2017/10/29 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | サクラアンプルール | 牡6 | 58.0 | 蛯名正義 | 差 | |
1 | 02 | ◎ | サトノクラウン | 牡5 | 58.0 | M.デムーロ | 差 |
2 | 03 | ネオリアリズム | 牡6 | 58.0 | 替シュタル | 先 | |
2 | 04 | ☆ | リアルスティール | 牡5 | 58.0 | 替シュミノ | 先 |
3 | 05 | ☆ | ヤマカツエース | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 | 先 |
3 | 06 | ディサイファ | 牡8 | 58.0 | 柴山雄一 | 先 | |
4 | 07 | △ | キタサンブラック | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 先 |
4 | 08 | レインボーライン | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 | 差 | |
5 | 09 | ○ | ソウルスターリング | 牝3 | 54.0 | ルメール | 先 |
5 | 10 | ミッキーロケット | 牡4 | 58.0 | 和田竜二 | 差 | |
6 | 11 | ロードヴァンドール | 牡4 | 58.0 | 太宰啓介 | 逃 | |
6 | 12 | ☆ | ステファノス | 牡6 | 58.0 | 戸崎圭太 | 差 |
7 | 13 | ▲ | グレーターロンドン | 牡5 | 58.0 | 田辺裕信 | 差 |
7 | 14 | △ | サトノアラジン | 牡6 | 58.0 | 川田将雅 | 追 |
7 | 15 | ☆ | マカヒキ | 牡4 | 58.0 | 内田博幸 | 差 |
8 | 16 | カデナ | 牡3 | 56.0 | 福永祐一 | 差 | |
8 | 17 | ワンアンドオンリー | 牡6 | 58.0 | 横山典弘 | 追 | |
8 | 18 | シャケトラ | 牡4 | 58.0 | 替C.デムーロ | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
SH スローハイ |
近年の傾向はスローの瞬発力勝負。特に今回は逃げ馬も不在。極端ではないにしろ、スローペース濃厚。 |
信頼度
D 混戦 |
勝ち馬どころか、展開すらも予測のつかない一戦。特に主力形成する休養馬のデキにも左右される。 |
予想本文
~ 一長一短の豪華メンバー ~
トライアルでは毎日王冠組が主力を形成する。順調にこなした者、結果は残せなかったが上積みの見込める者、さらにこのレースから復帰する宝塚記念組も加わった。生憎、馬場状態は今週も悪化模様。それでもG1馬8頭の豪華メンバーにふさわしい一戦を期待したい。
過去2年、この天皇賞・秋を惨敗しているサトノクラウン。その点が気にならないといえば嘘になる。しかし、国内G1を手にした今はこれまでとは馬も立場も違うことは明白。加えての後押し材料は重馬場を苦にしない点。他馬がダメだというわけではないが、重馬場適性がはっきりしていない以上、この信頼感は大きい。ある程度前の位置につけることができる点も安心感がある。
期待された前走が逃げ潰れの結果となったソウルスターリング。スローの瞬発力勝負となり、初の古馬対戦の上、ハナをきってのレースはさすがに堪えたか。これが古馬とのレベルの差。今回は切り捨て…という思いでいたが、その評価を覆す追い切りを見せた。フランケル産駒の凄みをみせる豪快なフォームで、3歳牝馬であることを忘れるほど。斤量の恩恵があることを考えれば、ここでの一変気配は濃厚に思えた。
グレーターロンドンも是非狙ってみたい一頭。安田記念でそれまでの破竹の勢いが本物であることを証明し、さらに相手揃った前走、毎日王冠でもスローペースの中、上がり最速の切れ味を発揮した。相手強化と、さらなる距離延長は決して歓迎材料ではないものの、楽しみの方が大きい。
そのグレーターロンドンに連続で先着している安田記念馬、サトノアラジンも当然、有力の一角を担う一頭。調教駆けするタイプではあるが相変わらず気配は絶好。この馬にとっては、東京コースはやはりレースはしやすいだろう。馬場悪化と折り合い難を抱える点がやや不安材料。
やはり、キーポイントとなるのはこの馬、キタサンブラック。宝塚記念ではまさかの大ポカ。G1 3連戦の影響といえばそれまでだが、それにしてもまったく伸びがなかったことと、馬場が悪かったことも気になる材料。ぶっつけでここに臨んできた点も不安に拍車をかける。それまでの実績を考えれば前走の一戦だけではもちろん見限れぬが、ここは少し手控えて様子見したい。
2000m戦なら未勝利でも外せないのがステファノス。今回、参戦少ないオールカマー組だけに現時点での他馬との力関係は不明も、やはり中距離では安定勢力の一頭。
ヤマカツエースも地味ながら非常に怖い存在。得意の中距離に加え、重馬場もこなせる下地を持ち、昨年のこのレースに敗れてからの進境も著しい。昨年とは違う姿が見れるはず。
リアルスティールは本来、この評価では低すぎるが、やはり鞍上の手替わりが気にかかる。得意な舞台設定ではあるが、今回は押さえまで。
前走でがっかり感が強まってしまったマカヒキ。以前のキレが戻ってこないことは口惜しいが、それでも凱旋門賞1番人気馬。変わり身期待に、まだ1票残しておきたい。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 02=09 →13,14,07,12,05,04,05 (42点) 02=13 |
基本的には毎日王冠組と休み明け宝塚記念の主力2騎の争いと見る。各馬一長一短、それぞれに不安要素も抱え、何より馬場も悪化予想。かなり難しい選択となったが、どのような局面でもそれなりに対応できそうなサトノクラウンを主軸に据える。相手は脆さと勢いの同居する新鋭、ソウルスターリングとグレーターロンドン。それぞれを相手に3連単2頭軸マルチで勝負。 |