第41回 マイルCS 予想

2024年
2024/11/17 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまで余裕があり、ペースは緩みがち。だが、その分、後半の流れの緩急が大きく、4コーナーから直線に向けての攻防はシビア。内回りコースとの合流地の広い部分を活かせる差し馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   コムストックロード 牝5 56.0 幸 英明
1 02 ブレイディヴェーグ 牝4 56.0 C.ルメール
2 03   バルサムノート 牡4 58.0 北村 友一
2 04 ナミュール 牝5 56.0 C.デムーロ
3 05 ジュンブロッサム 牡5 58.0 戸崎 圭太
3 06 オオバンブルマイ 牡4 58.0 武 豊
4 07   マテンロウスカイ セ5 58.0 横山 典弘
4 08   フィアスプライド 牝6 56.0 A.シュタルケ
5 09 ニホンピロキーフ 牡4 58.0 田口 貫太
5 10   レイベリング 牡4 58.0 津村 明秀
6 11 チャリン 牡4 58.0 R.ムーア
6 12   アルナシーム 牡5 58.0 藤岡 佑介
7 13 ソウルラッシュ 牡6 58.0 団野 大成
7 14 ウインマーベル 牡5 58.0 松山 弘平
7 15   セリフォス 牡5 58.0 川田 将雅
8 16   タイムトゥヘヴン 牡6 58.0 柴田 善臣
8 17 エルトンバローズ 牡4 58.0 西村 淳也

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
逃げる15を大外から軽量の17が主張。先行勢も揃い、このレースにしては早めの流れ。 それでも内回りであることを考えれば、持久力ある先行馬が向きそう。
信頼度
C
ヒモ穴注
上位陣の安定感に一定の信頼は置けるが、ヒモ荒れも目立つ傾向で、注意は必要。
予想本文
~ 連覇 ~
昨年の覇者、ナミュールが連覇に挑む。奇しくも鞍上のC.デムーロ騎手も先週からのG1連覇がかかるが、案外そう簡単に決まらないのがこのレース。個人的にはソウルラッシュにも美酒を味あわせてやってほしいとも少し思うところ。英国馬の参戦も華を添え、見応えあるレースが期待できそう。
◎ ナミュール
脚質的にどうしてもたまの大ポカの危険性はあるが、それゆえに人気的には旨味もある ナミュール を本命視。スロー気味のペースが予想される中、昨年同様に追い込み一閃がきれいに決まるかというと確かに不安はある。しかし、地力的にはこちらもチャリンに負けない世界的マイラーで、国内のほとんどメンバーとの勝負付けも済んでいる。今回は昨年と違って、安田記念からの直行ではあるが、もともと鉄砲が効くタイプであるし、追い切りも絶好調時と変わらぬ動き。やや内目の枠に入ったので、どう馬群を捌くかが鞍上の器量に委ねられる。
◯ ソウルラッシュ
ソウルラッシュ は目下、ナミュールには3連敗中も、その着差はいつも僅か。ただ、その背にはいつもモレイラ騎手が背にいた。それだけに今回の団野騎手の思いは並々ならぬものであり、一方でプレッシャーも受けることになる。一方、馬自身は抜群のデキにあり、1週前追いきりではラスト1Fを10.8と相変わららずの好度計。マイルでの安定感は国内随一で、脚質的にも先行できる分、安定した競馬が期待できる。前走、富士Sではは足元を救われたが、ここを叩いてのローテーションも好感。
▲ チャリン
安田記念ならともかく、ジャパンカップを控えたこのレースで海外ホースの参戦は珍しい。その中で参戦をしてきた英国馬、 チャリン にはやはり相応の勝算があってのことだろう。実際、実績も素晴らしく、ジャックルマロワ賞、クイーンエリザベス2世ステークスと日本でもなじみある大レースを含む、G1 5連戦を3勝2着2回と近走の覚醒ぶりは目覚ましい。世界トップマイラーであることは疑うべくもないが、やはり焦点となるのは、日本の高速馬場に対応できるのかという点。血統や追い切りの動きから十分対応できそうには見えているが、こればかりはやってみなければわからない。
△ ブレイディヴェーグ
エリザベス女王杯の連覇を狙わず、マイルへと矛先を変えてきたブレイディヴェーグ 。4歳馬ながらそのキャリアはまだ6戦。そのうち5戦でメンバー最速の上がりを叩き出し、連対率はパーフェクト。そして鞍上はルメール騎手とあって、人気は当然のところであるが、マイル戦も、牡馬一流どころとの対戦は初めて。前走の走破時計が素晴らしく、実力は十分備えていると見るが、人気を考慮するとリスキーな面があり、過信もできない。
△ ジュンブロッサム
ここ2走の重賞をマイル戦を選択肢、しっかりここまで駒を進めてきた ジュンブロッサム も侮れない。末脚がしっかりしていて、常にメンバー上位の上がりを記録している点が素晴らしく、前走においてはソウルラッシュを差し切るまでに至った。ここはさらなる相手強化となるが、それでも期待感が持てる力量。前走からの間隔が短いため、軽めの追い切りではあったが、まずまずの動きは見せており、これまでの力は発揮できそう。
☆ ウインマーベル
スプリンターズSから参戦の ウインマーベル も面白い存在。1400mをベストとしてきた馬だが、スプリント戦は忙しい印象で、マイルの方が好結果が期待できそう。事実、鞍上も進言しての参戦であり、いきなりのマイルG1は敷居が高いが、重賞4勝の実績なら臆するほどでもない。人気的にも旨味たっぷり。
☆ エルトンバローズ
エルトンバローズ は大外枠がどうかだが、昨年はこのレース4着に健闘した馬。その後は成績を落としてしまったが、ここに来て持ち直しの兆しを見せた。特に2走前の中京記念はトップハンデを背負っての僅差の3着で、ブリンカーの効果も出ているのかもしれない。1800mをこなしている点もここでは大きな武器。
☆ オオバンブルマイ
前走のスプリンターズSでは出遅れも響いて大敗を喫した オオバンブルマイ 。やはりこの馬にはマイルが適距離と思われ、ここに戻って見直したい。ただ、末脚勝負では強力な馬が揃うG1の舞台。時計的に苦しい面があるので、多少の展開面の恩恵が必要かもしれない。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

04
→13,11,02,05,14,17,06
(21点)
ナミュール、ソウルラッシュらのマイル常連組に海外を含む別路線組が挑む構図。正直、どの馬にもチャンスありそうだが、馬券的には1頭決め手の3連複マルチながしがよさそう。脆さもあるが、実績と決め手にかけてナミュールを軸とする。相手は手広く、印が回らなかったが、一昨年の覇者、セリフォスあたりも押さえておきたい。
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