第87回 菊花賞 予想

2026年
2026/10/25 3歳以上オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り
  • 重
    見込み
スタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに、少しでも内に潜り込み距離を稼く必要がある。そのためにはスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイントとなる。当然、内枠はこの点においてかなり有利。
馬柱
枠 馬 印 馬名 性齢 斤量 騎手 脚
1 01   エムズビギン 牡3 57.0 替 岩田 望来 追
1 02 ☆ コンジェスタス 牡3 57.0 西村 淳也 先
2 03 ☆ アウダーシア 牡3 57.0 津村 明秀 追
2 04   ショウナンガルフ 牡3 57.0 田山 旺佑 差
3 05 ○ ジャスティンシカゴ 牡3 57.0 原 優介 先
3 06   バステール 牡3 57.0 川田 将雅 差
4 07 ☆ ラージアンサンブル 牡3 57.0 替 坂井 瑠星 差
4 08 ◎ ロブチェン 牡3 57.0 松山 弘平 差
5 09 ▲ ゴーイントゥスカイ 牡3 57.0 武 豊 差
5 10 △ ダノンヒストリー 牡3 57.0 替 C.ルメール 先
6 11 △ アスクエジンバラ 牡3 57.0 岩田 康誠 先
6 12   サノノグレーター 牡3 57.0 田辺 裕信 追
7 13   キンググローリー 牡3 57.0 丹内 祐次 逃
7 14   マジョレルブルー 牡3 57.0 戸崎 圭太 先
7 15   シートゥサミット 牡3 57.0 酒井 学 差
8 16   ショウナンハヤナミ 牡3 57.0 池添 謙一 差
8 17   チャリングクロス 牡3 57.0 替 石川 裕紀人 差
8 18   ナリタエスペランサ 牡3 57.0 替 北村 友一 逃

