2021/4/11 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | ストライプ | 牝3 | 55.0 | 田辺 | 先 | |
1 | 02 | ▲ | ファインルージュ | 牝3 | 55.0 | 替福永 | 差 |
2 | 03 | ブルーバード | 牝3 | 55.0 | 柴田大 | 差 | |
2 | 04 | ○ | ソダシ | 牝3 | 55.0 | 吉田隼 | 先 |
3 | 05 | △ | アカイトリノムスメ | 牝3 | 55.0 | 替横山武 | 差 |
3 | 06 | ストゥーティ | 牝3 | 55.0 | 替岩田康 | 先 | |
4 | 07 | ☆ | ククナ | 牝3 | 55.0 | 替藤岡佑 | 差 |
4 | 08 | △ | メイケイエール | 牝3 | 55.0 | 替横山典 | 先 |
5 | 09 | エンスージアズム | 牝3 | 55.0 | 岩田望 | 差 | |
5 | 10 | ☆ | アールドヴィーヴル | 牝3 | 55.0 | 替Mデムーロ | 追 |
6 | 11 | ジネストラ | 牝3 | 55.0 | 北村宏 | 逃 | |
6 | 12 | ヨカヨカ | 牝3 | 55.0 | 幸 | 先 | |
7 | 13 | エリザベスタワー | 牝3 | 55.0 | 川田 | 差 | |
7 | 14 | ミニーアイル | 牝3 | 55.0 | 藤岡康 | 追 | |
7 | 15 | シゲルピンクルビー | 牝3 | 55.0 | 和田竜 | 差 | |
8 | 16 | ☆ | ソングライン | 牝3 | 55.0 | 替池添 | 差 |
8 | 17 | ホウオウイクセル | 牝3 | 55.0 | 丸田 | 先 | |
8 | 18 | ◎ | サトノレイナス | 牝3 | 55.0 | ルメール | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
気性に難がありそうな馬が何頭かいるものの、基本的に引っ張る馬が見当たらない。落ち着いた流れの瞬発力勝負か。 |
信頼度
D 混戦 |
阪神JFの2強はぶっつけローテ。付け入る隙がないわけでもなく、実力伯仲の混戦模様。 |
予想本文
~ 白毛女王の始動 ~
昨年末、まさかの白毛馬ソダシのG1制覇、それも無敗でのG1勝利というとんでもないものを見せてもらった。そして、注目だった次走がここ、桜花賞へのぶっつけ。これで勝てば史上初。果たして…。
本命にはそのソダシをハナ差追い詰めたサトノレイナス。正直、前走の内容はハナ差だったとはいえ、ソダシとの差は着差以上に大きいと感じた。一時は完全にかわしたところから、ゴール直前に差し返しをされてしまった。加えて今回は大外枠という頂けない材料も背負ってしまう。それでもこの馬を上位にしたのは、まだ成長の余地を感じたことと、当時のレースぶりが不完全だったこと。発馬後手を踏み、直線も若干ごちゃついてしまった。大外枠は厳しいものの、意外とこの方がすんなり力を発揮できるかもしれない。
ソダシの評価には若干迷いも生じたが、やはりこの評価以下には下げらなかった。それくらい前走の競馬ぶりには説得力のある内容だった。完全に差された状況からのもう一踏ん張りは、並の勝負根性ではなく、それまでの無敗の成績もさにあらんという納得の内容。着差はわずかでも、きっちりと勝つところにこの馬の凄みがある。元来、気性面での不安は少なく、ぶっつけローテも予定通り。問題はその後の成長力だが、前走の時点でここで通用する高い完成度を誇っている。
3番手評価に関東からの刺客、ファインルージュを指名。鞍上がルメール騎手からの乗り替わりとなってしまうが、幸い福永騎手を迎えることができた。とにかく前走の圧勝劇が鮮烈。初の関西遠征となるが、阪神外回りでどんな競馬をするかが楽しみな逸材。ただ、父譲りの気性の悪さがネックで、当日の落ち着きは気にしておきたい。
メイケイエールは持てる能力は図抜けてると思われるが、いかんせん気性的に問題があり、前走などは武騎手が結局押さえきれずに前に行かせた形。それでも勝ってしまうあたり、地力の高さを伺えるが、さすがにG1であの競馬をしていたら、簡単には勝てない。やはり差してこその馬で、とにかくスムーズな競馬ができるかどうかにかかっている。
良血アカイトリノムスメ。東京マイル戦で重賞を含め三連勝。特に前走はかなりの高時計で、ここでも何ら気後れはない。少し出遅れ癖こそあるが、レース中は母と同じく至って優等生。早めにあがって、そのまま早い脚を使えるため、大崩れは考えにくい。ここでも好勝負は期待できそう。
近2走を圧勝のソングライン。特に前走は意外な対応力を見せ、奥深さを感じさせた。血統的に折り合い面にやや懸念があるも、マイル実績があることは心強い。
前走、すごい脚を披露したアールドヴィーヴル。勝負根性に優れ、その末脚は特筆もの。あまり後ろからだと届かない可能性があるが、その分、ハマれば一発の目も十分見込める。
末脚という点では、どのような流れでも確実に突っ込んでくるククナも面白い。勝ちきれるまでにいかないが、その堅実な差し込みは、それに徹すれば強い。混戦で浮上してくる。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 18=04 →02,08,05,16,10,07 (36点) 18=02 |
ぶっつけで挑む2歳Sの2強に、トライアルの上位馬がずらり。一筋縄ではいかないメンバーで、馬券的には非常に難しい。ただ、一方馬券的には多少割れるため、2強からの馬券でもそれなりの配当とはなろう。結局は2強の仕上がり具合と、春のトライアル組との力関係だが、2強の仕上がりは十分と見る。一方トライアル組は魅力ある馬が多いが、今ひとつ抜けた感じもなく、混戦模様。無難に2強からの3連単2頭軸マルチを中心に、ファインルージュの軸変えも持っておきたい。 |