第42回 マイルCS 予想

予想
2025/11/23 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまで余裕があり、ペースは緩みがち。だが、その分、後半の流れの緩急が大きく、4コーナーから直線に向けての攻防はシビア。内回りコースとの合流地の広い部分を活かせる差し馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   トウシンマカオ 牡6 58.0 団野
1 02   シャンパンカラー 牡5 58.0 坂井
2 03   ウォーターリヒト 牡4 58.0 高杉
2 04   マジックサンズ 牡3 57.0 武豊
3 05 アスコリピチェーノ 牝4 56.0 ルメール
3 06 ガイアフォース 牡6 58.0 横山武
4 07   チェルヴィニア 牝4 56.0 マーカンド
4 08   カンチェンジュンガ 牡5 58.0 藤岡佑
5 09 エルトンバローズ 牡5 58.0 西村淳
5 10 ラヴァンダ 牝4 56.0 岩田望
6 11   オフトレイル 牡4 58.0 菅原明
6 12 ウインマーベル 牡6 58.0 松山
7 13   ロングラン セ7 58.0 岩田康
7 14 レーベンスティール 牡5 58.0 レーン
7 15 ジャンタルマンタル 牡4 58.0 川田
8 16   ドックランズ 牡5 58.0 ザーラ
8 17 ソウルラッシュ 牡7 58.0 Cデムーロ
8 18   ワイドラトゥール 牝4 56.0 北村友

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
Ms
ハイ
逃げ馬不在で、マイル戦としては遅めのペース。押し出される12と最後尾はギュッと凝縮しての決め手勝負
信頼度
C
実力伯仲
安定感あるメンバーが揃い、上位陣の差は高いレベルで拮抗。穴馬介在の余地は少なそうだが…
予想本文
~ マイル強者集合! ~
現マイルチャンプのジャンタルマンタルを中心に、昨年の覇者、牝馬最強マイラーが脇を固め、別距離路線からも実力馬が参戦し、最強マイラーを決定戦にふさわしい華やかなメンバーが揃った。京都Cコース利用となるが、内はかなり荒れてきており、外回りコースを各馬がどう利用してくるのかが見ものだ。
◎ ラヴァンダ
ここにきて目覚ましい活躍をみせる ラヴァンダ の勢いを買って、思い切っての本命視。牝馬らしいキレのある末脚を持つ馬ではあるが、逃げることもできるほどの自在性を持つ。京都コースも経験豊富で全く不安はない。G1の舞台で、マイルの実績馬相手にどこまでやれるかは未知の部分はあるが、決め手はやはり自己最速の時計を出した追い切りの好内容。差し馬に利があるこのレースだが、今回はペースは緩みそうである程度、前につけておく必要がありそう。その点、中位から差しが繰り出せる同馬には展開が向きそうで、相手は強いが馬券圏内まで差し込んでくることに期待を賭けてみたい。
◯ アスコリピチェーノ
国内マイル戦に限っては連対を外していない アスコリピチェーノ を相手筆頭に。ただ、やはり初の京都競馬場はかなり気になる部分ではあるし、ジャンタルマンタルにも3歳時に敗戦を喫している。牡馬の一流マイラーとの力関係も微妙ではあるが、時計的には最上位であるし、やはりこの馬の切れる末脚は魅力。このレースは京都外回りだけあって、差し馬にも相性がいい。枠は内が荒れているだけにもっと外目がよかったが、そのあたりは鞍上がうまく誘導してくれそう。毎度毎度のルメール騎手であるにも関わらず、今回は人気的には旨味もある。
▲ ジャンタルマンタル
やはり、マイルG1 3勝の実績は伊達ではない ジャンタルマンタル 。前走は思わぬ敗戦を喫したが、少々相手を見くびりすぎた感。一叩きされた状態は申し分ないもので、いつも通りの力は発揮できるはず。2歳時ではあるが、京都コースも経験済み。先行脚質ゆえ、外回りを利した後続勢の強襲は怖いところだが、幸い、ペースは落ち着く見込みで、そのまま押し切ってしまうことも十分に考えられる。この馬のマイルでの安定感を踏まえれば、これ以下の評価にはできない。
△ ソウルラッシュ
昨年の覇者 ソウルラッシュ 。前走の富士Sでは3着で、安田記念1、2着馬の両馬に連敗してしまった。7歳馬という年齢を考えても、地力的には少し水を開けられた印象は否めない。ただ、休養明けは走らない馬でもあるし、ましては骨折明け。安田記念3着も展開的な言い訳もある。なんといってもロマンチックウォリアーに勝った馬であることは忘れてはならず、その時の鞍上とのコンビも復活。1週前には終い1F 10.9を記録、まだ、その力は健在といえよう。
△ ガイアフォース
人気薄ながら安田記念を2着した ガイアフォース 。前走富士Sでも、まだ半信半疑の目が強い中、ジャンタルマンタルを封じる見事な勝利。ダート路線や海外競馬で見逃しがちだが、もともとは芝G1レースでも常に好走してきた馬。それがここにきてさらに芝マイルで覚醒の兆し、その力は認めざるを得ない。京都の荒れた馬場もダートをこなすこの馬にはお手のもの。
☆ ウインマーベル
ウインマーベル は昨年、距離を伸ばしてこのレースに挑み、3着に好走。翌年の安田記念でも好走を見せ、短距離よりマイル戦の方があっているとも言える。ここはメンバー的にハナを切る可能性が高く、昨年とは違った展開になりそうではあるが、前走の敗戦で人気を落としており、地力に対する馬券的旨味が非常に高く、ぜひとも押さえておきたいところ。
☆ レーベンスティール
毎日王冠を制した レーベンスティール は天皇賞・秋ではなく、こちらのレースに駒を進めた。オールカマー勝ちもあるので、本質的には中距離馬だが、ここのところ不甲斐ない成績だっただけに、ひとまず前走を勝ちきったことを評価したい。強力なジョッキーを迎えることができた点も心強い。
☆ エルトンバローズ
京都のマイル戦なら狙ってみたいのが エルトンバローズ 。このレースも、4着、2着の実績がある。今年は臨戦過程において、成績は落としているが、安定して自分の競馬はできるはず。ゴール前で団子状態の混戦になるようだと面白い。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

10
→06,15,17,06,12,14,09
(21点)
追い切りの絶好の動きが伝えられ、穴人気しすぎの感もあるが、それでもラヴァンダの勢いをここは買いたい。これまでより相手は強くなり、さらなる上積みとロスのない競馬が必要になるが、今の状態は最高潮といえ、複勝圏内への期待をかけて、同馬からの3連複ながし馬券で勝負したい。相手ややはりアスコリピチェーノやジャンタルマンタルとなろうが、配当次第では3連単の2頭軸ながしも視野。
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