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
18と13のハナ争いから、まくり馬の存在もあり、長距離レースとしては、緩むところがなさそうな展開。
信頼度
C
ヒモ穴注意
本命馬の頭はともかく、3連携の軸としては信頼できそうだが、ヒモ荒れには注意したい。
予想本文
~ 三冠への最後の試練 ~
クラシック三冠の最終戦、菊花賞。今年は皐月賞、ダービーを制したロブチェンが史上9頭目の三冠制覇に挑む。春の二冠に加え、秋初戦の神戸新聞杯も勝利し、実績では他馬を大きくリードする存在。ただし、菊花賞は全馬にとって未知の3000m戦。さらに今年は雨の影響で馬場悪化が避けられそうになく、例年以上にスタミナとパワーが問われる一戦となりそう。三冠達成か、それとも新興勢力の台頭か。長距離戦ならではの波乱も十分に考えられる。
◎ ロブチェン
史上9頭目の三冠制覇を目指す ロブチェン 。皐月賞では逃げ切り、ダービーでは中団から差し切りと、異なる競馬で二冠を達成した点は高く評価したい。前走神戸新聞杯はハナ差の辛勝となったが、スローペースを後方から外を回して差し切ったもので、むしろ着差以上に強い内容。休養明けをきっちり勝ち切った点も好感が持てる。自在性のあるレースセンスに加え、パワーも兼ね備えており、4枠8番という枠順も申し分ない。父ワールドプレミアは菊花賞馬で、血統的にも長距離への不安は少ない。気になるのは鞍上の松山騎手。長距離G1での実績は豊富とはいえず、道中の駆け引きが重要となる京都3000mでは、騎乗の難しさも増す。加えて陣営は良馬場を希望しており、極端な馬場悪化は歓迎できない。ただ、デビュー戦では重馬場を克服しており、多少の道悪なら問題ないはず。三冠達成は生易しいものではないかもしれないが、総合力では一枚上の存在。3連系の軸としては不動と考える。
◯ ジャスティンシカゴ
前走セントライト記念を制し、勢いに乗って本番に挑む ジャスティンシカゴ 。春のクラシックでは主役になれなかったものの、夏を越しての成長は著しく、前走では好位から力強く抜け出して重賞初制覇を飾った。何より折り合いに不安が少なく、長距離戦でも無駄な力を使わずに運べる点は大きな強み。3枠5番という内目の枠も歓迎で、ロスなく先団につけられれば、最後までしぶとい競馬ができそう。一方で、京都コースは初めてとなり、3000mへの距離延長も未知数。春の実績を考えればロブチェンとの力関係にはまだ差があるが、前走の内容からはその差を詰めている印象。原騎手とのコンビでどこまで迫れるか注目したい。
▲ ゴーイントゥスカイ
青葉賞を制し、ダービーでも上位争いを演じた ゴーイントゥスカイ 。前走神戸新聞杯ではロブチェンに敗れたものの、もたれる面を見せながらの競馬で、力を出し切れたとは言い難い。中間はその修正に取り組み、追い切りでも改善がうかがえる内容。何より今回は長距離戦で絶大な信頼を置ける武豊騎手を迎える点が魅力。京都3000mを知り尽くした鞍上なら、この馬の能力を最大限に引き出してくれるだろう。5枠9番という枠も悪くなく、折り合いさえつけば上位争いは十分。ただ、ストライドの大きいタイプだけに、馬場が極端に悪化するようだと不安が残る。良馬場なら対抗以上の評価も考えられるが、今回は天候を考慮して一段下げた。
△ ダノンヒストリー
別路線から菊花賞制覇を狙う ダノンヒストリー 。これまで4戦3勝とキャリアは浅いが、前走の芝2600m戦では後続を圧倒する勝ちっぷりを披露し、長距離への高い適性を示した。今回のメンバーでは数少ない長距離実績の持ち主であり、3000mへの距離延長にも不安は少ない。5枠10番という枠順も悪くなく、鞍上にルメール騎手を迎える点も大きな魅力。ただし、今回は一気の相手強化。これまで戦ってきた相手とはレベルが違い、G1の厳しい流れに対応できるかは未知数である。また、大きなフットワークが特徴の馬だけに、極端な道悪への対応にも疑問が残る。能力の底を見せていない魅力は十分だが、人気との兼ね合いもあり、今回は連下評価にとどめた。
△ アスクエジンバラ
ホープフルS3着、皐月賞4着と、春のクラシック路線で堅実な走りを見せた アスクエジンバラ 。ダービーでは結果を残せなかったものの、能力そのものは世代上位とみてよい。今回は追い切りの動きが良く、1週前にはCWでラスト1F10秒9をマーク。最終追い切りでも力強い動きを披露しており、春からの成長が感じられる内容である。父リオンディーズ、母父マンハッタンカフェという血統も長距離への対応を期待させる。岩田康誠騎手が継続して手綱を取る点も心強い。ただ、3000mがベストのタイプかというと疑問は残り、特に折り合い面には注意が必要。6枠11番からどの位置を取れるかが鍵となるが、馬場が渋っても大きなマイナスはなさそうで、混戦になれば浮上の余地は十分。
☆ コンジェスタス
1枠2番という絶好の枠を引いた コンジェスタス 。前走は期待を裏切る結果となったが、休養明けで仕上がり途上だったことに加え、展開も向かなかった。今回は一度使われた上積みが見込め、追い切りの動きにも明らかな良化が感じられる。京都コースで勝利経験がある点も強みで、道中無駄な脚を使わずに運べるレースセンスは長距離戦でこそ生きるはず。ただし、3000mへの対応は未知数であり、G1のメンバーに入ってどこまで通用するかという課題は残る。内枠で包まれるリスクもあるが、うまく立ち回ることができれば人気以上の走りがあっても不思議はない。
☆ アウダーシア
前走セントライト記念では3着に好走した アウダーシア 。休養明けでやや緩さの残る状態ながら、折り合いをつけて最後まで脚を伸ばした内容は評価できる。今回は叩いた上積みが大きく、陣営も前走以上の仕上がりを強調。追い切りでは相変わらず目立った動きを見せないものの、もともと調教では動かないタイプだけに心配は不要だろう。何より心肺機能の高さと折り合いの良さは3000m戦で大きな武器となる。2枠3番という内枠も好材料で、雨による馬場悪化にも対応できそう。一方、初の京都への輸送や長距離戦という不安はあり、勝ち切るまでの決め手にはやや欠ける印象。それでも消耗戦となれば、しぶとく馬券圏内に食い込んでくる可能性は十分。
☆ ラージアンサンブル
今回、道悪による浮上を期待したいのが ラージアンサンブル 。春のクラシックでは結果を残せなかったものの、陣営は以前から長距離適性に期待を寄せており、今回の3000mこそ最も力を発揮できる舞台となる可能性がある。特に馬場が渋って時計を要する展開は歓迎材料で、スタミナを生かした競馬ができれば面白い。4枠7番という枠も良く、坂井騎手なら積極的な立ち回りにも期待できる。ただし、これまでの実績では上位馬との力差は否めず、良馬場での瞬発力勝負となれば厳しい。あくまで馬場と展開の助けが必要な立場だが、今年の天候を考えれば押さえておきたい穴馬である。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

08
→05,09,10,11,02,03,07
(21点)

三冠制覇がかかるロブチェンだが、今回は決して楽な戦いにはならないとみる。未知の3000mに加え、雨による馬場悪化、さらには鞍上の長距離経験という不安もある。ただ、それらを考慮しても総合力では他馬を一歩リードする存在。皐月賞を逃げ切り、ダービーを差し切った自在性は大きな強みであり、前走神戸新聞杯をきっちり勝ち切った点も高く評価したい。三冠達成となると簡単ではないかもしれないが、馬券圏内という意味では最も信頼できる存在である。

相手本線はジャスティンシカゴとゴーイントゥスカイ。前者は折り合いの良さと内枠、後者は武豊騎手の長距離戦での手腕を評価した。能力の底を見せていないダノンヒストリーも怖い存在だが、今回は初のG1と馬場悪化への対応が鍵となる。さらに道悪が進むようなら、アスクエジンバラ、アウダーシア、ラージアンサンブルあたりの浮上にも注意したい。

馬券はロブチェンから印7頭への3連複1頭軸流し、21点を基本線とする。三冠達成への期待は大きいものの、勝ち切ることと3着以内に入ることは別問題。頭固定の3連単よりも、同馬の安定感を生かした3連複で勝負したい。相手には伏兵も多く、雨による波乱の余地も十分。人気馬同士の決着では配当妙味に乏しいだけに、ヒモ荒れによる好配当を期待したい。

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