは、重賞、G1を連続2着。前走では王者テイオーケインズに完敗したとはいえ、3歳馬としては破格の実績。海外競馬を経験している精神的タフさも備え、今回は前に行く馬もいるので、競馬もしやすそう。
ダート転戦後、2、1、1着で重賞制覇を果たしたジュンライトボルトは、やはり勢いを感じる。初ダート戦の2着は落鉄があり、前走のシリウスSは、かなりのハイレベルなメンバーが揃っていた中での勝利。実質、ダートではまだ底を見せておらず、瞬発力勝負になると分が悪そうだが、このメンバー相手でも、これまでと同様の結果を残す可能性は十分にある。
短距離主体で初の1800mとなるシャマルだが、1ハロンづつ距離を伸ばして、しっかりと結果が伴っており、前走のG1南部杯での差もごくわずか。血統的にも中距離レンジもこなせるはずで、それならば、充実一途な状態の今は期待感の方が大きい。ただ、近走は地方転戦が多く、中京コースにも実績がないので、その点はやや不安材料でもある。
今年のジャパンDダービー覇者の3歳馬、ノットゥルノ。古馬との対戦となった前走では、少々期待外れな内容ではあったが、ぞれだけではまだ見限れない。中京コースで一変の可能性もあり、久々を叩いた上積みも見込めそう。
少し、ヒモ穴狙いの面も否めないが、ブリンカー装着で一変を期待してバーデンヴァイラー。キョウエイマーチ産駒の母にドゥラメンテ。大舞台に臆しない配合で、時々の大ポカが融通の効かない気性によるものなら、馬具矯正効果と鞍上の力で、変わり身もあるかも。
タガノビューティーも人気薄ゆえに抑えておきたい。オープン、重賞レースで常に安定して上位に入ってくる堅実な末脚は、外差しに徹してくるとやはり怖い。G1のペースで混戦になれば上位食い込みもありそう。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 12=01 →10,05,13,09,11,14 (36点) 12=10 |
このレースは例年、すでに他のG1で連対を果たしているような実績馬同士で決着しがちなレースだが、今年は魅力ある路線変更馬やキャリア浅い3歳馬が多い。それだけに昨年圧勝のテーオーケインズの格は重く、ひとまずはこの馬を巡っての戦いになる。もちろん絶対はないが、連軸としては不動の存在だろう。相手馬に悩むところではあるが、この本命馬を打ち負かす可能性を秘めた馬として、グロリアムンディ、クラウンプライドを指名した。本命馬からこの2頭の軸で3連単マルチながしで勝負したい。 |