2013/10/27 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
東京 B - 芝2000m
左回り - 良
稍重見込み
後はスタート直後に控えるコーナーをいかにスムーズに流れに乗れるかがポイント。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | × | コディーノ | 牡3 | 56.0 | リスポリ | 先 |
1 | 02 | ナカヤマナイト | 牡5 | 58.0 | 柴田 善臣 | 差 | |
2 | 03 | ダイワファルコン | 牡6 | 58.0 | 川須 栄彦 | 先 | |
2 | 04 | トゥザグローリー | 牡6 | 58.0 | 池添 謙一 | 差 | |
3 | 05 | レインスティック | 牡6 | 58.0 | 武士沢 友治 | 差 | |
3 | 06 | △ | エイシンフラッシュ | 牡6 | 58.0 | M.デムーロ | 先 |
4 | 07 | ○ | ジャスタウェイ | 牡4 | 58.0 | 福永 祐一 | 差 |
4 | 08 | ヒットザターゲット | 牡5 | 58.0 | 北村 友一 | 差 | |
5 | 09 | ▲ | ジェンティルドンナ | 牝4 | 56.0 | 岩田 康誠 | 先 |
5 | 10 | トーセンジョーダン | 牡7 | 58.0 | メンディザ | 差 | |
6 | 11 | △ | トウケイヘイロー | 牡4 | 58.0 | 武 豊 | 逃 |
6 | 12 | フラガラッハ | 牡6 | 58.0 | 高倉 稜 | 追 | |
7 | 13 | アンコイルド | 牡4 | 58.0 | 吉田 隼人 | 先 | |
7 | 14 | オーシャンブルー | 牡5 | 58.0 | 内田 博幸 | 差 | |
8 | 15 | レッドスパーダ | 牡7 | 58.0 | 蛯名 正義 | 先 | |
8 | 16 | ◎ | ダノンバラード | 牡5 | 58.0 | 川田 将雅 | 差 |
8 | 17 | ヴェルデグリーン | 牡5 | 58.0 | 田辺 裕信 | 差 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
Ms ミドルスロー |
11の明確な逃げが見込める展開。有力馬だけに無謀なペースアップは見込めず、絶妙に落としてくるはず。 |
信頼度
D 上位拮抗 |
実力馬揃いの好メンバー。各馬実力伯仲しており、中波乱程まではありえそう。 |
予想本文
一見地味ながら、異なる各トライアル勝ち馬がそろい踏みで、実力伯仲の好メンバーが揃った今年の天皇賞(秋)。純粋に勝ち馬予想が楽しめそうで、その意見も分かれそうなところ。単勝勝負も面白そうだ。
1番人気に応えられず、案外な出だしになったダノンバラード。しかし、前走は展開が向かなかったことはあきらかで、悲観するような内容ではない。むしろ、この敗戦により、人気的には狙いやすくなった。もともとここまでの地味な足跡もその傾向を後押し。宝塚記念での好走が示すように、力のいる馬場が向くパワータイプ。馬場渋化は歓迎といえよう。展開頼みの面はあるが、後続馬があがく中、うまく先行してしぶとく粘り込めれば勝機は見込める。切れる脚がない、左回り、外枠と不安要素も多々あることは承知の上で、複勝圏内軸として今回は本命を打つ。
比較的速い流れで長い直線を差し切るなら、このメンバーの中ならジャスタウェイが最もイメージがしっくりくる。ただ、距離的にはギリギリではある点は注釈がつく。追い切りでは僚馬ゴールドシップを相手に先着と気配も上々。本命馬とは逆に、末脚の切れで勝負するタイプゆえ馬場渋化には不安を残すが、長い直線で父ハーツクライを彷彿させる末脚に期待したい。
東京2000mの天皇賞・秋。ここでの逃げ切りは相当に困難。もしサイレンススズカが事故なく4コーナーを回っていれば…と思わなくもないが、大逃げで勝つにはほぼ絶望的といえよう。トウケイヘイローが勝つには、ダイワスカーレットの如く、引きつけての逃げが理想のレースになる。2000mの中距離重賞を3連勝。小回り函館中心とは言え、この実績を逃げて作るには相当の地力がなければ無理な芸当。すでに重馬場も克服しており、同型も不在で展開的にも恵まれる。ペース配分に長けた名手を背に見事な逃げ切りの期待感も十分にあるといえよう。しかし、東京の直線は長い。そう簡単に逃がしてくれるような相手でもないことも事実。
人気馬だけにどうにも扱いが難しいのがジェンティルドンナ。前走、宝塚記念での一頓挫をどう捉えるかがポイントになる。海外遠征の影響も多分にあったとも言えよう。一方でオルフェーブルに勝利したジャパンカップ以外では、まだ決定的な実績に乏しいともいえ、判断がつきにくいところ。ただ、この馬のすごいところは、展開知らずできっちりと結果を残せるところにある。また休養明けを気にしていたが、その仕上がり具合は絶好調といっていい状態。得意の東京コースで、どうやらここが真価を問われる一戦になりそうだ。
好メンバーの揃った毎日王冠を制したのはエイシンフラッシュ。ショウナンマイティやダークシャドウなど、いかにも中距離向きの骨っぽいところを相手にしての勝利だけに価値がある。ただ、この距離にしては珍しく、スローの上がりの競馬で、展開利があったことは否めない。それでも、昨年の覇者であり、ダービー馬。東京巧者はいうまでもなく、当然有力候補の一角といえよう。
コディーノの前走は着順ほどは負けていない。出遅れも考慮すればまずまずといったところ。すぐコーナーのある東京2000mでは好枠といえる最内枠。もちろん出遅れなければ…の条件つきだが、本来スタート下手という訳でもないので、その点はあまり心配ないだろう。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単
軸1頭マルチ: 16 →07,09,11,06,01 (60点) |
人気ほど実力差は開いていないというのが総合的な見解。ならば派手で人気のあるジェンティルドンナやトウケイヘイローよりもダノンバラード、ジャスタウェイを上位評価とした。正直迷いを残しているが思い切ってダノンバラードを軸筆頭に据える。相手もそれなりに絞れそうなので、1頭軸マルチで勝負。できればこの6頭のボックスも押さえたいところだが、配当的に厳しそう。 |