第20回 ヴィクトリアマイル 予想

予想
2025/5/18 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り
  • 稍重
    見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 クリスマスパレード 牝4 56.0 石川
1 02 ステレンボッシュ 牝4 56.0 戸崎圭
2 03 アルジーヌ 牝5 56.0 レーン
2 04   サフィラ 牝4 56.0 松山
3 05   ラヴェル 牝5 56.0 津村
3 06   ミアネーロ 牝4 56.0 ディー 取消
4 07   ワイドラトゥール 牝4 56.0 北村友
4 08   シンリョクカ 牝5 56.0 木幡初
5 09 アドマイヤマツリ 牝4 56.0 田辺
5 10 ボンドガール 牝4 56.0 武豊
6 11   シングザットソング 牝5 56.0 斎藤
6 12 シランケド 牝5 56.0 Mデムーロ
7 13   ビヨンドザヴァレー 牝5 56.0 菱田
7 14   マサノカナリア 牝4 56.0 横山典
7 15   ソーダズリング 牝5 56.0 坂井
8 16 クイーンズウォーク 牝4 56.0 川田
8 17 アスコリピチェーノ 牝4 56.0 ルメール
8 18   アリスヴェリテ 牝5 56.0 池添

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
MH
ミドルハイ
何が何でものタイプはおらず、引く馬がいないものの、外から18が被せてくるようだと、先行激化の可能性も。最後方からの追い込みもなくはない。
信頼度
D
混戦
人気に偏りが出て、意外と難解な一戦。本命馬の地力は信頼しつつも、崩れることを狙った方が、期待値が高い。
予想本文
~ マイル女王争奪戦 ~
牝馬限定のマイル戦で、牡馬にも通用する一線級の牝馬が出ても、あっさり負けてしまうこともある不思議なレース。先に安田記念を控えていることから、一流馬は目一杯に仕上げられない事情もある。今年も主力馬以外も力のありそうな馬が揃って、激戦が予想される。
◎ アスコリピチェーノ
阪神JF、桜花賞、NHKマイルカップと一連のマイルG1での実績を考慮すると、やはり アスコリピチェーノ は無視できぬ存在。豪州でのただ一度の大敗も、海外の稍重馬場で、適性外といってよい。懸念があるとすれば、やはり久々の国内戦。しかし、馬なりで6F 79.1-ラスト11.2で自己ベストの追い切りを見せられては黙るしかない。引き続き鞍上もルメール騎手が継続とあらば、逆らう余地はあまりなさそう。ただ、圧倒的人気馬も敗れるケースが多いレースでもあることは忘れてはならない。
◯ ボンドガール
マイル戦、それも牝馬限定戦ならやはり地力上位の ボンドガール 。NHKマイルCこそ大敗も、不利を受けてのもので、完全に度外視できる。前走、阪神牝馬Sでの5着が考えものだが、32.9の末脚で上がっており、敗因としては位置取り的なもの。東京コースに変わって見直せるし、かえってこの敗戦が人気に影響すれば狙いやすい。ただ、そうはいっても追い込み一辺倒ではリスクも伴い、気性的に難しいところのある馬、当日の馬場も気になるところで、一発は期待できるが、噛み合わなければ大敗する可能性も。
▲ シランケド
3連勝と勢いにのっての参戦、 シランケド 。1頓挫あっての休み明けで挑んだ重賞挑戦を勝利したことは大きい。休み前よりパワーアップして帰ってきたことを印象付けるレースぶりだった。初のマイル戦、東京コースと初物づくしではあるが、思ったほど人気でもないようで、ここは同馬の勢いに便乗してもよさそう。1週前追い切りではパワフルな動きを見せており、フレッシュな状態で臨める点も好ましい。
△ ステレンボッシュ
桜花賞ではアスコリピチェーノに勝利し、牝馬3冠レースすべてで馬券に絡んだ ステレンボッシュ 。前走の大阪杯こそ、古牡馬相手の壁に打ちのめされたが、牝馬限定戦のここなら。ただ、桜花賞馬ではあるが、中距離でも結果を残してきた馬だけに、どちらに転ぶかは不透明な部分も。さらに前走は負け過ぎな感もある。その分、アスコリピチェーノとは人気差がでそうで、牝馬限定戦での叩いた上積みに期待してみたいが、追い切りは絶好とまでは言えない感じ。
△ アルジーヌ
前走の阪神牝馬Sでは、サフィラに敗れはしたが、33秒フラットの素晴らしい末脚を繰り出した アルジーヌ 。時計としても自己ベストで、ここにきて本格化の様相を呈している。加えて、鞍上には名手レーン騎手。さらに同騎手は東京マイル戦ではめっぽう強く、このレースも勝ち負けの常連でもあるので、非常に心強い。馬自身もマイル戦は6戦4連対の実績を持ち、ここも好勝負する可能性は高い。
☆ クイーンズウォーク
牝馬3冠レースでは思うような結果を残せなかった クイーンズウォーク 。2走前の小倉牝馬Sでも1番人気に応えられず、見放されつつあったが、牡馬相手の金鯱賞で勝利。重馬場をこなし、左回りへの適性を示したことで、今回の条件にもピタリ。
☆ アドマイヤマツリ
新馬戦大敗後、連帯パーフェクトの実績でここに挑んできた アドマイヤマツリ 。特に前走、福島牝馬Sを完勝したのは好印象。ただ、ここはさらに相手が強くなる。ここで通用するにはもう一段上の力量が必要だが、案外やれてしまうかも知れない。
☆ クリスマスパレード
最内を引いた クリスマスパレード は、好枠を活かし逃げの一手か。東京マイル戦での逃げ残りは難しいところがあるが、今回は展開的にそこまで早いペースにならない可能性も高い。初のマイル戦だが、高速決着にも裏付けがあり、ハマれば面白そう。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭ながし:

17=10
→12,02,03,16,09,01
(36点)
やはり、アスコリピチェーノのは頭一つ抜けている印象。ただ、一筋縄でいかないことも多いこのレースだけに絶対視はできない。3歳時は互角の闘いをしたステレンボッシュも気になるがマイル戦をいうことを踏まえると一歩譲り、ボンドガールとシランケドを相手候補にしたい。配当的には分散傾向で、特に1番人気を絡めると、分が悪い。馬券は3連単で点数も控え、アスコリピチェーノとボンドガールの2頭軸マルチながしで軽めに勝負したい。
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