2016/10/23 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | ▲ | カフジプリンス | 牡3 | 57.0 | 岩田康誠 | 先 |
1 | 02 | ジョルジュサンク | 牡3 | 57.0 | 幸英明 | 先 | |
2 | 03 | ◎ | サトノダイヤモンド | 牡3 | 57.0 | ルメール | 差 |
2 | 04 | △ | シュペルミエール | 牡3 | 57.0 | 北村宏司 | 先 |
3 | 05 | ミライヘノツバサ | 牡3 | 57.0 | 替藤岡佑介 | 先 | |
3 | 06 | ○ | ディーマジェスティ | 牡3 | 57.0 | 蛯名正義 | 差 |
4 | 07 | ☆ | レッドエルディスト | 牡3 | 57.0 | 四位洋文 | 差 |
4 | 08 | △ | ミッキーロケット | 牡3 | 57.0 | 和田竜二 | 差 |
5 | 09 | イモータル | 牡3 | 57.0 | 替ヴェロン | 追 | |
5 | 10 | ☆ | ウムブルフ | 牡3 | 57.0 | 替浜中俊 | 先 |
6 | 11 | ☆ | レインボーライン | 牡3 | 57.0 | 福永祐一 | 差 |
6 | 12 | コスモジャーベ | 牡3 | 57.0 | 替丹内祐次 | 差 | |
7 | 13 | エアスピネル | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 差 | |
7 | 14 | アグネスフォルテ | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 | 先 | |
7 | 15 | サトノエトワール | 牡3 | 57.0 | 替池添謙一 | 逃 | |
8 | 16 | プロディガルサン | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 差 | |
8 | 17 | ジュンヴァルカン | 牡3 | 57.0 | 替M.デムーロ | 先 | |
8 | 18 | マウントロブソン | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
長距離戦ゆえの当然のスローペースではあるが、位置取り争いの前半の流れは微妙。 |
信頼度
C ヒモ穴注意 |
春の実績馬には引き続き一定の信頼がおけるが、別路線組の能力や成長度はまだ底が割れていない。 |
予想本文
~ 3 – 1 = 2 ? ~
史上最高とも言われた3強対決のダービーを制したマカヒキは遠くフランスの地で惨敗を喫するという結果に終わった。国内に残った2強はそれぞれ順当にトライアルを制し、残り1冠の長距離レース、菊花賞へ挑む。春から秋。3強から1頭減って2強対決となるのか、夏を越して他馬が割って入るのかが、注目ポイント。
3冠は3強で分け合ってほしいという心情的な部分も手伝って、サトノダイヤモンドを本命。高いレベルのメンバーが揃った神戸新聞杯で、休養明けながらきっちり人気に答えての勝利は評価。長距離どんと来い!とまでは言い切れない面はあるが、地力最上位であることは間違いないだろう。好位から34秒台の脚で上がれる点にも安心感がある。仮に他馬に足元を救われたとしても、大敗する姿はちょっと想像できない。軸馬筆頭。
対抗格にはやや迷いを残しつつもやはり2強の一角、ディーマジェスティ。セントライト記念のレベルにはやや疑問を残すも、3コーナーを外からまくって力でねじ伏せる競馬。着差以上に強さを見せつけた感。本番で同じ競馬をするかどうかはわからないが、折り合いに全く不安のない馬だけにこの距離への適性は疑いようがない。ただ、2強のうちどちらかが飛ぶとしたら…を想定した場合、難しい取捨ではあるが、やはり神戸新聞杯組が怖く、一歩譲った。
神戸新聞杯ではサトノダイヤモンドに3馬身以上引き離されたカフジプリンス。だが、最後の末脚は目を見張るものがあり、脚を余した結果ともいえる。菊花賞で好走する穴馬タイプの夏の上がり馬のステイヤー。さらに最内枠を引き当てたとなれば、評価は当然の急浮上。追い切りの状態も絶好で、2強に割って入るムードが漂う。
前走、サトノダイヤモンドをクビ差まで詰め寄ったミッキーロケット。血統的に距離の不安が残るが、2400mをこなしたことは大きい。スローからの瞬発力勝負は得意スタイルでもあるし、脚を貯めることさえできれば、この舞台でも上位は狙える地力の持ち主。
夏の上がり馬としては、シュペルミエールも脅威の存在。長く良い脚が使えるタイプで、長距離向きの脚質。最初から長めの距離を意識して使われ、その中で大崩れしていない実績にも好感。内目の好枠を引き、相手は強いがここでも通用する可能性は十分ある。
ダービーでは不完全燃焼に終わったレッドエルディスト。しかし休養を挟んでの前走は大健闘の3着。末一手の難しい側面があるが、ハマれば面白い。
ウムブルフは条件馬ながら、長距離路線で連勝中。折り合いには自身があり、この距離はお手の物。今なら皐月賞ほどの差はつかないはず。
マイル戦も使われているだけに距離適性には不安が残るが、強力メンバーの札幌記念の好走が光るレインボーラインにも1票投じておきたい。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 1着ながし: 03 →06,01,08,04,07,10,11 (42点) 軸2頭マルチ: 03=06 →01,08,04,07,10,11 (36点) |
結局は、3-1=2。サトノダイヤモンドとディーマジェスティの一騎打ちは濃厚と考えざるを得ない。ただ、どちらかとなると、サトノダイヤモンドを推す。その意味でも本線はサトノの1着流し。2頭軸マルチながしはあくまで押さえとして。ただ、その場合のヒモの範囲は可能な限り広げておきたい。距離不安も地力あるエアスピネル、ミルコ駆るジュンヴァルカン等、その候補は事欠かない。 |