2024/5/19 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ミアネーロ | 牝3 | 55.0 | 津村 | 差 | |
1 | 02 | △ | クイーンズウォーク | 牝3 | 55.0 | 川田 | 差 |
2 | 03 | エセルフリーダ | 牝3 | 55.0 | 武藤 | 差 | |
2 | 04 | パレハ | 牝3 | 55.0 | 替田辺 | 先 | |
3 | 05 | コガネノソラ | 牝3 | 55.0 | 石川 | 差 | |
3 | 06 | サンセットビュー | 牝3 | 55.0 | 三浦 | 差 | |
4 | 07 | ▲ | ステレンボッシュ | 牝3 | 55.0 | 替戸崎圭 | 差 |
4 | 08 | ホーエリート | 牝3 | 55.0 | 原 | 差 | |
5 | 09 | ラヴァンダ | 牝3 | 55.0 | 岩田望 | 先 | |
5 | 10 | △ | アドマイヤベル | 牝3 | 55.0 | 横山武 | 差 |
6 | 11 | ヴィントシュティレ | 牝3 | 55.0 | 替北村宏 | 先 | |
6 | 12 | ○ | チェルヴィニア | 牝3 | 55.0 | 替ルメール | 差 |
7 | 13 | ☆ | スウィープフィート | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 追 |
7 | 14 | ◎ | ライトバック | 牝3 | 55.0 | 坂井 | 追 |
7 | 15 | ☆ | サフィラ | 牝3 | 55.0 | 松山 | 先 |
8 | 16 | ショウナンマヌエラ | 牝3 | 55.0 | 岩田康 | 逃 | |
8 | 17 | ☆ | タガノエルピーダ | 牝3 | 55.0 | 替Mデムーロ | 先 |
8 | 18 | ランスオブクイーン | 牝3 | 55.0 | 替横山和 | 先 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
MS ミドルスロー |
いきなりの距離延長で、各馬温存策でスローになりがちではあるが、牝馬でマイル戦経験者が多いせいか、道中からペースはあがり、意外にも前残りは少ない。 |
信頼度
C ヒモ穴注意 |
桜花賞馬に全幅の信頼を置きすぎるのはやや危なげなムード。大波乱は期待できないが、ヒモ穴には注意が必要。 |
予想本文
~ 2冠濃厚?! ~
昨年のこのレース、それまでマイル戦しか経験してこなかったリバティアイランドが、その強さを大いに見せつけた。アスコリピチェーノがNHKマイルへ矛先を変えたが、今年も桜花賞組が優位に思えるメンバー構成。当然、桜花賞馬ステレンボッシュは人気を集めるが、果たして… ◎ ライトバック
前走、桜花賞のレースぶりをみて、ライトバックを本命に据える。デビュー当初は口を割りながら、ずいぶん折り合いに難のあるレースをしていた。それが、桜花賞ではしっかり後方で我慢できており、直線は弾けるような鋭い伸び。これなら血統的下地がある以上、距離が伸びても大丈夫だろうと判断。32秒台の末脚は東京コースなら大きな武器になる。2歳時のアルテミスSでは、チェルヴィニア、サフィラに遅れをとったが、当時から特に気性面で大きく成長した。もちろん、追い込み一辺倒では、前を行くであろう桜花賞馬を捉えきれるかはわからないが、左回りで直線長い東京コースなら前走以上に迫れるはず。
