2024/3/31 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
阪神 B - 芝2000ｍ
内・右回り - 良
見込み
内回りコースで小回りとなる中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になり、やはりパワー型の先行馬に利。
馬柱
| 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 01 | ☆ | ミッキーゴージャス | 牝4 | 56.0 | 替Ｍ．デムーロ | 差 |
| 1 | 02 | ☆ | ローシャムパーク | 牡5 | 58.0 | 戸崎 圭太 | 先 |
| 2 | 03 | ○ | タスティエーラ | 牡4 | 58.0 | 替松山 弘平 | 先 |
| 2 | 04 | ハヤヤッコ | 牡8 | 58.0 | 幸 英明 | 追 | |
| 3 | 05 | スタニングローズ | 牝5 | 56.0 | 替西村 淳也 | 先 | |
| 3 | 06 | ジオグリフ | 牡5 | 58.0 | 替北村 宏司 | 先 | |
| 4 | 07 | ▲ | ハーパー | 牝4 | 56.0 | 岩田 望来 | 先 |
| 4 | 08 | △ | プラダリア | 牡5 | 58.0 | 池添 謙一 | 先 |
| 5 | 09 | ◎ | ステラヴェローチェ | 牡6 | 58.0 | 酒井 学 | 逃 |
| 5 | 10 | ☆ | ソールオリエンス | 牡4 | 58.0 | 替横山 武史 | 差 |
| 6 | 11 | △ | ベラジオオペラ | 牡4 | 58.0 | 横山 和生 | 先 |
| 6 | 12 | キラーアビリティ | 牡5 | 58.0 | 北村 友一 | 差 | |
| 7 | 13 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 56.0 | 替菅原 明良 | 差 | |
| 7 | 14 | エピファニー | 牡5 | 58.0 | 杉原 誠人 | 差 | |
| 8 | 15 | リカンカブール | 牡5 | 58.0 | 津村 明秀 | 先 | |
| 8 | 16 | カテドラル | 牡8 | 58.0 | 替藤岡 康太 | 追 |
＊◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
＊替 は騎手乗り替わり
予想ペース
| MS ミドルスロー |
特段の逃げ馬不在。陣営の発言からも09がハナか。遅めのペースは後続馬も承知のこと。早めの仕掛けが予想される。 |
信頼度
| C 混戦 |
本来、荒れる傾向のあるレースではないが、今年は人馬とも有力どころが不在。人気どころを素直に信用していいかは疑問の余地がありそう。 |
予想本文
～ ダービー馬の意地 ～
有馬記念で現4歳世代が全滅に近い大敗を喫し、年が明けての重賞戦線でも有力4歳世代牡馬がコロコロと負けてゆく。すっかり「この世代の牡馬はレベルが低い」という認識が定着してしまったが、この大阪杯ではどうか。現役最強馬クラスは軒並みドバイへ挑み、他世代の主力どころは手薄となっている中、4歳勢は皐月賞馬、ダービー馬が顔を揃える。特にその筆頭格であるダービー馬、タスティエーラはここは力を見せなければいけない舞台。ドバイの行方も気になるが、こちらはこちらで注目の一戦となりそうだ。 ◎ ステラヴェローチェ
おそらく今回はハナを切るであろうステラヴェローチェ の前残りを狙ってみる。前走の勝利は見事だが、レベルが高かったかと問われると、確かに答に詰まるところ。だが、屈腱炎で長く休養明けのあった身としては、トップハンデを背負いながらも勝利できたことを評価したい。休養となる海外遠征前までは中長距離で実に安定した成績を残してきた馬。追い切り状態もブランクからの良化を感じさせる内容で、６歳でも使っていない分、衰えはない。相手強化のここでもゴール前の踏ん張りを期待したい。
おそらく今回はハナを切るであろうステラヴェローチェ の前残りを狙ってみる。前走の勝利は見事だが、レベルが高かったかと問われると、確かに答に詰まるところ。だが、屈腱炎で長く休養明けのあった身としては、トップハンデを背負いながらも勝利できたことを評価したい。休養となる海外遠征前までは中長距離で実に安定した成績を残してきた馬。追い切り状態もブランクからの良化を感じさせる内容で、６歳でも使っていない分、衰えはない。相手強化のここでもゴール前の踏ん張りを期待したい。
◯ タスティエーラ
いくら弱いと言われようが、年長馬世代の主力どころはドバイ参戦で不在。ここまで相手弱化すれば タスティエーラ はダービー馬の意地を見せねばならないだろう。そういう想いも込めてのこの評価だが、人気的に4歳馬を避ける傾向が顕著になるようなら、逆を行っておきたいという思惑もある。とはいえ、最終は軽めながら、それまでの追い切りでは過去最高の仕上がりを見せており、当日は1番人気もありえるほどの出来。有馬記念の敗退は不利もあり、言い訳は効く。ここで周囲の雑音を黙らせるレースを見せることができるか。
