2025/6/8 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ◎ | シックスペンス | 牡4 | 58.0 | 替 C.ルメール | 先 |
1 | 02 | ダディーズビビッド | 牡7 | 58.0 | 池添 謙一 | 差 | |
2 | 03 | ☆ | マッドクール | 牡6 | 58.0 | 坂井 瑠星 | 先 |
2 | 04 | ウインマーベル | 牡6 | 58.0 | 松山 弘平 | 逃 | |
3 | 05 | △ | レッドモンレーヴ | 牡6 | 58.0 | M.ディー | 追 |
3 | 06 | グラティアス | 牡7 | 58.0 | 替 横山 和生 | 差 | |
4 | 07 | ☆ | ガイアフォース | 牡6 | 58.0 | 吉村 誠之助 | 差 |
4 | 08 | エコロヴァルツ | 牡4 | 58.0 | M.デムーロ | 先 | |
5 | 09 | シャンパンカラー | 牡5 | 58.0 | 内田 博幸 | 差 | |
5 | 10 | ジャンタルマンタル | 牡4 | 58.0 | 川田 将雅 | 先 | |
6 | 11 | ▲ | サクラトゥジュール | セ8 | 58.0 | 替 D.レーン | 差 |
6 | 12 | ロングラン | セ7 | 58.0 | 岩田 康誠 | 差 | |
7 | 13 | ○ | ソウルラッシュ | 牡7 | 58.0 | 浜中 俊 | 差 |
7 | 14 | △ | ウォーターリヒト | 牡4 | 58.0 | 菅原 明良 | 追 |
7 | 15 | ホウオウリアリティ | 牡7 | 58.0 | 替 丹内 祐次 | 追 | |
8 | 16 | トロヴァトーレ | 牡4 | 58.0 | 替 横山 武史 | 差 | |
8 | 17 | ☆ | ジュンブロッサム | 牡6 | 58.0 | 武 豊 | 差 |
8 | 18 | ブレイディヴェーグ | 牝5 | 56.0 | 戸崎 圭太 | 追 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
4が押し出され気味のハナ。これといって先手を取りに来る馬もおらず、比較的スローなながれ。東京コースでも外からの差しは簡単ではなく、内からの抜け出しが理想。 |
信頼度
D 混戦 |
メンバー的にも、展開的にも読みづらく、波乱含みの一戦。 |
予想本文
~ 勝者の務め ~
昨年のこのレースは、香港の至宝、ロマンチックウォリアーが制した。同馬はその後も圧倒的な強さをみせつけ、まさに世界最強馬の名にふさわしい実績を残した。しかし、その後、海外の地で2度続けて、日本馬に敗戦。一方は初のダード戦で、相手もフォーエバーヤング。もう一方は得意の芝マイル戦で、勝利したのはソウルラッシュ。今年の安田記念はG1ホースこそ揃ったものの、例年に比べるとやや寂しいメンバー構成でソウルラッシュが実績的には主役となる。ロマンチックウォリアーの分まで、ここは負けられない一戦となる。 ◎ シックスペンス
7戦5勝、明け4歳の シックスペンス の2敗は2000m以上のもので、1800m戦以下は負けなし。キャリアは浅いが毎日王冠と中山記念のG2での2勝は勝ちがある。ブレイディヴェーグと天秤にかけられたルメール騎手が同馬を選択したのも心強い。勢い持って1番人気で挑んだ大阪杯ではG1の壁に跳ね返されたが、遠征のない東京コース、それもマイルに戻って、キレが戻ってくることに期待したい。
7戦5勝、明け4歳の シックスペンス の2敗は2000m以上のもので、1800m戦以下は負けなし。キャリアは浅いが毎日王冠と中山記念のG2での2勝は勝ちがある。ブレイディヴェーグと天秤にかけられたルメール騎手が同馬を選択したのも心強い。勢い持って1番人気で挑んだ大阪杯ではG1の壁に跳ね返されたが、遠征のない東京コース、それもマイルに戻って、キレが戻ってくることに期待したい。
◯ ソウルラッシュ
昨年このレースの3着、そして、ロマンチックウォリアーを破った実績はここではトップの ソウルラッシュ 。このレースへの挑戦はすでに4度目。最初の2戦は大敗しているが、今年は7歳にしてピークの状態とも。その様は追い切りにも現れており、1週前は2頭と併せ、なんと終いは10.5。最終でも4F 52.3-11.8とこれで負けたら仕方ながないほどのデキ。久々に手に戻る浜中騎手、何気に東京コースは6戦未勝利も気になる材料であるが、逆に東京なら届かなくとも、確実に差し込んでくると見る。
昨年このレースの3着、そして、ロマンチックウォリアーを破った実績はここではトップの ソウルラッシュ 。このレースへの挑戦はすでに4度目。最初の2戦は大敗しているが、今年は7歳にしてピークの状態とも。その様は追い切りにも現れており、1週前は2頭と併せ、なんと終いは10.5。最終でも4F 52.3-11.8とこれで負けたら仕方ながないほどのデキ。久々に手に戻る浜中騎手、何気に東京コースは6戦未勝利も気になる材料であるが、逆に東京なら届かなくとも、確実に差し込んでくると見る。
▲ サクラトゥジュール
