第52回 高松宮記念 予想

予想
2022/3/27 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 B
  • 芝1200m
    左回り
  • 稍重
    見込み
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 サリオス 牡5 57.0 石橋脩
1 02 ナランフレグ 牡6 57.0 丸田
2 03   シャインガーネット 牝5 55.0 田辺
2 04   ライトオンキュー 牡7 57.0 横山典
3 05   レイハリア 牝4 55.0 亀田
3 06   サンライズオネスト 牡5 57.0 武豊
4 07 レシステンシア 牝5 55.0 横山武
4 08   ジャンダルム 牡7 57.0 荻野極
5 09 ロータスランド 牝5 55.0 岩田望
5 10   キルロード セ7 57.0 菊沢
6 11   クリノガウディー 牡6 57.0 松岡
6 12   エイティーンガール 牝6 55.0 秋山真
7 13 トゥラヴェスーラ 牡7 57.0 鮫島駿
7 14 ダイアトニック 牡7 57.0 岩田康
7 15   ファストフォース 牡6 57.0 柴山
8 16   ダイメイフジ 牡8 57.0 小沢
8 17 メイケイエール 牝4 55.0 池添
8 18 グレナディアガーズ 牡4 57.0 福永

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
H
ハイ
15が逃げ、先行勢も追う展開。例年どおりの早めのペースで差し馬に利。
信頼度
C
軸馬信頼
短距離戦だけに予断は許せぬが、本命馬には一定の信頼。ヒモ争いは熾烈で展開一つ。
予想本文 

~ ドバイの裏で… ~
 今週はドバイWCウィーク。日本馬は22頭も参戦し、それに伴い騎手も不在がち。それだけに、通常のG1レースとはまた違った楽しみがある高松宮記念。前日の雨の影響がどこまで残るかも含め、なかなか見通しの効かない電撃戦となりそう。

 昨年より一回り成長をみせたレシステンシアはやはりここでは筆頭安定株。国内スプリント2戦と、レベルの高い香港スプリントを3戦2着。勝ちきれないもどかしさは残るが、それだけにここは必勝体勢。重馬場経験済みである点も大きく、雨の残る当日の馬場にも不安はない。脚質的に後方から一気に来られる不安はあるが、連軸としては文句なし。

 前走、馬具変更があったメイケイエールが目の覚める快勝劇を見せた。非常に難しい気性の馬だが、先行勢総崩れの中、力強い踏ん張りを見せ先行押し切りをしてみせた。昨秋のスプリンターズSでは3歳馬ながらの4着。スプリント戦がベストなのはあきらかで、マイル級のスタミナもある。満を持したこの舞台でどんなレースをするか、真価を見定めたい。

 スプリント戦は初めてとなるグレナディアガーズ。折り合いに不安がないこの距離はかえってこの馬には良いかもしれない。やや間隔は空いたが、調教過程は抜群で仕上がり良好。大外枠はさすがに歓迎できないが、ごちゃつく中京の内よりはよいだろう。まず確実に上位を伺ってくるはず。

 このレースは追い込み馬には厳しいのは承知の上で、ナランフレグの末脚に惹かれる。時計的には決して抜けている訳ではないが、上がりはとにかく早く、ここ最近は常にメンバー最速。重賞でも上位入線を果たし、この相手でも、まとめて差し切る場面も。

 一時の不調と故障から終わったと思われたダイアトニックが、故障明けから、ここ2戦で鮮やかに復調。年齢は7歳だが、レースキャリア的にはまだ馬は若い。近走だけでなく、過去の成績を見直せば無視できぬ存在であることはわかるはず。

 古馬になってからどうにも勝てないサリオス。しかし、前走の香港では、初の海外遠征ながら健闘を見せた。スプリント戦はさすがに忙しいように思われるが、案外ハマる可能性も秘めている。数々のG1で積み重ねた大崩れのない実績が、ここで幅を利かすかも。

 昨年のこのレースをコンマ2秒差の4着、その後も短距離重賞を連続2着と堅実さをみせるドゥラヴェスーラ。もう7歳の古豪だが、その力強さは健在。昨年より良い状態で臨んできており、十分勝ち負けできる怖さを持っている。

 中京の荒れた馬場で、時計もかかるようならロータスランドは面白い。こちらも初のスプリント戦で新天地を求める形での参戦となるが、前走の1400m戦で勝てたことは大きい。トビが小さいタイプで、馬場渋化が残るようなら、より好都合。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

07=17
→18,02,14,01,13,09
(36点)

07=18
→17,02,14,01,13,09
(36点)

各馬、差のない混戦模様だが、ひとまずレシステンシアは信頼に値する。軸として迷いはないが、3連単における2番軸候補には頭を悩ませた。その中で、前走の勝ち方が見事だったメイケイエール、名手駆るグレナディアガーズを選抜。馬券はレシステンシアから、この2頭を相手とした3連単マルチながし。
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