第67回 阪神ジュベナイルF 予想

予想
2015/12/13 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 アドマイヤリード 牝2 54.0 菱田裕二
1 02 メジャーエンブレム 牝2 54.0 ルメール
2 03   マシェリガール 牝2 54.0 横山典弘
2 04   クードラパン 牝2 54.0 田辺裕信
3 05   ペルソナリテ 牝2 54.0 柴田大知
3 06 メイショウスイヅキ 牝2 54.0 池添謙一
4 07 クロコスミア 牝2 54.0 勝浦正樹
4 08   メジャータイフーン 牝2 54.0 川島信二
5 09   アットザシーサイド 牝2 54.0 三浦皇成
5 10   ペプチドサプル 牝2 54.0 古川吉洋
6 11 ブランボヌール 牝2 54.0 岩田康誠
6 12   ウインミレーユ 牝2 54.0 松山弘平
7 13 ウインファビラス 牝2 54.0 松岡正海
7 14   ジェントルハート 牝2 54.0 藤岡康太
7 15 キャンディバローズ 牝2 54.0 アッゼニ
8 16   キリシマオジョウ 牝2 54.0 小牧太
8 17 デンコウアンジュ 牝2 54.0 川田将雅
8 18   メジェルダ 牝2 54.0 四位洋文

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
MH
ミドルハイ
主外からの逃げ馬 2騎。長い直線をきらってスローになりがちなレースだが、今年は比較的早く流れそう。差し馬有利。
信頼度
D
混戦
キャリアが浅く実力差が不明。その上、抜けた馬もおらず、どの馬が来てもおかしくない。絞り込みはかなり至難。
予想本文 

~ 3:4:5:6 ~
 阪神1600mといえば、いまやディープインパクトの独壇場。しかし、今回はディープ産駒は3頭のみ。それを上回るステイゴールド産駒5頭、ダイワメジャー産駒4頭。その他が6頭しかいない。それにしても、「サンデーサイレンス恐るべし」を今更ながら感じる。

 折り合い不安という大きな不安を抱えながらもメジャーエンブレムの地力の高さを買う。どうにも抑えが効かないところがあり、力任せの競馬になりがち。特に前走は外枠ということもあって壁も作れず、道中そうそうにハナに立ったはいいが、東京の長い直線で捕まってしまった。だが、逆にあの展開でクビ差の2着は相当に高い能力の裏付けでもある。やはり、小さくまとまった馬よりもこの馬のスケールの大きさに食指が動く。

 相手にブランボヌール。血統からも距離に対する不安は残るが、そこは父ディープインパクトの適性に委ねたい。前走1番人気に応えられずの敗戦となったが、内容としては評価できるもの。ひと叩きされ、状態はさらに上向き。当然ながら巻き返しに期待したい。

 穴っぽいところを狙ってメイショウスイヅキはどうか。前走ファンタジーSは2番人気を裏切ったが、ここで変わってもおかしくない。父の血統が実績がなく、折り合いにも不安があるが、勝ちっぷりがいいので、一発は期待できそう。

 右回りに戻ってウインファビラスを見直したい。どうも走りっぷりから左回りは苦手なようで、それが前走の直線でのジリっぽさにつながったように思える。状態に不安なく、人気も落ちたところで右回りとなれば狙ってみたい一頭。

 クロコスミアはインパクトには乏しいものの、強いところで常に安定した成績を残しており、その地力と末脚は信頼に足るもの。1600~1800m経験があることも心強く、連下には絡んでくる可能性は高い。

 最内引いたアドマイヤリート。2走前のファンタジーSの敗戦内容が気がかりも、ひとまず前走を快勝してみせたことで持ち直した。中1週の強行ローテも好調キープ。

 ファンタジーSはスローの瞬発力勝負になりがちで、阪神マイルであるこのレースとの相性は今ひとつ。それでも勝ち馬たるキャンディバローズには敬意を払いたい。

 前走はやや展開に恵まれた感もあるが、外差し可能なデンコウアンジュも引き続き。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=11
→06,13,07,01,15,17
(36点)

とにかく混戦模様。ただ、軸馬としてはメジャーエンブレムで迷いはなかった。差し馬が圧倒的に強いこのレースで、前走同様、早め先頭となる不安はあるにはあるが、その展開でもどうにかしそうな能力の高さに賭けたい。ただ、それ以降の相手の取捨には迷いが生じるところ。やはり能力的にはブランボヌールが頭一つ上とみて、馬券はこの2頭からの2頭軸マルチながしで勝負。

ヒモはどの馬が来るかわからない。実力認めるも危険な人気馬として軽視したアットザシーサイド、抽選をくぐり抜けた強烈な末脚の持ち主ペプチドサプル、連勝馬クードラパンら、印が回らなかった馬も多士済々。可能なかぎり手広く押さえ、ヒモは全流しでもいいだろう。

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