第28回 マイルCS 予想

予想
2011/11/20 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝1600m
    外・右回り
  • 稍重
    見込み
コース図
外回りコースではあるが、後半早めのラップが続くことが多く、結果、前がとまらない場合もある。特に当日、雨の影響がどこまで残るかも大きなポイントになりそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 フィフスペトル 牡5 57.0 横山 典弘
1 02   ダノンヨーヨー 牡5 57.0 北村 友一
2 03   シルポート 牡6 57.0 幸 英明
2 04   ライブコンサート セン7 57.0 川田 将雅
3 05 エイシンアポロン 牡4 57.0 池添 謙一
3 06   エーシンフォワード 牡6 57.0 岩田 康誠
4 07 イモータルヴァース 牝3 54.0 スミヨン
4 08   リアルインパクト 牡3 56.0 福永 祐一
5 09 × マルセリーナ 牝3 54.0 安藤 勝己
5 10   スマイルジャック 牡6 57.0 三浦 皇成
6 11 グランプリボス 牡3 56.0 デムーロ
6 12   ミッキードリーム 牡4 57.0 和田 竜二
7 13 サプレザ 牝6 55.0 ルメール
7 14   レインボーペガサス 牡6 57.0 メンディザ
7 15   ブリッツェン 牡5 57.0 柴田 善臣
8 16   クレバートウショウ 牡5 57.0 武 豊
8 17 × リディル 牡4 57.0 小牧 太
8 18 × キョウワジャンヌ 牝3 54.0 飯田 祐史

*騎手の赤字は乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
前走大逃げを打った03の動向が気になるが、概ね平均ペース。脚質による有利不利は生じないが、もし後方待機馬がコーナーで内にうまく潜れば、得られる利は大きい。
信頼度
E
波乱要素あり
基本的には荒れにくいレースだが、今年はメンバー的に混戦模様。上位陣への過度の期待は不安も残る。
予想本文 

 今年はやや小粒に思えるメンバー構成となったマイルCS。そう思える原因の一端は3歳馬の躍進が影響しているのかもしれない。つまり混戦模様に思えるのは、まだ実績が十分残していない3歳馬が主力を形成してしまっているからかもしれないということ。
もちろん、決してレベルが低いというわけではなく、不確定要素が多いというだけだ。
そのため、このレースが平穏に終わるか否かの結果で、自ずと明白になるだろう。

 本命にはサプレザ。前二年のこのレース3、4着だが、これをどう捉えるか。いずれも強力な末脚で突っ込みながら届かずのもの。一方勝ちきれないという点も見逃せないが、何よりこの安定感を信頼したい。海外とはいえ、常に安定した成績を収めている点は本命を張るに十分な実績。
特に今年のメンバーはかなりの混戦で、力関係の比較も難しい。実績からいっても最も信頼できる軸馬と思われるにも関わらず、それほど人気でもないようで、断然の狙い目にみえる。

 2番手以降は見方ひとつでどうにでも変わり、迷いもあったのは事実だが、フィフスペトルが気になって仕方なかった。前走スプリントのG1で6着だったが、純然マイラーだけに、今回のマイル戦ではしっかり結果を残してきそう。京都コースの実績に疑問は残るが、右回りが苦手でもなく、当日大きな馬体変動がなければここは狙ってみたい。
最内枠を引いたこともこの馬には逆に好都合のようにも思える。

 正直、決めきれないゆえの「逃げの一手」であることも否めないが、イモータルヴァースを単穴評価する。つまりは海外参戦馬の上位独占を想定している。
この馬は、主にフランスを主戦場としているので、日本の堅い馬場への対応に懸念が残るが、やや渋化した馬場が味方してくれるかもしれない。様々な面で未知の要素は多いのは事実だが、日本競馬に慣れた鞍上でもあり、好勝負してもおかしくはない。

 復帰後、好走を続けるエイシンアポロンは今回が真価を問われる一戦となる。
ただ、ちょっと人気的には見込まれすぎの感もあるが、反面それだけの魅力を有している。
自在性があり、キレもあるので、レースはしやすいだろう。今回どこまでやれるか楽しみ。

 1番人気はおそらくリアルインパクトだろうが、その馬に3度先着経験のあるグランプリボス
もともと休養明けは走らないだけに前走の敗退はうなずけるところ。ただ、やや負けすぎたせいかかなり人気を落としてしまった。これを旨味ととるか、見限りの判断材料にするかだが、鞍上変わって、一叩きされた上積みは必ずあるはずで、今回は積極的に狙っていきたい。

 前走スワンS快勝のリディルをこの評価に留めるのは、さすがに軽視しすぎとも思うが、まだ前走だけでは怖さが残った。とはいえ、京都コースに実績があり、先行して切れる脚もあるので、無論怖い一頭ではある。

 力劣るとはいえ、軽量となる3歳牝馬は怖い。特にマルセリーナは前走大敗も、外を回ったロスが大きく、コーナーでは1頭だけ際立つ脚を使っていた。適距離に戻って警戒対象。

 同様にキョウワジャンヌ。本来は3歳牝馬はどちらか1頭に絞りたかったところだが、この馬も負けず劣らずの切れ味を持っているだけにどうにも切りきれなかった。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:
13=01
→07,05,11,17,09,18
(36点)

13=07
→01,05,11,17,09,18
(36点)

 今回、1番人気のリアルインパクトには印を打たなかった。
3歳ながら安田記念を制し、休養明け後もダークシャドウのクビ差2着なのだから、その力推して知るべしなのだが、まだ絶対の信頼をよせるほどの裏付けに乏しい。
同様に2番人気リディルも低めの評価にしたが、いずれも勝たれたら仕方ない。
本命にしたサプレザにしたところで、連軸筆頭としての意味合いが強い。ヒモとなる穴馬を眺めてもとても印が足らない。

 宝くじ気分といえば乱暴かも知れないが、サプレザを軸に相手をフィフスペトル、イモータルヴァースに据え、3連単2頭軸マルチながし。オッズが期待できるだけに相手は全通りでもよいほどだが、そのあたりはリスクとの兼ね合い。

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