前走、桜花賞のレースぶりをみて、ライトバックを本命に据える。デビュー当初は口を割りながら、ずいぶん折り合いに難のあるレースをしていた。それが、桜花賞ではしっかり後方で我慢できており、直線は弾けるような鋭い伸び。これなら血統的下地がある以上、距離が伸びても大丈夫だろうと判断。32秒台の末脚は東京コースなら大きな武器になる。2歳時のアルテミスSでは、チェルヴィニア、サフィラに遅れをとったが、当時から特に気性面で大きく成長した。もちろん、追い込み一辺倒では、前を行くであろう桜花賞馬を捉えきれるかはわからないが、左回りで直線長い東京コースなら前走以上に迫れるはず。
◯ チェルヴィニア
予想以上に大敗してしまった前走の桜花賞。だが、不運も重なってしまったチェルヴィニア。なんといっても、主戦のルメール騎手の欠場が大きく、加えて故障明けで、大外枠も痛かった。今回は臨戦態勢が前走よりずいぶん好転する。主戦騎手が戻り、故障明けひと叩きを経て、追い切りも良好。1週前追い切りでは、僚馬にやや遅れたが、過去1の好時計をマーク。実績ある東京コースで、距離も問題ない。桜花賞二桁着順からの巻き返しは至難の業となるが、早くから注目されていた素質馬の能力開花で、その実現は十分可能なはず。
予想以上に大敗してしまった前走の桜花賞。だが、不運も重なってしまったチェルヴィニア。なんといっても、主戦のルメール騎手の欠場が大きく、加えて故障明けで、大外枠も痛かった。今回は臨戦態勢が前走よりずいぶん好転する。主戦騎手が戻り、故障明けひと叩きを経て、追い切りも良好。1週前追い切りでは、僚馬にやや遅れたが、過去1の好時計をマーク。実績ある東京コースで、距離も問題ない。桜花賞二桁着順からの巻き返しは至難の業となるが、早くから注目されていた素質馬の能力開花で、その実現は十分可能なはず。
▲ ステレンボッシュ
さすがに1番人気が予想される桜花賞馬のステレンボッシュ 。距離が伸びることは全く問題なく、体型、血統的にもむしろオークス向き。状態面も全く不安はなく、軽めの追い切りながら、1週前はラスト11.1を計測し、万全の体制。折り合いも付き、決め手もあるので、ここもまず大崩れはなさそう。レースレベル的にもずば抜けた存在ではあるが、阪神JFはルメール騎手、桜花賞はモレイラ騎手と、鞍上の手腕が光ったことも事実。幸い、戸崎騎手を迎えることはできたが、1強といわれるほどの抜けた力量差はないかも知れず、人気も背負うことから、今回はやや控えめな評価に留めた。
さすがに1番人気が予想される桜花賞馬のステレンボッシュ 。距離が伸びることは全く問題なく、体型、血統的にもむしろオークス向き。状態面も全く不安はなく、軽めの追い切りながら、1週前はラスト11.1を計測し、万全の体制。折り合いも付き、決め手もあるので、ここもまず大崩れはなさそう。レースレベル的にもずば抜けた存在ではあるが、阪神JFはルメール騎手、桜花賞はモレイラ騎手と、鞍上の手腕が光ったことも事実。幸い、戸崎騎手を迎えることはできたが、1強といわれるほどの抜けた力量差はないかも知れず、人気も背負うことから、今回はやや控えめな評価に留めた。
△ アドマイヤベル
オークスというレースはやはり桜花賞組が強いが、別路線組からならアドマイヤベルを推したい。桜花賞をパスしてフローラステークスの選択は、あえてマイル戦を避けてのもので、このレースを大目標としたローテ。半姉にマイルG1馬のアドマイヤリードがいるが、この馬は距離は長い方よいのだろう。特別切れる末脚を持っているわけではないのだが、高レベルでまとまりのある、完成度が優れたタイプ。折り合いもつき、この舞台でも自身の実力はきっちりと発揮できそう。
オークスというレースはやはり桜花賞組が強いが、別路線組からならアドマイヤベルを推したい。桜花賞をパスしてフローラステークスの選択は、あえてマイル戦を避けてのもので、このレースを大目標としたローテ。半姉にマイルG1馬のアドマイヤリードがいるが、この馬は距離は長い方よいのだろう。特別切れる末脚を持っているわけではないのだが、高レベルでまとまりのある、完成度が優れたタイプ。折り合いもつき、この舞台でも自身の実力はきっちりと発揮できそう。
