2022/6/5 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | カフェファラオ | 牡5 | 58.0 | 福永 | 先 | |
1 | 02 | △ | ヴァンドギャルド | 牡6 | 58.0 | 岩田望 | 差 |
2 | 03 | ロータスランド | 牝5 | 56.0 | 替Mデムーロ | 先 | |
2 | 04 | ☆ | ダノンザキッド | 牡4 | 58.0 | 川田 | 差 |
3 | 05 | ホウオウアマゾン | 牡4 | 58.0 | 坂井 | 逃 | |
3 | 06 | カラテ | 牡6 | 58.0 | 菅原明 | 差 | |
4 | 07 | ☆ | ファインルージュ | 牝4 | 56.0 | 替武豊 | 差 |
4 | 08 | ◎ | イルーシヴパンサー | 牡4 | 58.0 | 田辺 | 差 |
5 | 09 | △ | シュネルマイスター | 牡4 | 58.0 | ルメール | 差 |
5 | 10 | エアロロノア | 牡5 | 58.0 | 幸 | 差 | |
6 | 11 | カテドラル | 牡6 | 58.0 | 戸崎圭 | 追 | |
6 | 12 | ダイアトニック | 牡7 | 58.0 | 岩田康 | 先 | |
7 | 13 | ▲ | ソングライン | 牝4 | 56.0 | 池添 | 差 |
7 | 14 | ☆ | ソウルラッシュ | 牡4 | 58.0 | 浜中 | 差 |
7 | 15 | ○ | セリフォス | 牡3 | 54.0 | 替藤岡佑 | 先 |
8 | 16 | レシステンシア | 牝5 | 56.0 | 横山武 | 逃 | |
8 | 17 | サリオス | 牡5 | 58.0 | 替レーン | 先 | |
8 | 18 | ナランフレグ | 牡6 | 58.0 | 丸田 | 追 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
M ミドル |
メンバー的にも極端なハイペースは考えづらく、例年並みの平均ペース。上がりの瞬発力に秀でる馬に利。 |
信頼度
D 混戦 |
どの馬にもチャンスがありそうな横一線状態。こうなると騎手の力量も問われてくる。 |
予想本文
~ バラエティボックス ~
今年の安田記念はバラエティ豊かな顔ぶれ。ダートチャンプに短距離王、4連勝の上がり馬に、海外帰りの実績馬。全体的にこれといった本命馬はおらず、互いの実力差も図りにくい困難な一戦となった。
4連勝馬イルーシヴパンサーを本命に抜擢する。このタイプは危険な人気馬のタイプとも言えるが、それも承知の上での本命。皐月賞大敗後、田辺騎手を背に東京コースで4連勝。タイム的にも優秀で、何より確実に使える上がり33秒台の末脚が大きな魅力。4ヶ月ぶりの実戦が気になるところだが、追い切りからは久々を感じさせない抜群の動き。混戦メンバーだけに確実に3着圏内を狙える馬としては、この馬に焦点が当たった。
前走、久々ながら期待を裏切った3歳馬セリフォス。一叩きされた今回、前走負けてるが故に、あえてもう一度狙ってみたい。3歳馬ゆえの54キロの斤量は大きなアドバンテージ。後のダービー馬とG1の舞台で接戦を演じた素質馬。久々を叩いて上積みを得られれば、古馬相手でも勝負になるはず。末が甘くなる懸念があるが、前で競馬ができる点は出し抜けを狙いやすい。
前走5着に敗れたソングラインの巻き返しにも期待したい。1着ソダシには完敗も、2着とはほとんど差のない団子入線。多少の不利もありながらのもので、前々走の海外勝利にうなずけるだけの十分な実力を示した。すでに牡馬相手に相当の実績を残している同馬に2キロ減の恩恵は大きく、ここでも鋭い差し込みが炸裂しそう。
海外を転戦し、近走の国内実績には乏しいが、それ故に人気的盲点になっているヴァンドギャルドへの一発への期待感は大きい。過去、このレースで大敗しているが、国内マイル重賞勝ちをはじめ、マイル経験は豊富。その上で、海外戦での逞しさを備えた今なら、このメンバー相手でも、地力的に互角以上の力を秘めているかも。
実績的にはシュネルマイスター。グランアレグリアがいなくなった以上、その実績はやはりメンバー随一。ただ、どうにも陣営のテンションが上がってこない。海外で大敗したこと自体は、それほど問題はないが、半年以上空けた国内での実戦を踏まえると、多少不安の方が先立つ。それでもルメール騎手ならなんとかしそうだが、1番人気馬がこれほど連敗しているだけに…。
距離の長かったオークス以外、3着以下なしの堅実さが売りのファインルージュも引き続き。特に今回と同条件の前走で見せた末脚は見事で、久々を叩いて、今回はさらに前進が見込める。ここ3戦、2着続きではあるが、この辺でスパッと勝ってもおかしくはない。
ソウルラッシュの前走の大外直線一気の脚には、誰もが目を見張った。ルーラーシップ産駒らしく、多少馬場が渋った方が良いかもしれない。当日の天候は微妙なところではあるが、こちらも4連勝馬。侮れない。
こういうときに仕事しそうなのが、川田騎手とダノンの馬という雰囲気いっぱいのダノンザキッド。ホープフルS勝ち馬ではあるが、左回りのマイルがあっているという陣営の言質どおりなら、今回はピッタリの条件。3歳以降、勝利から遠ざかっているが、そろそろ復活の狼煙をあげるか?
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連複 軸1頭ながし: 08 →15,13,02,09,07,14,04 (21点) |
今回も印が回りきれないほどの混戦メンバー。基本的にははやい上がりを使える好位差しタイプが優勢と見る。その点、イルーシヴパンサーは位置取り的に後ろすぎる不安もあるが、末脚には確実性があるとみて、軸馬として据える。他馬は実力差が図りにくく、絞り込みも困難。ひとまず推奨馬券としては、イルーシヴパンサーを1頭軸とした3連複馬券。相手は無印馬も含めて、できるだけ手広く備えたい。 |