第75回 安田記念 予想

予想
2025/6/8 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 シックスペンス 牡4 58.0 C.ルメール
1 02   ダディーズビビッド 牡7 58.0 池添 謙一
2 03 マッドクール 牡6 58.0 坂井 瑠星
2 04   ウインマーベル 牡6 58.0 松山 弘平
3 05 レッドモンレーヴ 牡6 58.0 M.ディー
3 06   グラティアス 牡7 58.0 横山 和生
4 07 ガイアフォース 牡6 58.0 吉村 誠之助
4 08   エコロヴァルツ 牡4 58.0 M.デムーロ
5 09   シャンパンカラー 牡5 58.0 内田 博幸
5 10   ジャンタルマンタル 牡4 58.0 川田 将雅
6 11 サクラトゥジュール セ8 58.0 D.レーン
6 12   ロングラン セ7 58.0 岩田 康誠
7 13 ソウルラッシュ 牡7 58.0 浜中 俊
7 14 ウォーターリヒト 牡4 58.0 菅原 明良
7 15   ホウオウリアリティ 牡7 58.0 丹内 祐次
8 16   トロヴァトーレ 牡4 58.0 横山 武史
8 17 ジュンブロッサム 牡6 58.0 武 豊
8 18   ブレイディヴェーグ 牝5 56.0 戸崎 圭太

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
4が押し出され気味のハナ。これといって先手を取りに来る馬もおらず、比較的スローなながれ。東京コースでも外からの差しは簡単ではなく、内からの抜け出しが理想。
信頼度
D
混戦
メンバー的にも、展開的にも読みづらく、波乱含みの一戦。
予想本文
~ 勝者の務め ~
昨年のこのレースは、香港の至宝、ロマンチックウォリアーが制した。同馬はその後も圧倒的な強さをみせつけ、まさに世界最強馬の名にふさわしい実績を残した。しかし、その後、海外の地で2度続けて、日本馬に敗戦。一方は初のダード戦で、相手もフォーエバーヤング。もう一方は得意の芝マイル戦で、勝利したのはソウルラッシュ。今年の安田記念はG1ホースこそ揃ったものの、例年に比べるとやや寂しいメンバー構成でソウルラッシュが実績的には主役となる。ロマンチックウォリアーの分まで、ここは負けられない一戦となる。
◎ シックスペンス
7戦5勝、明け4歳の シックスペンス の2敗は2000m以上のもので、1800m戦以下は負けなし。キャリアは浅いが毎日王冠と中山記念のG2での2勝は勝ちがある。ブレイディヴェーグと天秤にかけられたルメール騎手が同馬を選択したのも心強い。勢い持って1番人気で挑んだ大阪杯ではG1の壁に跳ね返されたが、遠征のない東京コース、それもマイルに戻って、キレが戻ってくることに期待したい。
◯ ソウルラッシュ
昨年このレースの3着、そして、ロマンチックウォリアーを破った実績はここではトップの ソウルラッシュ 。このレースへの挑戦はすでに4度目。最初の2戦は大敗しているが、今年は7歳にしてピークの状態とも。その様は追い切りにも現れており、1週前は2頭と併せ、なんと終いは10.5。最終でも4F 52.3-11.8とこれで負けたら仕方ながないほどのデキ。久々に手に戻る浜中騎手、何気に東京コースは6戦未勝利も気になる材料であるが、逆に東京なら届かなくとも、確実に差し込んでくると見る。
▲ サクラトゥジュール
勝利と大敗を繰り返す サクラトゥジュール 。京都金杯で鮮やかな勝利を飾ったかと思えば、東京新聞杯では大敗。要は折り合い一つで、ペースが緩むととたんに力んでしまう。今回は過去3戦、2、1、1着のレーン騎手が跨がり、その手腕が期待される。とはいえ、8歳馬。年齢的な限界もあるが、レーン騎手自ら乗った追い切りは好感触で、折り合いもついていた。存分に力を発揮できるようならこの条件でもまだ、楽しみはある。
△ レッドモンレーヴ
昨年11着と大敗し、人気もまるでないが、一発狙いで レッドモンレーヴ の末脚。今回そこまで前崩れの展開は予想しがたいが、東京コースならいつでも食い込める強烈な末脚が武器。近年連動性の薄い京王杯SCからの参戦だが、今年はローテ的に多少余裕がある。前が止まらないことも考えられるが、32秒台の末脚なら、展開ひとつ。
△ ウォーターリヒト
勢いという点では4歳馬、 ウォーターリヒト も気になる存在。こちらも末脚には自信を持っており、京都金杯、東京新聞杯とマイル重賞を連続連対して、めきめき頭角を表してきた。昨春のクラシック戦線では振るわなかったが、マイル戦ならこの相手でもやれるかも知れない。ハナ、クビの辛勝が多いが、きっちりと差し切ってくる点を逆に評価したい。
☆ ガイアフォース
芝、ダート兼用の ガイアフォース は現状ではダートより、芝、それもマイルあたりが理想か。このレースは2年連続4着。歳は重ねたがこれまでより、メンバー的には弱化。昨年のこのレース以降、振るわぬ成績で人気を落としているが、久しぶりの国内芝レース。ブリンカーも着用し、ここでガラリ変わってくるかも。19歳新進気鋭の吉村騎手の思い切った騎乗ぶりにも期待。
☆ ジュンブロッサム
実はマイルの持ち時計は1.31.5でこの馬が一番の ジュンブロッサム 。前走マイラーズCは2着に敗れるも、後方からよく追い上げ、それまでの不調を吹き飛ばす末脚を見せた。当然、高速競馬への対応の下地はあり、大外枠ながら、外差しには警戒が必要。ただ、より上向くと思った調子がややイマイチで、ここは押さえまで。
☆ マッドクール
スプリントG1チャンプ、 マッドクール は近走、精彩を欠いているが、マイルに戻って新味が出る可能性も。本質的には長いには違いないが、今回は比較的、ペースが遅くなる可能性があり、内で先行、直線抜け出しをかけられるようなら、望みはある。左回りにも実績あり。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

01
→13,11,05,14,07,17,03
(21点)
本命選定には今回はかなり迷いが生じた。絶好調のソウルラッシュに敬意を払いつつ、多少の人気の旨味と鞍上への信頼度でシックスペンスを本命視。相手にソウルラッシュを置きながらも、比較的人気の盲点をつく形のヒモ選択。馬券は3連複でシックスペンスの1頭軸ながしが本線。無印にしたジャンタルマンタル、ブレイディヴェーグらも気になる所で、手広く行くなら3連単2頭軸マルチも検討したい。
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