2010/5/20 3歳牝馬オープン 55キロ 指定 国際
施行コース
- 11R
東京 B - 芝2400m
左回り - 良
見込み
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | アイムユアーズ | 牝3 | 55.0 | ウィリアムズ | 差 | |
1 | 02 | マイネエポナ | 牝3 | 55.0 | 吉田 隼人 | 逃 | |
2 | 03 | × | アイスフォーリス | 牝3 | 55.0 | 松岡 正海 | 先 |
2 | 04 | オメガハートランド | 牝3 | 55.0 | 石橋 脩 | 差 | |
3 | 05 | ▲ | メイショウスザンナ | 牝3 | 55.0 | 武 豊 | 差 |
3 | 06 | ダイワデッセー | 牝3 | 55.0 | 武士沢 友治 | 先 | |
4 | 07 | × | ダイワズーム | 牝3 | 55.0 | 三浦 皇成 | 差 |
4 | 08 | ○ | ミッドサマーフェア | 牝3 | 55.0 | 蛯名 正義 | 差 |
5 | 09 | ◎ | ヴィルシーナ | 牝3 | 55.0 | 内田 博幸 | 先 |
5 | 10 | × | ハナズゴール | 牝3 | 55.0 | 田辺 裕信 | 追 |
6 | 11 | チェリーメドゥーサ | 牝3 | 55.0 | 森 泰斗 | 追 | |
6 | 12 | × | エピセアローム | 牝3 | 55.0 | 浜中 俊 | 差 |
7 | 13 | サンシャイン | 牝3 | 55.0 | 柴田 善臣 | 差 | |
7 | 14 | △ | ジェンティルドンナ | 牝3 | 55.0 | 川田 将雅 | 差 |
7 | 15 | サンキューアスク | 牝3 | 55.0 | 北村 宏司 | 差 | |
8 | 16 | キャトルフィーユ | 牝3 | 55.0 | 福永 祐一 | 先 | |
8 | 17 | トーセンベニザクラ | 牝3 | 55.0 | 津村 明秀 | 追 | |
8 | 18 | ココロチラリ | 牝3 | 55.0 | 横山 典弘 | 先 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
Ms ミドルスロー |
実質はスローに近い。かかる馬次第で ペースは変わるが、やはり瞬発力勝負が濃厚で、折り合いと速い上がりを持つ馬に勝機が多い。 |
信頼度
D 混戦 |
牝馬クラシック戦線は中心馬不在で、空洞化した格好といえる。思わぬヒモ穴に注意を払いたい。 |
予想本文
桜花賞ではジェンティルドンナが混戦を制した訳だが、圧倒的な実力差を見せつけるまでには至らぬ印象が残った。そしてさらに距離が伸び、別路線組も合流してきて、牝馬クラシック戦線はますます混沌としてきた情勢となってきた。思わぬ穴馬が台頭してくる空気感も漂いつつ今年のオークスを迎える。
ヴィルシーナを本命視。もともとオークス向きと思われている中での試金石となった桜花賞で2着と結果を残した以上、逆らう理由はない。気性的に安定しており折り合い面に不安がなく、この距離も願ってもないところ。加えて先行タイプであることも安心感。絶対視できるほど突出したパンチ力には欠けるものの、他馬と比べても欠点が少なく、軸としては最適の対象。
桜花賞組が今ひとつパッとしないため、どうしても別路線に目がいってしまう。その別路線組での筆頭格となるのがミッドサマーフェア。ローテのキツさに不安は残るが、それを打ち消すほどの前走の圧勝ぶり。相手関係的に比較が難しいものの、東京コースであれだけのパフォーマンスが発揮できていれば、ここでも十分通用の下地。調教過程もよく、さらに、このレースに相性のよい鞍上を得て、戴冠を目指す。
距離が伸びて気になるのがメイショウスザンナ。3馬身とやや離されたが、桜花賞での5着は好走といっていい内容。確実に桜花賞よりこの馬向きの舞台に戻り、逃げ差し自在の脚質を持ち、ペース判断に長ける名手が駆るとなれば、やはりクローズアップされてくる。時計的にはやくなると疑問も残るが、スローの混戦になればかなりのところまで食い込んできそうな怖さがある。
通常ならこのオークスと連動性が高い桜花賞馬。そういう意味では、ジェンティルドンナはもっと評価してもいいのかもしれない。4戦連続で34秒台の切れ味を発揮。前走桜花賞でも力強い抜け出しを活かし勝利をもぎ取った。ただ鞍上の手腕も影響した感もあっただけに、ここでの手替わりは誰であれ、かなり痛い。それでもこの中団から差せるタイプであれば、マイラーでもオークスでの好走例も多く、加えて桜花賞馬となればやはり十分な注意が必要だ。
やはり距離が伸びておもしろそうなのがアイスフォーリス。前走ではミッドサマーフェアに離されての2着のため、地味な存在となっているが、先行押し切りタイプでバカにはできない。もちろん実績は乏しく、過信は禁物だが、好走があっても驚けない存在。
距離を考えればオレハマッテルゼ産駒のハナズゴールはやはり不安は残る。だが、それを補える爆発的な末脚はやはり魅力。オークスにおいては直線一気型は、展開さえはまれば、距離適性関係なく好走例がいくつもある。前走のNHKマイルCではスローペースで、あきらかに展開が向かなかった。牝馬同士の戦いに戻っての巻き返しの期待感が距離不安を凌駕する。
2度のG1での大敗でもまだ捨て切れぬのがエピセアローム。小倉2歳S馬だけに、早熟の短距離馬のイメージがあるが、血統的には成長力とともに、距離をもこなす下地もある。短期放牧での立て直しでどこまで戻ってくるか。
3連勝と波に乗るダイワズームにも1票。裏街道でメンバー的にもハイレベルとはいえないが、コンスタントに34秒台の末脚を繰り出している点を評価。連勝で人気を背負うのが玉にキズだが、未知の魅力に富む。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単
軸2頭マルチ: 09=08 →05,14,03,10,12,07 (36点) |
メンバーの実力差が近く混戦模様ながら、ヴィルシーナとミッドサマーフェアの信頼感は意外と高そう。 無論、他馬がつけいる可能性もかなり高いが、ひとまずはこの2頭を信頼してもよさそうで、この2頭を軸としたい。 高配は期待できないかもしれないが、ヒモ穴が紛れ込んでくる可能性は高く、この2頭から3連単2頭軸マルチで極力手広くいきたい。 |