第170回 天皇賞(秋) 予想

2024年
2024/10/27 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ベラジオオペラ 牡4 58.0 横山和  
2 02   マテンロウスカイ セ5 58.0 横山典
2 03   ステラヴェローチェ 牡6 58.0 佐々木
3 04   タスティエーラ 牡4 58.0 松山
3 05 ノースブリッジ 牡6 58.0 岩田康
4 06   ソールオリエンス 牡4 58.0 横山武
4 07 ドウデュース 牡5 58.0 武豊
5 08   キングズパレス 牡5 58.0 シュタルケ
5 09 ホウオウビスケッツ 牡4 58.0 岩田望
6 10 ダノンベルーガ 牡5 58.0 Cデムーロ
6 11 ジャスティンパレス 牡5 58.0 坂井
7 12 リバティアイランド 牝4 56.0 川田
7 13   シルトホルン 牡4 58.0 大野
8 14 レーベンスティール 牡4 58.0 ルメール
8 15   ニシノレヴナント セ4 58.0 田辺

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
MS
ミドルスロー
5がひとまず逃げを打つ。9がつつくもそこまで早いペースにはならなさそう。東京コースでも内の先行勢に有利な展開。
信頼度
C
地力信頼
穴馬激走もないともいえないが、実力馬が揃って極端な波乱は考えにくい。
予想本文
~ 4歳代表は牝馬? ~
5歳世代 VS 4歳世代の色合いが濃い今年の秋の天皇賞。5歳世代代表のドウデュースに対し、弱い世代と言われて久しい4歳世代。ただ、その後活躍する馬も出てきて、一概に弱い世代とはいえなくなった。ただやはり世代代表格となると牝馬3冠を成し遂げたリバティアイランド。実績的にはこの馬とドウデュースの2強対決の構図もどちらも一頓挫明け。実力馬がズラリと揃って、他馬にも付け入る隙は十分にありそう。
◎ リバティアイランド
脚元の不安から休養を余儀なくされた リバティアイランド 。主戦の川田騎手も落馬負傷し、万全の体制ではないように思えていたが、1週前の追い切りでは、なんと6F80.2、上がり1F10.8という自己ベストをマーク。これまでよりさらなる成長をうかがえる状態を見せた。とはいえ、国内競馬はほぼ1年ぶり。いくら調教がよくても、やってみなければわからないところもある。3歳時のように先行して繰り出す33秒の末脚が発揮できるなら、当然東京コースでは主役級だし、もっと上を視野に入れてほしい馬。
◯ ジャスティンパレス
少し目線を変えて3着圏内に主眼を置いた時、 ジャスティンパレス の堅実性は魅力的。ルメール騎手に選ばれなかったが、坂井騎手ならテン乗りとはいえ、申し分ないところ。宝塚記念大敗後からの立て直しとなるが、前走はある種特殊なレースだっただけに、そう気になる材料ではない。むしろ、前回のこのレースでイクイノックスの驚異的レコードの2着の実績の方を評価したい。今年は昨年ほどの高速決着は見込めないが、東京コースは向いているはず。ただ、2000mはこの馬にとっては少し短いかも。
▲ レーベンスティール
8枠という、致命的な枠を引いた レーベンスティール ではあるが、このレース、過去5年で4勝、3着1回の馬券圏内パーフェクトのルメール騎手が跨る以上、この不利は克服してくる可能性が高い。出世こそ遅れたが、この馬も4歳世代の有力馬で、近2走の連勝で勢いもある。東京コースにも強く、追い切りも熱心に追われ、自己ベストの猛時計も記録。オールカマーを使ったことが吉兆どちらに出るかという懸念は残るが、充実度ではやはり一番の存在。どんな展開でも安定したレースぶりが期待できそう。
△ ドウデュース
昨年のこのレースでは主戦の武騎手の思わぬ乗り替わりもあって、不完全燃焼に終わった ドウデュース 。有馬記念こそ鮮やかな勝利を飾ったが前走の宝塚記念では1番人気に応えられず。もちろん重馬場やコース取りに不利があったため、気の毒ではあったが、取りこぼしの多い印象は拭えない。それだけにここはいきなりの正念場で、臨む意気込みは高く、万全の体制で丹念に乗り込まれている。かつてイクイノックスをねじ伏せたダービー馬の反撃に期待したい。
△ ダノンベルーガ
長らく勝利から遠ざかっている ダノンベルーガ 。ただ、G1レースを含め、常に堅実なレースぶりをみせており、このレースも3着、4着と好走実績がある。人気ほど侮っていい存在ではなく、この条件はこの馬にはピタリ。ただ、海外遠征からの長期休養明けで少々馬体に余裕があるようで、当日の馬体重は気にしておきたい。
☆ ベラジオオペラ
最内枠、ベラジオオペラ は実績的にはもっと評価していいのだが、どうにも陣営のテンションが上がらない。暑さに弱いらしく、それが人気にも影響している。ただ、軽めの追い切りもしっかり時計は出してきており、力は出し切れる状態にはみえたため、押さえておきたいところ。
☆ ホウオウビスケッツ
函館で勝ち上がり、毎日王冠でも2着してみせた ホウオウビスケッツ 。間違いなく現在はピークを迎えている状態の良さ。ここは一気の相手強化となるが、ここでどこまで通用するか楽しみな期待感がある。今回はノースブリッジとどちらるが逃げか微妙なところだが、2番手でも競馬はできるタイプ。
☆ ノースブリッジ
時計的に壁があるため、ペースを落とせることが絶対条件になるが、 ノースブリッジ が逃げを打つなら粘り込みが期待できる展開もありえる。札幌記念からのローテはこのレースと相性良く、実際この勝利は評価できる内容。過去このレースは2回大敗をしているが、パンサラッサもジャックドールもいない今回、穴で一考したい。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

12
→11,14,07,10,01,09,05
(21点)
やはり焦点はリバティアイランドが力を発揮できるかにかかってくる。ギリギリまで迷いはあったが、やはりあの追い切り内容を見せられては、ひさびさでも本命視したい。レーベンスティール、ドウデュースも状態はよくこの実績上位陣で決まる公算は高そうだが、ここにジャスティンパレスを加えておきたい。馬券はリバティアイランドからの3連複1頭軸ながしが本線も、ジャスティンパレスからも、ながし馬券を持っておきたい。
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