2024/12/15 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
コーナーまで余裕があり、ペースは緩みがち。だが、その分、後半の流れの緩急が大きく、4コーナーから直線に向けての攻防はシビア。内回りコースとの合流地の広い部分を活かせる差し馬に利。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ダイシンラー | 牡2 | 56.0 | 替 岩田康 | 追 | |
1 | 02 | △ | アドマイヤズーム | 牡2 | 56.0 | 川田 | 先 |
2 | 03 | ランスオブカオス | 牡2 | 56.0 | 吉村 | 追 | |
2 | 04 | ◎ | ミュージアムマイル | 牡2 | 56.0 | Cデムーロ | 差 |
3 | 05 | コスモストーム | 牡2 | 56.0 | 秋山稔 | 追 | |
3 | 06 | △ | アルレッキーノ | 牡2 | 56.0 | ルメール | 逃 |
4 | 07 | クラスペディア | 牡2 | 56.0 | 小崎 | 先 | |
4 | 08 | ○ | アルテヴェローチェ | 牡2 | 56.0 | 替 武豊 | 差 |
5 | 09 | エルムラント | 牡2 | 56.0 | 替 藤岡佑 | 先 | |
5 | 10 | ☆ | トータルクラリティ | 牡2 | 56.0 | 北村友 | 差 |
6 | 11 | ☆ | ニタモノドウシ | 牡2 | 56.0 | 替 ムーア | 差 |
6 | 12 | ☆ | パンジャタワー | 牡2 | 56.0 | 松山 | 差 |
7 | 13 | エイシンワンド | 牡2 | 56.0 | 幸 | 先 | |
7 | 14 | テイクイットオール | 牡2 | 56.0 | 替 岩田望 | 先 | |
8 | 15 | ドラゴンブースト | 牡2 | 56.0 | 田口 | 先 | |
8 | 16 | ▲ | タイセイカレント | 牡2 | 56.0 | 替 坂井 | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
MS ミドルロー |
強硬にハナを主張する馬はいないが、短距離先行タイプはそれなりに揃い、折り合いがつきにくい馬もチラホラ。一応は平均ペース予想も加速する可能性もある。 |
信頼度
D 混戦 |
自信を持って切り捨てる馬がいない混戦模様。馬券圏内にはどの馬にもチャンスあるも、勝ち馬となると地力上位馬を信頼してもよさそう。 |
予想本文
~ 「マ」と「デ」 ~
今年の朝日杯FSの予想される1番人気はアルテヴェローチェ…。先週もいなかったか?と思わず言いたくなるが、阪神JFの勝ち馬はアルマヴェローチェで、なんと1文字違い。もし2歳G1両制覇となり、牡牝で、最優秀2歳ホースとなるようなら、なかなかの珍事となりそうだ。 ◎ ミュージアムマイル
しかし、本命は ミュージアムマイル で行く。2000mの黄菊賞からホープフルSではなく、このマイル戦を選んだのは、父のためか、名のためか?いずれにせよ勝算は十分あってのこと。この馬の武器はやはり過去3戦、いずれも最速だった終い3Fの差し脚。今回のマイル戦は多少気になるところではあるが、今の京都の馬場であれば、中距離適性がある方が心強い。初戦こそ取りこぼしたものの、それゆえに旨味もある。
しかし、本命は ミュージアムマイル で行く。2000mの黄菊賞からホープフルSではなく、このマイル戦を選んだのは、父のためか、名のためか?いずれにせよ勝算は十分あってのこと。この馬の武器はやはり過去3戦、いずれも最速だった終い3Fの差し脚。今回のマイル戦は多少気になるところではあるが、今の京都の馬場であれば、中距離適性がある方が心強い。初戦こそ取りこぼしたものの、それゆえに旨味もある。
◯ アルテヴェローチェ
前走、鮮やかな外差しで派手な勝利を飾った アルテヴェローチェ 。鞍上が武豊騎手に戻ったことでさらに人気を集めるのは当然の流れか。実際、前走だけでなく新馬戦の内容も秀逸で、今の荒れた京都の馬場をこなせるだけのスタミナとパワーも有する。まだ随所に幼さを見せており、裏を返せばまだ伸びしろの見込める素材だが、当日の気配は注意しておきたい。
前走、鮮やかな外差しで派手な勝利を飾った アルテヴェローチェ 。鞍上が武豊騎手に戻ったことでさらに人気を集めるのは当然の流れか。実際、前走だけでなく新馬戦の内容も秀逸で、今の荒れた京都の馬場をこなせるだけのスタミナとパワーも有する。まだ随所に幼さを見せており、裏を返せばまだ伸びしろの見込める素材だが、当日の気配は注意しておきたい。
▲ タイセイカレント