△ クイーンズウォーク
クイーンズウォークは前走の桜花賞8着をどう捉えるか。大型馬でもあり、マイル重賞勝ち馬でもあるが、1800mから勝ち上がってきた馬なので、マイルは少々忙しすぎたか。広い東京コースは向くはずで、距離延長も含め、巻き返す余地はある。追い切りも特に悪い点は見当たらず、今回で真価を確かめたい。
クイーンズウォークは前走の桜花賞8着をどう捉えるか。大型馬でもあり、マイル重賞勝ち馬でもあるが、1800mから勝ち上がってきた馬なので、マイルは少々忙しすぎたか。広い東京コースは向くはずで、距離延長も含め、巻き返す余地はある。追い切りも特に悪い点は見当たらず、今回で真価を確かめたい。
☆ スウィープフィート
前走、桜花賞ではライトバックとともに、鋭い追い込みを見せたスウィープフィート。もう少し仕掛けが早ければ、わからないところだったので、非常に惜しい競馬だった。スイープトウショウの血を引く、スワーヴリチャード産駒。血統的にこの距離は望むところ。脚質的にもこのレースに向く。引き続き。
前走、桜花賞ではライトバックとともに、鋭い追い込みを見せたスウィープフィート。もう少し仕掛けが早ければ、わからないところだったので、非常に惜しい競馬だった。スイープトウショウの血を引く、スワーヴリチャード産駒。血統的にこの距離は望むところ。脚質的にもこのレースに向く。引き続き。
☆ タガノエルピーダ
抽選漏れがその理由とはいえ、果敢に朝日杯FSで牡馬に挑んだタガノエルピーダ 。そこでのジャンタルマンタルの3着は誇れる結果も、続くチューリップ賞でまさかの敗戦。桜花賞の権利すらとれなかったが、前走忘れな草賞を勝利して、再び立て直してきた。折り合いに不安なく、スタミナも豊富。ゴール前で混戦になれば、好位からのしぶとさも活きてくる。
抽選漏れがその理由とはいえ、果敢に朝日杯FSで牡馬に挑んだタガノエルピーダ 。そこでのジャンタルマンタルの3着は誇れる結果も、続くチューリップ賞でまさかの敗戦。桜花賞の権利すらとれなかったが、前走忘れな草賞を勝利して、再び立て直してきた。折り合いに不安なく、スタミナも豊富。ゴール前で混戦になれば、好位からのしぶとさも活きてくる。
☆ サフィラ
良血サフィラがまだ捨てきれない。どうにも内容がついてこない上、調教ももう一つではあるのだが、一旦、間隔を空けての立て直し、加えて距離延長での変わり身に期待。前走こそ、期待外れの結果に終わったが、2歳時は重賞を勝ち負けしていた素質馬で、地力はある。当日の馬体減と精神面での変化が伴えば、もう少し良い結果が出せるはず。
良血サフィラがまだ捨てきれない。どうにも内容がついてこない上、調教ももう一つではあるのだが、一旦、間隔を空けての立て直し、加えて距離延長での変わり身に期待。前走こそ、期待外れの結果に終わったが、2歳時は重賞を勝ち負けしていた素質馬で、地力はある。当日の馬体減と精神面での変化が伴えば、もう少し良い結果が出せるはず。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連複 軸1頭ながし: 14 →12,07,10,02,13,17,15 (21点) |
やはり、基本ラインは桜花賞の再戦の構図。桜花賞馬ステレンボッシュがクローズアップされるものの、騎手の乗り替わりは存外大きな要素となる可能性も。少なくとも桜花賞で勝負付はまだ終わっておらず、着順がそのまま反映してくるとは限らない。そこで比較的旨味のあるライトバックを本命に。強烈な決め手は直線楽しませてくれそう。馬券はこの馬を軸に3連複で、ヒモ荒れも期待して、やや手広く流していきたい。 |