2022/12/25 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | アカイイト | 牝5 | 55.0 | 幸英明 | 追 | |
1 | 02 | イズジョーノキセキ | 牝5 | 55.0 | 替岩田康誠 | 差 | |
2 | 03 | ○ | ボルドグフーシュ | 牡3 | 55.0 | 替福永祐一 | 追 |
2 | 04 | アリストテレス | 牡5 | 57.0 | 替武豊 | 先 | |
3 | 05 | ☆ | ジェラルディーナ | 牝4 | 55.0 | C.デムーロ | 差 |
3 | 06 | △ | ヴェラアズール | 牡5 | 57.0 | 替松山弘平 | 差 |
4 | 07 | エフフォーリア | 牡4 | 57.0 | 横山武史 | 差 | |
4 | 08 | ウインマイティー | 牝5 | 55.0 | 和田竜二 | 先 | |
5 | 09 | ◎ | イクイノックス | 牡3 | 55.0 | C.ルメール | 差 |
5 | 10 | ☆ | ジャスティンパレス | 牡3 | 55.0 | 替T.マーカンド | 先 |
6 | 11 | ラストドラフト | 牡6 | 57.0 | 三浦皇成 | 差 | |
6 | 12 | ポタジェ | 牡5 | 57.0 | 吉田隼人 | 先 | |
7 | 13 | ▲ | タイトルホルダー | 牡4 | 57.0 | 横山和生 | 逃 |
7 | 14 | ボッケリーニ | 牡6 | 57.0 | 浜中俊 | 先 | |
8 | 15 | ブレークアップ | 牡4 | 57.0 | 替戸崎圭太 | 先 | |
8 | 16 | ☆ | ディープボンド | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
13のハナは明白で、この馬がペースをコントロールする。力のある馬だけに、他馬が楽逃げさせるとも思えず、ある程度ペースは早くなる可能性も秘める。 |
信頼度
B 上位拮抗 |
好メンバーが揃い、上位陣の地力強力。多少の穴馬余地はあるものの、概ね上位決着が濃厚。 |
予想本文
~ 失われた幸福感 ~
昨年のこのレースの覇者はエフフォーリア。このレースを制した時には、まさかこれほどの失速があろうとは思いもしなかった。まだデアリングタクトは踏ん張っているが、エピファネイア産駒の早熟説を囁かれる一翼を担ってしまった。とはいえ、敗れたのはたかが春の2戦。舞台は「復活の有馬記念」。時間をかけてじっくりと立て直しを図った。まだ負けていない中山で望みをかけるが、さて、今年は誰が制するか…。
東京コースでこその馬たが、絶好枠を引いたイクイノックスが中山でも差し切れると見る。天皇賞・秋から有馬記念を制した馬は非常に少なく、それは両レースの性質の違いを如実に物語っている。しかし、3歳馬がこのローテをとることは極めて稀なケースにも関わらず、昨年エフフォーリアが成し遂げたというデータは心強い。切れ味には自身があるので、逃げる古馬の総大将、タイトルホルダーを捉えるのみ。とにかく注意すべきは4コーナーの回り方。大外回しではおそらく届かない。他馬の間隙を縫って真ん中あたりを割ってくる必要があるが、そこは鞍上に託すとしよう。
ボルドグフーシュの菊花賞での頑張りはお見事だった。改めてその残した足跡は堅実そのもの。ほとんどのレースで上がりタイムはメンバー最速を記録している。ただ、ここはなんといっても有馬記念。中山内回りを追い込み一手では届きづらく、相手にもG1馬がズラリ。逃げるタイトルホルダーを、各馬が一斉に追いかけて仕掛けを早めれば、あるいは漁夫の利も…というところ。しかし、ここで最後の有馬記念となる福永騎手を配してきた。その分の人気が余計ではあるのだが、陣営の意気込みに応え、大記録に賭ける名手がうまくレースをコントロールすることに期待したい。
失意の凱旋門賞からの復帰戦となるタイトルホルダー。それでもこのメンバーでは大将格といえよう。が、生憎、この舞台でかなりの不利とされる外枠を引いてしまった。幸いなことに他に逃げ馬がおらず、この馬はスタートダッシュも効くので、スタート後、ハナを叩いて内は楽にとれそうだ。昨年も同じような展開で5着には敗れているが、今回以上の大外枠で、パンサラッサもいたので、昨年よりは条件はいい。ただ、ミエミエの単騎逃げだけに目標にされることは間違いなく、スローに落として脚を貯めるタイプでもないので、差し馬台頭を自ら促す展開を作ることになる。それでも粘れる事がこの馬の素晴らしさでもあるので、やはり主力級であるには違いない。
エイシンフラッシュ産駒ということもあり、本命馬と同じく、東京向きと思わえるヴェラアズール。鞍上の手替わりが多少気になるが、人気的には旨味が増すかもしれない。その切れる脚が、ごちゃつく中山で発揮できるかという点がポイントになるが、理想的な枠順を引くことができた。馬群を割る器用さとなると、やや不安もあるが、本格化を迎える今の勢いは決して無視できない。
菊花賞の好走で、珍しいパターンで再び世代の有力ホースに返り咲いたジャスティンパレス。まだまだここから成長の余地を十分残し、マーカンド騎手の手替わりで新味も期待できる。ボルドグフーシュを上位評価したように、今回、3歳、菊花賞組は旨味がある。年長馬が相手でも、引け目を感じるほどの差はない。
勢いならばジェラルディーナが怖い。とにかく今の状態が絶好調。母もこのレースを制した超良血馬がいよいよ本格化となれば、そのまま3連勝も十分にありえる。父モーリスはマイラー色が濃い戦績だが、スクリーンヒーロー、グラスワンダーの系統だけにこのくらいの距離はこなせる背景にはあり、折り合いもつくので、自身最長距離も問題はなさそう。
ディープボンドは当初は強めに狙いたかった馬だったのだが、悪夢の大外枠。行き足のないこの馬にとってはたいへん厳しい戦いとなる。切れる脚がない分、しぶとさはある。その点を活かし、3コーナーから外に振られず、まくり上げることができれば、あるいは…といったところか。少なくともタイトルホルダーには海外も含め、完敗続きなだけに、相手よりも悪条件となれば、思い切った戦法も必要になってくるだろう。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 09=03 →13,06,10,05,16 (30点) 09=13 |
狙ってみたい穴馬が軒並み外枠になり、内目の上位人気馬で決着しそうなムード。とはいえ、中山2500mは展開の影響が大きく、波乱要素は内在。鍵はやはりタイトルホルダーが握る。この馬の持ち味はスタミナ勝負に持ち込んで、なし崩し的に後続馬の脚を貯めさせない逃げを打ってくる。それを各馬がどう攻めるか。できれば他馬に突かせて、自身は脚を貯める戦法が理想だが、それができそうとなると、鞍上含め、イクイノックスに分があると見る。そして、力量的には一歩譲るが、人気的、脚質的に盲点となるボルドグフーシュの追い込み。ここに賭けてみたい。馬券はイクイノックスを軸に、相手をボルドグフーシュ、そして、すんなりタイトルホルダーのケースの3連単2頭軸マルチながし。 |