2014/11/23 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
京都 C - 芝1600m
外・右回り - 良
見込み
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ホウライアキコ | 牝3 | 54.0 | 和田 | 先 | |
1 | 02 | エクセラントカーヴ | 牝5 | 55.0 | 替ムーア | 差 | |
2 | 03 | グランデッツァ | 牡5 | 57.0 | 秋山 | 先 | |
2 | 04 | サダムパテック | 牡6 | 57.0 | 田中勝 | 差 | |
3 | 05 | レッドアリオン | 牡4 | 57.0 | 小牧 | 追 | |
3 | 06 | ダイワマッジョーレ | 牡5 | 57.0 | 蛯名 | 先 | |
4 | 07 | エキストラエンド | 牡5 | 57.0 | 替ビュイッ | 差 | |
4 | 08 | △ | フィエロ | 牡5 | 57.0 | 福永 | 差 |
5 | 09 | ○ | ワールドエース | 牡5 | 57.0 | 替ブドー | 差 |
5 | 10 | ☆ | ロゴタイプ | 牡4 | 57.0 | 替ルメール | 先 |
6 | 11 | ☆ | クラレント | 牡5 | 57.0 | 田辺 | 先 |
6 | 12 | ◎ | ダノンシャーク | 牡6 | 57.0 | 替岩田 | 先 |
7 | 13 | △ | トーセンラー | 牡6 | 57.0 | 武豊 | 差 |
7 | 14 | グランプリボス | 牡6 | 57.0 | 三浦 | 差 | |
8 | 15 | ▲ | ミッキーアイル | 牡3 | 56.0 | 浜中 | 逃 |
8 | 16 | タガノグランパ | 牡3 | 56.0 | 菱田 | 差 | |
8 | 17 | サンレイレーザー | 牡5 | 57.0 | 替川田 | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
MS ミドルスロー |
外に回ったとはいえ、15の逃げは明白。競りかける馬もいなさそうで、ペースは平均ペース。 |
信頼度
C 実力伯仲 |
好不調入り交じった混戦メンバー。展開や運の要素も多分に含み、波乱要素も内在。 |
予想本文
~ 重賞未勝利馬4連勝中 ~
この秋G1シリーズを重賞未勝利馬が4連勝中。とはいえ、もともと注目馬だったり、他の人気馬もヒモに絡んだりなどで、波乱はほとんどなく、むしろ平穏傾向が続いている。そうそう起きることではないが、こういうものは騒がれ始めると止まってしまうもの。フィエロ辺りがその資格を持つが、果たして・・・
甲乙つけがたいメンバーが揃ったが、安田記念でいったん先頭に立った姿が忘れられず、ダノンシャークを本命とする。前走富士Sでの敗戦がどうにも腑に落ちないが、この馬の最大の武器である先行押し切りが、逆に目標にされる弱点として露呈してしまった。だが、今の先行有利な京都コースに戻り、注目度も下がるG1の舞台なら、他馬を出し抜けるのではないだろうか。後続の差しが怖いところだが、その点は鞍上の手腕に補ってもらいたい。
期待された前走、毎日王冠で不可解な敗戦を喫したワールドエース。この前走を度外視すれば、このメンバーでは最上位クラスの実力馬。そもそも着順ほどは大きく負けてはいない。左回りが不得手と捉えれば、右回り6戦完全連対の実績が光る。マイラーズCでは、1分31秒台でレコード勝ちしており、マイルへの適性は疑いようがない。速い流れにも対応でき、33秒台の末脚も有する。今の状態で、ここで存在感を示せないようなら今後の道は厳しいものとなるだろう。
逃げる3歳馬、ミッキーアイル。いくら強くても、3歳馬の逃げ馬は古馬G1では厳しいというのが大勢の見方。だが、逃げ潰れたのは安田記念のみで、近年稀にみる豪華メンバーが揃い、レースそのものも重馬場でかなり特殊なレースであった。事実、今回の各有力馬も安田記念では大敗している馬が多数。前走より厳しい戦いにはなるには違いないが、逃げ切り勝ちはありえると見る。一方で大敗と背中合わせであることも否めず、単穴候補が妥当なところか。
昨年の覇者トーセンラー。京都大賞典では1番人気には応えなかったものの、休養明け初戦としては上々の滑り出し。中長距離での活躍が目立つためマイラーとしての印象は薄く、昨年ほど勢いも感じないが、比較的手薄な短距離戦ならまだ威張れる存在。京都コースも得意な舞台で、少なくとも堅実な走りは期待できそう。
一叩きされたフィエロも人気を集めている。条件戦も含むが安田記念以外はマイル戦で常に勝ち負けの安定した成績で、速い流れにも対応実績がある。G1の舞台でも十分やれる実力馬で、今後の飛躍が期待される。その点では、まさにここ連続の重賞未勝利馬のG1勝利パターンの典型的なタイプだろう。
今ひとつ伸び悩むロゴタイプだが、常に堅実には走っており、前走の毎日王冠もレベルの高いメンバーの中、速い上がりを見せている。ルメール騎手に代わって変わり身も怖いところで、調子もかなり上向いてきた。
新潟で重賞2連勝で勢いに乗るクラレント。そこで見せた33秒台の末脚も期待感を抱かせた。G1の速い流れと京都コースに舞台を移すことが若干気になるところではあるが、外回りなら実力はいかんなく発揮できるだろう。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単 軸1頭マルチ: 12 →09,15,13,08,10,11 (90点) |
抜けた実力馬のいない混戦だが、それゆえ人気的に盲点になっているダノンシャークを敢えて本命に据えた。あまりに速い時計となると飲み込まれる懸念は残るが、安定した先行力は京都コースでは魅力。均衡した実力馬が揃ってはいるが見渡すとやはりディープインパクト産駒が中心となりそうだ。 馬券は、ダノンシャークから相手は固定せず、3連単、1頭軸マルチながしで挑む。 |