2014/5/25 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
東京 B - 芝2400m
外・左回り - 良
見込み
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ベッラレジーナ | 牝3 | 55.0 | 藤岡康 | 差 | |
1 | 02 | ディルガ | 牝3 | 55.0 | 浜中 | 差 | |
2 | 03 | マイネオーラム | 牝3 | 55.0 | 松岡 | 差 | |
2 | 04 | ペイシャフェリス | 牝3 | 55.0 | 替内田博 | 先 | |
3 | 05 | △ | バウンスシャッセ | 牝3 | 55.0 | 北村宏 | 先 |
3 | 06 | ☆ | パシフィックギャル | 牝3 | 55.0 | 替ウィリア | 先 |
4 | 07 | シャイニーガール | 牝3 | 55.0 | 田中勝 | 先 | |
4 | 08 | ▲ | サングレアル | 牝3 | 55.0 | 替戸崎圭 | 差 |
5 | 09 | ○ | ヌーヴォレコルト | 牝3 | 55.0 | 岩田 | 差 |
5 | 10 | ◎ | ハープスター | 牝3 | 55.0 | 川田 | 追 |
6 | 11 | マーブルカテドラル | 牝3 | 55.0 | 田辺 | 差 | |
6 | 12 | マイネグレヴィル | 牝3 | 55.0 | 柴田大 | 逃 | |
7 | 13 | ニシノアカツキ | 牝3 | 55.0 | 勝浦 | 差 | |
7 | 14 | ☆ | ブランネージュ | 牝3 | 55.0 | 秋山 | 先 |
7 | 15 | ☆ | マジックタイム | 牝3 | 55.0 | 替横山典 | 先 |
8 | 16 | クリスマス | 牝3 | 55.0 | 替三浦 | 差 | |
8 | 17 | △ | フォーエバーモア | 牝3 | 55.0 | 蛯名 | 差 |
8 | 18 | エリーザベスト | 牝3 | 55.0 | 川島 | 先 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
MS ミドルスロー |
ハナを主張する馬は不在。桜花賞からの距離延長も踏まえるとペースは緩む可能性もあるが、先行したい馬はそれなりに揃っている。 |
信頼度
B 軸不動 |
死角がないとは言い切れないものの、本命馬の地力優位は明らか。それゆえ、他馬は横一線。 |
予想本文
~ 牝馬クラシック頂上決戦 倒すべき相手は・・・ ~
レッドリヴェールがダービーを選択したため、一本かぶりになったハープスター。勝って当たり前の状況は意外にも苦戦するもの。しかも、その圧倒的な期待ほど楽観できる状況でもない。彼女が克服すべきはそのプレッシャーか、距離か、馬場か。ライバルを「馬」ではないものに求めねばならなくなった今年のオークス。
上がり3ハロン32.9。33秒を切るとんでもない末脚で、桜花賞を差しきったハープスター。レッドリヴェール不在のここは無人の野を進むが如し・・・と、いいたいところだが、不安点はある。桜花賞では最後方から直一気のごぼう抜き。驚異的な末脚で差し切ってみせたが、ギリギリ間に合った僅差の勝利。派手な勝ち方に目を奪われがちではあるが、本来、なにもリスクある追い込み戦法をとる必要はない。そうせざるを得ないところにこの馬の魅力と欠点が詰まっている。先行が残る今の東京コースでは、極端な追い込みは不利には違いない。ただ、早めにまくれば末のキレをなくす恐れがこの距離にはある。それでもこのハードルをクリア出来なければ、今後待っているであろう大きなステージには進めないだろう。やはり本命は譲れぬところ。
別路線にも魅力ある馬が揃うが、そのレベルの高さと、このレースへの連動性から桜花賞組を信用したい。必然、ヌーボレコルトが相手筆頭となる。包まれながらも混戦から抜け出し、ハープスター、レッドリヴェールと僅差を演じた桜花賞の内容は褒められる内容。充実した攻め馬も披露しており、成長力ある血統も今後のさらなる成長に期待できそう。
ビワハイジの仔、サングレアル。半姉ブエナビスタを踏まえると、この距離でもなんら臆することはない。休養を挟むことになったが、前走、直線外に出すコースロスがありながら、きっちり差しきり勝ちを収め、一気の良血開花を思わせるレース振りを見せた。ハープスターと同様に後方から末脚に賭けるタイプ。同様の脚質は共に上がっていける反面、飲み込まれると脆い。ただ、同厩舎ワンツー目指すならば、潰されるようなことも考えづらい。
マイルを嫌って皐月賞を選択したバウンスシャッセ。11着と大敗した皐月賞だが、完全に飲み込まれながらの4馬身差はよく粘ったといえよう。終始荒れた内に閉じ込められた窮屈なレースを強いられたことを思えば、東京コースに変わっての一変は十分ありえる。当然ながらこのオークスは獲りにきているレース。距離伸びて期待感の持てる数少ない1頭。
フォーエバーモアの巻き返しにも警戒。軽めの調教が気になるところではあるが、前走、桜花賞は3番人気の実力馬。8着に終わったがその着差は許容範囲で、まだ見限ることはできない。2戦2勝の東京コースに戻ってどこまで変わるか注目したい。
間が開いているのが気になるが、パシフィックギャルには未知の怖さがある。先行して安定感のあるレースを続けており、久しぶりの前走もまずますまとめてきた。距離もこなせそうで、しぶとく粘り込む可能性もありそう。
1番人気に応えられず、直線伸びを欠いてしまったマジックタイム。不器用ながら、その地力はなかなかのものを有しており、鞍上手替わりで新味を期待。
フローラSでサングレアルに頭差粘ったブランネージュも好印象のレースぶり。ロスのない競馬でうまく今の東京コースに対応できていた。逆に言えば、それ以上の上積みが期待できないが、同じようなレースが出来れば目もある。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単 1着ながし: 10 →09,08,05,17,06,15,14 (42点) |
焦点はハープスターの2冠成るや、成らざるやの1点に絞られてしまったレース。桜花賞と異なり不安点は多く、2、3着に敗れた場合の配当の旨味には心が動く。しかし、それらを吹き飛ばすほどの歴史的名牝であると信じたい。要は位置取り次第。直線、極端に後でなければ、むしろ桜花賞より楽な相手ともいえよう。低オッズのため、金額配分には気を配りながら、3連単1着固定ながしで勝負。 |