勝利と大敗を繰り返す サクラトゥジュール 。京都金杯で鮮やかな勝利を飾ったかと思えば、東京新聞杯では大敗。要は折り合い一つで、ペースが緩むととたんに力んでしまう。今回は過去3戦、2、1、1着のレーン騎手が跨がり、その手腕が期待される。とはいえ、8歳馬。年齢的な限界もあるが、レーン騎手自ら乗った追い切りは好感触で、折り合いもついていた。存分に力を発揮できるようならこの条件でもまだ、楽しみはある。
勝利と大敗を繰り返す サクラトゥジュール 。京都金杯で鮮やかな勝利を飾ったかと思えば、東京新聞杯では大敗。要は折り合い一つで、ペースが緩むととたんに力んでしまう。今回は過去3戦、2、1、1着のレーン騎手が跨がり、その手腕が期待される。とはいえ、8歳馬。年齢的な限界もあるが、レーン騎手自ら乗った追い切りは好感触で、折り合いもついていた。存分に力を発揮できるようならこの条件でもまだ、楽しみはある。
△ レッドモンレーヴ
昨年11着と大敗し、人気もまるでないが、一発狙いで レッドモンレーヴ の末脚。今回そこまで前崩れの展開は予想しがたいが、東京コースならいつでも食い込める強烈な末脚が武器。近年連動性の薄い京王杯SCからの参戦だが、今年はローテ的に多少余裕がある。前が止まらないことも考えられるが、32秒台の末脚なら、展開ひとつ。
昨年11着と大敗し、人気もまるでないが、一発狙いで レッドモンレーヴ の末脚。今回そこまで前崩れの展開は予想しがたいが、東京コースならいつでも食い込める強烈な末脚が武器。近年連動性の薄い京王杯SCからの参戦だが、今年はローテ的に多少余裕がある。前が止まらないことも考えられるが、32秒台の末脚なら、展開ひとつ。
△ ウォーターリヒト
勢いという点では4歳馬、 ウォーターリヒト も気になる存在。こちらも末脚には自信を持っており、京都金杯、東京新聞杯とマイル重賞を連続連対して、めきめき頭角を表してきた。昨春のクラシック戦線では振るわなかったが、マイル戦ならこの相手でもやれるかも知れない。ハナ、クビの辛勝が多いが、きっちりと差し切ってくる点を逆に評価したい。
勢いという点では4歳馬、 ウォーターリヒト も気になる存在。こちらも末脚には自信を持っており、京都金杯、東京新聞杯とマイル重賞を連続連対して、めきめき頭角を表してきた。昨春のクラシック戦線では振るわなかったが、マイル戦ならこの相手でもやれるかも知れない。ハナ、クビの辛勝が多いが、きっちりと差し切ってくる点を逆に評価したい。
☆ ガイアフォース
芝、ダート兼用の ガイアフォース は現状ではダートより、芝、それもマイルあたりが理想か。このレースは2年連続4着。歳は重ねたがこれまでより、メンバー的には弱化。昨年のこのレース以降、振るわぬ成績で人気を落としているが、久しぶりの国内芝レース。ブリンカーも着用し、ここでガラリ変わってくるかも。19歳新進気鋭の吉村騎手の思い切った騎乗ぶりにも期待。
芝、ダート兼用の ガイアフォース は現状ではダートより、芝、それもマイルあたりが理想か。このレースは2年連続4着。歳は重ねたがこれまでより、メンバー的には弱化。昨年のこのレース以降、振るわぬ成績で人気を落としているが、久しぶりの国内芝レース。ブリンカーも着用し、ここでガラリ変わってくるかも。19歳新進気鋭の吉村騎手の思い切った騎乗ぶりにも期待。
☆ ジュンブロッサム
実はマイルの持ち時計は1.31.5でこの馬が一番の ジュンブロッサム 。前走マイラーズCは2着に敗れるも、後方からよく追い上げ、それまでの不調を吹き飛ばす末脚を見せた。当然、高速競馬への対応の下地はあり、大外枠ながら、外差しには警戒が必要。ただ、より上向くと思った調子がややイマイチで、ここは押さえまで。
実はマイルの持ち時計は1.31.5でこの馬が一番の ジュンブロッサム 。前走マイラーズCは2着に敗れるも、後方からよく追い上げ、それまでの不調を吹き飛ばす末脚を見せた。当然、高速競馬への対応の下地はあり、大外枠ながら、外差しには警戒が必要。ただ、より上向くと思った調子がややイマイチで、ここは押さえまで。
☆ マッドクール
スプリントG1チャンプ、 マッドクール は近走、精彩を欠いているが、マイルに戻って新味が出る可能性も。本質的には長いには違いないが、今回は比較的、ペースが遅くなる可能性があり、内で先行、直線抜け出しをかけられるようなら、望みはある。左回りにも実績あり。
スプリントG1チャンプ、 マッドクール は近走、精彩を欠いているが、マイルに戻って新味が出る可能性も。本質的には長いには違いないが、今回は比較的、ペースが遅くなる可能性があり、内で先行、直線抜け出しをかけられるようなら、望みはある。左回りにも実績あり。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連複 軸1頭ながし: 01 →13,11,05,14,07,17,03 (21点) |
本命選定には今回はかなり迷いが生じた。絶好調のソウルラッシュに敬意を払いつつ、多少の人気の旨味と鞍上への信頼度でシックスペンスを本命視。相手にソウルラッシュを置きながらも、比較的人気の盲点をつく形のヒモ選択。馬券は3連複でシックスペンスの1頭軸ながしが本線。無印にしたジャンタルマンタル、ブレイディヴェーグらも気になる所で、手広く行くなら3連単2頭軸マルチも検討したい。 |