第25回 NHKマイルC 予想

予想
2020/5/10 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シャチ 牡3 57.0 木幡育
1 02 タイセイビジョン 牡3 57.0 石橋脩
2 03 レシステンシア 牝3 55.0 ルメール
2 04   プリンスリターン 牡3 57.0 原田和
3 05 シャインガーネット 牝3 55.0 田辺
3 06 ギルデッドミラー 牝3 55.0 福永
4 07   メイショウチタン 牡3 57.0 吉田豊
4 08   サクセッション 牡3 57.0 横山典
5 09 ラインベック 牡3 57.0 津村
5 10   ハーモニーマゼラン 牡3 57.0 大野
6 11 ラウダシオン 牡3 57.0 Mデムーロ
6 12   ボンオムトゥック 牝3 55.0 田中勝
7 13   ニシノストーム 牡3 57.0 江田照
7 14 ルフトシュトローム 牡3 57.0 レーン
7 15   ソウルトレイン 牡3 57.0 藤井勘
8 16   ストーンリッジ 牡3 57.0 松田
8 17 サトノインプレッサ 牡3 57.0 武豊
8 18   ウイングレイテスト 牡3 57.0 横山武

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
MH
ミドルハイ
03の出方が鍵となる。控えることもできつつあるだけに、このコースで積極的に先行するか否かでペースも変わりそう。ただ、スローペースにはなりづらい。
信頼度
C
実力伯仲
素質馬が揃ってのフルゲート。展開やペースも読みづらく、難しいレースとなりそう。
予想本文 

~ 無敗馬ブーム? ~
 牡牝のG12着馬に、新鋭の無敗馬が挑み、例年以上に面白みがある今年のNHKマイルカップ。今年の3歳世代のここまでのG1レースはすべて無敗馬が勝っている。比較的荒れることが多いこのレース。ここもその流れで無敗馬が勝つかという点もみどころ。

 なんだかんだといって、今メンバーで地力No1はレシステンシアだろう。牝馬ではあるがこの牝馬世代のレベルの高さは周知の通り。ただ、やはりどうしても気になるのが東京マイルのコース。桜花賞では控える競馬ができてはいたが、基本的には差し馬有利の舞台。先行押し切りを図るには行きすぎず、押さえすぎずのペース配分が難しいところ。そこを当代一の鞍上がどう御するか。

 朝日杯2着後、復帰初戦を快勝で飾ったタイセイビジョンは貫禄をみせた。後方にいながら馬群をさばき、内に切れ込んでの勝利。馬群を気にせず、完成度の高さを伺わせる。東京コースに実績があることも心強い。朝日杯で敗れたサリオスは別格の馬。ここなら当然の主力級。時計的にも問題はなく高速決着にも対応できるだろう。

 シャインガーネットは東京コースで怖い決め手の持ち主。展開や馬場次第のところもあるが、ハマれば軒並み差し切る末脚がある。別路線組だが、その前走の内容は重馬場を考慮すれば時計も出ており好内容。現在の状態で左回りコースなら、この相手でも面白い。

 無敗馬ルフトシュトロームにも注目。前走NZTでは破格の時計で勝利。中山コースのため、このレースとの連動性も薄いが、十分説得力のある内容だった。左回りに変わる点は確かに不安材料ではあるが、それ以上に気性的なムラが見受けられるだけにその点の方が心配。当日気配はよくチェックしておきたい。

 前走、毎日杯の勝ち方は着差以上にインパクトのあったサトノインプレッサ。最後方から、直線前が空けば、反応よくぐんと伸びてきた。そのスケールの大きさは認めるも、重馬場で右回りしか経験がないだけに、この舞台ではまだ未確定要素も多く、今回は様子見の体。

 ギルデッドミラーも面白い存在。前走でタイセイビジョンに2馬身差と水を開けられてしまったが、内容はそれほど悪くはない。ややムラっけがあるところもオルフェーヴル産駒らしいところ。裏を返せば激走の可能性も。

 皐月賞で大敗してしまったラインベックもまだ見限れない。基本的に左回りで良績が多く、東京コースで復活の目は十分見込める。中距離戦線が期待された超良血馬だが、案外マイルの方が向くかもしれない。

 ラウダシオンは距離伸びてどうかだが、近2走の内容がよい。朝日杯ではルメール騎手を背にしながらの大敗となったが、その後の成長と今後の伸びしろに期待したい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

03=02
→05,14,17,06,09,11
(36点)
当日は天候が少し微妙だが、良馬場前提ならレシステンシアが押し切るとみる。ただ、不安要素が少ないのはタイセイビジョンで、相手筆頭。この2頭からの3連単マルチながしが基本線。素直に人気決着ともいかないのがこのレース。無敗馬2頭に敬意を払いつつも、ギルデッドミラー、シャインガーネットの3枠2頭に注目したい。ヒモ穴傾向の強いレースのため、できればヒモは手広く行きたい。
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