第22回 チャンピオンズC 予想

予想
2021/12/5 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京
  • ダート
    左回り

  • 見込み
道中は緩い下りを含めた平坦コースも、ゴール前に急坂。直線も長く底力が問われる。一方でコーナーが4回あり、器用さも要求される。インを回って直線まで我慢することが勝利への理想形。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ソダシ 牝3 54.0 吉田隼
1 02   カジノフォンテン 牡5 57.0 Mデムーロ
2 03   サンライズノヴァ 牡7 57.0 松若
2 04 インティ 牡7 57.0 武豊
3 05   エアスピネル 牡8 57.0 藤岡康
3 06 テーオーケインズ 牡4 57.0 松山
4 07 サンライズホープ 牡4 57.0
4 08   スワーヴアラミス 牡6 57.0 松田
5 09 オーヴェルニュ 牡5 57.0 福永
5 10   ケイティブレイブ 牡8 57.0 内田博
6 11   アナザートゥルース セ7 57.0 坂井
6 12   クリンチャー 牡7 57.0 川田
7 13 チュウワウィザード 牡6 57.0 戸崎圭
7 14   ダノンファラオ 牡4 57.0 横山武
8 15 メイショウハリオ 牡4 57.0 浜中
8 16 カフェファラオ 牡4 57.0 ルメール

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
近年スローが続き、先行馬有利のこのレースもだが、今年はやや早いメンバーが揃った。差し馬にも出番はある。
信頼度
D
混戦
実績馬に好不調が入り混じり、芝主戦組もちらほら。一筋縄ではいかないメンバー構成。
予想本文 

~ クロフネインパクト2 ~
 ソダシが周囲の期待にも応えてダート挑戦。母ブチコもダートで活躍した馬だが、なんといっても父のクロフネ。ダート転向後の武蔵野Sでの圧勝劇は今でも忘れられぬ強烈なインパクト。娘のソダシにも当然期待がかかるが、ただ、いきなりのG1となると、やはり未知の怖さも残るのは否めない。それでも期待せずにはいられない心情もよくわかる。

 3連勝で帝王賞戴冠後、1番人気で注目された前走を、4着に敗れてしまったテイオーケインズ。スタートで後手を踏み、さらにかかってしまい、本来の競馬ができなかった。また、小回りの金沢だったことも影響が大きかった。それゆえ、今回の中央への舞台変わりでの巻き返しは期待が持てそう。帝王賞までの3連勝は馬場が渋った中でのものなので、開幕週の良馬場への対応には、多少心配な点も残ってはいる。

 昨年の覇者で、ドバイWC2着の金看板を持つチュウワウィザード。しかし、海外帰国後、その初戦となる帝王賞で期待を裏切ってしまった。その後、骨折が判明し、故障明けの前走で3着と、まずますの結果を残した。少々ズブいところをみせたが、最後までしぶとく伸びており、まだ地力健在をアピール。ここで叩いた効果はあるはずで、前走よりスムーズな反応をみせるなら、その上位の地力が物を言う。

 大外枠と微妙に長いこの距離がどうかのカフェファラオ。特に気性面に問題がある馬ゆえ、折り合いがつくことは最重要になる。昨年のこのレース6着と敗れたが、その後、フェブラリーSを好時計で制覇。続く、かしわ記念ではまさかの敗北を喫したが、地方の深い砂を苦手としたともいわれている。前走の芝2000m参戦が良い方向に向けば、わずか1ハロンの距離の壁なら克服可能か。いずれにせよ、名手の手腕に依存することにはなる。

 サンライズホープが進境著しい。下位クラスから連勝し、僅差ながら前走で初重賞GET。追い切りでも好調さが伺える好ましい内容。トビが大きなパワータイプで、中京コースの成績も抜群。他の実績馬が今ひとつ波に乗り切れていないだけに、多少実績不足でも、付け入る隙は十分ある。

 初ダートのソダシ。血統的にダートがこなせることは間違いないが、パワーが要求されるダート戦。3歳牝馬が1800m戦で、古馬を相手にするのは並大抵のことではない。人気がなければ面白いが、それは望めそうになく、ならば、ここは本線から外すのがセオリー。ただ、芝以上に適性をみせれば圧勝だってありえるだろうし、そうでなくとも、それなりに通用するのではと思える。後は本来の課題である、力まずにレースを進められるかどうかの一点に尽きる。

 オーヴェルニュはなんといっても中京3戦3勝の実績が売り。うちレコード勝ちも含まれ、このコース設定は願ってもないところ。他場では大敗も多く、それゆえに、前走大敗はそれほど気にならない、むしろ旨味のある要素で、ここでの一変はありえる。

 中央でレースを続けたメイショウハリオも地味ながら近走は非常に堅実な成績を残している。特に前走は、今回も顔を揃えた面々を相手に、直線で力強い伸びを見せていた。G1の流れについていけることができれば、なかなか侮れない。

 まだ見限れぬのがインティ。ずっと未勝利が続いているが、どうにか控える競馬をものにできてきている。まだ、勝利には結びついていないものの、安定した成績を残せるようになってきた。ここもヒモ争い候補として、連下には加えておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=13
→16,02,18,10,11,17
(36点)

05=16
→13,02,18,10,11,17
(36点)

初ダートのソダシはやはり注目が集まるだろう。圧勝すれば、それはそれで手放しで喜びたいところだが、馬券戦略としては、やはりヒモ候補の一角にすぎない。かといって、それほど強い本命馬がいないことも事実。前走の敗戦に少々不安を覚えながらも、近走の充実度を買って、テーオーケインズを本命とする。相手には実績馬、チュウワウィザードとカフェファラオの2頭。これらを3連単マルチながしで挑みたい。
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