第38回 ホープフルS 予想

予想
2021/12/28 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シェルビーズアイ 牡2 55.0 松田
2 02   アケルナルスター 牡2 55.0 柴田大
2 03 ラーグルフ 牡2 55.0 丸田
3 04   グランドライン 牡2 55.0 三浦
3 05 キラーアビリティ 牡2 55.0 横山武
4 06 コマンドライン 牡2 55.0 ルメール
4 07 サトノヘリオス 牡2 55.0 岩田望
5 08 ジャスティンパレス 牡2 55.0 Cデムーロ
5 09   ボーンディスウェイ 牡2 55.0 石橋脩
6 10   マテンロウレオ 牡2 55.0 横山典
6 11   クラウンドマジック 牡2 55.0 岩田康
7 12 オニャンコポン 牡2 55.0 菅原明
7 13 フィデル 牡2 55.0 川田
8 14   タイラーテソーロ 牡2 55.0 内田博
8 15   アスクワイルドモア 牡2 55.0 武豊

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
各馬折り合いに専念したい2歳戦。ペースは緩むはず。最終直線での上がり勝負が濃厚。
信頼度
D
混戦
キャリア浅い2歳戦。何がおきるかわからないところはあるが、ある程度の割り切りも必要。
予想本文 

~ クラシック登竜門 ~
 前身の阪神でのラジオたんぱ杯のころから、やはり朝日杯よりもクラシックレースで活躍する馬が揃いがちなこのレース。中山のホープフルSへG1昇格することでよりその傾向は顕著になった。ただ、今年に限っては朝日杯FSよりも地味に映るメンバー構成。狙いは早熟タイプより、先を見越して活躍できる馬の見極めが重要となりそう。

 噂に違わずコマンドラインの大物感はさすがだ。マイル戦しか経験していないが、朝日杯ではなく、こちらに駒を進めたように、見据える先はクラシック戦線。前走で負かしたスティルナティーアが阪神JFで敗れているだけに、今回の相手との力関係は未知の部分もあるが、ここまで見せた姿は非常に完成度が高く、大きく崩れることはないだろう。

 単に力だけでは本命馬を凌ぐかもと思わせるキラーアビリティ。デビュー戦の敗戦が不可解に思えるほどの2走目の圧勝がインパクトを残した。続く次走も2着には敗れたが、同タイム決着で、3着とは大差。上がり勝負にも自信はあるはずで、折り合いさえつけば、必ず最後は伸びてくるはず。

 近2走、連続レコード勝ちのサトノヘリオス。スピードだけでなく意外と器用さも備えており、デビュー戦こそ躓いたが、ここにきての完成度は高い。馬群を割る根性もあるので、先団からの叩き合いでの抜け出しが狙えそう。

 2戦2勝のジャスティンパレスは、戦ってきたメンバーが弱く、タイムももうひとつ。ただ、まだ余裕残しの状態で、上積みの余地は十分。もう少し絞れて来た方がよさそうだが、初の輸送もあるので難しいところ。当日の気配と馬体重は気にしておきたい。

 新馬勝ち休養後、いきなりの重賞で3着のフィデル。急仕上げの感は否めなかっただけにこの結果は上々。時計的にはさらなるレベルアップが必要にはなるが、中距離先行型で、このレースは条件が揃っている。

 名前で話題を集めたオニャンコポンだが、なかなかどうして2連勝。先行して抜け出す競馬っぷりは安定感がある。中山2000mの実績もすでにあり、ここも連下争いには加わってきそう。

 今回と同条件の芙蓉Sのを勝ったラーグルフも怖い。モーリス産駒でペースがあがっても確実に繰り出せる末脚が武器。内回りで包まれることなく抜けてこれれば、面白い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

06=05
→07,08,13,12,03
(30点)

06=07
→05,08,13,12,03
(30点)

オープン勝ちどまりの馬が多く、彼我の実力差が図りづらいメンバー構成。1番人気確実なコマンドラインだが、それでもこういう混戦状態では軸として信頼したい。相手はキラーアビリティとサトノヘリオスが務める。3連単2頭軸マルチで勝負。
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