第24回 チャンピオンズC 予想

2023年
2023/12/3 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京
  • ダート
    1800m
    左回り

  • 見込み
道中は緩い下りを含めた平坦コースも、ゴール前に急坂。直線も長く底力が問われる。一方でコーナーが4回あり、器用さも要求される。インを回って直線まで我慢することが勝利への理想形。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   メイクアリープ 牡4 58.0 幸 英明
2 02 メイショウハリオ 牡6 58.0 浜中 俊
2 03   メイショウハリオ 牡4 58.0 W.ビュイック
3 04 テーオーケインズ 牡6 58.0 松山 弘平
3 05   ドゥラエレーデ 牡3 57.0 B.ムルザバエフ
4 06 グロリアムンディ 牡5 58.0 C.ルメール
4 07   ウィルソンテソーロ 牡4 58.0 原 優介
5 08   アーテルアストレア 牝4 56.0 横山 武史
5 09 クラウンプライド 牡4 58.0 川田 将雅
6 10   ノットゥルノ 牡4 58.0 松若 風馬
6 11 ハギノアレグリアス 牡6 58.0 岩田 望来
7 12 セラフィックコール 牡3 57.0 M.デムーロ
7 13   ケイアイシェルビー 牡5 58.0 藤懸 貴志
8 14 アイコンテーラー 牝5 56.0 J.モレイラ
8 15 レモンポップ 牡5 58.0 坂井 瑠星

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
極端に引く馬こそいないが、前で競馬をする馬が揃った。外枠2騎もポジションを取りにくるため、テンに流れる展開。
信頼度
C
上位拮抗
しっかりした実力馬同志の頂上決戦。見応えあるレースが期待できる反面、馬券戦略は難しい。極端な穴馬はなさそう。
予想本文
~ バラエティBOX ~
昨年覇者ジュンライトボルトこそ不在だが、当時の2着馬と1昨年の覇者が代わって参戦。そこに今年のフェブラリーS覇者レモンポップと芝G1馬が2騎、さらに、地方交流G1牝馬、勢いある無敗馬も加わり、例年以上にバラエティ豊かな好メンバーが顔を揃えた。それぞれ強みを持ちながら、不安点も抱え、レース予想をする上で楽しみの多い一戦でもある。
◎ クラウンプライド
昨年のこのレースではジュンライトボルトの鬼脚に屈したものの、一旦は完全に抜け出していた クラウンプライド 。十分勝ちに等しい内容だった。迷いに迷った末の本命候補だったが、トータルの部分でこの馬の総合力の高さを信頼したい。単純に時計的な部分で他馬に劣るところもあるかもしれないが、海外競馬を転戦し、どんな状況でもこなせる精神的なタフさ、昨年実績からのこのレースへの適性、まだ4歳という若さ、そしてこの馬を完全に手の内に入れている鞍上。これらを考慮すると、一番死角が少ない。また肝心の追い切りも、一週前は終い12.4と、やや物足りなさを感じたが、6F 78.4は上々で、最終の坂路51秒フラットは文句のない内容。勝ち負けはともかく連軸としては、期待に応えてくれそうだ。
◯ グロリアムンディ
こういう混戦時にルメール騎手は買わないと!の意図もあって、 グロリアムンディ を対抗格に置く。昨年のこのレースは12着の惨敗。ただ、そこからダート重賞を連勝し、ダート界の主勢力の一角を担う存在にまで上り詰めた。ハギノアレグリアスに勝った平安Sも見事で、中央の重賞実績があることは大きい。前走のコリアCでは、クラウンプライドに大差をつけられてしまったが、決して侮れない存在で、人気的にも旨味がある。比較的自在性があり、長くいい脚を使うので、このレース条件にも適しており、ここに鞍上の力を借りれば、非常に怖い存在となる。
▲ レモンポップ
たかが1ハロン、されど1ハロンの距離延長が取りざたされるレモンポップ 。逆に言えば、それだけ皆が力量を評価していることの裏返しでもある。それだけ、春のフェブラリーSはインパクトある内容で、先行勢総崩れの中、敢然と押し切ってみせた地力は相当に高い。海外戦こそ大敗も、復帰戦の南部杯では、なんと12馬身差の大差圧勝。しかし、されど1ハロンの部分は気になるところで、小回りでコーナーが多く、坂道が続く中京コースの舞台ははじめてとなる。そして大外枠はもまれない反面、これまでこのレースでは絡まない致命的な枠。それらの不利を押しのけて、ここでも圧勝もありえるが、早い流れに巻き込まれる恐れもあり、直線での後続馬の差し込みはやはり怖い。
△ テイオーケインズ
一昨年、このレースを制覇し、昨年も僅差の4着のテイオーケインズ 。年齢的なものもあるのか、その後はどうも直線でズブいところをみせて、善戦どまりのレースが続いている。ただ、数々のG1レースで、ずっと好走を続けており、その力はまだまだ衰えたとは思えない。特に今回は追い切りも熱心に乗り込まれており、陣営の本気度も伺える好内容。大舞台でも大崩れはない馬だけに必ず馬券には加えておきたい。
△ セラフィックコール
5戦5勝の無敗の3歳馬セラフィックコール は、なんといっても強烈な末脚が武器。上がり3F、35~36秒台前半を軽く出してくる。3歳馬ゆえ、まだ有力古馬との対戦がなく、力関係において未知の部分は多いが、多少危なかしくとも、あれだけの破壊力はやはり魅力的。ルメール騎手に水をあけられてしまったM.デムーロ騎手にもここは得意のレースで期するものがあるだろうし、この馬にも合っている。ただ、現時点ではやや人気し過ぎで、今回は手が出しづらいところも…。
☆ アイコンテーラー
一気の相手強化となるが、アイコンテーラー も魅力たっぷり。芝からダートに転戦して、交流G1を制するまで成績が好転。レベル高めのシリウスSでも好走しており、明らかにダートが向くドゥラメンテ産駒。8枠を引いてなければ、もう少し評価を上げてもよかったが、モレイラ騎手に乗ってもらえるのは大きい。
☆ ハギノアレグリアス
今年の帝王賞は4着に破れたものの、ダートではずっと堅実な成績を残しているハギノアレグリアス も怖い1頭。それだけに4着となってしまった帝王賞での上位との差は決定的で、先着した3頭がすべて顔を揃えている今回は少々厳しい立場。ただ、中央重賞の平安S、今回と同条件の東海Sでの2着は非常に頼もしく、コース適性としては申し分はなく、その点を活かすことできれば。
☆ メイショウハリオ
フェブラリーS3着馬で、帝王賞馬メイショウハリオ は、本来もっと評価を高くしてもいいのだが、追い切りの内容にやや不満が残った。けっこう一杯に追われていたにもかかわらず、前走敗戦からのひと叩きとしては、期待したほど上積み見込める内容ではなかった。とはいえ、これだけの実績馬、何より確実な末脚はやはり競馬がしやすく、直線の突っ込みは警戒したい。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

09=06
→15,04,12,14,11,02
(36点)

09=15
→06,04,12,14,11,02
(36点)

各馬魅力があり、地力圧倒のレモンポップ、勢いの3歳馬セラフィックコール、貫禄のテーオーケインズ等、軸馬選びですら非常に悩まされるメンバー構成。結果、総合力の高さを買ってクラウンブライドを抜擢した。決めた以上はしっかりこの馬から流しておきたい。馬券は3連単2頭軸マルチで、グロリアムンディ、レモンポップを副軸で流しておく。

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