第40回 ホープフルS 予想

2023年
2023/12/28 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ゴンバデカーブース 牡2 56.0 松山
1 02 ヴェロキラプトル 牡2 56.0 戸崎圭
2 03   アンモシエラ 牝2 55.0 藤田菜
2 04   アドミラルシップ 牡2 56.0 Hドイル
3 05   サンライズジパング 牡2 56.0 菅原明
3 06 シンエンペラー 牡2 56.0 ムルザバエ
4 07   テンエースワン 牡2 56.0 横山和
4 08   インザモーメント 牡2 56.0 佐々木
5 09 タリフライン 牡2 56.0 マーカンド
5 10   シリウスコルト 牡2 56.0 三浦
6 11 ショウナンラプンタ 牡2 56.0 鮫島駿
6 12   ディスペランツァ 牡2 56.0 モリス
7 13 レガレイラ 牝2 55.0 ルメール
7 14   ホルトバージ 牡2 56.0 今村
7 15   ウインマクシマム 牡2 56.0 松岡
8 16   センチュリボンド 牡2 56.0 武豊
8 17 取消 サンライズアース 牡2 56.0 Mデムーロ
8 18 ミスタージーティー 牡2 56.0 坂井

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
2歳馬としては長い距離とあって、各馬スタミナ温存に専念。内周りの中山コースでやはり先行馬に利があり、差し馬はある程度、早めの仕掛けが余儀なくされる。
信頼度
C
上位互角
地力上位馬の実力差は僅か。これまでと条件が変わることもあって過信は禁物。
予想本文
~ 皐月賞へ向けて ~
阪神マイルの朝日杯FSと異なり、中山内回り2000mのホープフルSはやはり器用さが要求されるレース。皐月賞と同設定ではあるが、幼い2歳馬にはまだ過酷な距離設定で、スピードよりも、スタミナやメンタルの高さの方が重視される。ただ、一方で、前年こそ大波乱も、固く収まることも多く、下馬評や実績はひとまず額面通り信用してもよい側面も持っている。
◎ レガレイラ
牝馬ではあるが、レガレイラ を本命に据えたい。阪神JFをスルーして、敢えてここに臨んでくるだけの器の持ち主で、1800mの新馬戦でみせた決め手は素晴らしいものを見せていた。続くアイビーSでは、3着に敗れるも、前が止まらないスローな展開で、自身は32.7の上がりで、これ以上ないレベルでの追い上げは見せていた。さらに追い切りの動きが絶好で、1週前は馬なり併せでラスト11.1。直前追いも申し分なく、今のところ課題はスタートのみ。発馬さえうまく行けば、まず上位を賑わす存在だろう。
◯ ゴンバデカーブース
2戦2勝ではあるが、東京マイルしか経験がなく、初の2000m、初の中山に対応しなければならない ゴンバデカーブース 。距離云々より、多数頭の中山内回りで、これまで通りのパフォーマンスを発揮できるかに不安を残しているが、とにかくこちらも追い切りの状態が素晴らしい。この馬らしい頭を下げた走法で、ぐいぐいと伸びてゆく様は圧巻で、前走よりもさらに良くなっている。多数頭のごちゃつきに対応し、内枠を引いたことを逆に活かせるような形に持ち込めるならば、無敗の3連勝でのG1ゲットは十分可能。
▲ シンエンペラー
凱旋門賞馬、ソットサスの全弟シンエンペラー 。欧州血統であるだけに、日本競馬への適性が不安視されたが、新馬戦を圧勝したかと思えば、続く重賞でも苦しい位置から力強く抜け出し、連勝。一躍、世代の中心勢力の一角となった。すでに関東遠征を経験済みである点は心強く、6F 81.4でまとめた一週前追い切りも上々。馬群への対応、距離にも不安がなく、ある程度のパワー、スタミナを要求される中山の舞台にも合致しそうだ。鞍上に昨年、14番人気のドゥラエレーデを勝利に導いたムルザバエフ騎手を迎えることができたことも大きい。
△ ミスタージーティー
今回、外枠は不利とみて、大外枠の馬は対象外としたかったのだが、 ミスタージーティー はその新馬戦をみる限り、無視はできなかった。その前走では、まだ幼いところが随所にみられ、直線でなかなかエンジンがかからない。もう無理だろうと思われた位置から、ひとたび、やる気を出すと、あっという間にゴール前で突き抜けた。その上がりは33.7。あの末脚はやはり脅威で、大外でもうまく前目で回ってこられたなら、上位進出もありえるだろう。
☆ ショウナンラプンダ
ショウナンラプンダ の前走は、痛恨の出遅れがあった。不本意ながらの後方待機となったが、直線では33秒台の最速の上がりを繰り出し、猛追の4着。出遅れだけがすべての敗因ではなかっただろうが、しっかりした末脚があることは頼もしく、中山の舞台に適応できれば、力量的には通用するはず。
☆ タリフライン
新馬戦が強烈な印象を残したタリフライン 。レース後、鞍上のルメール騎手が父のサトノダイヤモンドっぽいと評したように、距離が伸びて良さそうなタイプ。当然、今回の2000mは望むところで、中山の適性には懐疑的な部分もあるが、前走同様に後ろで脚を貯めて末脚に賭ける形であれば、突っ込みも。
☆ ヴェロキラプトル
東京、阪神と舞台を変えて連勝中のヴェロキラプトル 。初の2000mとはなるが、距離はむしろ伸びた方がよさそう。強烈なインパクトこそ残してないが、時計的にはなかなか優秀で、先行して粘れる点もこのレース向き。無敗馬だけにある程度、人気を背負ってしまうが、好枠を引いた上、追い切りもそこそこ動いているので、馬券圏内には加えておきたい。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=01
→06,18,11,09,02
(30点)

13=06
→01,18,11,09,02
(30点)

ゴンバデカーブースとシンエンペラーの東西2強対決の構図ではあるが、その両牡馬をまとめて平らげる可能性があるのがレガレイラとみる。2歳戦は実力の格差が大きく、基本的には実績馬を信頼してよさそう。レガレイラを本命とするも、その相手はやはりゴンバデカーブースとシンエンペラー。3連単2頭軸マルチで、ヒモは少し絞って対応したい。

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