いくら弱いと言われようが、年長馬世代の主力どころはドバイ参戦で不在。ここまで相手弱化すれば タスティエーラ はダービー馬の意地を見せねばならないだろう。そういう想いも込めてのこの評価だが、人気的に4歳馬を避ける傾向が顕著になるようなら、逆を行っておきたいという思惑もある。とはいえ、最終は軽めながら、それまでの追い切りでは過去最高の仕上がりを見せており、当日は1番人気もありえるほどの出来。有馬記念の敗退は不利もあり、言い訳は効く。ここで周囲の雑音を黙らせるレースを見せることができるか。
▲ ハーパー
有馬記念では9着に敗れてはしまったハーパー。古場、牡馬との壁も多少あっただろうが、中山2500mという条件がキツかったように思える。リバティアイランドを相手にしながら、牝馬クラシック戦線を常に上位で駆け抜けた地力はやはり怖い。追い切りも絶好で、1週前は一杯におってラスト11.3。好成績時のルメール騎手は不在だが、このメンバーなら地力的には評価されるべきだろう。
有馬記念では9着に敗れてはしまったハーパー。古場、牡馬との壁も多少あっただろうが、中山2500mという条件がキツかったように思える。リバティアイランドを相手にしながら、牝馬クラシック戦線を常に上位で駆け抜けた地力はやはり怖い。追い切りも絶好で、1週前は一杯におってラスト11.3。好成績時のルメール騎手は不在だが、このメンバーなら地力的には評価されるべきだろう。
△ ベラジオオペラ
こと近走については、4歳世代で一番好調なベラジオオペラ も有力馬の一角。不良馬場で乱ペースとなった皐月賞以外は実に堅実な成績を残しており、前走、京都記念は1番人気には応えられなかったものの、改めてその能力の高さを示す2着。同条件のチャレンジカップを快勝していることも非常に心強い。
こと近走については、4歳世代で一番好調なベラジオオペラ も有力馬の一角。不良馬場で乱ペースとなった皐月賞以外は実に堅実な成績を残しており、前走、京都記念は1番人気には応えられなかったものの、改めてその能力の高さを示す2着。同条件のチャレンジカップを快勝していることも非常に心強い。
△ プラダリア
有馬記念は大敗も、前走、京都記念でしっかり勝ちきった プラダリア 。阪神コースを席巻したディープ産駒。もう少し長めの距離が向きそうではあるが、今回は時計がかかりそうで、今の状態の良さであればそう気にする昼用もなさそう。それより好位で競馬ができる利点の方を重視したい。
有馬記念は大敗も、前走、京都記念でしっかり勝ちきった プラダリア 。阪神コースを席巻したディープ産駒。もう少し長めの距離が向きそうではあるが、今回は時計がかかりそうで、今の状態の良さであればそう気にする昼用もなさそう。それより好位で競馬ができる利点の方を重視したい。
☆ ローシャムパーク
香港ではスタートで躓きで言い訳が効くローシャムパーク。中距離での安定感は抜群でその地力も昨秋の時点でG1級の片鱗を見せていた。中距離スペシャリストの典型で、好枠を引いたこともあってかなりの人気。鞍上も変わるため、ちょっとこの人気を嫌ってこの評価に留めたが、調教も動いており、遠征後の馬体重に問題なければ、好勝負が期待できそう。
香港ではスタートで躓きで言い訳が効くローシャムパーク。中距離での安定感は抜群でその地力も昨秋の時点でG1級の片鱗を見せていた。中距離スペシャリストの典型で、好枠を引いたこともあってかなりの人気。鞍上も変わるため、ちょっとこの人気を嫌ってこの評価に留めたが、調教も動いており、遠征後の馬体重に問題なければ、好勝負が期待できそう。
☆ ソールオリエンス
復活を期待された前走中山記念でふがいない敗戦を喫し、弱い4歳世代をより印象づけてしまったソールオリエンス も今回は正念場。今回はブリンカー装着で、その効果が期待できれば。内回りは追い込み一手では苦しいところもあるが、地力は言うに及ばず。
復活を期待された前走中山記念でふがいない敗戦を喫し、弱い4歳世代をより印象づけてしまったソールオリエンス も今回は正念場。今回はブリンカー装着で、その効果が期待できれば。内回りは追い込み一手では苦しいところもあるが、地力は言うに及ばず。
☆ ミッキーゴージャス
最内はちょっと怖いところもあるが、3連勝の勢いを買ってミッキーゴージャスも押さえておきたい。さすがに今回は斤量増で、相手強化の感はあるが、走り慣れた得意距離で一考。
最内はちょっと怖いところもあるが、3連勝の勢いを買ってミッキーゴージャスも押さえておきたい。さすがに今回は斤量増で、相手強化の感はあるが、走り慣れた得意距離で一考。
馬券と総評
| 推奨馬券 | 総評 |
|---|---|
| 3連複 軸1頭ながし： 09 →03,07,11,08,02,10,01 （21点）
|
人馬とも、有力どころはドバイに参戦し、混迷極めるレース。実績的に抜けたタスティエーラがダービー馬の意地をみたいが、素直に本命にもできず、ここはステラヴェローチェの逃げ粘りに賭けてみたい。オッズと当日気配にもよるが、馬券はこの馬からの3連複ながしで手広くいきたい。 |