逃げ切りの新馬戦から、一転、追い込みに転じた タイセイカレント 。前走、サウジアラビアRCではスタートの躓きもあって、最後方から追い上げる形となってしまった。ハイペースも幸いしたとはいえ、馬群を割っての勝ち馬と同等の脚を使っての2着は高く評価すべき。特に直線は一旦止まったようにみえたところからの差し返しもみせ、力強さもみせた。先週の追い切りでも馬自身がやる気を見せる動きをみせており、好調さをキープ。今回は大外枠となったが、京都外回りならそれほど気にすることもないだろう。
逃げ切りの新馬戦から、一転、追い込みに転じた タイセイカレント 。前走、サウジアラビアRCではスタートの躓きもあって、最後方から追い上げる形となってしまった。ハイペースも幸いしたとはいえ、馬群を割っての勝ち馬と同等の脚を使っての2着は高く評価すべき。特に直線は一旦止まったようにみえたところからの差し返しもみせ、力強さもみせた。先週の追い切りでも馬自身がやる気を見せる動きをみせており、好調さをキープ。今回は大外枠となったが、京都外回りならそれほど気にすることもないだろう。
△ アルレッキーノ
少々取捨が難しいのが アルレッキーノ 。どうにもテンションが高い馬で折り合いが難しそう。完成への遠征も気になるところ。ただ、前回は控えたのが裏目となったともいえ、気分良く行かせるなら2走前の7馬身差圧勝劇も頭をよぎる。地力は高いが、鞍上人気もあって、軸にすえるのは躊躇したものの、有力馬の一頭であることには違いない。
少々取捨が難しいのが アルレッキーノ 。どうにもテンションが高い馬で折り合いが難しそう。完成への遠征も気になるところ。ただ、前回は控えたのが裏目となったともいえ、気分良く行かせるなら2走前の7馬身差圧勝劇も頭をよぎる。地力は高いが、鞍上人気もあって、軸にすえるのは躊躇したものの、有力馬の一頭であることには違いない。
△ アドマイヤズーム
1勝馬ながら、センス秘める アドマイヤズーム 。動きも軽快で、1週前にはラスト11.1でまとめたかと思えば、最終追いでは馬なりで自己ベスト。仕上がりには文句ない状態で、今後にも十分に期待感の持てる内容。今回はいきなりのG1戦。当然これまでより時計の短縮は必要となるが、前走で早い流れは経験しており、それに応えるだけの能力は秘めてそう。
1勝馬ながら、センス秘める アドマイヤズーム 。動きも軽快で、1週前にはラスト11.1でまとめたかと思えば、最終追いでは馬なりで自己ベスト。仕上がりには文句ない状態で、今後にも十分に期待感の持てる内容。今回はいきなりのG1戦。当然これまでより時計の短縮は必要となるが、前走で早い流れは経験しており、それに応えるだけの能力は秘めてそう。
☆ トータルクラリティ
2戦2勝、新潟2歳Sからの直行となる トータルクラリティ 。久々となるだけに他馬との比較は難しいが、それまでの勝ちっぷりがよく、追い切りも1週前は6F 81.1の自己ベスト、終いも11秒台連発で、これなら!と思わせる内容。バゴ産駒でパワーも備え、この馬場にも対応してきそう。
2戦2勝、新潟2歳Sからの直行となる トータルクラリティ 。久々となるだけに他馬との比較は難しいが、それまでの勝ちっぷりがよく、追い切りも1週前は6F 81.1の自己ベスト、終いも11秒台連発で、これなら!と思わせる内容。バゴ産駒でパワーも備え、この馬場にも対応してきそう。
☆ パンジャタワー
こちらも2戦無敗馬、 パンジャタワー 。今回、初のマイル戦となるが、前走で差す競馬を披露し、距離に対する懸念は随分と薄れた。後は右回りの対応か。非常にキレのある末脚を有しているので、適応できれば十分に一発を秘める侮れない一頭。
こちらも2戦無敗馬、 パンジャタワー 。今回、初のマイル戦となるが、前走で差す競馬を披露し、距離に対する懸念は随分と薄れた。後は右回りの対応か。非常にキレのある末脚を有しているので、適応できれば十分に一発を秘める侮れない一頭。
☆ ニタモノドウシ
実績的にはややおとるが、 ニタモノドウシ も無敗馬。オーバーシードでの札幌でのレコード勝利は、今の京都の馬場を踏まえれば、大きい。今回は久々となり、調教過程もいま一歩に感じたため、控えめの評価とはなったが、高い素質を持っており、押さえてはおきたい。
実績的にはややおとるが、 ニタモノドウシ も無敗馬。オーバーシードでの札幌でのレコード勝利は、今の京都の馬場を踏まえれば、大きい。今回は久々となり、調教過程もいま一歩に感じたため、控えめの評価とはなったが、高い素質を持っており、押さえてはおきたい。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連複 軸1頭ながし: 04 →08,16,06,02,10,12,11 (21点) |
若駒のレースだけに実力を測り難い面はあるが、トータルで穴が少なく確実な末脚をもつミュージアムマイルを軸に据えたい。地力ではアルテヴェローチェに一目を置くが、やや危うさを秘めており、1番人気でもあるので、やや評価を手控えた。相手はかなり広範囲にいきたいが、ミュージアムマイルを軸の3連複馬券で勝負したい。 |