第172回 天皇賞(秋) 予想

予想
2025/11/2 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   コスモキュランダ 牡4 58.0 津村
2 02   アーバンシック 牡4 58.0 プーシャン
3 03 ジャスティンパレス 牡6 58.0 団野
3 04   ソールオリエンス 牡5 58.0 丹内
4 05 タスティエーラ 牡5 58.0 レーン
4 06   ブレイディヴェーグ 牝5 56.0 戸崎圭
5 07   マスカレードボール 牡3 56.0 ルメール
5 08 ホウオウビスケッツ 牡5 58.0 岩田康
6 09 ミュージアムマイル 牡3 56.0 Cデムーロ
6 10 エコロヴァルツ 牡4 58.0 三浦
7 11 シランケド 牝5 56.0 横山武
7 12 セイウンハーデス 牡6 58.0 菅原明
8 13 メイショウタバル 牡4 58.0 武豊
8 14   クイーンズウォーク 牝4 56.0 川田

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
H
ハイ
13の先手。東京2000mで動向が読めないが、順当なら早いペースで引く。控えても08がつつき、例年よりは早めのペースが予想される。
信頼度
C
実力伯仲
3歳馬と古馬、牡馬と牝馬、各ジャンルの実力馬が揃い、混戦模様。地力通りの決着が濃厚でも、その実力比較が難しい。
予想本文
~ 数少なくとも… ~
頭数が14頭と、少なめになった今年の天皇賞・秋。ただ、3歳クラシック勢が菊花賞を回避してこちらへ矛先を向けてきたことで、古馬VS3歳馬の激突が早くも実現した形。G1馬は7頭揃い、1番人気予想はG1未勝利馬。とはいえ、抜けた本命馬でもなく、実力伯仲の好レースが期待できそう。
◎ タスティエーラ
約半年ぶりの実戦復帰、国内戦となれば昨年のこのレース以来となる タスティエーラ 。確かに久々のレースは気になるところだが、1週前追い切りでは、美浦ウッドコースで終い10.9を叩き出し、休み明けを感じさせない、軽快な動きをみせている。さすがクラシックレースを2、1、2着でまとめた準3冠ホースのダービー馬。香港での前2走もレースレベルが高く、斤量差のある3歳勢に立ちはだかる高い壁となるに十分な力量。引き続き、レーン騎手が手綱をとる点も心強い。
◯ マスカレードボール
またしても、ルメール騎手があるかの1番人気 マスカレードボール 。それも致し方ないところで、2歳時のこそ崩れたが、その後、皐月賞、ダービーと上位入選を果たし、3歳馬の代表格。特に左回りでは安定しており、強烈な末脚も有している。また追い込み一辺倒でもなく、先行力もあるとなれば、東京コースはうってつけ。まだ、現3歳勢力は古馬との力量差が不明ではあるが、斤量差もあり、何よりこの鞍上が同馬を選んだという点は何よりの強調材料。
▲ クイーンズウォーク
前走の新潟記念では、テンションがあがって暴れまわって、あえなく除外の憂き目にあった クイーンズウォーク 。ここは仕切り直しの一戦となるが、やはり当日気配には注意したい。このレースでは不利な大外枠もいただけないが、幸い少数頭。差し馬でもあるので、かえってこの方がよいかもしれない。左回りも大得意で、人気面を考えれば、旨味のある馬。ここは強めに狙っていきたい。
△ シランケド
前走で負かした相手が菊花賞馬となり、俄然注目が集まる シランケド 。新潟記念からの直行は珍しいローテだが、別定戦に変わってレベルが高まった同レース組は、今後、余裕持ったローテとして主流になってくるかもしれない。新潟の直線、ラスト3Fを32.4で上がった豪脚の持ち主で、追い込み一辺倒が通用しない東京のG1レースだが、いつも確実に差し込んで来ているので、今回も期待をかけてみたい。
△ ブレイディヴェーグ
1年以上、勝利から遠ざかっている ブレイディヴェーグ 。とはいえ、それほど大きく崩れることはなく、安定した成績を保っている。それも不向きと思われるマイル戦を使いつつのものなので、成績の良かった今の季節に適距離のレースを迎えるのは、強調材料になる。事実、追い切りの動きが抜群によく、馬なりで終い11.0と出色の時計。前走の新潟記念は期待に応えられなかったが、ここは見直しておく必要がありそう。
☆ ジャスティンパレス
イクイノックスや、ドゥデュースと接戦を演じ、宝塚記念でも存在感を見せた ジャスティンパレス 。年齢的に上がり目は見込めないものの、その地力は健在。特に前走宝塚記念では、逃げたメイショウタバルを後方から追い詰めるレースぶりを見せており、引き続き要警戒の存在。
☆ ミュージアムマイル
皐月賞馬、 ミュージアムマイル は中山2200mのセントライト記念を使ってきた。ダービーを敗戦しているだけに、東京コースへの対応は少し気になるところ。実際レースぶりも、瞬発力より、長い脚で押し切るタイプで、このレースにマッチするかは不安は残る。ただ、当然、そのあたりは人気に反映してきているので、逆に2000mの距離短縮によって好走できる可能性を旨味と捉えたい。
☆ セイウンハーデス
これだけのメンバーなので人気薄だが、 セイウンハーデス は2000mのスペシャリストといえる実績を残しつつある。東京コースも得意で、特に前走のエプソムCでは稍重馬場でレコードを叩き出すという秀逸さをみせた。相手強化されるがこの相手でも東京2000mなら、不安より期待の方が上回る。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

05
→07,14,11,06,03,09,12
(21点)
秋古馬3冠レースの初戦とあって、ここから始動してくる有力馬たち。休養明けの場合、このデキを見極められるかが鍵になってくる。また、マスカレードボール、ミュージアムマイルの3歳クラシック組は斤量差、騎手の面からやはり人気ではあるが、ここは古馬の意地を見せるとみて、タスティエーラに賭けてみたい。馬券は同馬からの3連複ながしが基本線。ただ、ヒモは切れる馬がないほどで、全馬に狙えるチャンスはある。そのため、ワイド全流しなども面白いかもしれない。
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