第92回 日本ダービー 予想

予想
2025/6/1 3歳以上オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝2400m
    左回り
  • 稍重
    見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   リラエンブレム 牡3 57.0 浜中俊
1 02 ショウヘイ 牡3 57.0 C.ルメール
2 03 エリキング 牡3 57.0 川田将雅
2 04   ドラゴンブースト 牡3 57.0 丹内祐次
3 05   レディネス 牡3 57.0 横山典弘
3 06 ファンダム 牡3 57.0 北村宏司
4 07 ミュージアムマイル 牡3 57.0 D.レーン
4 08   エムズ 牡3 57.0 戸崎圭太
5 09 ジョバンニ 牡3 57.0 松山弘平
5 10   トッピボーン 牡3 57.0 岩田望来
6 11   ニシノエージェント 牡3 57.0 津村明秀
6 12   カラマティアノス 牡3 57.0 池添謙一
7 13 クロワデュノール 牡3 57.0 北村友一
7 14   ホウオウアートマン 牡3 57.0 田辺裕信
7 15   ファウストラーゼン 牡3 57.0 M.デムーロ
8 16   ファイアンクランツ 牡3 57.0 佐々木大輔
8 17 マスカレードボール 牡3 57.0 坂井瑠星
8 18 サトノシャイニング 牡3 57.0 武豊

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
18が外から被す形で逃げそうだが、無理はしないはず。極端にかかる馬がでない限り、ハイペースにはなりづらく、かといってスローまでには落ち着かない展開。
信頼度
C
力通り
展開面での有利不利はなく、馬場もある程度は回復の見込み。基本的には皐月賞経由の地力上位馬の再戦ムード。
予想本文
~ レベル高い皐月賞馬 ~
今年の皐月賞は中山競馬場ながら、前後半の1000mが、前半59.3で後半はなんと57.7。まくり馬、ファウストラーゼンの存在があったとはいえ、近年にない高速決着。当然そのレベルは高く、条件の変わるダービーとはいえ、他路線からの割り込みは難しいかもしれない。
◎ クロワデュノール
皐月賞を断然1番人気ながら2着に敗れた クロワデュノール 。随分、無難に乗ったなという印象で、まくり馬を行かせたあとは、外々を回って早めの仕掛け。結果これが最後響いたが、中山なら、ある程度は仕方ないところ。今回は広い東京コースで状況が違う。また、状態もひと叩きされ、態勢十分。特に前走では休養明けに体重を落として戻ってきたため、追い切りも手控える必要があった。今回は馬体も戻り、しっかりとした追い切りができている。状態としてはこれで負けたら仕方がないと思えるほどに仕上がっており、ここは負けられない一戦。配当期待値が低くとも、今回は頭固定まで視野に入れておく必要がある。
◯ ジョバンニ
皐月賞は非常にごちゃつくレースとなったが、何度も不利を受けていたのが ジョバンニ 。何度もぶつけられ、手綱を引く場面もあり、見ていて気の毒な展開。だが、それでも闘志を失わず、4着入線してみせたことはさすが。勝ちきれない戦績から人気は低めだが、ホープルフルSでは本命馬の2着。地味な存在ではあるが、どのようなレースでも安定した結果が残せることは連軸候補としてありがたく、配当的に旨味もある。ただ、器用性に優れたタイプだけに、皐月賞の方がある種、向いていたとも言える一面も。力通りに決まる東京コースでどこまでの競馬ができるかは未知数。
▲ ミュージアムマイル
前走、皐月賞では圧倒的1番人気馬を相手に定め、見事に差し切ってみせた ミュージアムアイル 。鞍上の好騎乗も光ったレースぶりだった。名の通りのマイラーという訳では決してないものの、距離延長は少し気がかりなところはある。ただ、それを補って余りある皐月賞のレースぶり。自在性があり、鞍上の指示どおりに動ける高いセンスにも信頼が置け、今回乗り替わりとなったが、その屋根はレーン騎手ならなおさら。また追い切りも絶好で、直前こそ軽めも、1週前に7F 96.7-終い11.0と万全。配当的なところで評価を下げたが、あっさり2冠制覇があっても驚けないデキにある。
△ マスカレードボール
マスカレードボール の前走、皐月賞はコーナーでのごちゃつきの中、かなり後方からのレースとなってしまった。それでも馬群の中で我慢し、直線空いたところで猛追。この精神力と勝負根性は特筆すべきもので、不利がなければ結果も変わっていたかもと思わせる内容。器用なタイプではないだけに、今回の広い東京コースは本領発揮の舞台。ここがあらためて真価を問われる一戦となる。外枠は痛いところだが、鞍上も坂井騎手に変わって、本來の先行スタイルでの競馬ができそうなところも魅力。
△ ショウヘイ
ハイレベルな皐月賞組に対し、もし割り込める馬がいるなら、その最たる候補となる ショウヘイ 。前走、京都新聞杯は道中落ち着いたレースぶりで、ラストはしっかり33.8の末脚を繰り出し、圧勝。2走前のきさらぎ賞では権利がとれなかったが、思い切った休養策が良い方に出たようだ。ただ、そのぶん今回のローテはタイトになり、メンバーレベルも強化されるが、それでも…と期待させ力量がある。東京コースもこの馬にはやりやすいだろう。鞍上人気と、馬券的にどう折り合うかがポイントだが、決して無視していい存在ではない。
☆ ファンダム
こちらも別路線から3連勝で駒を進めた ファンダム 。特に前走、毎日杯はかなり優秀な内容で、スローとはいえ、とても届かなそうな後方から、終い32.5と驚異的な末脚で差し切ってみせた。この競馬っぷりに加え、無敗馬だけにどうしても人気を背負うが、それに応えるだけの勢いもある。新馬戦でレコード勝ちも決めており、高速決着にも自信。追い切りでも、その自慢の末脚を存分に披露しており、初コースではあるが、直線長い東京コースでは不安より、期待の方が大きい。
☆ エリキング
骨折5ヶ月休養明けで、いきなりの皐月賞では同情の余地もある エリキング 。叩いた上積みがどこまで見込めるかだが、1週前には一杯に追って、ラスト11.2でまとめ、全体としても及第点の動き。2歳時は新馬戦から王道ローテを進み、3連勝したほどの実力馬。ガラリ一変できるか、改めて地力が問われる舞台になるが、ここまでの実績を鑑みるに一票投じてみたい。
☆ サトノシャイニング
皐月賞は2番人気だったが、5着に敗れた サトノシャイニング 。ただ、道中、何度もぶつけられ、もともと気性的に難しいところがあるだけに、敗戦もやむなしの一面もある。今回は大外枠で確かに不利には違いないが、東京コースということもあり、うまくコース取りができれば、2走前のきさらぎ賞の完勝の実績がその光を取り戻す。距離への不安はその折り合い面のみ。
馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチながし:

13=09
→07,17,02,06,03,18
(36点)
13=07
→09,17,02,06,03,18
(36点)
皐月賞で6着だったマジックサンズは後のNHKマイルCでアタマ差の2着。一概に計れるものではないが、ホープフルSの内容も加味すると、やはり皐月賞のレベルは相当高く、基本的にはこの上位組を信頼。中でも主役はやはりクロワデュノール。今度は鞍上も負ければ交代も覚悟の上での騎乗となろう。取り巻き陣もなかなか骨っぽいが、人気でも信頼したい。馬券はクロワからの3連単勝負。相手はジョバンニとミュージアムマイルでマルチながし馬券で。配当次第ではクロワ1着固定を厚めに。
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