第85回 桜花賞 予想

予想
2025/4/13 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ヴーレヴー 牝3 55.0 浜中
1 02 エリカエクスプレス 牝3 55.0 戸崎圭
2 03 マピュース 牝3 55.0 田辺
2 04   ショウナンザナドゥ 牝3 55.0 池添
3 05   ボンヌソワレ 牝3 55.0 川田
3 06 ビップデイジー 牝3 55.0
4 07   エンブロイダリー 牝3 55.0 モレイラ
4 08 ウォーターガーベラ 牝3 55.0 武豊
5 09 アルマヴェローチェ 牝3 55.0 岩田望
5 10   トワイライトシティ 牝3 55.0 松山
6 11   ミストレス 牝3 55.0 坂井
6 12 リンクスティップ 牝3 55.0 Mデムーロ
7 13   チェルビアット 牝3 55.0 北村友
7 14   ダンツエラン 牝3 55.0 団野
7 15 クリノメイ 牝3 55.0 酒井
8 16   ナムラクララ 牝3 55.0 西村淳
8 17   プリムツァール 牝3 55.0 津村
8 18 ブラウンラチェット 牝3 55.0 横山武

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
Ms
ミドルスロー
2歳の牝馬戦。直線長い阪神外回りということもあり、各馬じっくりいきたい。11が逃げ、直後に有力馬がつける展開。
信頼度
C
上位互角
上位陣の実力はある程度、信頼できそうだが、その比較は難しい。連下にはヒモ穴が入ることも多めの傾向。
予想本文
~ 花散らしの桜花賞 ~
今年の桜花賞は雨模様。新装阪神コースとなっての最初のG1ゆえに、良好な状態でG1レースを迎えたかったが、天候ばかりは仕方がない。新装阪神芝コースは基本的には時計が出る高速馬場ではあるが、重馬場となると話は多少変わってくる。持ち時計がなくとも、力のあるパワータイプの馬にも目を配る必要がありそう。
◎ エリカエクスプレス
過去2戦をいずれも好時計で完勝の エリカエクスプレス を本命とする。フェアリーSからのローテは連動実績はほとんどなく、メンバー的にも、今回のG1の舞台での強い相手、とりわけ阪神JF女王に、どこまでやれるかがポイント。ハイペースにも関わらず、そのまま押し切ってレコード勝ちするあたり、並の馬ではないが、相手と実力差が大きかったとも言える。ただ、それ以外は先行できる点、内目の枠は好感が持てるし、関西馬で遠征がなく、重馬場もこなせる下地があり、これといった欠点らしいところがみつからない。なにより追い切りでの動きが抜群に素晴らしく、ここは本命に据えたい。
◯ アルマヴェローチェ
やはりG1ホース、 アルマヴェローチェ は今メンバーの中心であり、基準となる馬。近年は阪神JFからの直行ローテも、今ではむしろ王道パターン。とはいえ、久々だけにその出来は気になるところだが、追い切りでは日を追うごとにぐんぐん状態をあげ、1週前追切では、一杯に追って自己ベストを記録。仕上がりには不安はない。阪神コースは初めてとなるが、タイプ的に問題ないだろうし、も重馬場にも対応できる馬。未対戦馬との力関係は未知ではあるが、この馬自身が崩れる姿は考えにくい。もともと長い距離向きと言われているため、ここをあっさり勝つようなら、今年の牝馬クラシックはこの馬で決まるかもしれない。
▲ エンブロイダリー
強烈な末脚が武器と思わせていた エンブロイダリー だが、前走、クイーンズCではまた新たな一面をのぞかせた。それまでの末一辺倒から、好スタートから先行して東京コースで押し切ってみせた。この競馬を経験できたことは非常に大きく、今回乗り代わった名手にとっても、随分競馬がしやすくなっただろう。とにかく、33秒台の末脚を備え、スピード決着には絶対の自信がある。今の阪神コースも相性が良いはずだが、問題は当日の天候。馬場が悪くなるようだと、自慢の武器も輝きが鈍る。そのあたりで少々控えめの評価としたが、中心勢力であるには違いない。
△ リンクスティップ
キタサンブラック産駒、 リンクスティップ 。牡馬混合重賞の前走、きさらぎ賞での好走で一躍、脚光を浴びた。有力各馬との対戦がなく、実力が比較しづらいが、すでに1800m戦を経験済みで、スタミナには自信がある。雨で力のいる馬場になれば、この馬の出番はありそう。1週前追いではラスト1F 10.9と非常にパワフルな動きを見せており、状態もかなり良さそう。
△ ビップデイジー
阪神JF2着馬、 ビップデイジー は、前走のチューリップ賞を勝利していれば、もっと人気になったことだろう。だが、道中抑えが効かず、案外の3着。それでも一定の成果を上げたことは地力の証明になったし、叩いて迎えるこの舞台では見直しは必要。折り合いのつきやすい速い流れなら、2走前の再現も。追い切りの動きはもうひとつ地味な動きだが、この馬としてはいつもこんな感じで、良好な仕上がりにはなっているようだ。
☆ ブラウンラチェット
前走の1番人気を裏切った形の ブラウンラチェット 。鞍上人気も手伝ったところがあり、今回は一転して人気的に旨味のある存在となっている。大外枠はいただけないが、なんといってもフォーエバーヤングの半妹。底力は秘めていそう。今回は前回と異なり、早めに栗東入りしており、その点にも好感が持てる。一変があっても驚けない。
☆ マピュース
エンブロイダリーには完敗してしまったが、その内容は評価できる マピュース 。相手はレコード勝ちの中、自ら動いての2着。マイル戦のみを4戦走り、崩れたのは一度きり。33秒台の末脚をもち、近走はスタートもうまくなってきた。初の関西遠征がクリアできるかは課題とはなるが、高速決着になれば侮れない。
☆ クリノメイ
阪神JFでは立ち上がってしまい、外枠発走になってしまった クリノメイ 。ただ、続く前走チューリップ賞で見事に汚名返上。3勝目を挙げた重賞ホースとなり、実績的にも他の有力馬と肩を並べる立場までになった。いかんせん、気性が難しいところがあるので、当日気配は確認が必要だが、まともに走ればこのメンバーでも楽しみの持てる存在。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチながし:

02=09
→07,12,06,18,03,15
(36点)
02=07
→09,12,06,18,03,15
(36点)
やはり、G1馬、アルマヴェローチェは一目置かれる存在であり、これに匹敵できるような馬となると、阪神JF以外からの参戦となるエリカエクスプレス、エンブロイダリーに目が行く。アルマヴェローチェは信頼はおけるがまだ絶対視できるほどの実績ではなく、ここは調教動いたエリカエクスプレスを本命に据えたい。馬券はエリカエクスプレスからアルマヴェローチェ、エンブロイダリーと相手を買えた3連単2頭軸マルチを推奨とする。紐穴が怖いので、余裕があれば無印馬にも触手を伸ばしたい。
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