第30回 NHKマイルC 予想

予想
2024/6/25 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 モンドデラモーレ 牡3 57.0 戸崎 圭太
1 02   ショウナンザナドゥ 牝3 55.0 池添 謙一
2 03   チェルビアット 牝3 55.0 M.ディー
2 04   ヤンキーバローズ 牡3 57.0 岩田 望来
3 05 ランスオブカオス 牡3 57.0 吉村 誠之助
3 06 イミグラントソング 牡3 57.0 C.ルメール
4 07   トータルクラリティ 牡3 57.0 北村 友一
4 08 アドマイヤズーム 牡3 57.0 川田 将雅
5 09   マイネルチケット 牡3 57.0 横山 武史
5 10 マジックサンズ 牡3 57.0 武 豊
6 11   パンジャタワー 牡3 57.0 松山 弘平
6 12 マピュース 牝3 55.0 田辺 裕信
7 13   ミニトランザット 牡3 57.0 鮫島 克駿
7 14   ティラトーレ 牝3 55.0 木幡 巧也
7 15   アルテヴェローチェ 牡3 57.0 佐々木 大輔
8 16 サトノカルナバル 牡3 57.0 D.レーン
8 17   ヴーレヴー 牝3 55.0 浜中 俊
8 18 コートアリシアン 牝3 55.0 菅原 明良

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
14がかぶせるか、2が内から行くか。いずれにせよ積極的にハナを奪う馬は見当たらず、マイル戦としてはスロー。いくら東京コースでも、最後方からの差し込みは困難か。
信頼度
C
軸馬信頼
本命馬には一定の信頼をおけそうだが、予断は許されない状況。
予想本文
~ アーリントン→チャーチルダウンズ ~
このNHKマイルCのステップレースの一つであるアーリントンCは今年からチャーチルダウンズCへと改名された。アーリントンパーク競馬場がなくなってしまったのがその理由ではあるが、伝統のある競馬場だっただけに寂しい限り。今年は他にも重賞レースの改名や廃止があるが、個人的にはマーメイドSがなくなってしまったのが残念。さて、話題はそれたが、今週は3歳マイル王決定戦、今年の王者はやはり朝日杯FS組が中心となるのかが注目される。
◎ アドマイヤズーム
やはり朝日杯FSの覇者、 アドマイヤズーム は今回の中心。前走のNZTでは、初の関東遠征、それも得意とは思わない中山コースでの2着という結果は十分な結果。本番に備え無理をしなかったことと、他馬の目標となった側面もあり、敗れたことはそれほどの懸念材料ではない。ただ、今度は初の左回りの高速馬場。再度課題は担う形になり、過信は禁物。一方でレースセンスは抜群で、大崩れするイメージも沸かない。ここを目標に万全の仕上がりで、人気は背負うがやはり本命視。
◯ ランスオブカオス
1戦1勝の身でG1の朝日杯FSに挑戦し、いきなり3着してみせた ランスオブカオス 。その後も重賞を2戦していずれも好走。この世代の地力上位馬であることをしっかりと証明。旧アーリントンCとは異なり、チャーチルダウンズCはローテにも少し余裕がある。初めての左回りとなるが、特に戸惑うようには思えず、東京でもやれるだろう。馬群を割れる根性もあり、大レースのここでも一定の信頼がおけると判断した。
▲ イミグラントソング
相手は休養明けだったとはいえ、前走でアドマイヤズームを差し切った イミグラントソング 。1本かぶりの本命馬を目標にできたとはいえ、その実力は素直に評価すべき。過去4戦上がり3Fはメンバー最速の末脚を有し、ルメール騎手を得て鞍上も強化。東京コースにも実績があり、コース替わりも気にならない。スローペースは気になるが、直線長い東京の方が鞍上も御しやすそう。やはり有力馬の一角。
△ サトノカナルバル
新馬戦では7馬身ぶっちぎった素質馬、 サトノカナルバル 。その後アメリカ遠征で大敗し、国内復帰戦も5着。正直、まだわからないところも多い馬だが、D.レーン騎手を再び背にできるのは大きい。加えて追い切り内容が凄まじく、馬也で流しながら好時計を連発。マイルはまだ長いのかもという懸念は残るが、持っているポテンシャルが大きそうで、場合によってはここでも圧勝してしまう可能性も。
△ マジックサンズ
早くから期待されていた マジックサンズ 。しかし暮れのホープフルSを大敗、骨折と一頓挫があったが、復帰戦の皐月賞では、6着という結果もあがり33秒台の脚での追い込みを見せた。復帰戦としては上々で、東京コースに変わって距離短縮となれば期待感もさらに増す。あいにく、馬場は湿りがちで、ペースもスローが見込まれるため、少々難しい側面もあるが、札幌では重馬場を強い勝ち方をしており、追い切りも良好。唯一の皐月賞組でもあり、警戒が必要。
☆ マピュース
朝日杯FSを遥かに凌ぐレースレベルの桜花賞。その最先着馬 マピュース は牝馬だからと軽視はできない。勝ち鞍こそないが、レースを重ねるごとに逞しさを増している印象で、このレースは牝馬でも十分活躍できる傾向があるレース。東京コースも走り慣れており、桜花賞以上の活躍があってもおかしくはない。
☆ モンドデラモーレ
ジュニアCで毎日杯を勝利した無敗馬ファンダムと接戦を演じた モンドデラモーレ も押さえておきたい。最内枠は気になるところだが、1400mの前走より、今回の舞台の方が競馬はしやすそう。鞍上も戸崎騎手に変ってそのあたりもうまく捌いてくれそう。状態もよく連下には十分考えられる存在。
☆ コートアリシアン
こちらは大外枠となる コートアリシアン にも注意が必要。前走、NZTでは前2頭には敗れたものの、コース取りの差もあった。広い東京コースに変わって見直す必要はある。牝馬らしく末脚にキレがあり、配当的にも実力より過小評価されている感もあって旨味がある。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

08
→05,06,16,10,12,01,18
(21点)
もちろん競馬に絶対はないが、常識的に追い切りでの状態をみたら、イクイノックスの本命は仕方がない。ただ、必ず勝てるかというと、断言まではし辛い特殊性が宝塚記念にはある。圧倒的な単勝人気を考えると、3連単なら2,3着でも旨味はある。ただ、2番手以下の取捨が混戦で難しい。結局のところ、もっとも堅実なラインはイクイノックスの3連単1着ながしで、各馬に流す。オッズ状況次第でダノンザキッド、ヴェラアズールとのマルチ馬券も考慮。その場合は無印馬にも手を広げたい。
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