第85回 皐月賞 予想

予想
2025/4/20 3歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 C
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ニシノエージェント 牡3 57.0 津村明秀
1 02 エリキング 牡3 57.0 川田将雅
2 03   キングスコール 牡3 57.0 藤岡佑介
2 04   ジュタ 牡3 57.0 坂井瑠星
3 05 ジョバンニ 牡3 57.0 松山弘平
3 06 マスカレードボール 牡3 57.0 横山武史
4 07   フクノブルーレイク 牡3 57.0 松岡正海
4 08   ジーティーアダマン 牡3 57.0 岩田望来
5 09   ピコチャンブラック 牡3 57.0 石橋脩
5 10 クロワデュノール 牡3 57.0 北村友一
6 11 ミュージアムマイル 牡3 57.0 J.モレイラ
6 12   ドラゴンブースト 牡3 57.0 丹内祐次
7 13   アロヒアリイ 牡3 57.0 横山和生
7 14   カラマティアノス 牡3 57.0 戸崎圭太
7 15 ヴィンセンシオ 牡3 57.0 C.ルメール
8 16 サトノシャイニング 牡3 57.0 西村淳也
8 17 ファウストラーゼン 牡3 57.0 杉原誠人
8 18   マジックサンズ 牡3 57.0 佐々木大輔

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
09が逃げを打つが、問題は大まくりしてくる17の動き。基本的にはスローな流れも、後半ぐっとペースが上がってくることが予想され、この流れに戸惑わないことが重要。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬の信頼は揺るがない。とはいえ、内で包まれるリスクも。ある程度しっかりした地力馬が揃い、大きな波乱は考えにくい。
予想本文
~ 1強か否か ~
暮れのホープフルS組が次々トライアルを勝ったことで、皮肉なことにそれらを相手に圧勝したクロワデュノールの強さが際立つようになってしまった。ここで同馬が1冠を何なく手にするようなら、今年のクラシックは決まってしまう。他馬の追い上げにも大いに期待したい。
◎ クロワデュノール
圧倒的1番人気が予想される クロワデュノール 。それだけの説得力のある非常に強い内容の前走だった。今から振り返ると豪華メンバーともいえる相手に自ら動いて、直線突き放した力量はやはり抜けたものと言わざるを得ない。今回、久々となるが、追い切りの方も文句のない動き。古馬を相手に6F 81.1~ラスト1Fは10.9と圧倒。少なくとも休み明けでの割り引き材料にはならない動きを見せた。死角らしい死角は見当たらないが、それゆえに一本かぶりでマークされる立場となる。コーナー4つの中山内回りでは、やはり立ち回りだけは気を配る必要があるだろう。
◯ サトノシャイニング
前走のきさらぎ賞を3馬身差の完勝してみせた サトノシャイニング 。また勝った相手もレベルが高く、桜花賞3着のリンクスティップとランスオブカオスなど。東スポ杯では逃げてクロワデュノールにコンマ1秒差されたが、紙一重。しかも落鉄もあった。相手が少しでももたつくようなら逆転の目もあるはず。前走においても強い勝ちっぷりで、上がり3Fはメンバー最速。
▲ ジョバンニ
エリキングに2戦勝利を奪われたと思ったら、ホープフルSでもクロワデュノールに勝利を奪われた ジョバンニ 。矛先を若葉Sに向け、相手関係はともかくそこでしっかり勝利できたことは収穫。ひと叩きと勝ち癖をつけてここに臨める点は順調度の点では有利。1週前追い切りでは自己ベストを叩き出し、状態も問題はない。
△ ヴィンセンシオ
前走、弥生賞ではファストラーゼンに敗れたものの、中山のコースレコードを持つ ヴィンセンシオ も面白そう。Cコースに変わったことで時計勝負になるようなら、鞍上が鞍上だけに一発も期待できそう。追い切りでは1週前、最終と、非常に素軽い動きをみせており、かなりやりそうな雰囲気を醸し出している。
△ ミュージアムマイル
朝日杯FS組からは ミュージアムマイル 。前走の弥生賞では1番人気に推されたものの、4着と残念な結果に。ややトーンダウンの形になったが、名手を鞍上に迎え、再び上昇ムード。名前と異なり、本来は中距離タイプ。良馬場が予想される今回は巻き返し必至。
☆ エリキング
ホープフルS2着のジョバンニを2度退けている3戦無敗の エリキング 。ジョバンニは連続2着であり、その後の成績をみるだけでもこの馬の実力は認めざるを得ない。ただ、不運にも骨折があってここは復帰初戦となってしまった。多数頭の経験もなく、さすがに割引は必要か。
☆ ファストラーゼン
ホープフルSでは、周囲をあっといわせる大まくりを決めた ファストラーゼン は、続く弥生賞でも同じ競馬をしてみせ、そのまま押し切ってしまった。流石に警戒された中、中山内回りで再度同じことができるかは疑問の余地があるが、外枠である以上、同じ戦法が濃厚。わかっていても止められないスタミナを発揮できれば、一応目はある。
☆ マスカレードボール
ホープフルSを大敗しているだけに中山への対応に懸念が残る マスカレードボール 。ただ崩れた2走前以外は完璧なレースぶりだけに、荒れ馬場を克服できれば、潜在能力は相当なものだけに大駆けがあっても驚けない。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

10
→16,05,15,11,02,17,06
(21点)
やはりその後の動向も踏まえると、ホープフルS組の強さは群を抜く。そこを圧勝したクロワデュノールに逆らうという色気は出しづらい。足元を救われることはあっても、複勝圏の軸としては安泰とみてよいだろう。相手も奇をてらわず、実績馬を中心に3連複ながし馬券を厚めで勝負。
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