2023年4月30日(日) / 京都 3200m 芝・右 外 / 曇・稍重 4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名 性齢 斤 騎手 着差 人気 1[1] 1 △ ジャスティンパレス 牡4 58 ルメー 3:16.1 2 2[4] 7 ☆ ディープボンド 牡6 58 和田竜 2.1/2 5 3[8] 16 ○ シルヴァーソニック 牡7 58 レーン 1 6 4[6] 12 ☆ ブレークアップ 牡5 58 松 山 1.1/4 7 5[7] 14 マテンロウレオ 牡4 58 横山典 クビ 8 6[7] 13 ◎ ボルドグフーシュ 牡4 58 川 田 2 3 7[8] 15 エンドロール 牡4 58 永 野 3/4 12 8[5] 10 サンレイポケット 牡8 58 デムー 1/2 15 9[6] 11 Bディアスティマ 牡6 58 北村友 ハナ 11 10[5] 9 ヒュミドール セ7 58 武 3/4 10 11[3] 6 △ アスクビクターモア 牡4 58 横山武 2.1/2 4 12[2] 4 メロディーレーン 牝7 56 幸 クビ 14 13[3] 5 アイアンバローズ 牡6 58 坂 井 1.1/2 16 14[1] 2 ディープモンスター 牡5 58 浜 中 3.1/2 9 15[4] 8 トーセンカンビーナ 牡7 58 岩田望 大差 17 -[8] 17 Bアフリカンゴールド セ8 58 国分恭 中止 13 -[2] 3 ▲ タイトルホルダー 牡5 58 横山和 中止 1
払戻金 [単 勝] 1 430円 [複 勝] 1 160円/ 7 370円/ 16 400円 [枠 連] 1-4 3610円 [馬 連] 1-7 4000円 [ワイド] 1-7 1040円 / 1-16 1000円 / 7-16 3110円 [馬 単] 1-7 5990円 [3連複] 1-7-16 13570円 [3連単] 1-7-16 65060円
感想と言い訳?!
2頭の競走中止馬が出るという、不穏な結果に終わった天皇賞・春。勝利したのはやはり長距離は騎手の力量が出るのか、非常にロスのない競馬でジャスティンパレスが制しました。前走の阪神大賞典とはかなり質の違うレースとなったのですが、まるで意に介さぬ鮮やかな連勝を決めました。
そして2着はまたしてもディープボンド。これで3年連続の2着!スタミナ勝負の我慢比べはさすがの地力。ステイヤーとしての本領発揮で、今回はなんとか勝たしてあげたかった。個人的には3着シルヴァーソニックの頑張りが目を引きました。早めの流れを利し、しっかり貯めた脚で差し込み、昨年の落馬の雪辱を果たしました。一方、そのぶん、本命のボルドグフーシュにはがっかりでした。あの展開で直線バテてしまうのは予想外です。道中、外、外と回ったことも堪えたのかもしれません。おかげで大本命馬が飛ぶという、馬券的には好ましい展開になったにも関わらず、馬券は取り逃がしてしまいました。
さて、問題はその大本命馬、タイトルホルダーの競走中止。いくらなんでも単勝1.7倍は人気し過ぎに感じ、今回は敬遠気味にしておりましたが、あのような結果になるとは…。レースでは、外からでも強引にハナを取りに行ったアフリカンゴールドが先手。無理がたたったのか、なんと1周目で脱落。心房細動を発症したとのことですが、まぁ戦略としてはアリだったと思います。その後は自然とタイトルホルダーが前に出る展開。しかし、なんと4コーナー前には手応えが怪しくなってしまいました。これが故障のためだったのか、単に無理をさせなかったのかはわかりません。TVでは安藤勝己さんが事前に歩様の異常を察知していたとか…。大レースの圧倒的1番人気馬で、巨額のお金が動いています。そもそも最初から出走取消にすべきだったとも、競馬である以上、明らかな異常でない限り、レースを諦めるべきではないとも、様々な議論が巻き起こることになりました。
とにかくタイトルホルダーに大事がなくてよかったです。右前肢ハ行なら、今後の復帰には問題はないでしょう。もともとタイトルホルダーと心中してたわけではないので、馬が無事ならそれでよいのですが、故障がなければ勝っていたのかわからないですし、単に京都の下りは合わなかったのかなとも思えるし、なーんとなく、モヤモヤが残る結果になりました。